アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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ジャベリンのあの台詞を聞いたときに頭がスパークした衝撃で筆が走ったお話です…(˘ω˘)

注目ポイント:ジャベリン。


ジャベリンはマンネリ化を防ぎたい

「ジャベリンです!あれれ?好みの女の子が秘書艦になったから、どうしていいか分からないって顔してる!」

 

 

毎度お馴染みジャベリン登場時の台詞。

 

 

しかし、いい加減聞き慣れてきた指揮官は次第にマンネリしていた。

 

 

そこで…

 

 

「え?秋田?指揮官、帰郷でもするのですか?…はい?え?そっちではない…?…うーんそうですねぇ…ちょっと次の担当する時までに考えてみますね!」

 

 

 

 

次の担当する日がやって来た

 

 

「ジャベリンです!あれれ?建造して狙った子が出ずに資材溶かした時みたいな顔してる!」

 

 

その直後、指揮官はがっくりと肩を落としてしまった。

 

 

「えええ!?どうしたんですか指揮官~!!…まさか…あ、マジでしたか…ご愁傷さまです…ほら、今日もお弁当作りましたから、後で食べましょ?ね?」

 

 

ジャベリンに支えながら、執務をこなす指揮官なのであった…

 

 

 

…………………………

 

その後の大講堂にて…

 

 

 

「見事にクリティカルヒットだったです」

 

「メンタルに鎧袖一触……」

 

「抉り込んだね…ジャベリン…」

 

「怒られはしませんでしたが…今朝はなんだかお通夜ムードでしたよ…ということで!皆さんのご助力をお願いしたくて!」

 

 

「なるほど、それならば綾波たちに任せるのです」

「 い つ も の 」

「議題は登場台詞…ですかね?」

 

「ありがとうみんなー!」

 

 

手元のフリップにそれぞれが考えた台詞を書き、それをジャベリンが音読する、という方式である。

 

完璧にバラエティの大喜利である。

 

……………………

 

では1発目は綾波から行くです。

 

 

 

 

『あれれ?カッチャマ…に抱き枕カバー見付かってどうしたら良いか分からないって顔してる!』

 

 

 

 

 

「エグい(確信)」

 

「その時の指揮官って、研究中に独り言呟いてたり、一人でニヤケてるのを目撃された時のビスマルクさんの様な顔…みたいなものですかね?」

 

『それはそれで見てみたいですね…次お願いします』

 

 

……………………

 

 

次は、ラフィーが行くね?

 

『ん、よいしょっと』

 

 

「何してるの?ジャベリン…」

 

『シャチホコ立ち…ですっ』

 

「おおー」

 

「その時点で出オチじゃないのそれって!?」

 

 

ん…綺麗なシャチホコ立ち…上出来。

 

 

『くっ…ありぇれ?…で、出禁になった芸人さんが突然押し掛けてきてどうしたら良いか分からないって顔してる!』

 

 

「最初、ちゃんと言えてなかったのです」

 

『結構、きついんですよぉ…これ…』

 

 

 

…以上、次の番までラフィーは寝る…おやすみ…

 

 

 

……………………

 

 

では、このZ23の番ですね!参ります!

 

 

 

 

『あれれ?Z23かと思ってたらジャベリンやんけって顔してる!』

 

 

「ニーミ、出番が少ないからってステマは流石にアウトなのです」

 

 

「自分を売る…」

 

 

『むしろダイマ?ああ、○○だと思った?私だよ!みたいな?』

 

そうそう!ウケを狙ってみたんだけど…難しいなぁ…

 

 

 

 

 

…………………………

 

 

綾波、閃きましたので二回目発表させてもらうですっ

 

 

 

 

 

………ではジャベリン、手筈通りに…

 

 

『ええっと…このスイッチを入れて…と』

 

 

 

\ブシャー!!/

 

 

 

「!?!?」

 

「炭酸ガス!?」

 

「トコロさんとタケシさんの番組で使ってるやつ………?」

 

 

 

 

 

\ジャジャジャジャーーン ジャジャジャジャーーン/

 

 

 

 

 

 

 

『いよーーーっっし!!しきかーーーん!!元気かァァーーーー!!』

 

 

 

 

 

 

ド派手な登場なのです。

 

 

 

 

 

「スリルな音楽は草」

 

 

「エ○ちゃんどんだけ好きなの!!?」

 

 

 

コンセプトは…『一回の戦果よりも一回の伝説』…です!

 

 

「かの現人神みたいなコンセプトだなおい!?」

 

「ジャベリン、目が血走ってる」

 

 

 

 

 

『うおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

 

 

 

指揮官に向かってダッシュして…ダイブ。

 

 

 

「一回の戦果よりも一回の伝説…」

 

 

「それじゃ執務室出入り禁止になっちゃうでしょ!!?」

 

 

『ぬううううううううん!!!』

 

 

 

 

…NO SIGNAL…

 

 

 

 

 

「ジャベリンの霊圧が…消えた…?」

 

 

これで指揮官もイチコロです。

 

 

「どっちの意味でイチコロなの!?これじゃどっちも怪我するじゃん!!?」

 

 

………………………

 

そんなこんなで語り尽くし…

 

 

「皆ありがとう~参考になったよ!」

 

 

 

「是非とも参考にしてくださいです」

 

「信じれば救われる」

 

「途中からどこが参考になるのか私には分かりかねるけど…ジャベリンらしさで選ぶと良いですよ!」

 

 

そんなこんなでお開きとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の当番の日……

 

 

 

 

「いよーーーっっし!!!しきかーーーん!!元気かーーーッッ!!?」

 

 

 

 

指揮官はジャベリンの新たなる登場パターンに激震が走った。なによりその血走った目。

 

 

ジャベリンは指揮官に向けて全力疾走の末にダイブし、執務室の指揮官に困惑とパニックに加えて神話を刻み込んだ。

 

 

なんとか落ち着かせた後、指揮官は『やっぱりいつもの通りで良いや…』と命じたという。




閲覧ありがとうございます。


今回はジャベリンのお話でした。
ゲームにおいて、スマホの画面をぶち破ってすっ飛んでくるようなことはないと思われるのでご安心を。

このお話を見てジャベリンのことが気になりだしまった指揮官がいらっしゃいましたら、是非ともお気に入りや感想、投票をお願いしますm(_ _)m

それでは、また筆が走り終えた時、また投稿します。

by筆者

突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)

  • どっちもやだよ、おう。
  • えぇ…(困惑)
  • 中身がベルファストのおばちゃん1号。
  • 中身がおばちゃん1号のベルファスト。
  • いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)

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