アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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まさかの三回目。

ではどうぞ。


オフニャの知らない世界 #3

オフニャの知らない『王家グルメ』の世界。

 

 

オフニャも思わず…

 

 

「私はお前に恨まれるようなことしたか…?」

 

 

その知られざる『王家グルメ』とは…?

 

 

 

 

 

母港…スタジオにて。

 

 

「今回のこれ…王家グルメっていうの?あのーアズステでネタ送って採用されたり運営からもらえる奴…今回のゲストは…ロイヤルのプリンスオブウェールズ?うちには不釣り合いな位の高貴なお名前だけど…このスタジオにお呼びして本当に大丈夫…?」

 

『王家グルメ』の文字がクローズアップされる。

 

「……と言うわけで、プリンスオブウェールズさんでーす」

 

 

 

 

 

 

「ごきげんよう」

 

 

 

歓声が上がった。さすがSSR艦。

 

 

 

「では、こちらの席へどうぞー」

 

「失礼致します…」

 

 

………………

 

 

「この、王家グルメって言うのは、一体何なの?」

 

「ロイヤルでは古くから伝わるお料理の事です」

 

「へえ…ロイヤルの古くから伝わる…古(いにしえ)のお料理なのね!…なんだろ?魔女の宅○便に出てきそうなの想像してるんだけど…

 

「ふふふ、今回はですね…」

 

「はい」

 

「『スターゲイジーパイ』と呼ばれるものをご紹介いたします!」

 

 

「スターゲイジーパイ…?」

 

 

……………………………

 

 

【スターゲイジーパイとは】

 

 

はい。 諸説有りなのですが……

 

その昔、嵐により魚が取れず、飢餓に貧したある村の漁師が、命懸けで漁に出て、無事に尚且つ村全体に提供できる程の魚を得て帰って来た。

 

 

 

 

 

 

 

「今で言うと…よゐ○のハマグチさんみたいな人?」

 

 

 

『とったどォォォォォォォ!!!』

 

 

 

 

うーん…まぁそんな感じですかね?

 

その漁師の勇気を称えて食べられるものでして、捕らえた魚が見えるように顔を出してパイに入れられて振る舞われたのです。

 

 

 

「そうなんだぁ…何のお魚?」

 

これですか?これはピルチャードと言います。ニシン科イワシ類ですね。このピルチャードを含めて7種類入れて作ったそうです。

 

 

「なにその魚のバトル・ロワイアル…」

 

 

代用品としてサバやニシンを用いることもありますよ。

 

「へぇ~」

 

 

 

 

ピルチャード、イカナゴ、トラザメ、アジ、ニシン、クロジマナガダラの6種類…でも、7匹目がわかってません…

 

「分かってないんだ…7匹目…なんだろうね…?」

 

 

ほんとそれです。

 

 

 

 

お魚だけって訳ではなく、ジャガイモ入れたりとか具材のバリエーションは豊富です。

 

 

 

 

 

………………………

 

 

 

「そして!」

 

「…え?」

 

「こちらが、本場のレシピで作りました、スターゲイジーパイです!」

 

 

 

「作って来ちゃったの!?」

 

 

銅鑼の効果音と共に蓋が外された。

 

魚の頭と尻尾が飛び出ている。

 

 

 

 

「私はお前に恨まれるようなことしたか?」

 

 

 

 

PoWと観客は笑ってしまった。そして、オフニャは再び目線をスターゲイジーパイに移す。

 

 

 

「どこから突っ込んだらいいのよこれ……」

 

 

「どうでしょう…!このフォルム!」

 

 

 

自信満々なPoW。

 

 

オフニャはうーんと唸りつつこう一言。

 

 

 

「うん、魚の墓標ね」

 

 

スタジオ中は再び爆笑。墓標の二文字はきっと恐ろしげなフォントで字幕が出ていてもおかしくない。しかし、オフニャからはそう見えていた。

 

 

 

「これさ…せめて、せめて切り身にはできなかったわけ…!?」

 

 

あまりに仰々しい見た目。思わず溢れる本音。

 

 

「習わしだと頭は取り出さずに焼くそうなので…中身はほぐしてます。そうそう、星を見上げるお魚さんに見えませんか?」

 

 

 

「見えなくもないけど、どっちかというと、この世の全てに絶望して放心状態になってる様に見えるんだけど…」

 

 

 

「では試食しましょうか」

 

 

「待って?ホントに食べるの?」

 

「是非是非」

 

 

「ま、まぁ……分かった――」

 

 

PoWはノリノリで切り分けていく

 

 

「サクサクな耳に良い立てちゃって~パイ生地!音だけでお腹いっぱい…」

 

 

「それで目を開けるとこれですからね?www」

 

 

「現実ってつらいな?」

 

 

「そうですね…はい!どうぞー」

 

 

「ありがとうございます…それじゃ、いただきます…」

 

 

オフニャは口に運ぶ。パイ生地はサクサクしている。

 

 

「…うん」

 

「どうですか?」

 

「お魚は美味しいのよね…うん、なんかね?一緒に食べると、なんか…んーって感じ」

 

表現しづらいオフニャ。食べれない味ではないと言う。

 

 

「ちなみに…ロイヤルのとあるレストランだと、ザリガニと羊肉だとか…」

 

 

「………それもっと早く言おうな?」

 

 

 

………………………

【おまけ】

 

 

「ウェールズちゃんってさ、鯛焼き好きなんだって?」

 

 

「そうなんです…オフニャさんも?」

 

 

「そうなのよぉ…!」

 

 

「あぁ^~たまりませんよねぇ^~…ふふふ…」

 

 

「今、すごい声出てたわよ貴女…!?」

 

 

「ついwwwwww」

 

 

「ご趣味に王家パーティとかあるけど、そこで出たりするの…?」

 

 

「勿論…!ベルファスト辺りが用意してくれますよ!」

 

 

「ベルファストちゃんが作ってくれるの…?」

 

 

「はい。重桜伝統の一丁焼きで…くるくるっと」

 

 

「メイド服なのは…まぁ、メイド隊だからメイド服がね?ユニフォームだからね…あのベルファストが一丁焼きで鯛焼きよ?指揮官…へぇ…」

 

 

「是非今度オフニャさんも」

 

 

「機会があればね、是非…」

 

 

 

 

To be continued…?

 




ウェールズさんのお話でした。

そんなこんなでウェールズさんの口調変だったら許して…

突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)

  • どっちもやだよ、おう。
  • えぇ…(困惑)
  • 中身がベルファストのおばちゃん1号。
  • 中身がおばちゃん1号のベルファスト。
  • いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)
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