アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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台風19号、通りすぎましたね…

赤城の知らないゲームの世界…の続きです。


赤城の知らない世界(!?) 下

……前回の、赤城の知らない世界は…

 

 

 

赤城、ロングアイランドの手引きでゲームの世界に踏み込む!

 

 

「お姉さんって、どんな人なのー?」

 

「物腰低くて――こんな感じ」

 

『ふんっ!ふんっ!ンー!』

『ひでぶっ』

 

「姉さん……ごめんね?」

 

 

そして、マルチプレイに挑戦!プレイヤー登場!

 

「綾波です」

「吹雪だよ!」

「夕張…」

「みんな大好き加賀さんだZO☆」

 

 

「…」

 

謎のプレイヤー『あましろさん』電撃参戦!

 

 

赤城による初マルチプレイ対戦が始まる…?

 

 

 

 

……………………………………

 

 

「台詞のところ、見事に編集しやがったわねぇ?」

 

スタッフ、出演者が笑い出す。あましろさんも口許を押さえてる。

 

 

「まぁ、マルチっていっても、ほぼローカルだねー。じゃあ、ええっと…最初はどんな感じかフィールド内を動いてみようと思うの~」

 

 

赤チームは、赤城、加賀、ロングアイランド…しかし、一人足りない。

 

青チームは、あましろさん、綾波、吹雪、夕張。

 

 

赤チーム、ここはどうするか。

 

するとそこに…

 

 

 

「どうもー」

 

オフニャが入場。

 

「あらオフニャさん!」

 

「赤城ちゃんもゲストのロングアイランドちゃんも、皆さんもお揃いで~」

 

挨拶に回る。

 

 

「じゃあ、オフニャさん赤チームにお願いしますなのー」

 

 

「はーい」

 

 

オフニャは着席する。

 

「これが私のキャラね」

「そうなのー。実はここにお呼ばれする前に作ってみたのー」

 

顔を白く塗った猫耳スキンヘッドでメッチャガチムチ。

 

「あら良い男じゃないですかぁオフニャさん」

 

「このスキンヘッドの丸みがちょうど私の登頂部に似てるわww」

 

 

『えー皆さん聞こえるかにゃ?』

 

「明石ちゃん!?」

 

『あ、どうも皆さん。実況はー明石でお送りするのにゃ。ええっと、プレイヤーの皆の気が散らないように、この後実況は観客席にだけ聞こえるようにしておくにゃ』

 

「結構本格的ですね?」

 

「あれね、Eスポーツの大会みたいな感じね」

 

 

『実際のものとはかけ離れてるくらい緩くいくにゃ。一回目はチームデスマッチ。復活できるけど、先に40キル取った方が勝ちにゃ。赤城、ラスボス風を維持できるかにゃ…?』

 

 

「えーっと……頑張ります☆」

 

「ベターに言ったな?」

「指揮官さん、勝った方にさ、何か奢ったげたら?ご飯とかさ」

 

指揮官が苦笑いする。

 

 

「あら、では指揮官様にご飯デートお願いしましょう♪…良いですよねぇ?」 

 

 

「赤城さんめっちゃ目がぎらついてるのーwww」

 

「見とけ、これが赤城だよww」

 

 

「一応だが姉様にとっては平常運行だからな?」

 

 

「あったり前じゃないの…指揮官様だもの」

 

 

 

 

出演者とスタッフ含め、スタジオ中が大笑い。

 

………………

 

【対戦一回目-チームデスマッチ】

 

 

両チームヘッドセットを身に付ける。

 

 

「獣耳あるのにヘッドセットっていうね。すごい、綾波たちを見てみて?さも当たり前みたいに着けてるっていう」

 

赤城が突っ込む。

 

 

 

 

 

… v(・_・)v

 

ダブルピースで応答する青チーム。

 

 

 

『mission start.にゃ!』

 

 

「始まったわ」

 

「よし、ロングアイランド、二人ずつで分けよう。姉様と私で右へ」

 

「了解なのー。じゃあ、幽霊さんとオフニャさんは左ルートで進軍するのー」

 

 

『おお、二手に別れた赤チーム。一方青チームは…』

 

 

「あましろさん、位置についたです。ロングアイランドはこの辺り得意だから絶対取りに来るです。」

 

あましろさんはか細い声で指示を送る。

 

 

『どうやら青チームはなにか作戦を展開しているにゃ…?』

 

 

「さて、この辺りに…」

 

「多分綾波ちゃんとかこの辺りにいそうなの…」

 

 

全く気配が無いと思った矢先。

 

「あ、やられた!」

 

加賀が打ち負けた。

 

「姉様一度戻って。いるぞ」

 

「……あ」

 

「二人ともやられたの…スポーンしたら慎重にね?誰かしらリスキルやらかしててもおかしくないのー」

 

 

「ヤバイわねこれ……緊張感パナい…」

 

率直な感想を述べるオフニャ。

 

 

「姉様、盾持ってみたら?w」

 

「盾?あるの!?ほんとだ。これでいきましょう」

 

『おお、ここで加賀の薦めで盾を持った赤城にゃ。ライオットシールドは銃弾を防げるにゃ。正面だけ。』

 

 

「盾持ちいる…!」

「赤城さんじゃんw」

「ん…?あましろさん…?はいなのです。では集中砲火です」

 

 

「ホラ撃ってきなさいよホラホラホラホラ……」

 

 

赤城に向けて集中砲火する。

 

 

 

 

「綾波たちね~?来なさいよホラホラ…あっ」

 

 

 

すると、突然誰かに倒された。倒したのは『あましろさん』

 

 

 

 

「嘘でしょ!?あいつ今どっから撃ってきた!?」

 

赤城が驚きの声を上げるとチーム全員に笑い声が続く。

 

 

 

「あ、背後かぁ」

 

「背後はよく狙われるの~」

 

 

「私ショットガンで5キル目よ」

 

黙々とオフニャはキル数を稼ぐ。

 

「姉様、盾もう一回やってくれませんか?」

 

「良いけど…はい」

 

「よしこれで前進しよう」

 

 

 

『おおーっとここで盾持ちの赤城とライフル兵の加賀がタッグにゃ~!弾丸が弾かれるぅ~!』

 

 

 

「あ、いいねそれ~!」

「よしリロードするぞ」

「これで皆で移動するのーww」

「盾ってすげぇ」

 

 

両チーム善戦するも、ここであましろさんがスタングレネードで目眩ましの末、連続キルして終了。

 

結果は青チームの勝ち。

 

 

………………

 

【二回戦目 サボタージュ】

 

リスポン無し。

 

攻守に別れ攻撃側は爆弾を設置し爆破で勝ち。全滅するか爆弾を解除されたら負け。

防衛側は敵の全滅か、仕掛けられた爆弾を解除することで勝利。

 

三点先取で勝利。

 

『さあ、ある意味チームの絆が試されるにゃ。ではmission start.にゃ-!』

 

 

 

ゲーム開始。一先ずロングアイランドと加賀に付いていく赤城とオフニャ。何と再び盾を選んだ赤城。

 

 

果たして…?

 

 

お互い良い勝負。

 

 

2点ずつ。残す最後のラウンド。赤チームが丁度攻撃…。

 

 

「あ、すまんやられた!」

 

「やーらーれーたー ごめん」

 

「ごめんなさい爆殺されたわ…」

 

「ごめん、殺られた…」

 

加賀とオフニャが倒され、相手チームは夕張と吹雪が倒れる。

 

 

綾波とあましろさん。なんとか相討ちで綾波とロングアイランドが倒れる。

 

 

『さて、ここからあましろさんと赤城の一騎討ちにゃ!』

 

 

緊張感が走る。

 

 

出くわして弾を貰うも何とか盾でほぼ防ぎきる。

 

すると、なんとあましろさんも弾切れ。

 

 

「やばいww赤城さんがww良い勝負してるww」

 

 

「食らえシールドバッシュ!」

 

しかしうまいこと距離を取られ、回避。

 

 

「焦らないで~落ち着いていくの~」

 

 

 

その後、爆発物設置エリアの手前での攻防。

 

すると、タッチの差で赤城のシールドバッシュが命中。

 

 

ゲームは決着。

 

拍手でお互いを称え合う。

 

 

「さて、あましろさん、今日はどうでした?」

 

 

オフニャが質問した。

 

すると…あましろさんは答える。

 

「そうですねぇ…」

 

「…え、嘘…」

 

赤城はその声に聞き覚えがあるのか、口許を手で押さえる。

 

すると仮面を外し…

 

「初めてにしては、凄い善戦でしたね…楽しかったです!」

 

 

「天城姉様…!?」

 

 

「赤城姉様、気付かなかったのか?」

 

 

 

「あ、あましろさん赤城さんのお姉さんだったのー…!」

 

「どうしよう…さっきのシングルプレイの時めっちゃ姉いじりしちゃった~!!プレイヤーキャラの時…!」

 

「赤城…?もっ、モヒカンにしなかっただけ、今回はよしとしましょう……」

 

 

「許してもらえて良かったねぇ赤城さん!幽霊さんも何だか救われる思いなの……!」

 

 

 

 

『ふん、ふん、ンー!』

『ひでぶっ』

 

※イメージです

………………

 

 

 

 

 

「さぁ、どうだった?今回…司会やってみて」

 

「楽しかったです!また機会がありましたら是非とも!……そう言えば、オフニャさんゲームやる方だったんですね…」

 

 

「そうなのよ。つい運動不足でさ…だからこんな真ん丸なのよ……って何言わせんのよ!?勝手に言っちゃったけどさ!?」

 

 

 

 

 

to be continued...?

 




閲覧ありがとうございました。

プレイしたゲームは色々ごちゃ混ぜです。

天城さん(˘ω˘)

ではまた来週からも筆が走り終えた時に投稿して参ります。m(_ _)m


by筆者

突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)

  • どっちもやだよ、おう。
  • えぇ…(困惑)
  • 中身がベルファストのおばちゃん1号。
  • 中身がおばちゃん1号のベルファスト。
  • いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)

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