アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です―   作:ブロックONE

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前に公開した『カミって何だ? by加賀』に続く、加賀さんの疑問シリーズ(仮)の二回目。



…では、どうぞ。


あの日見た動物の鳴き声を私はまだ知らない。 by加賀

ある日の重桜の寮舎にて…

 

 

「姉様」

 

「加賀、どうしたの?」

 

 

加賀はふと赤城に訊ねた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キツネって…どう鳴くのだろうか」

 

 

 

一瞬静まり返る。

 

 

 

「こん、こん、じゃなくて?」

 

「姉様……それは流石にフィクション臭くないですか?」

 

 

「なら、加賀はどう思うわけ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ンバアアアアア」

 

 

 

「待って!そんなVTECみたいな音の訳ないでしょ!!」

 

「ふふふ、そうか…」

 

 

「当たり前じゃない!そんな音してたら動物園のキツネの所が環○族になってるわよ!」

 

 

 

という訳で、出撃も無いので聞いて回ることにした。

 

 

「前もこんな風に動いた覚えがあるわね?」

 

「気にしたら負けです、姉様」

 

……………………………………

 

 

 

 

「キツネの鳴き声…ですか?蒼龍姉様…」

 

「こんこん、とはよく聞きますね…あまり聞いたことない様な…」

 

「殆ど母港勤めですからね…」

 

こんこん派であった。

 

 

「たしかに!ゆーきやこんこんって言いますね?」

 

「飛龍、そっちのこんこんじゃないって…」

 

「じゃあ、タンスにおくやつですかね?」

 

「それはゴンゴンよ」

 

 

 

二人はコント染みたやり取りを始めた。確かに、母港や近くの町を除き、セイレーン警戒のため、ほぼ海の上の艦船からすれば動物園なんてあまり行ったことは無いのだった。

 

 

 

「ダメだこいつら。早くなんとかしないと」

 

「貴女が振ったんでしょ!?」

 

 

次に当たることになった。

 

 

 

…………………………………

 

 

五航戦を見付けた。

 

 

 

「あらぁ、先輩たちではありませんかぁ?」

 

「ええと、どうされました?」

 

 

 

「安心しろ。ゲットしてイートする様な真似はしない」

 

「加賀…台詞、何だかルーっぽいわよ?」

 

 

「あの生八つ橋食べたのは…決して普段の仕返しとか、わざとじゃ…ひいいっ!?」

 

 

 

「翔鶴お前…赤城姉様のは良いとして、私のまで手を出したというのかっ…!」

 

「怒るところそこ!?待って!地味に私の扱いひどくない!?ねえ!!」

 

 

 

 

 

 

…しばらくお待ちください…

 

 

 

 

 

 

 

 

「という訳で、キツネは何と鳴くか…だ」

 

 

「むー……そんくらいググれば良いではありませんか~」

 

「翔鶴姉言い過ぎだよ!?」

 

「答えてくれたら許す。翔鶴、お前から答えてくれるか?」

 

 

 

 

 

 

「私ですかぁ?はぁ…仕方ないですねぇ…」

 

 

すると、コホンッと咳払いをして…

 

 

 

 

 

 

 

 

「……こやぁーん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、許さん♪」

 

「わああ!?待って!待ってください!ちょ、ちょ、待って、引っ張んないでー!?ポロリと行っちゃいますからああ~!!

 

「うわあああ翔鶴姉ええええええ!!?」

 

 

「スタッフさん!ボカシ入れて!今すぐよ!今すぐ!早くして!!!やめなさいっての!放送コードに___」

 

 

 

 

 

 

 

…しばらくお待ちください…

 

 

 

 

 

「オヨメニ=イケナイ…」

 

 

「翔鶴姉…よく持ちこたえたね…ポロリまではしてなかったから元気だして?この生八つ橋食べる?」

 

「タベ=リュ……」

 

 

「よしよし…」

 

 

 

「瑞鶴はどう思う?」

 

「そうですねぇ…こやーん…ですかねえ…?翔鶴姉と見た動画だとそんな風に聞こえた様な…だよね、翔鶴姉?」

 

 

「そうね…って加賀さん!?うわ、ちょちょちょwwww引っ張らないで!?引っ張らないでえええ!!や、やめろぉ!!?

 

「スタッフ、ボカシー!!加賀!止めなさいっつの!!」

 

 

 

 

…しばらくお待ちください…

 

 

「Oh…Oyome=ni=Ikenai…」

 

「Ikenai…?」

 

「Ikenai…」

 

「ポロリ…シテナカッタヨ?」

 

「ソウナン?」

 

「ウン…多分」

 

「…コレ地デジ?」

 

 

 

 

 

 

「多分地上波だな。礼を言うぞ。生八つ橋の件は許す」

 

 

何故か片言になった鶴姉妹に礼を言い、五航戦の部屋を出ていった

 

 

「今度…中にTシャツとか着ておきましょうか…」

 

「そうだね…」

 

 

……………………………

 

 

「まったく、また随分と騒がしくしておるのう。誰かがポロリしたらこの作品R指定になるではないか」

 

「「長門様…!」」

 

 

「今回は二人だけか…まぁ良い…それで、何だ?」

 

 

「はい、実は加賀がキツネの鳴き声がどんなのか気になっている様で…」

 

「夜も眠れません」

 

「ふむ…」

 

 

すると顎に手を当て暫し考える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くぅーん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「犬じゃん」

 

「こ、こら…!」

 

 

「えーだって姉様…それ一昔前にTVCMでやってた消費者金融のチワワみたいじゃないですか…」

 

「おっと、それ以上はいけないわ。」

 

 

「ほう…?…まぁとりあえず、これを見るがよい………」

 

 

長門は懐からタブレットを出して動画を加賀に見せることにした。

 

 

 

数分後。

 

 

 

「…良くわからん鳴き声だな…」

 

「キツネの鳴き声はいろいろ聞いた側の解釈が多岐に渡っている。余が聞いたのはこの声。あくまでほんの一例に過ぎん」

 

 

他の動画でも怯えたような鳴き声だったり、ワンと鳴いていたりする。

 

 

 

 

 

「……翔鶴たちに謝ってくる…」

「そうね。そうしなさい…?」

 

 

「次は指揮官を……」

 

「だからダメだっての!!あの人をポロリさせたらそれこそ執務室出入り禁止になっちゃうから!!」

 

 

 

重桜の寮舎は本日も平和であったとさ。




閲覧ありがとうございました。


あれですね、キツネの鳴き声って面白い声してますよね。


そんなこんなで、加賀さんたちの尻尾をモフりたくなった指揮官の皆様がいらっしゃいましたら、是非お気に入り登録、感想、投票をよろしくお願い致します。


では、また筆が走り終えた頃にm(_ _)m



by筆者

突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)

  • どっちもやだよ、おう。
  • えぇ…(困惑)
  • 中身がベルファストのおばちゃん1号。
  • 中身がおばちゃん1号のベルファスト。
  • いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)
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