アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
アプリ内の『明石のお願い』から着想得て、閃いたまま筆を走らせました。 アプリ版の展開とは異なります。
では、どうぞ。
購買部から不知火がお送りいたします。
大変な起こりました。それは、明石から仕入れたスポンサー別装備箱に…………ありました。
重桜のスポンサー様は、お馴染みの蔵王重工です。その箱を開けると…一つ商品が入っております。
まず、天山、これはいいですね。
二つ目の箱、流星。これもいいですね。
三つ目。
三つ目…何が出るかな、何が出るかな…(棒読み)
『シーファング』
………ん?
シ ー フ ァ ン グ
これ、ロイヤルのヴィスカー製じゃないですか…
鉄血発の企業、クラップ社様からのMe155Aとかならまだ分かります。陣営的には同盟ですからね…でも企業ですと…どうですかねぇ…(遠い目)
あのネコめ、もしや梱包をミスりましたかね?
気心知れた同胞故、疑いたくはありませんが。
実際に聞いてみた。
Q.別のスポンサーのものが入ってましたが。
『そ、そんなわけないのにゃ…まさか…そんな…』
プツッ
あっ
切りやがりましたね。確か電話線は指揮官様ご着任後に新しく引き直しましたからね。
さて、リダイヤルしてやりましょう。
『はーいもしもしー?』
不知火です。切らないでくださ…
(プツッ ツー ツー ツー ……)
あのネコめ。リダイヤル攻撃が一回だけだと思うたか…
ふっふっふ………
あ、明石?なぜ切るので…
(ツー ツー ツー)
またですか。
そしてかれこれ20回のリダイヤル攻撃を行い…
やっと出てもらえました。
『わ、悪かったのにゃ…ちゃんと確認してくるにゃ………だからリダイヤル攻撃は止めてほしいのにゃ…』
そうでしたか。電話線を引っこ抜かなかっただけ、よしとしましょう。こちらこそ失礼いたしました(遠い目)。
ではお待ちしております。
少しした後……
『もしもし?明石にゃ。今見たら、箱に入れる装備品の数に幾つか誤りがあったのにゃ…今回は本当に申し訳ないのにゃ…』
あら?そうだったんですね…。
『それに、イマイさんが世間に知れ渡った理由がわかった気がするのにゃ…』
では改めまして……
Q.混入してたらどうすれば?
『うーん…その場合は…避けて上手いこと売ってくれるかにゃ?』
…なるほど。
こうしてこの母港にまた一つ、新たなトリビアが生まれた。
母港 ペンネームぬいぬいさん(??)からの種から生まれたトリビア。
"明石も梱包の誤り"は実在する。
『それを言うなら、"弘法も筆の誤り"にゃ!種とかいつ投稿したのにゃ!?』
とりあえず納入分はこちらで上手くやっておきますゆえ。
にしても、指揮官様にはどう説明したらいいのでしょう。
あ!
不肖、不知火。
閃きましたっ____
…………
翌日の購買部にて。
「ん……?不知火、これは何なのです?」
購買部にやって来た綾波は、新商品の看板の付いた陳列棚に並べられた『Tiar ?』と記され、何処のスポンサーかも分からない装備箱を見付け、訊ねた。
「それは、新しい装備箱セットでございます。ランダムで他社の製品が混ざっております。まさしく運次第です。5つセットでこれくらいとなっておりお求め易くなっております。決して梱包ミスを誤魔化しているわけでは…」
(ボロが出てる感じがするのです…)
T o
B e
C ontinued...?
閲覧ありがとうございました。
アプリ版ではこんなことは多分ありませんと思うのです。
というわけで、このお話を見た後に不知火のファンになったり、明石にリダイヤルしたくなった指揮官様がいらっしゃいましたら、是非お気に入り登録やご感想、投票をおねがい申し上げます。
では、また筆が走り終えたら投稿して参ります。
突然ですが、『中身がおばちゃん1号のベルファスト』と、『中身がベルファストのおばちゃん1号』、どっちが良い?(今後のお話に関わる予定)
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どっちもやだよ、おう。
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えぇ…(困惑)
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中身がベルファストのおばちゃん1号。
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中身がおばちゃん1号のベルファスト。
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いやー(この中で選ぶのは)キツいっす(素)