アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
オフニャの知らないメイド隊の世界!
ロイヤルが誇るメイド隊の一日、そして!
オフニャ、メイド隊に入隊か!?
「さあどうぞ…なにフフって?遠慮要らないから!いいから飲めって!ここまで安心できるオカマはいねえぞ?しかもそれ、か○だ健やか茶だからさ、ポットの中身」
爆笑ご奉仕…!?
……………………………
「…えー今日も始まるのだけれど…なにこれ…メイド隊の世界ですって。メイドって…あのメイドさん?え?ロイヤルに回転したメイドカフェの従業員さんじゃなくて、マジもんのメイドさんなの?」
スタッフに目をやるとスタッフはカメラの死角にて頷く。
「マジで…?って、ちょっとスタッフと指揮官ニヤケてるけど、メイド…好きなの?」
スタッフと指揮官はニヤケつつも頷く
「素直でよろしい!」
そこでスタッフはまた頷く。あまり立場的に放送中は滅多なことで声に出せないが。嬉しそうである。
「という訳で、今回のゲスト、ロイヤルメイド隊の皆さんです。どうぞー」
すると、メイド服の一団がやって来た。
『失礼いたします』
ハキハキと挨拶を済ませて入場する。
「それでは…こちら雛壇みたいなところなんだけど、どうぞー」
着席。
「壮観だわ…皆メイドさんなの?」
『はい』
………………………………
「じゃあ一人ずつお名前を」
「メイド長のベルファストでございます」
「シェフィールドです」
「ベルファストの姉のエディンバラです」
「サフォークです」
「hello!ケントです」
「カーリューです」
「キュラソーです」
「シリアスです」
「すっげーよこれ。お前らよく見とけ、皆マジモンのメイドさんよ?」
観客に笑いを起こす。メイド隊の艦船たちも思わず笑っていた。
「何から話そっかぁ?この中でさ仕事サボったことある方居たりする?」
すると、サフォークとエディンバラあたりが苦笑いしつつも目を一瞬泳がせる。するとベルファストが二人の方を見た
。
「今さ、ベルファストちゃんすっっごい顔してたわよ?」
「いえいえ、そんな事は…ありませんよ…?」
苦笑い。
「え?誰よサボったやつ!?って顔してたぞ…」
リプレイ再生。
「あら、本当…!わたくしったらガッツリ顔に出てましたね…!」
………………………
「ちょっとさ…一回目をつぶって貰える?」
メイド隊は目をつぶる。
「この中でさ、メイド長とかにバレずにさ…サボる方法編み出そうとした子、素直に手を挙げてみて?」
すると…
全員手が上がる。
「えぇぇぇぇ!?」
驚くオフニャ。
なんと、ベルファストも挙手した。ちょっと赤裸々。
「タモさんの番組みたく何分の一ってのがいると思ったらこれか!!」
「ちょっと皆さ、目ぇ開けてみ?」
皆は開けてみると、ベルファストが挙手したのが驚きだった。
「え?メイド長!?」
「あーやっぱりそうでしたか…」
「マジですか…?」
「因みに…ベルファストちゃんの場合、それっていつ頃?皆気になるわよね」
「…前任者がいた頃、ですね」
ハキハキと話すも、ベルファストは笑いながら直ぐに顔を伏せてしまった。
「あの頃は…未熟でしたもので…神出鬼没な方でして…二~三分くらいなら平気かなーって…」
「前任者の方はどうされてるの…?」
「…メイド長が私になったあとも、続けてます…!」
「まだ現役メイドさんなのね…!そうか…神出鬼没なの?」
「…はい」
「もしかしたらさ、スタジオにさ、観客に紛れてるとかない?前任者さんのお名前何て言うの?」
「ニューカッスル様です」
「ニューカッスルさーん?」
「…?…あ!」
「あら、居た?」
「はい、私ですが…♪」
メイド隊たち苦笑い。
「ベルファストちゃんのサボりについて…」
「あ、はい、存じてましたよ?」
「あの頃は…申し訳ございません…!」
非は素直に認める潔さ。
「構いませんよ、時効ですし。あ、そうそう、エディンバラとサフォークがカモメさん数えてるのもたまに…」
「「バレてた!?」」
…………………
「メイドの一日の、まぁ一例なのですけれど、こちらをVTRでご紹介しようと思います」
「はい」
……
【VTR】
『お早う御座います今日はよろしくお願いいたします…』
『あらお早う御座います、スタッフ様、こちらこそ』
午前4時。
メイドの朝は早い。
「結構早いのね…」
「ご主人様よりも早めに起きてって感じですね」
スタッフに挨拶後、朝食の準備等々で役割分担する
その後、指揮官を起こしに向かう。
「指揮官、お前なぁ…世の男性の幸せだぞ?」
(指揮官、苦笑い)
「起こすとき、確実に起こす方法ってあるの?」
「定番なのは、日の光を浴びせる攻撃ですね。日差しがすごいので、何故かサテライトキャノンって呼んでます」
「サテライトキャノン!?朝なのに?」
「ケントが名付けました」
「いいネーミングでしょ?」
お昼、今回はのお世話や執務の手伝いしつつ、頃合いを見て紅茶やお菓子の用意を行う。
「紅茶が美味しそうなのよねこれ…」
「ありがとうございます」
「茶葉何処で買ったの?」
「そこのスーパーの安売りで買ったものですね」
「安売り!?メイドさんが安売り!?行くんだ…?シリアスちゃんも?」
「そこが一番お安いので、よく利用させていただいております…20日30日5%オフのところにも…」
「AE○N行くんだね?」
指揮官は会議のため講堂に。護衛にはシェフィールドさんとシリアスさんが担当。今回は対セイレーンの新装備の件で鉄血のビスマルクさんと会議に。
『スタッフさん。これから会議なので…指揮官お借りします』
「ビスマルクちゃんも丁寧ね?」
「素養はありますね」
そして、会議終了後に連絡をくれるそうで、その間は別のところに移動。
キュラソーさんたちがなにやら料理の指導中。
「先生ね?」
「姉は先生の経験がありまして…」
「いえいえそんなことはないですよ?ふふふ♪」
すると、オフニャは映像からあることに気づく。
「あれ?あのちっちゃい子…」
「あの子はベルちゃんです」
「子持ちなの?」
「い、いえ…明石さんの実験でメンタルキューブから生まれたそうです…私もよく存じ上げません…」
「あのネコ娘…またあいつか!www」
「メイド見習いとして日々精進をしております」
するとスタッフが窓から外を映した時…
『あれ?誰ですかね?』
スタッフが近づくと…
「おいこれ、サフォークちゃんじゃないのか?」
『こんにちは…』
『へっ!?こんにちはー…』
『ええと、何をされてるのですか?』
「堂々と聞くのね!そこ!?」
『雲さんを…』
『雲?』
『この頃っ天気が荒れてますから…?』
「雲行きが怪しいと思いまして…あはは」
「そうかそうか…(遠い目)」
その後、エディンバラさんのお菓子作りのために連行され…スタッフも見させてもらうことに。
「お菓子作りには自信ありですっ」
「確かあのケーキセットとかも作ったそうですが…」
エディンバラの横で、サフォークは胸を撫で下ろす。
「ほーっ…」
夜に備え、ベッドメイクはカーリューさんが担当。
『結構こだわる感じですか?』
『そうですね…ご主人様に気持ちよく寝ていただきたいですから…となると…ここを…こうして…』
「カーリューちゃん、拘るんだ…」
「細部まで拘ります!はいっ」
なんと、スタッフに力説するカーリューさん。
「え!カットされちゃったんですか!?」
「カーリューちゃん、ごめんなさいね?」
「では別の機会に!」
夕食を終えて、片付け。後はケントさんとシェフィールドさんが指揮官が夜更かししないように監視し、寝静まったところでお仕事は終了。
「私、やっと出てきた!」
「その間どうしてたの?」
「執務のバックグラウンドでのお手伝いとか、委託で出た皆のお迎えとかしてました。差し入れとかおやつとか用意したり、あ、サフォークもいましたからね?」
「はい、いました~」
「今ね、ベルファストちゃんが……うん、うん、よろしいって顔してたわ…」
(ベ)迫真の顔。
………………………
「忙しいんだねぇ…?」
「適材適所、サフォーク様は天気悪くなると教えてくれますし」
「えへへ~」
「見てんのか?毎日?ん?」
「…はいw」
「そうか…!見てるのか…!(遠い目)」
「それとさ、シェフィールドちゃんとシリアスちゃん?SASみたいだったわよ?」
「ソウジは得意でございます」
「誇らしきご主人様の為でしたらば」
「シリアスにキルハウスをやらせると、凄い勢いで制圧していきます」
「いえいえ…そんなことは…ww」
「あ、はい!」
ケントが挙手
「サフォークって、カモメ見るとめちゃくちゃ強くなるんですよ!」
「え?そうかなー?」
「カモメ!?」
「そう!セイレーンやっつけた時、やつらの量産型の船体に大穴開いてたもの!」
「これやベーやつだわ…困ったら空にカモメ放っとけばなんとかなりそうね?」
…………………
「では、オフニャ様にもメイドのお作法を体験してもらいたく思います」
「体験コーナーか…あれ?増えてない!?」
ニューカッスルとベルちゃん登場。
「登壇いただきました。…では、ご主人様…」
「指揮官を使うのか!マジか!」
苦笑いしながら登場する。
「本格的に…その方が」
「本格的にって、こいつ本人だよ!?」
「では先ずお手本を…」
すると、シェフィールドがお手本を行う。
それをオフニャが真似することに。
「お茶を注いで~」
「注いで~…それで、さあ…ご主人様へ」
「フフっ…」
苦笑いしている指揮官。遠慮がち。
「さあどうぞ…なにフフって?遠慮要らないから!いいから飲めって!ここまで安心できるオカマは早々いねえぞ?しかもこれ『か○だ健やか茶』だからさ、ポットの中身!」
メイド隊、出演者全員爆笑。
「中身をお教えするのは…安心させる面では、良い心掛けかなと思います…www」
「そうなの?ww」
「まぁ、あの、茶葉の名前をお教えしますから、ええ…材質的には、その方がわかりやすいですね…」
……………
「いやーほんとすごかったわ…メイド隊…」
「左様でございますか?」
「うん…戦闘とかもやるんでしょ?」
「はい…セイレーンたちには空気をお読みなってほしい時もありますね…料理中に警報鳴る事もありますから…」
「あら…おいピュリっち~そこでスタッフに紛れてる…そう、あなたよ!」
ピュリファイアー発見。
(違う!あれは私じゃないから!料理の件は私全然関係ないから!)
手と首を横に振って否定する。
「普通に居ましたね…!」
閲覧ありがとうございました。
今回はロイヤルメイド隊回でした。
無論、原作のアプリとは何ら関係ありません(一応)
そんなこんなで、イ○ンのショッピングモールが昔ジャ○コだった時代に足を運んだことある指揮官様がいらっしゃいましたら、是非ともお気に入り登録、ご感想、ご投票お願いいたします。
では、次回はまた筆が走り終えた時に投稿して参ります。
by筆者
突然ですが、次の中でまた見たいと思ったネタシリーズは?
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