アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
ではどうぞ。
10月と言えば何だろう。
そう、ハロウィンだ。
重桜の某スクランブル交差点では、若者が仮装して闊歩し、ゴミの不始末がなんだの、ニュースじゃ決まってどこかの飲食店が今年はどうだのと取材を受けている映像が流れる。
そのハロウィンはの日は迫り。この母港でもどんな仮装をするか考えている艦船達がいた。
「さて、ハロウィン何着ようかなー」
駆逐艦ジャベリンは、今年のハロウィンに参加する予定とのこと。
綾波はどこか見当たらず、ニーミは現在指揮官の執務。ラフィーもどこかに向かったきり。
現在はジャベリン一人。
すると……
「なるほど、あのスクランブル交差点のある街に繰り出すのですね、わかります」
綾波が魔女コスで登場。
「綾波ちゃん!その格好は?」
「魔女なのです。去年着たやつがクリーニングから帰ってきましたので」
「カンワイイ…」
「見つめてるとリリカルトカレフキルゼムオール!するのDEATH☆」
「呪文から先が殺伐ゥゥ!!?」
そんなこんなで、ハロウィンに備えて見て回ることに。
「テラーは棺とミイラなのです…あれ?もう二つの棺桶は…」
「片方…寝息が聞こえるね…?」
開けてみることに
一つ目…
「がぱっとな、です」
「あ…!」
棺の中にはラフィーが寝息を立てている。
そしてもう一つの棺開けると…
「やったのー!今のチーデスは幽霊さんたちの勝ちぃ~!あ、綾波ちゃんにジャベリ……」
棺を閉めた。
スマホゲーに勤しんでいたのはよく見えた。
もはや言うまでもなかった。
「今のって…」
「…開けてはならない棺だったみたいです」
「もー、幽霊さんやっとでばんなのにー」
「ロングアイランド…そこで何を?」
「新しい引きこもりエリアのテストだよ~明石ちゃんに頼まれたの~」
「電波通るのです…?」
「ばっちり通るよ~」
「むにゃ…?あ、綾波、ジャベリン」
「どうしたの…?」
ラフィーが目覚めた。
すると隣の寝ていたはずのテラーも。物音で
「ゾロゾロ起き始めたのです!?」
「見知った顔なのにこわいよ!?」
薄暗い部屋故か。
一度退散することに。
途中でエレバスとキョンシーコスの三日月を見掛ける。
「綾波~ジャベリン~」
三日月がぴょんぴょんと跳び跳ねながら近づいてきた。
「三日月はキョンシーなのです」
「可愛い~…あ、前…見えてる…?」
札が三日月の目に覆い被さっていた。
「……ギリギリ」
「一方のエレバスは妙に似合うのです…」
「闇夜の空に浮かぶ魂たちのつぶやきが聞こえるわ…何を言っているか、知りたい…?」
「なら当てて見せるのです。違和感仕事しろ…これにはヨークもビックリ、です」
「あら、そう…それってつまり普段からこういうの着てそうだとか、そう思ってない?」
「何故かヨークさんを引き合いに出した事には突っ込まないんですね…」
各々準備があるらしいので一度別れることに。
すると、エディンバラと、メンフィス、そしてグナイゼナウがハロウィン関連の準備しているのを見付けた。
そして、物陰でほくそ笑むアバークロンビーも……
その頃の明石のお店では……
「さて…ハロウィンの準備はこれで一段落にゃ…」
なにやら企んでるような笑みを見せる明石。その最中、つけっぱなしのテレビでは天気予報が流れている。
『台風が接近しています。繰り返し、お伝えします。台風が接近してます____』
その後、母港を通っていく予想図が映し出されていた…。
to be continued...
閲覧ありがとうございます。
次回に続く、と思います(何
では、また筆が走り終えた頃に投稿して参ります。ではまた。
by筆者
突然ですが、次の中でまた見たいと思ったネタシリーズは?
-
唐突なるオギノメヨウコ作戦
-
加賀さんの疑問シリーズ
-
三笠大先輩のミカラップ
-
あの海カート
-
オフニャの知らない世界