アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
ユニコーンを加えたアヤザイル。
そのキレの良さから一気に研修生からレギュラーに昇格。
そして、新しいネタを混ぜて第二章の幕が上がり、次のライブに備えて、早速ポラリスと話に向かうのだった。
「というわけで、よろしくお願いいたします…です」
「よろしくお願いいたします…」
ポラリスのメンバーたちと挨拶をかわす。
すると、綾波は赤城の方を見た。
「赤城さん…」
「なぁに?」
「なんか若々しいのです…」
「そこは突っ込まないで頂戴…」
…………………
後日。『お互いに曲を披露し、最後は一緒に歌う』という提言に、お互いは合意。後は細かなネタの会議を行う。
「じゃあ、これをここで…です」
「それいいですね」
「この時にこちらに行っていただいて…」
その帰り。
「実は、会議の後にポラリスのみんなとアヤザイルのみんなでカラオケ行く約束だったのです……しかし…」
「来ませんね」
綾波とニーミはカラオケボックスに来ていた。
どうやらガスコーニュたちは、急用で来れなくなっていた。
「どうやらこれだと来れなさそうですね?」
「それなら仕方ないのです」
ガスコーニュたちが委託の条件に合うためにやむ得ず向かうことになってしまった。その代わり、指揮官や他のアヤザイルメンバーを呼ぶことに。
「「おまたせー」」
その間に、ラフィーとジャベリンがやって来た。
指揮官も続いてくる。その表情は、仕事から漸く解放された金曜のサラリーマンの時の様な面持ちである。
綾波に続き、艦船たちはお礼を言う。
指揮官は苦笑いするもハンドサインで私のことは気にするな、と返答した。
「では、早速始めましょうです。ガスコーニュたちの分まで歌うです」
そして、順に歌い始めた。
…………
ガスコーニュたちはというと…
「チクショウめぇ~!」
「はいはい金髪テンプレ…というか総統ネタいただきました。さて、急がないと…うう…指揮官様ぁ……」
「ううう…こういう時、レポートとか死ねば良いのに…って思いますね…」
「みんな元気だしてよ!?」
「「レポートタヒね」…同意の感情を認む…うぅ…」
「大丈夫だよ!これ仕上げよう?そうりゃ少しは時間できるって!」
クリーブランドが何とか士気を保たせる中、必死でレポートを仕上げていた…!!
……………
「レポート…終わるんですかね?結構お互いに楽しんでましたし…」
「ライブ延長につき、その経過は必要なのです…やむ得ないのです…多分綾波たちもμ兵装を託されると同じ目に合うかもなのです…」
「や、やめてよ綾波ぃ!?」
「じゃあ、次はジャベリン歌いまーす、です!」
ジャベリンが自分の番が来たのでマイクを取る。
「指揮官。ラフィー、コーラ飲みたい」
「指揮官、私はグリーンティーを頼んでも良いか?」
そこにはエンタープライズたちの姿も。すっかりノッている。
そこで、すっかり週末のサラリーマンと化した指揮官が代わりに注文する。デスクワークが板に付いた彼には注文の電話など朝飯前だった…!
楽しむ反面、ポラリスたちといつかカラオケへ行く約束は忘れてない主人公ズ(特に綾波)。
「これ…ガスコーニュたちが見たらどんな顔するのかにゃ……あとは赤城とか特に…」
「ぶっちゃけ考えたくもありませんね…明石、ここは楽しみましょう…」
明石と不知火もちゃっかり参加していたのだった……!!
To be continued...
閲覧ありがとうございました。
これ後が怖いな…(特に赤城)
そんなこんなで、艦船たちとカラオケへ行ってみたいと考えたことがある指揮官様がいらっしゃいましたら、是非ともお気に入り登録したり、ご感想やご投票をよろしくお願いいたします。
では、また筆が走り終えた時に。
by筆者
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