アズールレーン ―あの素晴らしい海をもう一度、です― 作:ブロックONE
母港付近の演習海域
「さあ、行くわよ!ドーンときなさいっ」
気合いを入れるロイヤル戦艦、ウォースパイト。今回、ここで何らかの演習が行われていた。
その演習とは…
「うおらあああ!!饅頭どもぉぉ!掛かってこいやぁぁぁ!!」
ウォースパイトの向こうを張るのは浮き輪にのって向かってくる饅頭たち。
(軽くキャラ崩壊してますね、ウォースパイトさん…)
(戦士っていうか、レスラーみたいになってるです)
(あの子ったら、自分の強化アイテムが掛かってるものだから、やる気だしてるのよ…)
ジャベリンと綾波、そして、クイーンエリザベスがその様子について言及している。
(ウォースパイトさん、撃ってませんよ!?)
(敢えて弾は入れてないみたいね)
「ッシャァオラァァ!!!いったああ!?」
プロレスラーめいた怒号を放ちつつ、群れをなして向かってくる赤い浮き輪の饅頭を避け、青い饅頭に激突していく。ちょっと痛そうである。おまけに饅頭が乗った浮き輪は、触れると爆発している。
(これってなんの訓練です?)
(戦士としての心を鍛えるものだそうよ…)
(爆発してますよ!?)
饅頭の爆発に巻き込まれるウォースパイト。おまけに自分から突っ込んでいる。
「痛いって!?ちょっと止めっ!痛いって言ってんでしょきゃあっ!!」
悲鳴が聞こえてくる。
(過酷なのです…)
(戦士のメンタルトレーニング…と言うべきなのかしら…)
(メンタル鍛える前に命がへし折れますよねこれ!?)
(ウォースパイトさん、下手するとドMにも見えてしまうのです)
(それには同意だわ…)
(えええ!?ていうか止めなくていいのですか?)
「ウラーラーラーラー!」
(黄金伝説のハマグチさんみたいになったです)
(これ、止めた方が…)
(うーん、確かにこれはいい加減止めた方がいいわね)
「そこまでよ!一旦お止めなさい!」
「陛下!しかしうわっ」
「ウォースパイトおおおおお!!?」
「ってあの饅頭の群れ…こっちにも来たです!?」
「来ないでええええ!?」
「撃って!撃って!」
綾波たちは装填してある実弾で処理することになった。
「饅頭怖い…饅頭怖い…」
そして…放心状態のウォースパイトを何とか曳航することに成功した。
「それで、こうなったのですね…案の定…」
「もう、だからあれだけ無謀だって言ったのよ、ウォースパイト…」
クイーンエリザベスはウォースパイトに声を掛ける
「これも戦士の証のためです…これも戦士の…」
控えていたメイド隊とクイーンエリザベスによりウォースパイトは介抱されていた。
その翌日に復帰し、また懲りずに饅頭に果敢に挑んでいくウォースパイトの姿が確認されたとか。
綾波たちはその不屈の精神は見習わなければならない反面、それでも流石に無謀過ぎる事はしない方が良いということを学び取ったのだった。
尚、後に訂正することになったのだが、ウォースパイトが言っていた戦士の証とは、些細な言い間違いで、正確には『戦士の心得』だったことに気付くも、そこにはあえて触れないでおくクイーンエリザベスであったとさ。
To be continued…?
閲覧ありがとうございました。
ウォースパイトの荒行回でした…(˘ω˘)
一応筆者もウォースパイトはおります。なので改にすることを踏まえて今日も青い浮き輪の饅頭目掛け…
さて、そんなこんなで、このお話を見た後に『ウォースパイトもそうだけど、サンディエゴのイベントもやってほしいな…』、と思った指揮官様がいらっしゃいましたら、是非ともお気に入り登録やご感想、ご投票をよろしくお願いいたします。
では、また筆が走り終えた頃に投稿して参ります。
by筆者
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