こんなにも長い間放置していたことに謝罪するとともに、こんな私の駄文を待っていてくださった皆様に感謝いたします!
お気に入りの数が増えていたことに私自身も驚きです。
本当にありがとうございます!
遅れてしまった理由はあとがきに…。
私の妄想駄文をとりあえずどうぞ!
「え」
「ん?」
どこか驚いた、あるいは不思議そうな声を上げた2名。
前者は小野寺小咲であり、後者は一条佐久間であった。
前者、後者と述べたが2人が声を上げたのは狙ってもなかなか出せない様な、まさに阿吽の境地と言っていいほどに同時であった。
そんな2人もまさか全く同じタイミングで声を上げるとは思っていなかったらしく、お互いの顔を目をパチクリとさせて見つめ合っていた。
その際小咲が若干頬を染め、どこか恥ずかしそうにしていたのは気のせいだろう。
何故か頬を染める小咲を不思議に思いつつ、楽のペンダントを見て驚いた表情をしたのを見て、自身同様に何か楽に対して述べたいことがあるのかと思考えて「お先にどうぞ。」とそれを促した。
「ううん、なんでも無いの‼︎
多分…私の勘違い、かも…。」
小咲は尻すぼみしながら、どこか畏縮した様子でそう述べた。
「…そうか?
んじゃ、俺が聞きたいことを聞かせてもらおう。」
「な、なんだよ?」
小咲の態度にまたも不思議に思った佐久間だったが、今度は楽の方へと向き直り、楽と対面し本題へと入る。
佐久間の整った顔から作り出される先程までとは違う真剣味の帯びた表情。
整った顔だからこそだろうか…佐久間の切れ長な瞳がほっそらと薄められた時の威圧にも近い真剣さに自身の兄だと忘れ、楽は気圧される。
ただ対面しだけというのに尻込みしながら、楽は佐久間の自身への聞きたいこととやらについて述べるよう促した。
その促しに対して佐久間は一つ大きく頷くと、自身の学ランの胸のあたりにある内ポケットに手を突っ込みゴソゴソと何かを取り出そうと手を動かし始めた。
しばらく内ポケットを漁っていると不意に佐久間はジャラジャラと何かを擦り付ける様な音と共に
佐久間が内ポケットから取り出した
黄金色の円状部分の中心には鍵穴があり、それが錠であると気づかせるには容易であった。
佐久間が錠を取り出したことに対して楽は勿論かなり驚いていたが、小咲の驚き方は楽ほどでなくても目を見開き、過剰な驚き方を見せていた。
ちなみに千棘はというと、結局佐久間が持っていたのに楽に自身の所為だと責められたことに対して、どこか納得がいかずに拗ねたように口先を尖らせていた。
楽は佐久間が取り出した錠を見て一瞬の硬直の後、目の色を変えて佐久間に飛びかかった。
「お、オレのペンダントォォオ!」
飛びかかって来た楽に対して佐久間はリーチの長さを活かして、楽の頭を片手で抑え、もう片方の手で錠を高く、楽から遠ざける。
「な、なんだよ!
オレの錠だろう、返せよ‼︎」
「まぁ待てよ。
よく見てみろ、お前がさっき説明した形とは確かに一緒だが…色が違うくねぇか?」
「「「ぅん?」」」
佐久間の言葉を聞いてそれぞれに驚きの表情を浮かべていた3人が眉間に皺を寄せ、真剣な表情で楽の言っていた形状を頭の中で何度も反芻させながら、佐久間が取り出した錠に視線を注ぐ。
そこで一番最初に気が付いたのはやはり大切な物を失くした本人である楽だった。
「色が…色がオレのペンダントと真逆だ!」
「That's right…その通りだ。」
そう佐久間が内ポケットから取り出した錠…それは確かに形状は全くの同じであるが色が異なるのだ。
楽が先ほど自身で「えーと、このくらいの銀色の円状と黄金色の少し変わった十字架みたいなのが合わさった形状の錠付きペンダントなんだけど…。」と佐久間、千棘、小咲に説明していたのとは似て異なる物だったのだ。
初見で自身のペンダントと色が違うことに気が付かなかった楽に本当に大切な物なのか?とツッコミを入れたくなる佐久間は悪くないはずだ。
楽の言葉に小咲と千棘も納得の言った表情で「本当だー!」とまたもや驚いてみせた。
「じゃ、じゃあオレのペンダントは…どこに?」
「ん?失くなったままじゃないのか⁇」
佐久間の言葉を聞いて楽は膝から崩れ落ち、千棘は「げっ⁉︎」とまた自身の所為にされるのではないかと渋い表情を浮かべた。
「あ、あの〜。」
そんな時、小咲が不意にヨロヨロ〜と不安気に手を挙げて「質問いいかな?」と佐久間に尋ねた。
それに佐久間は一つ頷くだけで質問を促す。
「じゃ、じゃあ一条君が今内ポケットから出した錠って?」
「あぁ〜。このペンダントの持ち主は誰かって?」
小咲の疑問に疑問で返す佐久間。
佐久間の疑問に対して小咲は小さく頷いた。
小咲の疑問は当然の疑問であろう。
探しているペンダントは見つからず、代わりにそれとは形状は全く同じだが色違いのペンダントが見つかったのだから。
そのペンダントの持ち主は誰なのか、ましてや
「あー!確かに私も気になる!」
小咲の疑問に賛同する千棘。
楽は自身のペンダントではなかったショックからか灰になっていた。
そんな2人を見て佐久間は自身の顔に人差し指を向けた。
「俺、だけど…?」
「兄弟でペンダントのペアルック⁉︎キモッ!」
佐久間の言葉に間も置かないほどの早さで若干引き気味に千棘がそう返した。
小咲も大袈裟なほど驚いていたが、千棘とは意味が違うだろう。
「は、はぁ⁉︎違うからな!
お互いペンダント持ってるって知らなかったんだからな!
なぁサク‼︎」
「そうだぞ。流石に兄弟でのペアルックはないわ…。
兄妹なら、まぁいいが…。」
千棘の言葉に灰になっていた楽も復活し、吃りながらも必死に訴えだした。
そんな2人の弁明のような言葉に千棘はまだ怪訝な表情を浮かべ、「ふーーん…。」とジト目を向けていた。
「そ、そんなことよりもオレのペンダントはどこに行ったんだ⁉︎」
「そんなこと私に聞かれても分からないわよ!」
「別にてめーに聞いてねーよ‼︎」
「顔が私の所為だって顔してんのよ!」
「どんな顔だよ!」
「あら、トイレに行って鏡でも見てきたら〜、間抜けな顔が見えるわよ。」
「誰の顔が間抜けだって⁉︎」
楽のイライラから再び始まった口論。
佐久間は呆れたように右手で眉間のあたりを抑え、小咲はあたふたとした様子で2人の喧嘩を止めようとしていた。
「おいおい楽、こうしている間にも誰かが拾って持って行くかもしれないし、雨が降ったら落とした場所によっちゃ流されるかもしれないんだぞ?
喧嘩する暇があったら探しに行け。
桐崎も…。いちいち俺の愚弟の相手をするな。
お前も探すと言ったからには協力者なんだ、手伝ってもらうぞ。」
佐久間の言葉に注意を受けた2人はぐうの音も出ないといった表情で顔を顰めた。
佐久間はそんな2人を眺めてもう一度溜め息をついたあと、小咲に向き直った。
「小野寺もすまないが手伝ってもらえるか?」
「え?あ、うん。
最初からそのつもりだから。」
そう言ってニコッと微笑む小咲。
佐久間はお礼を言いつつ、突然ではあるが前々から気にしていたことを口にした。
「前から気になっていたんだが、小野寺は俺のことも楽のことも一条君って呼ぶよな。
不便じゃないのか?
俺のことは佐久間かサクとでも気軽に呼んでくれ。」
「え、えぇ⁉︎
そ、そんなこと、い、いきなり言われましても…!」
突然の佐久間からの頼みに動揺する小咲。
そんな小咲を見て佐久間は不安気に尋ねた。
「嫌、かな…?
小野寺が嫌なら別に構わないんだが…。」
「え、えと、あのー…。」
佐久間の不安気な表情を見てか、目を忙しなくキョロキョロしながら吃り始める小咲。
「あ、ゴメンな…。
嫌かどうか聞かれたら嫌なんて言い辛いよな…。」
「え、あ、あの…全然いいんだよ!
ただ、あの、ちょっと勇気がいると言いますか…。」
両手を前に突き出して首と同時にブンブンと左右に振り、否定する小咲。
「勇気…?
まぁいいか。別に俺じゃなくても楽のことを下の名で読んでもらっても構わないしな。
どちらか一方が変わればだいぶマシになる。」
佐久間は何に勇気がいるんだろうかと考えたが、男を下の名前で呼ぶのに抵抗がある女子もいるかと自身で勝手に納得して、何の気なしに楽の名を出した。
区別が付けばどちらでもいいと考えたのだ。
佐久間の言葉に楽の肩が少し跳ねたが気付くものはその場にはいなかった。
「…うん。ごめんね?」
「ん?ああ、こちらこそゴメンな。」
小咲の謝罪の言葉に何を謝ることがあるのかと思いつつ、佐久間も自身も小咲に対して無理強いしかけたことについて謝罪した。
「それじゃあ今日の放課後、ペンダントを探しに行くとしますか。
まずは桐崎が飛び越えて来た塀のあたりを探そう。」
佐久間の言葉に各々は頷き、次の授業の準備へと戻って行った。
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「あんたバカ?」
「ええ⁉︎」
私は友人である宮本るりちゃんの突然の罵倒につい大きな声を出して驚いてしまった。
宮本るりちゃん。
彼女は私の唯一無二の親友です。
彼女と知り合ったのは中学生の頃で、それからはずっと仲良くしています。
家族に言えない悩みもるりちゃんには良く話したりしています。
るりちゃんは女性である私から見てもすごく可愛らしい女の子です。
赤茶色の髪の毛を頭の上で一つに束ねたポニーテールに眼鏡をかけた切れ長の目はとても理知的な感じのクールビューティーさんです。
体が小柄で小動物の様なところがまた、理知的なところとのギャップがあってとても可愛らしいんです!
でも少し毒舌気味なのが玉に瑕。
そんなるりちゃんが髪を解いて、眼鏡を外すとさらに綺麗になっちゃうんです!
だから私は彼女に前々から眼鏡からコンタクトに変えることを勧めているのですが…勧めるたびに頭を小突かれます。
でもそれを知っているのが私だけということに少し喜びを感じているのは内緒です。
話は逸れましたが私がるりちゃんに罵倒されている理由…それは今朝、一条君に下の名前で呼んでいいと言われたことに私が躊躇って
るりちゃんには私の恋の悩みも話しています。私が一条君が好きということを…。
話しているっていうのには少し語弊があるかもしれません…。
るりちゃん曰く、私は顔に出やすいタイプらしくて悩んでいることや好きな相手なんかもすぐに勘付かれてしまいました…。
それからはるりちゃんに恋の悩みを良く相談しています。
「折角のチャンスを無駄にするなんて。…はぁ。」
「ごめんね。」
るりちゃんのその言葉に私はただ謝ることしかできません。
「それで…どうするの?」
るりちゃんが呆れたとばかりに頭を降っていたのを止め、不意に私に質問をしてきました。
「え、えーーと…。」
私は一生懸命に頭を働かして考えますが、一条君のことを考えると顔に熱を帯びてくるだけで一行に何も浮かんできません。
そんな私を見てるりちゃんはまた一つ大きな溜息を吐いた。
るりちゃん、ごめんね。
だからそんなに睨まないで…!
「あんた一条君に時間をちょうだいみたいなことを言ったんでしょ?
それならもう次会った時に下の名前で呼びなさい。」
「ふぇぇぇ⁉︎」
るりちゃんの無茶振りに私は悲鳴にちかい声を上げることしかできません。
「む、無理だよ〜、るりちゃん!」
「無理ってあんた…。
いつかそういう仲になりたいなら必ず通る道でしょ?」
「…そういう仲って?」
「あんたはどこまで鈍いのよ…。
男女の仲よ!男と女‼︎」
「……っ。」
るりちゃんの言葉に私は顔が煮えたぎる様に熱くなるのをかんじました。
今の私の顔はきっと茹で蛸の様に赤くなっていることでしょう。
確かに私が一条君のことが好きでいる限り、いつかはそういう仲になりたいなぁ、と望みますが…。
そうストレートに言われると意識してしまって、すごく恥ずかしい気持ちになってしまいます。
私は明日一条君の顔を見ることができるでしょうか…。
それにあのペンダント…。
それから私とるりちゃんの話…説教は長く続きました。
読了ありがとうございました!
遅れた理由はスマホの水ポチャですね…(´・_・`)
水ポチャした時期がちょうどテスト期間と被っていたこともあって、両親にスマホを買いに行く許可がもらえませんでした。
しばらくスマホを使わない期間を経験しているとスマホがないことに不便することもないなぁと感じてしまい、より買いに行くのに遅れてしまいました。
その上メモに保存していたニセコイの書き溜めが消える始末…つらい。
iPadを持っていることもあってハーメルン様の作品はいろいろ読んでいたのですが…本当に申し訳ありませんでした!
誤字、脱字、おかしな点等がありましたら報告よろしくお願いします!
感想もお待ちしております!
ーー感想についてーー
感想についてなのですが、感想を書いてくださった読者様に図々しくお願いを申し上げます。
感想に対して私に返信を望む方に関しましては、感想の終わりに返信待っているとの趣旨を書いていただければ、私が見次第すぐに返信いたします。
特に返信を望まないという方に関しましては、感想だけ書いていただければ特に問題はごさいません。
面倒では御座いますがよろしくお願いいたします( ̄^ ̄)ゞ