現代に転生した最強少女は元の世界に転移するようです   作:ゆれあ

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前回は戦闘シーンが分かりにくかったのですみません。やっぱり国語の能力皆無だな。

国語の成績が3だった人。


2話 久しぶりの外出

はぁ。少し調子乗り過ぎた。反省反省。あのまま訓練所を出たのが間違いだった。クラスの人達に会いにくくなっちゃった。

 

私は有家やクラスのヤツらを脅したあと弥石を置いてギルドに向かっていた。

 

「まぁいいや。帰ったらどうにかなってるでしょ。さーて久し振りの外出にはこんな気持ちは杞憂だし今日は楽しもう。でも城の人が追い掛けて来て捕まるのは嫌だからローブのフードは被っとこう。これで顔は見えないでしょ。」

 

確か昔の記憶が確かであればギルドはここら辺……あった。

 

そこには昔と何ら変わらないギルドの姿があった。

 

(やっぱりギルドとか地球にはない建物とかを見ると戻ってきた!ていう感じになるね!)

 

入ろう。そして早めにギルマス(ギルドマスター)に会っておこう。

 

そして私はギルドに入った。

 

 

 

 

 

 

冒険者は基本的に荒くれ者が多い。そのせいか私は低身長なので注目を浴びでいる。しかもローブを身につけて顔が見えないので注目を集めている。

 

(うわ。行きずら!なんでこんな空気になるの?!私こういう空気苦手だし!……ん?どうしたんだろう。何か皆急いでる感じがする。どうしたんだろう。うーん。取り敢えずあそこの一家心中冒険者(?)ぽい人に聞いてみよう。)

 

「あの〜。」

 

「ん?どうしたんだい?」

 

と、優しく応えてくれた。

 

「いきなり聞くのも失礼だと思いますけど皆さん急いでますけど何かあったんですか?」

 

「そんなのも知らねぇのかよ!王城から半端ない瘴気が一瞬だけ出たんだよ!」

 

「おい。この子が冒険者とは限らないだろ。依頼を出しに来ただけかもしれないし。」

 

「ごめんなさいね。このバカが変なことして。」

 

「大丈夫ですよ。一応冒険者なんで。ただ暫く冒険者を休業してたんですよ。あとこれでも一応17です。

『この子』て言われる歳じゃないですよ!」

 

「!そうか。済まなかった。ここであったのは縁だし名前を聞いてもいいか?俺はトム・バンヤード。冒険者ランクがSランクだ。俺の妻がこのメリー・バンヤード。彼女も俺と同じSランクだ。でこいつがジーナス・バンヤード。ランクがDランク。ここまで教えたから名前を聞いていいか?」

 

「いいですけどファミリーネームは言えませんけどいいですか?」

 

「いいぞ。」

 

「私はミラ。さっき言った通り冒険者です。宜しくお願いします。」

 

「宜しくね。」

 

「もう我慢できない!父さんこいつが冒険者だって信じられないよ!そしてお前。本当に冒険者か?しかも休業していたって言うことは何年かやってたんだろ!証拠を見せろよ。」

 

「おい!ジーナス!お前!今日という今日は許さん。お前はプライベートに「大丈夫ですよ。トムさん。落ち着いてください。」……分かった。」

 

「証拠なら見せます。ギルドカードを見せるのでそれで我慢してください。」

 

そう言って私はギルドカードをバンヤード家の皆さんに見せた。

 

「「は?」」

「え?」

 

まぁ、そうなるよな。そりゃあSSSランクのギルドカード見せられたらな。

 

「あ、貴女。SSSランクだったのね。」

 

「でも待てよ。俺はSSSランクなのは最強の格闘士のリーヤさんと最強の剣士のタイラーさんと最強の魔法使いの……、て、お前まさか……!」

 

「待った!言わないで!今身バレするとヤバいの。」

 

「……分かりました。」

 

「あ。敬語じゃなくてもいいよ!あ、でもちょっと手伝って欲しいんだけど。ギルマスに会いたいんだけど。」

 

「……まぁSランクの俺なら合わしてくれると思うけど……。今はやめておいた方がいいぞ。」

 

「何で?」

 

「今、王城から出た瘴気で忙しいってのに今貴族が押し掛けてきたんだ。」

 

「何の為に?」

 

「多分賠償金目当てだろう。確か貴族が来た時に暴力とかなんとかって言ってたからどうせ暴力を振るわれたとか言ってるんだろ。あんな奴に1周まわって殴る馬鹿はいない。ほら来た。」

 

そうやってトムさんに聞かされて指を指された方向を見ると

 

「あいつだ!あのローブを纏った子供だ!」

 

そう言って私に貴族は指を私に指した。

 

「は?」

 

「被害者に何だその口は!死刑だ!私に刃向かうからこうなる。」

 

「キーマス。お前がそこまでクズだとは思わなかったぞ。見ず知らずの人ましては一般人の子供だというのに……。」

 

「大丈夫です。やっぱり貴族は何年経っても変わらないな。私が変わって欲しいって思ってるところだけ変わらないな。

 

「何、ブツブツ言ってるんだよ!殺すぞ!」

 

そう言って私に向かってキーマスかな?キーマスは私に向かって魔法詠唱を始めた。

 

そしてキーマスが詠唱し始めたのをいち早く気づいたのはギルドマスターだった。

 

「やめろ!」

 

「もう遅い!ウィンドカッター。」

 

?!馬鹿か?!ここでそんなの打ったら!避けたら他の人に当たるし。魔法で相打ちにしたらギルドが爆破するし。というかバンヤードさん達が危ない!てかやばい!

 

ドカーン!

 

「あの貴族本当に打ちやがったよ!

「あそこに子供がいなかった?!」

「誰か回復魔法持ってないか!ポーションでもいい!」

 

「あぁ……。また、守れなかった。」

 

「は、はは!俺に歯向かうからこうなるんだよ。」

 

「てめぇ!」

 

「おい。ギルドマスター。キーマス様に何をする。」

 

「よい。子供一人守れなかったやつの戯言よ。」

 

「勝手に殺すなし。そうやってすぐ油断するから魔法が弱いんですよ。ね?」ニゴッ

 

そう言って私は爆風で取れたフードなど気にせずに

 

 

 

 

 

 

 

どす黒く顔は優しく囁きかける様な笑顔で瘴気を貴族に抑え目に出した。(100分の1も出してない。)

 

 

 

 

そうすると貴族の男とその兵士?は倒れた。貴族のズボンは生温かく湿っていたそうだ。

 

当然急に倒れた貴族達を見て周りの人は唖然としていた。ミラだと知っていたバンヤードさん達も唖然と顔をぽかーんとしていた。

 

「え?どうしたの?!あぁ、そういう訳か。ここは……逃げるか。」

 

私は急いで紙に「この事は別の誰かがやった、って報告しといてください。」と書いた。

 

急いでいたので日本語で書いていたことを気付かずに。

 

 

 

 

 

 

 

「やばい。やばい。この事が城の方に伝わったら……、ま、まぁ口止めしてるから大丈夫かな?」

 

そろそろ戻るかな。ちゃんと反省してるかな?この世界大体、冒険者はゴロツキだからな。……いや大体のラノベはゴロツキだらけだったわ。じゃあこれが普通?

 

閑話休題

 

これで全然反省してなかったら魔王を脅して連れてこようかな?うん。そうしよう。

 

「そこのお前此処が何処かわかってるのか?」

 

「うん。城でしょ?あと私ミラだし。」

 

「!ミラ様でしたか!すみません。無礼を働いて。」

 

「大丈夫。あと私は今は只のギルドランクSSSの奴だから。」

 

「ミラ様……。そもそもですね?ギルドランクがSSSランクの時点で只ではないですよ。」

 

「そうだった。ま、まぁそれは置いておいて入ってもいいか?」

 

「大丈夫です。」

 

そういうことが少し帰りに起きながら私は城に帰ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり部屋は最高だー!」

 

やっぱりね、城のベットはねふかふかでいいよね!こういうベットに上がるとテンション上がる!夜ご飯まで寝てよ。

 

少女休憩中

 

「うーん!」ノビー

 

「ふぁー、よく寝た。ん。あ!」

 

やべ。寝すぎた。うぅ。ご飯が私の至福だと言うの

に。今行ってもご飯ないだろうしな〜。どうしよう。暇。そうだ!小泉先生のところ行こう。

 

少女移動中

 

トントン

 

「いいぞ。」

 

小泉先生のそんな声が部屋の中から聞こえた。

 

「失礼します。」

 

「遊良じゃないか。どうした。」

 

!意外だな。昼に出て行ったことを怒らないんだな。でも一応謝っとくか。

 

「すみません。今日、昼に勝手に出て行って。」

 

「あぁ、その事か。いや、大丈夫だ。あれは三宮上に非があった事だ。で、要件はそれだけか。」

 

「暇だから来ました。」

 

「ん?!ちょっと待て。お前さっきの雰囲気を一気にぶっ壊したな!」

 

「まぁ、本命はこっちですからね。」

 

「ま、まぁいい。じゃあトランプでもしようか。ここは無難にババ抜きでもしよう。」

 

「いいですよ。というか何で持ってるんですか。」

 

「作者が渡ゲフンゲフン偶、ポッケに入ってたんだよ。」

 

「作者って何ですか?」

 

「気にするな。まだ知らなくていい。」

 

「そ、そうですか。じゃあ始めましょう。」

 

(馬鹿め!私が知識加速のスキルを使ってはいけないとは言っていない!)

 

結果

 

「うー!負けたー!」

 

「いや、普通に強いぞ。俺だって初めてだこんなに手応えがある人と戦うのは。」

 

「そうなんですか。まぁ、そうしておきます。今回は有難う御座いました。失礼しました。」

 

おかしいなぁ。知識加速のスキルで相手の顔で状態が分かるはずなのになぁ。あれか。先生のポーカーフェイスがやばい程読みにくいのか!うん。そうしておこう!

 

私が現実逃避をしてるとクラスの奴等(弥石以外)が待ち伏せしてたかのように私の部屋近くの廊下にいた。皆の顔色が暗い気がする。やり過ぎたかな。嫌でもあれはしょうがない。私は悪くないし、悪かったとしても反省はしない!

 

「どうしたんですか?」

 

そうやって私はクラス全員(弥石を除く)に問い掛けた。その問い掛けを聞いた瞬間更に顔が暗くなった気がした。きっとみんなは誰か謝れよっていう思いでいっぱいだろうね。

 

「す、すみませんでした。ミラさん。俺が勝手にあんな事言って、こんな事になるとは思っていませんでした。自分たちの事なのにすみませんでした。」

 

「すみませんでした。」

 

意外だな。有家が最初に言い出すのは。

 

「いや。別にいいけどね……。私もね。ちょっと怒りすぎたからごめんなさいね。」

 

そんなこと1ミリも思ってねぇーよ!ばーか、ばーか!

はぁ。最近性格が変わってきてる気がしてならない。

 

「これでおあいこということでいい?」

 

「はい。」

 

「じゃあ君たちはもう寝なさい。明日に響きますよ。」

 

「「「分かりました。」」」

 

そうやってクラスの人は解散してそれぞれの部屋に戻った。でもやっぱり優太郎と妃奈の目線が気になる。どうにかならないかなぁ〜。最強の魔法使いと謳われた私でも共に青春と学生生活をしてきてきたので悲しい。

 

「弥石。居るなら出てくれば良かったじゃん。」

 

「うるせぇ。俺は怒っているだよ。俺だけあのどよんだ空間に残した事に!」

 

「あ、いや、ご、ごめんね。」

 

「今日の日の出まで正座。」

 

イヤーーー!

 

昨日そんな悲鳴が城中に響いたそうです。

 

 

 

 

 

 

 




うぅぅぅ。足がァァァ。酷いよ!弥石!

「うるせぇあと喋る時は「」を使えよ!」

別にいいじゃん!作者兼物語の主人公なんだからさ。

「……正座の時間をプラスされたいのか?」

「ごめんなさーーい!」(/Д`;

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