冷徹人間と5色   作:龍玖

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バトル回ではありません。


契約

蒼「何故、そこまで己と言うなの感情を殺してバトルが出来る!」

龍「……、強くなりたい。ただただ強くなりたいという感情に身を任せたからだ。」

 

 

龍「もう何も失わないようにボソッ」

 

彩「マネージャー!!」

蒼「彩ちゃん。」

彩「え、これって…」

龍「俺がやった。」

 

 

 

 

彩「嘘でしょ?」

 

 

 

龍「悲しいが嘘ではない。」

 

小さなひとつの部屋にパスパレ一同は、集まっていた。

 

日「こ、これが龍崎くんのホントの実力…。」

龍「ああそうだ。」

千「じゃあなんで、あのテロの時にボロボロに負けたの!」

龍「…そ、それは。」

イ「こんなのブシドーじゃありません!」

龍「イヴ、俺の、これが俺のブシドーだ。」

麻「やっぱり、あの6月の大会の時のガンプラを操っていたのは龍崎さんなんですね。ジブン少し悲しいです。」

龍「6月の大会のガンプラは、俺だ。」

 

 

龍「やっぱ、適任じゃねぇな俺。辞退するよ。マネージャー。」

 

 

 

そう言って、龍崎は事務所を後にした。

11月の夕方。寒さが本格的になってきた。

 

 

 

 

 

龍「ただいま。」

奏「おかえり〜」

龍「塗装は今度な。今日は、もう疲れた。」

 

 

 

 

 

 

ブーブーブー

 

龍「携帯、なんかうるさいな。」

 

龍崎は、スマホを開いて見ると、なんということでしょ。通知が68来ていた。それも、パスパレからだ。

 

龍「なんだよ。」

今度は電話がかかってきた。

 

龍「はい、なんですか。」

 

イ「なんで、辞退したんですか!」

龍「そういうのは、した事がない。普段から1人、ただただ1人で戦って、それでも上がいて、まだまだ強くならなくちゃいけない。」

イ「なら、みんなで強くなりましょうよ!」

龍「誰かと一緒に強くなったってその強さは飾りだ。」

イ「いいえ!その強さは、みんなで掴んだ強さの方が好きです!」

龍「…。ピッ」

 

龍崎は、電話を切った。

 

龍「誰かと強くなったって……守れないものが増えるだけだ。」

 

そう言って、手だけがガンプラを改造していた。ジークガンダムをひたすらに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日…

 

イ「おはようございます!」

龍「…。あ、おはよう。」

音「お前っ!元気がないなっ!」

龍「悪ぃか?徹夜で作業してたもんでね。イヴ、放課後、正門で待っててくれないか?」

 

朝の8時を過ぎていた。

 

紗「早くしなさい!」

龍「はーい」

 

 

 

放課後…

イ「ここでいいのでしょうか…」

龍「お、居た。」

イ「玖眞さん!」

龍「やるよ。ただし、条件がいくつか。」

イ「やってくれるんですね!」

イヴの顔はどこか優しく、見覚えのある笑顔だった。

龍「条件がいくつか。その条件は、俺が本気を出して、そして、新しい力を使っていいということ」

イ「新しい…力」

龍「という事で、とりあえず行くよ。事務所。」

イ「ホントですか!」

龍「おう。」

 

 

そう言って、龍崎はパスパレの事務所に向かった。

 

 

日「あ、龍崎くん!」

龍「よう。」

 

日菜は、昨日のことを忘れたかのようだったがあの人が…

 

 

千「龍崎くん?」

龍「居た。」

 

千聖は驚いていた。戻ってこないと思っていたのだろう。

 

 

龍「よし、行くか。」

 

龍崎の心は冷たく、凍っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍「という事でやるよ。」

彩「ほんとに…?」

千「ホントなのね?」

 

龍「やるさ。自分で決めたことだ。」

 

日「やった!るんっ来た!」

 

龍「…。どゆこと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼「お前!」

龍「よお。」

蒼「戦え!」

龍「何故?という事で本マネージャーさん、俺がバトルマネージャーです。」

蒼「なにぃ?」

 

 

彩「蒼井マネージャー、彼の方が確実にRoseliaに勝てます!」

千「そうね。」

日「さんせーい!だって、彼、るんっ来たんだもん!」

麻「彼の方が強いですしね。フへへ」

 

 

 

蒼「何!」

龍「俺も、正直困りましたが、やると決めたんで。そこは男の道理というものでね。それにアンタは俺に勝てなかった。正直言おう、Roseliaは、強かった。」

蒼「なぜ貴様がRoseliaの強さを知っている!」

龍「俺、花咲川側の特別講師として潜入してんですよね。」

蒼「嘘、嘘だ!」

 

日「龍崎くん、ほんとに来たよ!とっても強かった!」

麻「確かに来ましたね。」

 

彩「しかも、彼花咲川に来たテロリストを退けたんです!」

イ「蒼井マネージャー!彼には、ブシドーの精神があります!」

 

 

蒼「ホントなのか!」

龍「ほんとのほんとだ。」

 

 

龍崎は、ミュージックプレイヤーで撮った写真を見せた。ほんとに死神装束を纏ったものの写真と羽女の生徒と写真を撮ったものを見せた。

 

 

蒼「何故、何故た!」

龍「これが真実だ。」

 

イ「はい、玖眞さん!」

イヴから渡されたものはボールペンと契約書だった。

 

龍「あいよ。」

 

 

5分たったのだろうか。契約書は書き終わっていた。

 

 

龍「という事で、よろしく。」

 

 

 

契約書には、所属『Pastel✻Palettes』

役 『バトルマネージャー』

と、書かれていた。11月の夜6時頃だろうか。

 

ここに、バトルマネージャー龍崎が爆誕した。

そして、パスパレが猛威を奮っていたというのは少し先のお話。




次回からマネージャー編が始まります。

この小説の「カップリング」

  • 龍崎×イヴ
  • 龍崎×千聖
  • 龍崎×日菜
  • 龍崎×麻弥
  • 龍崎×彩
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