黒幕はフィーネ   作:雨宮417

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もしあなたがこれから初めて小説を書こうと思った時に、なにから始めるでしょうか。
小説の一部分をはっきり書きますか。
プロットを作成するのでしょうか。
いいえ、設定から書き出してみるかも。
あるいはちょっとしたメモ書きかもしれませんね。

そんなあなたにこの言葉を送ります。
「なんかすごいバトル」と書いておくのはやめましょう。


おとかなで、うたはいまだひびかず

1

敢えてその光景を表現するのならばSF映画だろうか。

卵に寄生され宿主の腹からエイリアンが生まれ、食い破る。

あるいは身体そのものが作り替えられ生存者を襲う死体怪物。

ブリッジした四足歩行でカサカサと這いまわる昆虫人間。

ジャンルはスプラッター、コズミックホラーか。

至るところから金属がこすれ、肉が落下する音がする。

機械人形の別たれた上半身、その切断面からずるりと上半身が生え脇腹から腕を生やしムカデの様に進行する。生えた腕の指先は一歩進むごとに爪が割れ、血が噴き出し、千切れ飛んだ足からは腕、肋骨、目を次々に生やし続け、マリモのような塊となり飛び跳ねる。

棒立ちの、五体を満足した人形は背中から複数の昆虫の足を生やし重さに耐え切れず倒れこむ。生えたばかりの足は柔らかく自重を支え切れていない。ぶるぶると震え、足を潰し、体液を撒き散らしながら新しい足を生やす。

右腕だけが肥大し体から繋がる金属と肉の棍棒が大部分を占めた個体もいる。

あの有様では移動することもできない。

下半身は人間のまま上半身は粘液で覆われた触手の塊。

奇声を上げ、かつて頭部だった箇所から肉と臓物を吐き出している。

炭の山にぽつんと置かれたヘルメット、その割れたシールド部分から覗く眼球。

やがてもぞもぞと震え、頭部から直接手足が生える。

 

シェムハの特性は自己増殖、自己進化。

たとえわずかな断片であろうとも、本来シェムハが活動を開始したのならば瞬く間に宿主はシェムハに成り代わるだろう。

それは宿主の意識を塗りつぶし、肉体は変質し、最後にはシェムハという現象、シェムハを生み出す装置になるということ。

しかし地上にはいまだ呪いが満ちている。

神器(ディバインウェポン)も完全にはシェムハに成り代わってはおらず、影響を受けているものもシェムハとはならない。しかしこのありさまを見れば果たしてどちらの方が彼らにとってマシだったのだろうか。

 

誰もが呆然としている中、最も本体、神器に近い私は必滅の意思を込め拳を突き出す。

腰を入れ水月めがけて真っすぐに。

神殺しの拳。当たればシェムハといえど、否、神であるシェムハだからこそ一撃必殺。

肉を打つ感触。飛び散る体液。骨を砕き貫いたのは神器ではなく肉塊。

拳を突き出す直前、割って入るかつて職員だったもの。

同時に肉塊は発光し膨張を始める。

明らかな危険信号。

腕を引き戻そうとするも肉塊は血圧計の様に締め付けビクともしない。

これが関節のある人の手で押さえられているのならば腕を固めて外すこともできた。

完全に固まったコンクリートであっても振動破壊で粉々にする。

しかし破壊しても、新しく盛り上がった肉が腕を捕えて離さないのならば。

「――ぁ」

口から声が漏れる。

意識は空白。

このタイミングでそれは致命的だった。

熱が肌を嬲る。光が眼球を蹂躙する。

音は意識を置き去りにして背中を突き抜ける。

衝撃が体を押し出す寸前に、足を踏み込んだ。

負けない様に気合を入れ、噛み合わせた歯はギチギチと音を鳴らす。

強化して(全機能再構築)強化して(耐衝撃)強化して(対物理)強化して(対焼却機能展開)強化して―(哲学補正加算・全力防御)

一瞬の間が私の運命を変える。

全身が痛む。

爆発の中心、突っ込んでしまっていた腕は特に痛い。

視界が真っ赤で考えるのも億劫。

体中から力が抜けていく。

今まで気力を燃料に特機装束を動かしてきたが限界を超えた限界へ至る。

膝から崩れ落ちそうになりそのまま――。

 

≪どうした、ここであきらめるのか、後輩≫

やさしいこえがきこえる。

この声はどこで聞いたんだっけ。

夕焼けの中で槍を持った赤髪の少女を幻視する。

≪胸の歌を信じて歌ってみな。そうすりゃなんとかなるもんさ≫

 

胸から歌は響かない。

けれども音を奏でることはできる。

爆発が過ぎ去った後、正面の躯体と晴眼する。

涙でぼやけた視界を気力で正常に戻し、私は聖詠を口遊む。

アとンで音を、曲を奏でる。(Balwisyall Nescell gungnir tron)

突き出した拳とは逆の手で短刀を引き抜き振り下ろす。

充足するエネルギー。

再起動した能力を持って高速で振動する刀身は、回避を試みた神器に対し本来の目標からずれて命中する。

切断箇所は左肩。

まるで人間だった頃を思い出すかのように断ち切られた箇所を手で押さえてのたうち廻る。

クルクルと体を回転させる躯体を、私はしっかりと見据えて、手首を回し刃先を向ける。

私の体勢も崩れているが、そのまま前に倒れこむ様に体を動かす。

何度か刃を振るうが首が半ばから千切れようと、もう片方の腕が胴から離れようと動きは止まらない。

むしろ切断面を利用した鋭い反撃が返ってくる。

ならばと意識を集中、狙うは動力機関。

感じ取る神の力は胴体の中心、上の部分。

最初に狙った水月に短刀を突き出す。

オリハルコンを内蔵した動力炉は、力を伝達する機構を文字通りに絶たれ停止した。

 

 

 

2

何もかもが一瞬だった。

突き飛ばされた私が振り向いた瞬間にはさっきまでいた場所には発光する肉塊。

どう見ても爆発寸前。

少女には悪いが、距離が遠く秒読みすらない状況では助けようがない。

あるいは少女も二人で死ぬよりはと思い突き飛ばしたのかもしれない。

錬金術により防壁を生成するが一瞬で割れる。

パヴァリア光明結社の戦闘錬金術師として戦闘の経験、敵からの攻撃を防ぐことはよくある、その中でも会心の出来だったのだが。

そんな渾身の防壁も木っ端のごとく消し飛んでいった。

防壁にひびが入った段階で危機を感じた私は、咄嗟に床を割り近くにいた協力者をスペースに突っ込む。

脳漿と液体で体中がぐちゃぐちゃになるだろうが、爆発で自分がミンチになるよりましだろう。

私も窪みに滑り込もうとするのだが、間に合わず吹き飛ばされる。

体中あちこちぶつけながら転がるが、サンジェルマンに錬成してもらったこの身体は基本構造から頑強であり、魔力で補強すればなおの事。

頭部を手で保護し膝を腹に付け対ショック姿勢を取っており。

勢いよく飛んでくる金属片も骨片も、多少刺さりはしても貫通したり食い込むこともない。

今の爆発で火も消し飛んだのか、明かりを探す。

粉っぽい空気で視界も悪い。

こんな状況でも換気はしっかりとされており、すぐに視界も晴れていった。

カランカランと軽い金属音。

這い出た男がうつ伏せになったまま懐中電灯を床に転がした。

片方の手で娘を地面に抑え、もう片方の手で油断なく銃を爆心地に向けている。

呼吸が粗く、精神的にかなり疲弊しているようにも見える。

それでも意識をしっかりと保っているのは父親としての義務か、家族への愛ゆえか。

転がっていった懐中電灯はやがてちょうどいい感じに窪みにはまり天井に向かって明かりを放ち照明となる。

まず視界に入ったのは壁一面が赤色にグラデーションされている光景。

ぎっちりと血と肉が噴霧されており、狂気的な光景となっている。

壁に張り付いた肉片は毛虫サイズ。

蠢き這いまわり、他の肉片と合体。

徐々に体積を増やし塊になろうとしている。

天井から垂れ下がる筋線維は強固な、そして弾力ある柱となり拡大と収縮を繰り返す。

そのたびに天井からコンクリートがガラガラと落下している。

錬金術でも人体について錬成することもある。

かつてサンジェルマンが私たちに行った人体錬成は神秘的だったが、これは権利も法則も異なる冒涜的な人体錬成。

無事な指を繋ぎ、内臓を入れ替え、腹を縫い、足を改造し、頭部を開く。

そうして新しい―――を―――で生みなおす。

直観的ではある。そしてあの研究者が研究していたのはそういうものだった。

私たちとは異なる人体錬成(神の作成)

私は少女の安否を確認するためにふらつく足で中心部へ向かう。

少女は生きていた。

手に持った短刀で円筒から這い出たと思われる躯体を膝立ちで突き刺し、身体を預けている。

体重が掛かっているはずの躯体はうしろに倒れこまず顎を彼女に乗せている。

彼女が戦っている最中、やけに頑丈だと思っていたが、あの爆発で生き残っているのは最早化物に近い。

私の中で彼女の危険度は最高クラスに引き上げられていた。

攻撃範囲こそ狭いものの高い火力と頑強性。

危険視するには十分。

それでも若干の好意はある。

何度か庇ってもらったり、お互いにフォローしあった。

さっき助けてもらったように。

少なくとも人間的な感情だったり、配慮は持っている。

胡散臭い、働きもしない局長とは違う。

ゆっくりとだが彼女に近づく。

あの爆発だ。

ケガをしているようなら治療しなくては。

そして局長の最後の通話。

おそらく破壊の対象はあの躯体だろう。

今は止まっているが、動き出すようならば、いやそうでなくても破壊する。

そうして彼女に近づく。

「―――」

息を呑む。

彼女の着ていた服はボロボロになり、肩から羽織る程度しか残っていない。

回り込めば分かるが正面の布地は吹き飛び、裂けた肌が直に見える。

首に巻いていたマフラーは千切れていないが端は裂け糸が垂れている。

頭部からは出血により顎からポタポタと雫が落ちるが、それもやがて止まる。

しかし何よりも目を引くのは、短刀を握っていない方の腕。

左の肘から先には何もない。

今も大量の血で床を汚し続けている。

私はその光景に呻くが、彼女は暗い目をして悲鳴も絶叫も上げはしない。

そしてディバインウェポン。

高エネルギーを纏っているが各動力伝達が逝かれているのか、大本が逝かれてしまったのか、身体をビクンビクンと反応させるも本格的に動く様子は無い。

私はそれ目掛けてとどめを刺すように光弾を放つ。

頭部が飛んだ、胴体は勢いよく短刀から引き抜かれて後退する。

無事な足は平らにならし、腹に大穴を開ける。

そうして神器をバラバラにし、安全が確保できたと確認してから彼女の治療を開始する。

まずはそう、出血を止めなくては。

そう思い手ごろな布、彼女の着ていた服の残骸から比較的大きい物を選び取り左腕に、痛いかもしれないが傷口そのものに突っ込む様に当て、巻き付ける。

一番重症な箇所はこれだけだろう。

他は少し切ったり刺さったりした程度。

あの爆発を至近距離で受け止めたのなら、全身が粉々に吹き飛んだとしてもおかしくはないが。

そんな風に考え事をしながら治療の邪魔になると思い右手で握った短刀を取ろうとするが力が強い。

両手で時間をかけてようやく引きはがす。

彼女のベルトから鞘を取り出し自分の懐に収める。

他には邪魔になりそうなものはない。

もう一度目視で確認をし、治療を再開する。

顔についた血液をふき取り布を当てる。

刺さった破片を丁寧に取り除く。

体中を触診し錬金術も使用して治療しようとするが、その前にもう出血が止まりかけている。

まともな娘ではない。

見た感じでは少なくともパヴァリア光明結社(うち)で実験している兵器に近い感じがする。

そういえばと思い彼女の握っていた刀身の様子を思い返す。

あれ、揺れていなかったか。

似たようなもの思い出し、途端に顔を青くする。

ハーモニックスカルペル。

本来は医療器具として一般に流通しているものだが、結社には同一名称の兵器が存在する。

その能力は高周波高振動で武装を作動させ、接触した箇所から分子間の結合を切削する振動兵器。

彼女が手に持った物を疑似的な振動兵器として扱うことができるのならば先の機械人形を両断した時にも使用されたのではないだろうか。だとすればあの呆気ない破壊にも納得できる。

彼女の握る短刀の刀身に、触れてしまっていたら私の手はミンチになるか、すっぱり切れていた。

私が少女を見る目は剣呑なものとなる。

少女も顔を上げる。

しかしいつまで経っても治療を施した私には目を向けない。

ポタリポタリと音が響く。

少女の出血は止まっている。

なら、この音はどこから響いて――。

少女の見つめる先に私も顔を向ける。

 

地面から突き出す複数の肉の柱。

発生源は床に埋まった脳。

バラバラとなった神器の断片をそれぞれの肉柱が貫く。

天井からは壁を染めていた肉と血が柱に垂れ天井と道を繋ぐ。

頭部が突き刺さった肉柱。

その頭蓋がグルんと廻って嗤う。

クリスタルケースからこぼれた脳が肉に埋もれる。

ぐちゃりと音を発て、肉が膨張を繰り返す。

足元で振動。

私は咄嗟に少女を抱え後退。

その一瞬、少女は右手でディバインウェポンの左腕を掴む。

直後、肉柱が床を突き抜けそそり立つ。

「局長、命令はきちんと伝達してよね――」

破壊しろと言ったのはディバインウェポンではなく、足元に埋まる脳。

ディバインウェポンとしての本体があの躯体であっても、脅威の元は身体すらない幾多の脳。

理解が遅かった。

今や物理的に脳のすべてが肉で繋がる。

それがなにを成すかはわからない。

とりあえず今は。

「撤退ーーーッ」

全力でここから脱出する。

 

 

 

3

廊下を駆ける四人の後ろを膨張した肉が轟音と圧力を持って追いかける。

父親は娘を抱え、錬金術師は腕の欠けた少女を抱え走る。

ほんの数時間前に追いかけられ必死に走った道。

階段を上がり、最初に送り込まれた広場までたどり着く。

ここが始まり、次はどこに逃げればいい。

「あっちだ」

響が残った右手、手に持った神器の左腕で進路を指示する。

成すがままの体ではあるが、声に意志が宿る。

張りは無いが受け答えに問題はない。

カリオストロは動かない切り札をしっかり抱えなおす。

「はーい、ありがとう。でもそれ捨ててくれない。

正直ガシャガシャうるさいし痛いし重たいし。後ろのあれに追いつかれそう」

「これを取り込まれたらあれの増殖は加速するけど」

「まじかよ」

カリオストロは思わず素の声で答える。

突然の低い声に隣を走る男性がぎょっとするが、そんな彼を気にした様子もなく響は淡々と話を続ける。

「それにこんな風に使える」

そういって響は手に持った左腕を振るう。

途端、一部の通路の照明が消える。

同時に背後で轟音。

全員で振り返ると通路に隔壁が降りている。

「へぇ、これなら――」あれも追ってこれないと続けようとして扉に衝突する肉音に身体をビクリと震わせる。

見ると隔壁には穴が開いている。

そこから肉が広がり穴をさらに大きくする。

「明かりのある道を走って」

足となっている二人は騒ぎながら駆け出す。

「そもそもなんなのあれッ、明らかに実験体の暴走とかでは済まされない風体なんだけどッ」

「バラルに封印されていた神代の怪物(かみ)

「バラル、バラルの呪詛ッ、!!え、何あれバラルの呪詛ってあんなものを封印していたのッ」

「おいマテ、二人で納得していないで俺にもわかるように説明してくれ」

「そんな余裕無いに決まっているでしょッ」

「正直この状況で正しく伝わる様に言語化できる気がしない」

これも全部バラルの呪詛てやつ所為か。

騒ぎながら地上に向かう。

そんな彼らの前に小銃で武装した六人組(自衛隊)が現れる。

おかしなことに一人だけ服装がスーツだ。

お互い出会いがしらの状況。

しかしよく訓練されているのかすぐに銃を向けてくる。

「止まれッ、手を後ろに組んで膝を突けッ」

「いいから逃げる、後ろから追ってきてるのよッ」

「何を言って」

そして彼らも目にする。

勢いよく通路を埋め尽くす、濁流となった肉の洪水。

結果、彼らも慌てて並走し、逃げ出す。

「一体何なんだあれは、知っているなら説明しろッ」

「うっさい、とにかく逃げるのよッ」

「本部、本部、応答願います。こちら――班、正体不明の敵性体と接触。対象に火器が通用しない為現在地上に向かって後退中。また民間人四名を保護、どうぞ」

「≪本部了解、――班は民間人を地上まで護送せよ。また他の部隊も敵性体と遭遇した模様。情報収集の為貴官が接触した敵性体について報告せよ≫」

「――了解、接触した敵性体は――」

「んんんんーんーんーんーん~」

「鼻歌歌って余裕あるじゃない、自分で走る?」

「いや、歌が力になると聞いたから」

「それ誰から聞いたのよ」

「見守ってくれる誰か、かな」

「皆さん余裕ありますね」

スーツを着た人が苦笑する。

やがて通路を走り切り、出口に着く。

響が侵入した入口とはまた別の、ショップハウスの搬入口。

机や椅子を蹴り飛ばしながら屋外へ、硝子の扉を突き破った直後、ショップハウスの屋根が吹き飛んだ。

建屋を肉が埋め尽くす。

螺旋を描いて空へ空へと延び続け、直立する肉柱はピンク色から黒く変色し、変質から残った赤い血管が怪しくひかり、脈動する。

車のタイヤ音、そして自衛隊員。

脱出した響たちを車に詰め込み離脱する。

その直後、轟音と共に火球が生まれる。

自走砲、戦車、攻撃ヘリ、そして自衛隊員の放つ火器から弾幕となって降り注ぐ。

しかし、柱に損壊はあれどすぐに修復。

内側から肉が染み出て欠損は無くなってしまった。

いいや、傷口から最初に見た怪物が生み落とされていく。

人間大の、それ以上大きさの怪物が、地上を埋め、山となる。

雪上に落ちた怪物は、体温で雪を蒸気に変えながら進行を開始。

自衛隊も応戦するが、数の前には戦線を後退せざるを得ない。

「攻撃が通じる分まだましだけど、圧倒的に火力が足りてないわね」

荷台の小窓から背後を覗くカリオストロは懐から結晶体を取り出す。

「何か手がおありでしょうか」

 

「もち、(あーし)の魅力は戦艦級よ」

パヴァリア光明結社の空中戦艦を見るがいい。




ポケモンたのちぃ

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