不死人、カルデアにて。   作:ゆめぴー

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ちなみに
火の時代→(長い長い年月)→現代
なイメージです。神代はどの辺だかよくわかんない、フロム脳高めたい。


1話

最初の火の炉

 

 

「オァァァァァ……」

 

「っ……くふぅ……はぁっ……死ぬ……いや何回も死んだか……」

 

ふー……。と、呼吸を整え。……さてどうするか、カアスの言う通りにしようか、でもウーラシールあんな感じになってたし、よくはなさそうだよなぁ………と考え、ふと振り向くと……見たことの無いサインに気付く。

 

「……これは…?」

 

自分は今は亡者、サインは見えないはずなのに……。

 

「…………」

 

周りを見る、オレンジのサインを確認。……「俺はやった!」「嘘つきに注意」「太陽万歳!」「この先決断が必要だ」「太陽万歳!」「太陽万歳!」…太陽万歳が多い

 

やたら勧める物や、引き止めるような物は特に無し。

 

「……えいっ」

 

不死人は好奇心に勝てない、好奇心で死んだって甦れるから。というわけでサインに触れた。

 

[召喚に応じています]

 

この感じは、召喚される時の感覚、触れると召喚されるサインがあるとは初めて知った……とかぼんやり考えながら、召喚に身を委ねた。

 


 

周りが変わる……真っ白。

 

「なにここ……?」

 

とりあえず目の前でなにか浮いてたので触れてみる……と、いろいろな情報が流れ込んできた。

 

「現代の常識……?平和…」

 

人は栄え、違う信仰、発展……そして何より、不死がいない、とても平和……。

 

「そんな世界に呼ばれて何を倒すの……ぇっ」

 

人理焼却、残存人類50名程度、などの情報を見て……正直燃えるな、と思ってしまった。

 

「さて、大方読んだし、大丈夫。」

 

召喚された直後に言うべきらしい口上も決めた、ほかの事も記憶力には自信があるし、忘れはしないだろう。

 

「……出発…!」

 

もう一度、サインに触れ、再度転送が始まる。

 

[召喚に応じています]

 

 


特異点F

 

……天秤の守り手よ!!」

 

召喚、成功しなければ大分きついだろう、しかし、祈るしかない……。

 

「三本…!…から………青色?」

「青色…初めてみるパターンね……」

『頼むよリツカちゃん……!』

 

光が、爆発し──

 

「……サーヴァント・キャスター、呼び声に応じ…現界しました……アナタが召喚者(ホスト)ですね?」

「あっ、はいっ!」

 

少し…いやだいぶ灰で汚れた服装、スカートの裾は血濡れ……どこかで聞いた服装のような。

そして右手にレイピア、左には杖

 

「よかった、普通のサーヴァントで……っひぃっ!?」

「?どうかしました?所ty……(硬直)」

『ん、どうかしたの2人とm!?』

 

2人とドクターがフードでよく見えない顔を見て、硬直した。

 

「……あぁ…召喚されてもこの姿でしたか…うーむ」

 

私は、そのサーヴァントの手が見えて…硬直した。

 

「……干からび…てる………?」

 

全身が、干からびていました。

 

「まさかの亡者姿での召喚ですか……」

 

所長とマシュがこっちに来て

 

「ちょ、ちょっと!大丈夫なのこれ!?」

「全身が干からびているサーヴァントなんて聞いたことがありません!」

『こゎ……』

「お、落ち着いて……」

「落ち着けるわけないでしょ!?ステータス確認しなさい!まずはそこからよ!!」

「はっ、はいっ!」

 

前に聞いたやり方で、ステータスを覗く……

 

 

真 名 :rey

Class :キャスター

Status:筋力D 魔力A

    耐久E 幸運C

    敏捷C 宝具A-

 

「所長!見た感じすごく偏ってます!」

 

「魔力がAで宝具がA-、他はC以下……」

「絶妙な偏り具合ですね……」

『完全に魔力だけか……』

「まぁそういうビルドですし」

 

ぎゃっ、と声を上げる所長……そしてキャスターは人の肌になっていた

 

「あれ、肌……?」

「あぁ、人間性キメてきました、これで驚かれることも無いかと」

『人間性をキメる……?そんな栄養ドリンクみたいな……』

 

潤い(?)を取り戻した顔は、銀の髪と銀の瞳、そしておそらくノーメイクな顔、結構綺麗な顔で……

 

「先輩…?先輩っ!」

「…はっ……」

『明らかに見惚れてたねぇリツカちゃん』

「うるさいドクター」

「こんな平民顔に見惚れますか」

 

reyは軽く微笑んでいる

 

「まぁ取り敢えず、行くわよ、リツカ、マシュ」

「あ、了解、所長」

『とりあえず……あっちの方向の学校に入ろう、そこで色々試そう』

「はいっ」

 

 

 

そして、その学校で、色々と起こるのですが……それは次のお話




オレンジサインはイメージです、実際あそこに書けるのかは知らんけど。1周目の時はソラールさんに助けられたよグウィン戦。
そして人間性はキメるもの、篝火とか多分無いから人間性で直接人になっていただく。……だって部屋に篝火ぶっ刺すわけにはいかんやろ……。
「ここはおかしい」って指摘とか「どういうことなのだこれは!意味がわからんぞ!!」とか「素晴らしい!人理修復でも不死人とは!!」とかそういうコメント大歓迎です。

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