IS.輝きを纏いて〜仮面のヒーロー〜   作:TENC

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すいません遅れました!

最近は、色々と用事が重なってギリギリになりやすいので、大目に見てもらえると気が楽になります。


第五章 VS精鋭パイロット
R.37p


織斑先生に呼ばれた()たちは、人が多いところで聞かれると、面倒だからと、応対室に案内された。

中に入ると、今日は朝から見ていなかった鋼刃達3人が、椅子に座って待っていた。

 

倫太郎は、分かるが何であの2人が居るのか疑問に思ったが、取り敢えず座らないと始まらないと考えて、多分俺たちの席として準備されている場所にそれぞれ座る。

 

「先ずは、コレを返そう。お前達には、大事なモノなんだろ?」

 

「ありがとうございます」

 

そう言って織斑先生から渡されたアタッシュケースを開き、予想通り中に入ったそれぞれのドライバーを取る。

新太郎は、一応ディエンドの方も持っているけど、本人が好きだからそうだろう。それに、俺もコレが無いとメダルを使う事が出来ない。

 

各々が、自分の回収したのを確認した織斑先生が、改めて用件を説明してくれた。

 

「お前たちに伝える事だが、簡単に言えば朝凪、夜束叉、三枝、織斑の4人には学園が選抜したISパイロットと対決してほしい」

 

「理由を聞いても良いっすかね?」

 

「ああ、構わん」

 

実際は、そんな事を聞かずとも、ここにいるメンツは何となく理由は分かってるし、聞いた所で返事を変えるつもりは無い。

 

「お前たちの存在が、明らかになり各国の役人たちは様々な論争はして来た。内容は、この際省くが議論している派閥は、大きく分けてふたつ」

 

そこで区切り、人差し指を立てて説明を続ける。

 

「お前たちが、男だと言う事から新しい兵器、ISに対抗出来る手段と考えて保護や研究をしようとする派閥」

 

さらに、中指を立てて続ける。

 

「ISを脅かすかもしれないと考えて、お前たちを排除しようとする派閥の2つだ。だが、実際にはそこから多様な思惑を持った派閥に分かれるが、規模で言えばこの2つに分かれる」

 

「1つ聞いて良いですか?」

 

「なんだ?」

 

織斑先生の話が終わった辺りで、疑問に思っていた鋼刃と唯香さんの2人について織斑先生に問いかける。

 

「なんで、鋼刃たちがココに居るんですか?」

 

「………此間の暴走事件の日。その日、あのアリーナの上部で高エネルギー反応と、人影を確認した。そして、昨日の晩、その解析が終わった」

 

そこで、俺は鋼刃を見やると無反応を貫き、その横で唯香さんが、鋼刃を嗜めるように睨みつけている。

本人は、何も言っていないが、この態度はもうそうとしか言いようがない。

 

「お前たちは、もう察しがついてるようだが、そこにあった人影は2つ。1つは、未だに確認出来ないが、もう1つはそこに居る皇という訳だ」

 

「何やってんのさ鋼刃」

 

「………ぬかった」

 

「全く、やるならバレないようにって言ったのに」

 

「お前ら………」

 

開き直ったのか、さっきまでの頑なな雰囲気から一変して、何時もの3人の会話になり、それに対して一夏が呆れたように呟くが、3人はそのままのノリで会話を続ける。

 

「無駄話なんてせずに、一気にやればこんな事には」

 

「それって、まず見つかった時点でダメじゃん。なんで、何時ものステルスしてないんだよ」

 

「製作で疲れてるのは分かってるけど、それは流石にないわよ」

 

「はぁ、しくじった………」

 

明らかに素が出ていた会話だったが、こっちを置き去りに話すのは流石にどうかと思う。それは、対面している織斑先生もだったようで、先払いをして、話しを戻す。

 

「んんっ!と言う訳だが、お前たちの返事を聞きたい」

 

織斑先生の話しを聞いて、俺たちは顔を見合わせてそこで頷き返す。そして、代表として俺が答える。

 

「もともと、バレた時にそうなるだろうとは思っていたので、問題は無いです」

 

「そうか。では、お前たちは先に戻っておけ。私は、皇たちと話さなくてはいけないからな」

 

「分かりました。そんじゃな、鋼刃」

 

「ああ、後でな」

 

そこで、分かれた俺たちは、1組の教室に戻り次の授業の準備を進めた。

 

 

 

 

 

「あ、新太郎!」

 

「シャル。それに、ラウラ」

 

「うむ!昨夕ぶりだな!師匠!」

 

「師匠?!」

 

教室に戻り、次が織斑先生の担当する授業なのだが、今頃あの3人と話しをしている為か、自習となっていた。

そんな中、打ち解けた様子のシャルとラウラの2人が、俺に気付いて話しをかけてきたが、ラウラの突然の師匠発言に思わず変な声が出てしまう。

 

「新太郎は、私が、迷っていた時に道を指し示してくれたのだからな。敬意とそして、お前は強い。その強さを学ぼうと思ったまでだ」

 

「いや、それは分かんだけど、なんで師匠?」

 

「あはは、なんか、副官から師匠になって貰えばって、言われたらしいんだ。まぁ、僕にも師事してほしいな?師匠?」

 

「やめてくれ。心臓に悪すぎる………」

 

正直、シャルやラウラのような綺麗どころが、俺みたいな奴を敬ってくれるのはめちゃくちゃ嬉しいのだが、ここでは余りそう言うのは控えて欲しい。

 

「あ、それから、僕のことありがとうね」

 

「………いや、俺は何もしてない。それは、鋼刃とかが」

 

「それでも、そのきっかけになったのは新太郎でしょ?僕は、本当に感謝してるんだよ」

 

「……そうか」

 

「そうだよ!」

 

正直シャルの件は、俺は何も出来ていない。

その後、シャルからどうなったのかを聞きながら、鋼刃に感謝する。

 

「お父さんの会社にいた本妻派閥の横領や違法行為が、沢山見つかったの。それで、お父さんはそれを皮切りに、会社の掃除と共に僕の身の回りを整えてくれたみたいなんだ。昨日、お父さんから電話があって沢山謝られたけど、仲直りも出来たし、上手く行き過ぎてるなんて思う事もあったけど、今こうしていられるから、文句は無いんだ」

 

「それは……良かったな。ただ、シャルの親父さんは大変だな、これから。体勢を整えたからと言って、信頼は失われたようなもんだからな」

 

「それは、お父さんが頑張るから気にするなって、言ってたけど心配だよ」

 

「気に病む事では無いのでは無いか?」

 

俺たち2人の話しを聞いていたラウラが、急に入って来て意見を投げて来た。

 

「シャルロットの父親が、お前を大事にしているのなら、やり遂げられる。私は、そう言う人を知っているからな」

 

「……うん。そうだね。そうだよね」

 

「うむ!」

 

あの時までは、結構仲が悪かった感じだったけど、仲直りもして結構良くなってるのは、一応渦中の1人だった俺としては見ていて嬉しい限りだ。

 

「それよりも、織斑先生と何を話してたの?」

 

「ああ、学園の選抜メンバーと戦うことになった」

 

俺は、拳を握り覚悟を決めながら、そうシャルに答えるとシャルは、雰囲気を変えて返事を返して来た。

 

「それじゃあ、もし戦うことになったら、容赦しないよ」

 

「私も、全力を持って相手してやろう!」

 

「はは、こっちも全力で行かしてもらうさ」

 

そう3人で、語りながら、自習の時間を過ごしていった。

 




はい!という訳で、次回からIS対仮面ライダーとなります。
それから、投稿時間も遅れるかもしれませんが、ご了承してもらえるとありがたいです。
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