IS.輝きを纏いて〜仮面のヒーロー〜   作:TENC

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久しぶりに四千近くも書いてしまった為、遅れました。
無理矢理な所は無いと思いますが、一言だけ申し上げます。この作品で最も人間辞めているのは、倫太郎です!

そこだけは、忘れないでください。



R.39p

正直自分でも厄介な性格だと思っているが、正直これは死ぬ前からも変わらない俺の性格だ。

 

「それでも、俺はこの性格のお陰だったのは、何度かあるから結構好きなんだよね」

 

鋼刃や唯香は、色々と俺のこの性格を面倒がってるみたいだけど、俺自身は嫌いじゃないし、たまに観る馬鹿な奴らと比べれば全然マシなんだよな。

 

「さてと、行きますか」

 

右手に持つ大剣を肩に担ぎながら、俺はフィールドの中へと入場していく。

 

ブーッ!ブーッ!ブーッ!

 

ブーッ!ブーッ!ブーッ!

 

「うわー、俺ってばヘイト高っ」

 

「アンタと鋼刃ぐらいよ。こんな光景で、そんな呑気に出来るのは」

 

「やぁ、鈴。待たせたね。悪かったよ」

 

呑気に入場して来た俺を迎え入れたのは、俺たちの存在を良く思っていない連中のブーイングと、そんな俺を呆れたように見る全学年の代表候補生たち。

その中でも、鈴やセシリア達は俺と関わりがあった分、余計に呆れている。

 

「アンタ、本当に良いのか?今なら、撤回聞くわよ?」

 

「そっすよ!君が強いのは分かるけど、流石にこの数は無理があるっすよ!」

 

そんな中、確か3年のアメリカ代表候補生のダリル・ケイシー先輩と2年のギリシャ代表候補生のフォルテ・サファイア先輩だったかな?

まぁ、確かに普通ならそう見えるだろうな。てか、実力とかは認めてくれてるのか。意外だな。

 

「お気遣いはありがたいっすけど、相棒に言われたんですよ、勝って来いって。それに、俺もそう易々と撤回する様な甘い人生を送って来てないんでね!」

 

「なら、全力を倒すまで!」

 

良い感じに盛り上がって来たな。

それじゃあ、さっさと俺も変身と行きますか。

 

「ああ、鈴達に言っておく事があったんだった」

 

「何よ」

 

取り出した“デンオウベルト”に、ケータロスを装着する。

そして、さっきから手に持っていたデンカメンソードに、ライダーパスをセットする。

 

「今日の俺たちは、本気と書いて本気(マジ)だぜ」

 

『LINER FORM』

 

「「「「「っ!!??」」」」」

 

電子音と共に、電車の発車音が鳴り出し、突然と現れたデンライナーに目の前の鈴たちだけで無く、これを観戦しているアイツら以外の人たちが驚いているのが分かる。

これだけでも、正直やって良かったと思うが、まだまだ驚いてもらう。

 

それから、デンライナーが俺目掛けて突撃し、エネルギー化されデンカメンや装甲が装着されていく。

 

役目を果たしたデンライナーは、また何処か消えるが、俺は何も無しに地面にデンカメンソードを突き立て、デンガッシャーをソードモードに替え、未だに惚けている鈴達に向けて高らかに宣言する。

 

「さぁ!最初っから、クライマックスで行くよ!」

 

 

 

 

「デンライナーあるのかよ………」

 

「正直、もう驚かないつもりだったけど、アレは無理だ。何で、当たり前のようにあるんだよ」

 

「それは、多分、アイツらだからだろうな」

 

控え室で倫太郎の登場を観戦していた()たちは、デンライナーの登場に驚きながらも、一夏の一言に悲しいが納得してしまう。でも………。

 

「やり過ぎないに、千円」

 

「トラウマ案件に、二日分」

 

「巫山戯るに、二千」

 

取り敢えず、勝負でもして時間を潰そう。

 

 

 

 

「何よアレ」

 

「気にしたら負けですわ。鈴さん」

 

「そうね!それじゃあ、行くわよ!」

 

何か鈴とかが言っていたが、それよりも開始したので、先ずは上にいるアイツらの所まで行くことにする。

 

両足をしっかりと踏み込み脚の筋力と力の向きを、上に向けて放つ。

 

「せえぇえりゃあ!!!」

 

「何?!」

 

跳んだ先に居たのはさっき俺に、リタイヤしろとか言っていたダリル先輩。これは、ちゃんと思い、デンガッシャーとデンカメンソードの二本を上段から振り下ろす。

 

「くっ!舐めるなぁ!」

 

「舐めてねぇよぉ!!!!」

 

俺の振り下ろしを手に持つライフルで止めた先輩だが、そんなのはわかり切っていた事なので、俺はそのまま先輩を弾くと、デンガッシャーを投げつける。

 

「武器を投げただと!?」

 

「こうするためさ!」

 

先輩には悪いが、1人目の脱落者になってもらう。

デルタレバーを引き、ターンテーブルを回転させる。そして、決めたデンカメンになった所でレバーを押し込む。

 

『キン・アックス』

 

「この強さは、泣けるぜぇ!!!!」

 

既に自由落下をし始めているが、そんなのは関係ない。ブレードに溜まっていくエネルギーを、大振りの力とこのカメン特有のパワーを持って、先輩に向けて放つ。

 

「きゃああぁぁ!!!!!」

 

「先ずは、1人」

 

「せ、先輩!貴様ぁ!!!!」

 

親しい関係なのか、落ちていく先輩を見やった後、俺を睨みつけながら飛んで来たフォルテ先輩を見て、俺は笑う。

 

「飛んで火に入る夏の虫って、奴だよ!」

 

「先輩の仇ぃ!!」

 

グレネードランチャーを放ってくるが、その程度では意味がない。

俺は、それをデンカメンソードで切り裂きながら、挟み撃ちしようとしていたセシリアを見つけてそこに降りる。

 

「上。失礼するぜ」

 

「レディの上に乗るとは感心しませんわね!」

 

「はっはー!当たるかよ!」

 

そして、再度跳躍し高さを取り戻した所で、ケータロスの呼び出しボタンを押して、飛んで行ったデンガッシャーを()()()()

 

「もう一発行ってみようか!」

 

「させない!」

 

「そう何度も、やらせると思うな!」

 

もう一度、ぶっ放そうかと思ったが、間に入ったシャルロットとラウラの2人を見て、デンガッシャーを腰に戻す。

そして、またレバーを引き別のデンカメンで止める。

 

『ウラ・ロッド』

 

「そこだと、俺に釣られるぜ?」

 

「「っ!?」」

 

牙突の要領で、思い切り前に突き出し、さっきの横薙ぎの要領で直前上に突き放つ。

 

「きゃあああ!!!」

 

「くっ!」

 

完全には削りきれなかったが、これで厄介な2人は少しは動きづらくなっただろう。

 

「私を忘れるなぁ!!!」

 

「いいや、そんな訳じゃないよ」

 

こちらに突撃して来たフォルテ先輩を受け止め、またレバーを引く。

 

「悪いが、アンタにも堕ちて貰うぜ!」

 

「私はそう簡単には落とされ……」

 

「答えは聞いて無いけどね!」

 

『リュウ・ガン』

 

弾くと共に、銃のように構えたデンカメンの切っ先から、光弾を放つ。

 

「きゃあああ!!!!!」

 

「これで、2人目!」

 

堕ちて行く先輩を尻目に、俺は殺気と共に感じた気配に反応して、レバーを引きながら、後ろから攻撃して来た鈴を受け止める。

 

『モモ・ソード』

 

「ホント、バケモノッ!」

 

「何とでも言いなよ。それでも、俺の方が強いのだから!」

 

鈴を弾きながら、そのまま着地し、その時を狙って来たセシリアの射撃を回避した後俺は、一気に場面をクライマックスへと持っていく。

 

「お前らに、最初に言ったよね?最初からクライマックスだと」

 

『モモ・ソード』

 

『ウラ・ロッド』

 

『キン・アックス』

 

『リュウ・ガン』

 

「こっからが、本題のクライマックス(終幕)だ」

 

『フルスロットルブレイク』

 

ターンテーブルを一周するまで、レバーを引いた事で必殺技へと攻撃が変化する。

待機音と共に、レールに似たオーラの上を乗り、変身の時に出てきたエネルギーデンライナーと共に、惚けているセシリアと鈴に向かって突撃する。

 

「必殺!」

 

「ダメだ鈴!」

 

「シャル?!」

 

「させませんわ!」

 

「電車斬り!!!」

 

俺の声に抵抗しようする鈴とセシリアだったが、鈴は飛んで来たシャルロットに横に弾かれる。攻撃を加えるセシリアと、鈴を庇ったシャルロットを2人もろともに、両断する。

 

「「きゃあああ!!!!」」

 

「これで、4人!」

 

残るは、色んな意味で厄介な鈴とダメージがデカいが、上手いラウラの2人だが、負ける気はしない。

 

「鳳」

 

「鈴で、良いわよ。それで、なに?」

 

「私がアイツを止めるその内に、私ごと打て」

 

「………アンタがそれを言うの?」

 

「私だからこその提案だ」

 

「……ふふ、良いじゃ無い!乗ったわ!その代わり、歯ぁ食いしばんなさい。アンタには、色々と鬱憤があるんだから」

 

「ふっ、上等だ」

 

向こうはどうやら、作戦会議が終わったようだ。まぁ、だからと言って今の俺には問題は無い。

 

「行くぞ!」

 

「来い!」

 

機体に負傷が目立つラウラに、突撃をしてデンガッシャーとデンカメンソードの二本で、ラウラを相手に斬り結ぶ。

何となく分かっていたが、やっぱりはラウラは前の状態でも強いが、今は色んな物が落ちて、もっと強くなった様に感じる。

けど、それだけで勝利を譲ってやるほど、俺はライダーを舐めていない。

 

「これで!」

 

「掛かったな!?停止結界!」

 

「っ!?」

 

振り下ろそうとした身体が止まる。

ああ、確か物理的な動きを止めるんだったか。だが、そんな物!

 

「今だ!鈴!」

 

「龍砲最大装填。出力フルスロットル!バースト!」

 

「っ!!!!」

 

負けるか。お前らに、負けたくない気持ちがある様に、俺だって負けられ無いんだよ!

 

直後、ラウラごと撃ち放たれた龍砲により、倫太郎とラウラの2人の周りが大爆発とその爆煙の土煙が舞う。

 

取ったと、見ていた者のほとんどが確信した。

 

 

 

 

 

『Full Charge.』

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ、5人、目ぇ!」

 

「嘘でしょ?!どうやってアレを抜け出したのよ!?」

 

「男に大事なのは、気合と!度胸!(それから)根性だぁ!!

 

気合いで、停止結界から抜け出した俺は、デンカメンのパスをベルトに通して、デンガッシャーのブレードを飛ばす事でその場から脱する。

流石に、法則を無視して動くのは無理があったが、どうにかなった。

 

「続けるか、鈴?」

 

「ええ!当たり前でしょ!私はこんな時に引く様な女じゃないわ!」

 

「上達だぜ!」

 

『Full Charge.』

 

「はぁあ!!!!」

 

ライダーパスをもう一度通し、この仮面ライダー電王の代名詞で決める。

 

「俺の必殺技パート1」

 

こちらに向かってくる鈴と同様に前に駆け出す。

そして、その大きなブレードを避けながら、そのままデンガッシャーを振り向きざまに切り抜く。

 

 

 

『試合終了!!勝者!三枝倫太郎!!』

 

その日、世界は彼らの存在を認識した。

 




セカン党の人たちには悪いですけど、この作品の鈴って結構強さを示すのに丁度良いんです。
すいません!


次回は、允か新太郎の対戦です。
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