IS.輝きを纏いて〜仮面のヒーロー〜   作:TENC

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三千って、こんぐらいにするつもりだったのに、何で、昨日は四千も行ったんだろ。

それよりも、今回は允対山田先生となっています。

では、どうぞ


R.40p

(倫太郎)の勝利を知らせるアナウンスの後、俺は色々来ると思って身構えていたが、まるで葬式の様に静かな状態だった。

 

「あれー?俺勝ったのに、歓声の一言も無いのー?」

 

正直思ってたのと違う結果だったが、ここに長居するのも意味がないので、鈴達の容態を確認した後、その場から去って行くのだった。

 

「はぁ、なんて言うか。拍子抜けだなぁ………」

 

ライナーでこれなら、他のならもっと早くに終わっただろう。でも、まぁ、悪くは無かった。

 

「取り敢えず、鋼刃に伝えておかないとな」

 

内心で感想を考えながらも、俺は足早に控え室へと戻って行く。

 

「スパイを見つけたってねー」

 

あの人は明らかに手を抜きすぎている。

 

 

 

 

 

 

「この場合は、一夏の勝ちか?」

 

「怪しいから流しで」

 

「不服だけど、仕方ない」

 

「何やってんだよ。君たち………」

 

控え室に戻って来た俺は、何やら呆れた様子で談笑する3人に、ツッコミを入れる。

何となくだけど、想像は出来るけど、確かめないとちょっと気持ちが落ち着かない。

 

「まぁ、予想してただけさ」

 

「ふーん?まぁ、俺に実害ないならどうでも良いか。次誰だっけ?」

 

「俺と山田先生だ」

 

「何で行くのか決めたのか?」

 

新太郎のその言葉に允は、考えるそぶりをしている。

允は、ウィザードが一番好きだから使っているって、言っていたけど俺と同じように平成全ライダーにはなれる訳だから、新太郎の質問も納得出来る。

少し、考えてから頷き、そのままフィールドまで向かって行った。

 

「アレ、何で行く気だ?」

 

「何時もどおりだろ」

 

「まぁ、慣れてるのは大事だからね」

 

俺の相手と違って、允の相手はあの山田先生だから、簡単にはいかないかも知れないけど、あそこまで行けるなら大丈夫だろう。

 

第2試合

  朝凪允

   VS

  山田真耶

 

 

 

 

 

 

 

「お通夜かよ!」

 

「あ、あは、あはは……」

 

フィールドに出た俺を迎えたのは、驚く程に静かな観客達と、驚く俺に苦笑いを溢す山田先生だった。

正直、これ程までにISが最強だと信じて不敗の兵器だと思っていた事自体に、俺は驚く。

 

「最強は、絶対じゃないのに………」

 

ライダーの力だって、強かった物が通じなくなるから進化していくって言うのに、ISはほぼ低迷している状況だから、仕方がないと言えばそうなんだろう。

 

「?なにか、言いましたか?」

 

「いえ、何でも無いっすよ」

 

「そうですか………それじゃあ、始めましょうか。私だって、やるからには勝ちに行きますよ!」

 

「こっちも全力で、行かして貰うっすよ!」

 

『ドライバー・オン!』

 

互いに、強く言い合いながら俺はベルトを起こす。

そして、レバーを切り替えて待機状態へとシフトする。

 

『シャバドゥビ タッチ ヘンシン』

 

「な、なかなか、個性的なベルトですね?」

 

「こんなもんすよ。大体」

 

やっぱり、初見の人の反応はそんなもんだろうな。

慣れた俺は、そのまま指輪を嵌めて、ドライバーにかざす。

 

「変身」

 

『FLAME !! PLEASE ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!! 』

 

「さぁ、ショータイムだ」

 

「行きます!」

 

俺の変身が完了し、決め台詞を言うと同時に、山田先生も両手にそれぞれの武器を構えて、戦闘を開始する。

無数の弾丸の幕を『DEFEND』で防ぎながら、ソードガンで迎撃しながら突撃する。

 

「はぁぁあ!!」

 

「無駄です!」

 

まぁ、当然普通に避ける訳だが、ウィザード()は、ライナーと違って近接格闘家(インファイター)メインじゃ無い。

 

『FLY PLEASE』

 

「空を!?」

 

「山田先生には、悪いけど今の俺は魔法使いなんでね!」

 

「ですが、負けません!」

 

俺が何も無しに空を飛んでいるのに驚く山田先生だったが、そこは教師であり、さっきの鈴達とは違って直ぐに切り替えて攻撃をしてくる。

しかし、弾幕の層が暑すぎて中々切り抜けられない。

 

向こうには、まだ何か持っているだろうし、射撃の腕なら代表をも凌ぐと織斑先生が言っていたのだから、何かが無くても俺を寄せ付けず戦うことは出来るはずだ。

 

「だったら、迷ってる訳にはいかないか」

 

奥の手でも何でも無いが、出し惜しみなんてしていたら、勝てるものも勝てないのは、俺自身が分かってる。

 

「行くぜ!」

 

『DRAGON PLEASE ボー、ボー、ボーボーボー!』

 

燃え盛るドラゴンが俺を包み込み、その炎が弾けると共にフレイムドラゴンへと変身する。

その光景に、見慣れていないのか、山田先生は唖然としているが、俺はまだまだ終わらない。

 

「惚けてる時間は無いっすよ!」

 

『EXPLOSION PLEASE』

 

「燃え盛れぇ!!!」

 

「っ!?きゃあぁ!!!」

 

山田先生の隙をついて、爆裂を起こして山田先生にぶつける。

そして、その衝撃で体勢を崩した所に追い打ちをかける。

 

『キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!DRAGON』

 

「くらえぇえええ!!!」

 

ソードガンから放たれた大火球が、山田先生に直撃する。

流石にこれを防ぐには、骨が折れるだろう。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、中々やりますね。ですが、私は先生です。これだけでは落とせませんよ!」

 

「大型タワーシールド!?」

 

ISはそれなりにデカイがそれよりもデカイシールドで防いだのか。

それにしても、かなりの耐熱性だ。仮にもドラゴンの炎を一発とは言え防いでいるのは、やっぱり侮れない。

 

「流石っすね。だったら、俺も奥の手を出すしか無いですね」

 

「まだ、あるんですか?!」

 

「俺たちは、強く。上へ。行かなければならなかったんだ!」

 

『ドラゴタイマー・セットアップ!』

 

『ウォータードラゴン!』

 

『ハリケーンドラゴン!』

 

「っ!!させません!」

 

山田先生は、俺が何をやっているのか分からなかったようだけど、増えていく俺を見て危機を感じて、攻撃をしてくるがそれをウォーターとハリケーンが、それを防ぐ。

 

『ランドドラゴン!』

 

そして、最後のランドを召喚した時に、右手のドラゴタイマーをドライバーへとかざす。

 

『All DRAGON PLEASE!』

 

そして、4人で魔法陣を描くように展開して、融合する。

 

「こっからが、ラストだ!」

 

「負けません!」

 

俺の胸、背、腕、それから背下部それぞれにドラゴンの頭、翼、腕、尻尾のそれぞれが現れ、正しく伝説のドラゴンの様な形を作り出す。

そして、山田先生がこちらに向けて放った弾幕を、背中の翼で一薙ぎで吹き飛ばす。

 

「うそ!?」

 

「さっきも言いましたが、惚けてる暇はありませんよ!」

 

「くっ!ですが、まだまだぁ!」

 

胸の龍頭から、火球を放つ。

山田先生は、両手の重火器でそれを相殺しながら、こっちに向かってくる。それを見た俺は、前に思い切り突撃し龍の腕を思い切り振り下ろす。

 

「っ!?(お、重い!)」

 

「これなら、防げはしないでしょ!」

 

「しまっ!きゃあああ!!!」

 

俺の攻撃を両手で受け止めた先生は、防げていない場所に向けて近距離から放たれた火球をもろに受けてしまう。

 

「さぁ、フィナーレだ」

 

『チョーイイネ!キックストライク サイコー!』

 

「っ!」

 

俺がキックの構えになったところで、攻撃を悟った山田先生が防御に入ろうとするが、そんなものは意味はない。

 

“威力が抑えられてる”とは言え、太陽まで飛ばせるキックをたかだかそんな鉄塊では防ぐことは出来ない!

 

「はあぁぁあ!!!!」

 

高所から回転し、そのまま山田先生目掛けて蹴り落ちる。

 

「きゃああああ!!!!!!!」

 

 

 

『し、試合終了!勝者!朝凪允!』

 

「ふぃー」

 

感想、鋼刃に行っておかないとなぁ。

 




それから、お気に入りが五十を超えました!ありがとうございます。
プロットなんて、殆どないこんな小説を読んでいただきありがたいです。

今後も見ていってもらえると、嬉しいです。



なんで、威力抑えられてるかって?そりゃ、フェニックスの二の舞になるからだよ。
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