叶がカイトウ・オミクロンと戦っている時、空野は叶が元いた中学校である
「まさか、本当にあったとはな…しかも、被害を受けたとは思えない程、綺麗だ…」
空野がそう言いながら、正門近くをウロウロしていると2人の少女が正門の向こう側から閉まっている正門を飛び越え、空野の元へ来た。
「アンタ…何者だ?」
「私は空野 想花。未羅井 明日奈を探しに来たんだけどあなた達、何か知らない?」
「フン、未羅井 明日奈の友人という事はアンタも夢を持つ者か…悪いけど、上からの指示で夢を持つ者は排除しろと言われてるんだ…」
そう言いながら少女2人はナイトメアシューターというドリームチェンジャーの色違いの物を取り出し、1人はアウトレイジ・ドリームレスバッテリーを、もう1人はグロル・ドリームレスバッテリーをシューターに装填し、シューターの左サイドにあるトリガーを引いて変身する。
【ディスペアームーブ】
〈悪・逆・無・道!アウトレイジ…!〉
【ディスペアームーブ】
〈咬・牙・切・歯!グロル…!〉
2人はシャドウムーマ アウトレイジとヘルメイト グロルというプリキュアに似た存在に変身した。
「何っ!?」
「私達はこの世界から夢というものを無くす為にソリード・アルマから雇われたシャドウムーマ、隣はヘルメイトだ」
「夢は無くならない…!いや、無くさせない!!」
空野はそう言いながら、シャドウムーマとヘルメイトへ向かっていく。シャドウムーマとヘルメイトは常に黒いオーラを放っており、その黒いオーラには精神的にくる何かが仕込まれていた。
「ぐっ…なんだこのオーラは…!?」
「これは夢の力を奪うドリームレス・エネルギー…ソリード・アルマ産だ」
「…だったら、新しい力で!」
空野はそう言いながら、叶から貰ったリベラティオブレイブ・ドリームバッテリーをマイナー・ドリームバッテリーと入れ替えでドリームチェンジャーに装填し、チェンジャーのトリガーを引いてリベラティオブレイブにフォームチェンジする。
【ドリームーブ!】
〈Release power brave! リベラティオブレイブ!!〉
リベラティオブレイブにフォームチェンジした空野は炎と水のエレメントを両拳に宿して球体にする。そしてシャドウムーマとヘルメイトに球体となった炎と水のエレメントを投げつけていく。
「ムーマ、シールドを展開して」
「ok!はい、展開!!」
シャドウムーマはヘルシャドウシールドという専用の盾を取り出して空野の攻撃を防ぐ。
「何っ!?」
「これで終わりだ、キュアブレイブ…」
ヘルメイトはそう言いながら、ナイトメアシューターの右サイドにあるボタンを押して必殺技を発動させる。
「ナイトメア・レンゲキブレイク…!」
「このままではまずいわね…だったらこれで!」
空野はリベラティオブレイブに搭載されているワープの力で必殺技を受ける寸前で戦いから離脱した。そしてワープの力で無零学園の中に入っていく。
「明日奈!どこにいるの?」
「ここだよ〜」
空野が校内で明日奈の名を呼ぶと近くから明日奈の小さい声が聞こえてきた。
「想花こっちに来て、早く!」
早く!と急かされた空野は音を立てないくらいの早歩きで明日奈のいる場所へ行く。
「明日奈、無事だったのね!」
「えぇ、何とか!ってか想花、無零のヤツらに喧嘩売った?」
「売った?…のかな」
「それはまずいわ…早くここから出なければ…!」
「なら、今の私の力でどこかへワープ(ルーラ)しよう!」
「ワープなんてあるのね…よし、ワープ頼むわ!」
明日奈にそう言われた空野はリベラティオブレイブのワープを使い、一気に無零学園の外までワープする。
「ふぅ…出れたわね。あっ、そうだ!これ、無零学園から私を出してくれたお礼!」
「これは…?」
「これは"バーニングトリガー"!!短期決戦型で夢力を短時間で多く使えるの!」
「何故、今これを?」
「いや…ドリムポリスが夢見学園に強行手段を取ろうとしてるし…少しでも力になればなぁ…と思って」
「強行手段!?いきなり強行手段で来るの?」
「いや、ドリムポリスは今までに何回も政府の指示に従わないとの噂のある夢見学園を捜査しようとしていた…けれど、夢見学園側がドリムポリスの捜査を拒み続けてきた。そこで今回、ドリムポリスは強行手段を取るって訳」
「まずい…早く叶のところに行かなきゃ!明日奈も一緒に来て!」
「え、えっ…あ、、うん!」
空野は夢見学園に危機が迫っている事を明日奈から聞いた瞬間、目の色を変え、少し焦りながらも明日奈と共に夢見学園を目指すのだった。
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