ゼロの使い魔×ポケットモンスター  仮題名『メタモン物語』   作:蜜柑ブタ

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戦闘は無し。


後半、なんか異種交配を匂わせる話題が出ています。注意!!


メタモンの生態?

 

 水の精霊が言ってた厄介者の正体は…、キュルケとタバサだった。

 昼夜でも関係ない視力を持つメタモンは、夜にやってきた二人を見てすぐに正体を見破ったのだ。メタモンの目はそういうことに特化してる。というか相手を見ただけで分析・解析してその技までもをコピーできる体質ゆえの能力だった。つまりいくらローブで身を隠していてもその正体を見破れるのだ。まあ、もっともこの見破りは初めて見る相手には無意味なのだが。

 早々に正体が分かったため、メタモンが茂みから身を出し名前を呼んだことで戦闘にはならなかった。

 しかし話を聞いてみれば、タバサの実家であるガリアからの命令で水位を上げ続け国土を侵食し続ける水の精霊の討伐をしていたのだとか。

 そこで水位を上げる原因を突き止めればなにも水の精霊そのものを討伐しなくてもいいんじゃないかということで、メタモンが挙手。

 そして再びラグドリアン湖へ向かい、水の精霊を呼んだ。水位を上げる原因を聞くと、水の精霊が守っていた秘宝を奪った者達がいて、それを取り返すために気長に水位を上げていたらしい。それは、時間の流れが圧倒的に違う水の精霊だからこそやる発想だった。

 その秘宝の名は、アンドバリの指輪。

 それは、偽りの命を死体に与えるというマジックアイテムだそうだ。そして命を与えられた死体は蘇生してきた相手の言いなりになる人形になってしまうそうだ。

 奪っていく際に、数名いた盗人が言っていたそうだ。『クロムウェル』と。それは、今アルビオンを支配するレコン・キスタの最上位。つまり新皇帝の名だった。

 聞き間違いじゃ無いのかと怪しむが、嘘を言わない水の精霊なのだから間違いないのだろうと、モンモランシー達は首を捻る。

 メタモンは、その指輪さえ取り返すから水位を上げないで欲しいっと頼んだ。おいおい軽率だぞっとギーシュが心配するがメタモンは真剣だ。

 水の精霊は、こちらの約束を守ってくれたのだから信用すると言い、お前達の寿命が尽きるまでに返せと約束を取り付けてきた。メタモンは、それならと頷いた。

 そうして約束を交わした後、水の精霊から身体の一部(水の精霊の涙)をもらったのだが、水に帰ろうとした水の精霊をタバサが引き留め、あなたがなぜ誓約の精霊と言われているのかと問うた。その問いかけに対し水の精霊は、自分が変わらないから人間からしたらそう思われているのだろうと答えた。

 タバサは、目をつむり手を合せてなにかを祈る。言葉にされない祈りをこの場にいる誰も知らない、知ることはない。

 ギーシュをモンモランシーが小突き、自分への愛を誓えと迫った。ギーシュは、オドオドしつつ『一番に…』と言いかけたため再び小突かれ、自分“だけ”を愛せ!っと怒られていた。悲しそうに誓っている姿に…おそらくは守られにくい誓いであろうことが窺える。

 するとルイズがメタモンの腕を引いて、自分にも誓ってよっと頼んでくる。しかし、メタモンは首を横に振った。

『ボク、人間じゃないもん。』

 っと、なんてこと無いように言うメタモンだったが。

 ルイズがギラッと目を輝かせ。

「シエスタから聞いてるわよ? あなた、他の生物との間にその相手の生物の子供を産めるんでしょ?」

『あっ…。』

「そーなのかい!? メタモンくん!」

 なぜかギーシュが一番に食いついた。なんか赤面もしている。

「あらー、それならルイズとの間でもいけるんじゃないの?」

『…に…、人間は、知らない…。』

 オドオドしながらポツリポツリと言うメタモンは、ダクッと汗をかいている。メタモンの一部が人間社会に溶け込んで生活している話を知っているし、実際もとの世界で人間に化けて様々な情報を得ていた経験があるルイズのメタモンにとって、前例を聞いたことがないだけで実際そこのところが可能かどうなのかは分からない…っというのが答えだ。一部を抜いて様々な相手と交配が可能なのは、自分達の身体を相手とそっくりにできる体質がなせることだ。そういえば中にはメタモンとの間でしか子を残せない性別がオスしかいないとか、メスしかいない種族もおり、そういった関係で生態系が成り立っている場合もあった。

 そのことを考えてみて、汗が引いたメタモンは、どーなんだろう?っと、ジーッとルイズを見つめた。

 メタモンに見つめられ、ルイズは、ポッと頬を染めた。

「おーい! 真剣に考えちゃダメだと思うが!! 異種交配は中々良いかもしれないが!」

「あんたはナニたわけたこと言ってんの!? それより、ルイズが正気に戻った時に子供なんて出来てたら、発狂するわよ!?」

 空気がヤバいと感じて、ギーシュとモンモランシーが止めに入った。

「ねえ、メタモンちゃん、あなた達の種族ってどんな形で生まれるの?」

『…卵?』

「あらー、じゃあルイズそっくりの子が卵から生まれてくるってわけね?」

『……うん?』

 キュルケが、あらあらまあまあっと身をくねらせているのにたいし、メタモンは変なこと言ったかな?っと首を傾げたのだった。

 この後、なんかヤバげだから、ギーシュとモンモランシーが必死にメタモンを止めたのだった。

 しかし帰り道、こっそりとギーシュがメタモンに聞いた。

 メタモンくん的には、ルイズはアリなのかと…。

 メタモンは、じっくりと考え…。

『アリ?』

 っと、答えてしまいギーシュがナニを想像したのかぶわっと赤面して馬から転げ落ちたのだった。

「う~ん、興味あるけど…、私まだ楽しみたいし…ママになるのは早いかしら?」

「意味不明。」

 キュルケの熱のこもった呟きに、タバサが淡々とツッコミを入れた。

 なお、ルイズはメタモンとの子供を想像したのか、すっごい赤面状態でメタモンの後ろにしがみついていた。

 

 

 

 




たぶん、メタモンは、卵と、分裂の両方だと思って……。

メタモンが、他の他種族の生態系にも関わっているというのは想像です。
なにせメスしかいないとか、オスしかいないとか、性別がそもそも無いってポケモンもいますし……、実はメタモンが?って可能性も無きにしろ非ずかな…って。

色んなポケモンとの交配(伝説などの一部を除いて)が可能なうえに、人間社会に入り込んだメタモンもいるぐらいだし…、もしかしたら?って可能性も無きにしろ非ずかな…?

なおメタモンは、客観的にルイズを繁殖相手としてどうだろう?っと分析しているだけで、人間的な感情や本能はありません。
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