どうも、ふぁもにかです。なぜかいきなりこの作品の評価バーに色がついてる……。どうやらたった数日の内に4名の方から評価をいただけたようなのですが。
この作品に関しては、もはや「評価は気にせず、未来の私が何度でも読み返したくなる作品を書いてやるぜ!」的な気分で執筆してましたが、評価されたらされたでやっぱ嬉しいものですね。ありがとうございます。
閑話休題。今回からはリゼット編もといファーレンハイト編となりますが、展開が原作とほぼ変わらないので超短いです。何ならこの22話で終わります。いやはや、魔女の中だとおそらくリゼットの存在感が薄いですね、この作品。これが主人公アルトと一緒に寝食を共にしてきた家族な立ち位置のヒロインの運命か……。
あ、ところで。今回からしばらく展開が重くなりますので、今の内にお覚悟を。
ポポが赤熊の酒場でラスティやカヤジと一緒に食事会を楽しんだ後も。ポポはずっと王都ランベルトで待機し続けた。福音使徒が王都に潜入し、水の魔女リゼットを襲う時を待ち続けていた。
ポポはずっと、己に問いかけ続けていた。本当にこの方法が最善なのか。リゼットに魔剣カルブンケルの呪いに苦しんでもらう展開こそが一番マシなのか。ずっとずっと考え続けていた。
もしも、もしも。他にもっと良い方法を思いつけたのなら、ポポはすぐにその良案に飛びつくつもりで、ポポは考えることを諦めなかった。しかし結局、無能なポポには対案を思いつけず、ついにその日は来てしまった。
魔女は己の心を偽っていると歌えない。そのことを身をもって理解しているサクヤが、アルトへの恋心を認めずあくまでアルトを家族と主張するリゼットに、改めてアルトをどう思っているかを問いただす。一方のリゼットは、心の整理が追いつかず、サクヤから逃げてしまう。そうして、逃げて逃げて。リゼットが王都の裏路地で1人になった時に、ちょうど王都に潜入していた福音使徒と出くわし、リゼットがヒルダの繰り出す、魔剣カルブンケルの呪いを喰らってしまう。その日が来てしまった。
(ごめんね、リゼット。ポポがもっと頭が良ければ……)
ポポは手ごろな建物の屋根に隠れて。一部始終を見届けた。
リゼットが福音使徒に襲われ、ヒルダの持つ魔剣カルブンケルに斬られて、呪われる。
その一連の出来事を己の目に焼きつけた。眼前の展開を知っていながら、リゼットを助けない。リゼットを見捨てる。そんな己の許されざる罪を、心に刻みつけた。
◇◇◇
「……」
王都ランベルトが管轄する救護室にて。第9小隊は誰もが言葉を失っていた。第9小隊の面々が視線を向ける先には、ベットに寝かせられたリゼットの姿。現在、意識を失っているリゼットの胸からは、常に禍々しい漆黒の焔が湧き出ている。
ヒルダがリゼットに行使した、魔剣カルブンケルの呪い。この呪いは、リゼットの体内の水のクオリアの魔力を燃料として、体の内側からリゼットを死ぬまで燃やし続けるものだ。そんな苛烈なリゼットの呪いを解くには、ヒルダの持つ魔剣カルブンケルを破壊するしかない。しかし、第9小隊は福音使徒の拠点を知らない。手掛かりすら第9小隊は掴んでいない。ゆえに、現状は限りなく詰んでいて。誰も、何も言葉を発することができなかった。呪いに苛まれ、苦痛に顔をゆがめるリゼットを見ていることしかできなかった。
「みんな、酷い顔してるね」
「ポポ!?」
と、その時。救護室に1人の来客が姿を現した。それはムシャバラール砂漠で、孤月の丘で会ったばかりな、風の魔女ポポだった。第9小隊を代表して、アルトがポポの突然の来訪に驚く中、ポポは呪いに苦しむリゼットの様子をしかと見つめた後、第9小隊へと向き直る。
「今の状況は大体わかってるよ。ポポは風のうわさを集めるのが得意な、風の魔女だからね。だからこそ、ポポはみんなに情報提供に来たんだ」
「情報提供、とは?」
「福音使徒のアジトは、北の属州『ソイ=トゥルガー』の中心にある、廃都ファーレンハイト。そこにあるよ」
「なッ!? ポポ、それは本当なのか!?」
「うん。ここでウソをついたりなんてしないよ。この前、ニキたちが福音使徒に狙われちゃったから、ポポなりに福音使徒のことを調べてたんだ。その時に、福音使徒の拠点を見つけたんだ」
この場に唐突に現れた風の魔女からもたらされる情報について、クラウスが問いかける。対するポポは、実にあっさりと、福音使徒のアジトを第9小隊に告発した。現状、最も欲しかった情報を不意に与えられたアルトが動揺交じりにポポに真偽を問う中、ポポはあくまで冷静に福音使徒の拠点を見つけた、それっぽい経緯を語る。
「リゼットを助けたいなら、ポポのことを信じてくれるなら、ファーレンハイトに行ってほしい」
「ポポ、福音使徒の拠点を教えてくれてありがとう。これで俺は、リゼットを助けられる」
「……アルトはポポのことを、全然疑わないんだね。第9小隊に入らない理由を『お務め』だなんて中途半端な理由でごまかすような、こんなポポの言うことを、それでも信じてくれるんだね」
「当たり前だろ。ポポはいつだって、俺たちを救ってくれた。ポポが良い奴だってことは、俺がよく知ってる。ポポを疑う理由なんてどこにもないさ。……クラウス隊長、ポポを信じてファーレンハイトに行きませんか?」
「……私はポポ殿の人となりを人づてにしか知らない。だから、ポポ殿を素直に信じきることはできない。しかし現状、福音使徒の行方の手がかりがなく、魔剣カルブンケルの呪いに囚われたリゼットに残された時間が限られている以上、ポポ殿の情報にすがるより他はないだろう」
「隊長、それじゃあ……!」
「あぁ、私もアルトの意見に賛成だ。皆、ファーレンハイトへ行こう! 第9小隊のかけがえのない仲間を、リゼットを救うのだ!」
ポポのもたらした情報提供。それを誰よりも真っ先に信じてポポに感謝の意を示したのは、アルトだった。アルトは自身がポポを信じる理由をポポに告げた後、クラウスにファーレンハイトへの遠征を進言する。結果、リゼットを救いたいとのアルトの熱意を真正面から受けたクラウスは、アルトとは別の観点から思考を進めた結果、アルトの提案を受け入れることとした。
「ポポ殿。貴殿にも我々第9小隊とともにファーレンハイトへと同行してもらえないだろうか? ポポ殿の力があれば、先の孤月の丘の一件のように、福音使徒との戦闘を優位に運ぶことができる。ポポ殿の力が必要なのだ。リゼットを救うため、ポポ殿の協力を要請したい」
「ごめんね、クラウス隊長。そのお願いには応えられない。……ポポは、ここに残るよ。ポポは治癒魔法の心得があるから、リゼットにポポのありったけの魔法を使い続けるよ。ポポの魔法が呪いに効果があるかはわからないから、無駄になるかもしれないけど……」
「いや、助かるよポポ。リゼットを、頼む」
「うん。がんばるよ、アルト」
その後、クラウスはポポをファーレンハイトへの遠征に誘うも、ポポはリゼットの治療を理由に断った。ベットに横たわり、時折苦しそうなうめき声を漏らすリゼットに対し、まるで魔剣カルブンケルの呪いを我が身に受けたかのように、辛そうな視線を注ぐポポ。気づけばアルトは己に第9小隊を率いる権限がないにもかかわらず、ポポにリゼットを任せる旨を発していて。アルトからリゼットを託されたポポは力なく微笑んだ。
かくして。第9小隊は常冬の厳しい土地であるファーレンハイトへの遠征の準備を十全に整えた後、ポポにリゼットを託して、翌朝に出立するのだった。
◇◇◇
王都ランベルトの救護室にて。アルトたちからリゼットを託されたポポは、ベッドの脇の椅子に腰かけ、徹夜でリゼットにリトルヒールを行使していた。己のリュックにため込んでいたマナの実を摂取して魔法を行使するために必要なSPを確保しつつ、リゼットにポポの治癒魔法を行使し続けていた。しかし、ベッドに横たわるリゼットの顔色は一向に良くならない。しかしそれでもポポはリゼットにリトルヒールを繰り出し続ける。
ポポによるリゼットの治療行為が10時間ほど続いた時、救護室にわずかな足音が響いた。ポポが救護室の扉へと視線を向けると、その扉から姿を現したのは、翡翠のようなきらめく長髪を伴った、白いワンピースに身を包んだ少女の姿だった。
ポポはこの少女のことを知っている。マリーだ。千年前の英雄エルクレストとマザー・クオリアとの激戦の際、エルクレストが砕いたマザー・クオリアの破片が地球に落ちて、千年の時を経て人間の形を得た、月の魔女。それがマリーだ。ただ、今のマリーは記憶を失っているため、己の生い立ちは何も知らないのだけど。そんなマリーが今こうして、リゼットのお見舞いに来たということは、マリーはポポが過去に戻る前と同様に、『歌えるかもしれない謎の魔女』として第9小隊預かりとなっているのだろう。
「あれ? だれかいる。あなたはだれ?」
「ポポはポポだよ、よろしくね」
「ポポって言うんだね。マリーはマリーだよ、よろしくね」
「マリー。ポポはね、リゼットを看病しに来たんだ。ポポは風の魔女で、回復魔法が使えるから、何か力になれないかなって思って」
興味津々にポポへと歩み寄ってきて、ポポの隣の椅子にひょいと座るマリーに、ポポは微笑みを添えて簡潔に自己紹介する。そして、ポポにならって同系統の自己紹介を返すマリーに、ポポは己が救護室にいる理由を告げながら、手のひらに小さいつむじ風を召喚してみせる。
「わー、すごい! ポポも魔女なんだね。……ポポの魔法なら、リゼットを元気にできる?」
「わからない。でも、ポポにできることは何でもやるよ」
「……マリーも魔女だったら、ポポみたいに、リゼットの力になれるのかな?」
「だいじょーぶだよ、マリー。マリーが近くにいてくれれば、きっとリゼットもすぐに元気になってくれる。だから、リゼットが起きるまで、一緒に待っていよっか」
「……うん」
眼前のリゼットに対し、何もできることがないと悲しむマリーに、ポポはマリーだからこそできることがあると励ます。結果、少しだけ心を持ち直したマリーは、椅子の下で足をパタパタと揺らしながら、ジッとリゼットのことを見つめ続ける。
一方のポポは、リゼットの手を取って、改めてリトルヒールを行使し始める。ポポの回復魔法を直接、リゼットの体の中に流し込むことで、少しでも魔剣カルブンケルの呪いに効果が見込めないかと推測したからだ。そうして、リゼットの体の中にポポの回復魔法を注ぎ始めた時、ふと、ポポは思い至った。
魔剣カルブンケルの呪いは、魔女の体内のクオリアの魔力を燃料として、魔女を体の内側から焼き続けるというもの。それなら、もしかしたら。
魔剣カルブンケルの呪いを、ポポに引き寄せられるのではないか。
リゼットが負っている痛みを、苦しみを。ポポにも分散できるのではないか。
「……ポポ?」
ポポは椅子から立ち上がり、漆黒の焔が湧き出ているリゼットの胸元にそっと手を当てる。それから、ポポの行動にきょとんと首をかしげるマリーをよそに、ポポは己の魔力をリゼットの水のクオリアへと潜り込ませて。リゼットの胸元からリゼットの体内の水のクオリアまでの、魔剣カルブンケルの呪いの一直線な魔力の通り道に、新しい魔力の道を繋げた。結果、魔剣カルブンケルの呪いの行使先が、リゼットとポポの2人に分散された。
「ぁ゛がッ!?」
刹那、ポポに激痛が襲来する。まるで頭を鈍器で殴られているかのような。体を槍で貫かれているような。四肢をもがれたかのような。あまりに暴力的な痛みの襲撃に、ポポは思わず苦悶の声を漏らしていた。
「ポポ、どうしたの?」
「あ、ごめんね、マリー。何でもないよ」
ポポは激痛に耐え切れず床をのたうち回りそうになって、しかし傍にマリーがいることを思い出し、マリーを不安にさせないようにと、努めて平静な声色でマリーに応じる。その後、ポポはマリーに悟られないよう、激痛の応酬を受けても決して声を上げず、顔を歪ませずに、リゼットと魔剣カルブンケルの呪いを共有し続ける。
「ねぇ、ポポ。ほんとにだいじょーぶ? お顔からすごく汗が出てるけど……」
「だいじょーぶ、気にしないで。ポポ、こう見えて暑がりなんだ。汗をいっぱい流してるところを見られるのは恥ずかしいから、マリーはポポなんかのことより、リゼットのことを見てあげて」
「う、うん……」
ポポの体が明らかに異常を訴えている。マリーが心配そうにポポを見上げる中、対するポポは痛みのせいでロクに回らない頭を酷使してどうにかそれっぽい言い訳を持ち出した。結果、ポポの発言が嘘か本当かがわからないマリーには、ポポの言うことを素直に聞き入れて、視線をポポからリゼットに移す選択肢しかなかった。
(ごめんね、リゼット。ポポがリゼットを福音使徒から助けなかったから、リゼットは今こんなに痛い思いをしないといけないんだよね。苦しいよね、辛いよね、ごめんね、ごめんね。……でも、これからはポポも一緒だから、がんばろうね。アルトが魔剣カルブンケルを壊すまで、一緒に耐えようね。死んじゃやだよ、リゼット……!)
ポポは眼下のリゼットを凝視する。リゼットの苦悶の表情がわずかに和らいでいるように見える。リゼットの胸元で湧き上がる漆黒の焔も出力が落ちているようだ。ポポはマリーに気づかれないように、己の胸元から立ち上り始めた漆黒の焔を手でギュッと掴んで隠しながら、リゼットの無事を祈って、ひたすら己を魔剣カルブンケルの呪いにさらし続けた。
「――ッ!」
そうして。ポポがリゼットと呪いを共有し続けてから、どれほどの時が経ったのか。突如、ポポを襲い続けていた強烈な激痛の数々が一斉に消失する。アルトが、魔剣カルブンケルの破壊に成功したのだろう。
「はあッ、はぁッ……」
ポポはこらえきれずにその場に尻もちをつき、荒く深い呼吸を繰り返す。しばらく一心不乱に呼吸を繰り返した後、今のポポの様子を見ているだろうマリーに何と言って納得してもらおうかと、ポポが視線を上げた時、その先にマリーはいなかった。どうやらマリーは無意識の内にリゼットの精神世界に入り込んだようだ。
この後、マリーは月の魔女の力でリゼットをファーレンハイトへと転移させ。魔剣カルブンケルを壊しこそしたものの福音使徒に追い詰められた第9小隊は、マリーのおかげで己の本当の気持ちに気づき、歌えるようになったリゼットの歌魔法のおかげで、福音使徒に勝利する。そんな、かつてポポが経験した通りの展開が待っているはずだ。
それなら、もうポポが救護室に残る理由はない。福音使徒がファーレンハイトから敗走した後に、ファーレンハイトでの風のクオリア埋め込み作業を再開するために、王都を発とう。
ポポは脳内で己の次の行動を定めつつ、床から立ち上がろうとして。
――バキリと。ポポの中で、何かが壊れたかのような音が響いた気がした。
◇◇◇
「ん……?」
救護室にて。マリーは目を覚ます。いつの間にか、マリーは椅子に座り、ベッドに顔を埋めて眠っていたようだ。ついさっきまでリゼットの精神世界に潜り込み、リゼットをファーレンハイトに転送していたことなど知る由もないマリーはゆっくり顔を上げる。
すると、マリーの視線の先にポポが立っていた。今日新しくできた、マリーの友達だ。だけど、その友達の様子はどこか異質だった。マリーが起きたことに気づいたポポがマリーへと振り返ってきて、そこでマリーはポポの異質さの理由を知った。
「マリー、おはよう」
「……あなたは、ポポなの?」
「え、うん。そうだけど、どうしたのマリー?」
「……ねぇ、ポポ。今すぐお医者さんに、診てもらおう?」
「ほぇ、どうして?」
「だって、今のポポ、おかしいよ! ふつうじゃない!」
「ポポは普通だよ? 変なマリー」
「マリーは変じゃないよ。変なのはポポだよ!」
「どうしてマリーにポポが普通じゃないって、わかるの? 今日初めて会った仲なのに」
「わかるよ! だって、ふつうの人は、目から真っ赤な涙を流したりしないもん!」
ポポが目からだくだくと赤い涙を流している。それなのに当のポポは全く気づいていない。いつもと同じ調子でマリーに話しかけてくる。それがあまりに異質で。あまりに異常で。マリーはポポへの恐怖から怖気づきそうになるも、異常なポポを助けたい一心で、医者に診察してもらうよう必死に主張する。
「え、ホントだ。ポポ、いつの間に泣いてたんだろ。ま、そんなことはどうでもいいや」
「どうでもよくないよ! 早くお医者さんに――」
「――マリー。アルトたちに伝えてほしいんだ。1週間後の正午に、王都の東の森で会おうって。それだけ言いたくて、マリーが起きるのを待ってたんだ。それじゃ、また会おうね。今度はいっぱい、マリーと遊べるといいね」
「待って! 待ってよ、ポポッ! ねぇ!」
だが、ポポはマリーの主張をまるで聞き入れない。それどころか己が血の涙を流していることにすら興味を抱かず、乱暴に手の甲で涙を拭うと、一方的にマリーに伝言を残して、救護室の窓から風をまとって空へと飛び立った。
「うぅぅぅぅ――!!」
かくして。異常をきたしたポポを引き留めることができなかったマリーは、ポポへの恐怖とポポを引き留められなかった後悔で心がぐちゃぐちゃになり、その場に座り込んで号泣するのだった。
ポポ:金髪ツインテールな風の魔女。元々みんなを救うために心を痛めながら事を成すタイプなために、心が慢性的に疲弊していた。その状態で、此度のリゼットを苦しめる魔剣カルブンケルの呪いを半分以上引き受けるムーブをしたことにより、何かが壊れた模様。
アルト:原作主人公にして、記憶喪失な第9小隊の一員。一応、17歳。誰よりも真っ先にポポの情報提供を信じ、ファーレンハイトへの遠征決定に貢献した。その後、無事にヒルダの持つ魔剣カルブンケルを破壊して、リゼット(+ポポ)を呪いから救って見せた模様(描写なし)
マリー:記憶喪失の少女。見た目年齢は10歳くらい。その正体はマザー・クオリアの欠片から人間へと変質した月の魔女だが、己に自覚はない。この度、ポポと友達になったがそのポポが早速凄まじく豹変してしまうというトラウマな出来事を経験してしまった被害者枠。
ジゼル「あれ、私の出番はどうしたのですか? 福音使徒がファーレンハイトにいるという情報を第9小隊に伝える私の役目はどこへ……?」
というわけで、22話にしてリゼット編、もといポポの健全な声我慢回は終了です。そして次回からはノンストップで、この二次創作で書きたかったシーン四天王の内の1つである『風の魔女ポポ編』に入ります。何かがおかしくなってしまったポポを相手に、第9小隊は、福音使徒はどう打って出るのか。お楽しみに。