令和→大正→令和を生きる   作:キメ学は良いぞ

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第2話 男子3人

 

 

 突然だけど、私は前世の記憶が酷く曖昧だ。明治に産まれたなー、数年だけ大正生きたなー、何かと戦ってた気がするなー、くらい。誰と何をしてどうやって生きていたかが全く思い出せない。ので。

 

 

「瑠璃!?瑠璃もこの学校に来てたのか!会えてよかった!」

「えっ瑠璃ちゃん!?うっそ!?」

「あぁ!?子分のくせに親分を待たせるんじゃねえ!来んのがおせえ!」

 

 

 どうやら面識があるらしい少年3人に詰め寄られても、誰なのか全く分からないわけで。

 

 

「ごめんなさい。私、貴方達の事知らないんだけどどこかで会った?忘れてるだけだったらごめんね」

「え、あ、覚えてない、のか・・・。あ、俺竈門炭治郎!いきなりごめん、これからよろしく」

「お、俺、我妻善逸!変な奴って思わずによろしく頼むよ!な、な、な!?頼むよぉぉぉぉ!」

「・・・」

「伊之助、ほら!自己紹介!」

「・・・嘴平伊之助」

「あああ、伊之助が凹んでる・・・」

 

 

 やっぱりだけど、どうやらこの3人は前世の知り合いらしい。前世の知り合いが3人もいるなんてびっくりだけど、私は覚えてないから知り合いカウントはしない事とする。前世の時は前前世の知り合いと出会わなかったのに、なんで今世はこんなにいるんだろ・・・?まあいいか。

 

 

「3人とも宜しくね。なんだか私の事知ってるみたいだけど、運勢瑠璃です。ちなみにどこで会ったのか教えて貰ってもいい?」

「あ、ああ、いや!覚えてないならいいんだ!思い出さなくても・・・いや、思い出して欲しいけど・・・。とにかく、気にしないでくれ!」

「分かった。じゃあ気にしないことにするね」

 

 

 竈門君、誤魔化しが下手すぎやしないか?と思いつつ掘り下げるのも面倒だから流した。前世の知り合いなら今世でも仲良く出来るだろう。多分。

 そうこうする内に入学式前の朝の会が始まった。朝の会と言っても、全員揃ってるかの確認だけをしてすぐに体育館に移動になった。自己紹介もしてないから、きっと入学式後にやるんだろう。ちなみに担任の先生は悲鳴嶼行冥先生と言うらしい。極度に目が悪いそうだけど、眼鏡しなくていいの・・・?

 

 

 入学式が終わり、また教室に移動した。道中はずっと山ちゃんと一緒だ。そういえばさっきの3人に話しかけられた時複雑そうな顔をしてたけど、もしかしてあの3人と知り合いだったのかな?山ちゃんは外部入学組って聞いたんだけど。

 

 

「山ちゃん、山ちゃんはさっきの男子3人と知り合いだったりする?」

「あー、えっと、知り合いって程でもないんだけど・・・」

「ふうん」

 

 

 これで山ちゃんも前世の知り合いとかだったら笑うけど、さすがにそれはないか。




キメ学世界の悲鳴嶼さんは全盲ではない設定です
猫の絵見て泣いてたし・・・
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