味方からも敵からもヤベー奴扱いされた指揮官達のいるドルフロ 作:ホワイトアクア
麻雀パソコンとかスマホならやった事あるんですよ……どのタイミングでリーチなのか分かるけど、実際の卓でやるとリーチの際にどれを出すべきなのか分からなくて……というか、リーチすら分からない。
後、色々と無計画過ぎた。自分の会社がほぼブラック企業なものだから、休みの日に丸一日中眠気と頭痛に襲われて大変な事に……皆さんも体調には気をつけて下さいね。
麻雀の方はTASの方で見て頂いた方が早いかと。親決めとかその他諸々も含めて書くと時間が掛かり過ぎるし……(白目)
鷹山の圧倒的な勝利を遂げた事に喜びと笑いが止まらなかった一同。例外を除いて鷹山に勝つ方法は無く、正に最強と言える強さだった。
「あー……面白過ぎるだろコレ。相手の実力分かってりゃ普通挑もうとは誰もしないだろうに」
「まあ、それがアイツ等の限界なんだろうな。さて、そろそろ迎えに行ってやろう。ずっと待ちくたびれているだろうし」
そうだな、と言いながら必要な物を持って鷹山の居るゴルフ場に向かうグレイ達と戦術人形。もう予め仕事やすべき事を終わらせているので、さっさとあんなのからオサラバしようと誰もが思った程だ。
一方で無事に同点まで追い詰めた鷹山。しかし、彼等はこの結果を認めたく無かったのかある事を言い出した。
「な、成程……どうやら私は君を見くびっていた様だ……まさか戦闘以外にもそんな実力を隠し持っていたなんて……」
「そうでもないですよ。あれは完全に運とかそこらのレベルなんで」
「実力ではなく運で勝負したと……ならば、それを踏まえてもう一戦頼みたい。このまま同点のまま有耶無耶には終わらせたくないのでね」
(うわぁ……延長と来ましたか)
「勿論、ゴルフでやっても勝てないのは目に見えて分かっている。そこで、別の勝負をしたいと思っているのだが、良いかね?」
「へ?」
予想外な答えに一瞬固まった鷹山。じゃあ、何の勝負をするの?と疑問に思っていた事を男は直ぐに話した。
「麻雀だ。次は麻雀で勝負しようじゃないか。それならば実力じゃなくとも運で試せるのではないかね?」
(そう来たかー……まあ、多分イカサマ起きる前提の勝負だよなコレ……同点にしても良いけど、絶対監視されていそうな気がするし……というか、俺を含めて四人プレイ?うへぇ……)
ちょっと難しい状況になって来たが、何らかの違和感を感じたら探るしか無いだろう。意地でも連れて行こうとする魂胆が見えまくりなので、下手に断れない。
「……分かりました。その代わり、これで終わりにさせて下さいね?あんまりスカウトされても困りますので」
「分かってるさ。それに関してはちゃんと約束しよう」
(本当かねぇ……)
ともかく、渋々と従いながらもついて行く鷹山とK5。これで終わりじゃない事にK5がヒソヒソと鷹山に話し込む。
(ねえ、どうするの……?このままじゃ終わらないし、負けたら指揮官や皆が……)
(あっちがそう簡単に諦めてくれるなんてのは最初から思っていないからな。絶対何かあると心構えておいて正解でもあったけど。それに、いざという時の保険もある)
その時、マナーモードにしていた鷹山の携帯が震える。携帯を開くと、そこにはグレイからのメールが届いていて、メールにはそろそろ迎えに行くと書かれていた。鷹山も「おk、待ってるわ」と本文に書き、グレイに送り返した。隣から覗いていたK5はせめて助けて欲しいと書かなかった事に驚いていた。
(助けとか求めないの!?イカサマとかされたら余計に出られなくなるわよ!?)
(大丈夫、もう既に書いてある。本文には書いてないけどな)
(え?)
「さあ、ここだ」
話し掛けている間に目的の麻雀台がある部屋まで辿り着く。見る限りだと何処にでもありそうな至って普通の麻雀台だが……。
「あの……ここの機械や牌とかは全部貴方が持って来たものですか?」
「そうだ。こうして中々やる機会など無いだろうし、これを見つけるのも中々苦労したよ。牌だけは嫌という程見つかるがね」
「へぇ……まあ、確かに自分も麻雀は少し嗜む程度ならやってたのですが、ここまで本格的なのは初めてかもしれませんね」
そう言って自分の心を悟られない様に嘘の言葉で男達を褒める鷹山。念の為に回りを確認するが、至って目立つ形跡は無し。だが、彼等が何も仕掛けて来ないなんてのは微塵も考えていない。
とりあえず、椅子に座る全員。K5は鷹山の隣に立っては最後まで見届けるつもりでいた。ちなみにK5には予めルールを教えてあるので少しは分かる程度に把握していた。
「では、始めようか」
変に探るより、まずはこれで何が起きるのか確かめるのが先決だ。試しという事で打ち込む。
持ち牌は至って普通にランダムで選ばれたモノ……だとは思ってる。ただし、それは自分の範囲だったらの話。相手が予めほぼ役が揃いそうに細工を施していたらどうにもならないのが現状だ。
最初にドラの牌がオープン。「東」だ。後は順々に打って行く。すると、直ぐに―――
「カン」
筒子の9もとい「キューピン」でのカン。次のドラがオープンし、「西」が出て来る。直後―――
「では、私はポンで」
索子の2もとい「リャンゾウ」でポン。カンした男からリャンゾウを取る。更に―――
「チーで」
今度は鷹山の向かいにある人物がポンした男から萬子のサンワンとスーワンを取り、自牌のリャンワンでチーをする。その後、何事も無く打ってると―――
「ロン」
カンをした男が「東」を捨てた途端にロン。ロンしたのは先程ポンをした男だった。結果、ダブ東2、26符 2翔で2900点を獲得。
(まあ……そこは普通だよな……。)
至って普通だなと思っていたのも束の間。次の勝負で有り得ない光景が起きる。次のドラの牌が開き、「チーソウ」が出て来た。パーソウ1つでもあればドラを狙えるが……。
(ドラを捨てた……!?何考えてんだコイツ!?)
先程、ロンした男がなんとドラを捨てたのだ。ドラを捨てる行為というのはある意味自殺モノ。ただ、ドラ関係無く高得点を狙える牌に自信があるというのだろうか。すると―――
「リーチ」
(はぁ!?)
暫く打った後、今度はリーチ。更に一週回った後―――
「ツモ」
(おいいいいいぃぃぃぃぃ!!!?)
たった一週回っただけでツモという早い段階に。しかも、驚くべきは相手の牌。オープンすると……。
(32符 4翔……満貫!?立直1、一発1、ドラ1、門前自模1……ツモでオール4100とリーチの分も含めて13300!?ふざけてんのかコレ!?)
ちなみに、牌は萬子の1が3つ、萬子の2と3と4、筒子の6が2つ、索子の2と4、索子の7と8と9。ツモした牌は索子の3だった。これには流石の鷹山でも有り得ないと勘付いた。
(いやいやいや……初っ端からかっ飛ばし過ぎだろ!?普通、そこまで高得点狙えないっての……!)
3人だけでも分が悪いのは分かっているものの、片や一人だけでもロンやツモする為にサポートされているのでは勝負にならない。
牌は完全にランダムと思ってた考え方も消え失せ、麻雀台に何か細工でも施していると確定してチラッと見る。
(そう言えば……麻雀台って終わった後は牌を中央の穴に入れた後、ガシャガシャ鳴っている筈だけど……まさか……)
先程鷹山は男達に向けて「全部貴方達が持って来たものですか?」と聞いてはいたが、その嫌な予感がヒットしながらも局は続く。他の男達もツモでじわりじわりとオールで鷹山の得点を減らし続けていたが、ここまで連続でツモばっかり起きているとそれもまた怪しく感じていた。
挙句に跳満で点数を奪われ、鷹山の点数が1万切ってピンチになり始めていた。
「ツモ!」
(嶺上開花までやりやがった……!あー、もう滅茶苦茶だよ!)
果てには亜空間リーチをしていたりと……完全に何処ぞのアカギや咲と同レベルになっていた。本格的にヤバいと感じたのか、K5の表情も不安になっていた。
しかし、丁度その時というべきだったか。鷹山の携帯がバイブレーションしながら鳴る。
(来たか……遅いというか、良いタイミングというか……)
「おや、どうしたのかね鷹山指揮官?先程のゴルフとは違って調子が出ませんかな?」
「良くも悪くも、ほぼ負けが確定みたいなモノですよ。ここから巻き返せるなど早々に無理だと思い―――」
「巻き返しますよ。この時が来たんでね」
と、鷹山の表情が一変。跳満や満貫をされて不安そうだった表情から、余裕の表情を見せた。これには男達も何を考えているんだ、と焦る。
(次の1手を決めれば、アイツはマイナス点を越えて負けは確定……なのに、何故そんな余裕そうな表情をしているんだ!?)
(国士無双や天和などの役満ならば逆転の可能性はある……しかし、それは決して不可能。何故なら元々その役ですら成立する確立が低く、揃えるだけでも苦労するというもの。挙句、我々が仕組んだアレがある限り成り立つのも不可能)
(俺達の牌は直ぐに揃う強めのヤツに比べて、アイツは最弱の牌……そこからどうやって逆転するというんだ……?)
「んじゃ、次の局始めましょうよ」
言われるがままに牌を中央に入れた後、また新しい牌が出て来る。鷹山は牌を1つ1つずつ取り、綺麗に並べた。今度は鷹山が親となって打つ番が回って来た。その直後、バタンッ!!と扉から大きな音を立てて流れ込むある集団が入って来る。
「な、何だ貴様等は!?」
「おーっと、下手な抵抗はしない方が良いですよお偉いさん。アンタ等の裏の情報は既に掴んでいるんでね」
扉から入って来たのは、迎えに来ていたグレイ達だった。しかも、戦術人形を多く連れては囲む様に銃を上層部の男達全員に向けられている。
「な、何故グリフィンのお前達がここに……それに、裏とは何だ!?我々は何もしていない!!」
「シラを切っても無意味ですよー?ヘリアンさんから良からぬ噂を聞いて、念の為にと思ってハッキングしてまで調べたんですが……まー、やってる事は最悪ですね」
「横領、賄賂、戦術人形に向けてのセクハラも当たり前……中には逸脱した行動まで取っていやがったとはね。そんなヤツが上層部だなんて俺達は死んでもゴメンだな」
「は、謀ったな鷹山指揮官!」
「謀るぅ~?そりゃ謀って当然でしょ。見た目からしてそんなデブな格好だったり、悪そうな顔をしている男を見れば嫌でも裏の顔があるって分かりますよ。見た目を直してりゃまだ猶予はあったが、それでも上層部と聞いて怪しまずにはいられないと思いますよ?」
ある意味ごもっともと言うべきか。焦っている男達の表情からして本当にやっていたのだと察する鷹山。証拠を完全に掴まれた以上、男達は観念せざるを得なかった。
ヘリアンが「連れて行け!」と叫んだ瞬間、鷹山が最後に「待った!」と声を掛けた。
「最後にもう1つだけ言いたい事がありまして。逮捕もそうだったが、この麻雀は俺の勝ちなんで」
「何が言いたい……?」
「つまり、こういう事ですよ。ツモ」
と、山から1つ取った後、牌を揃えて見せた。鷹山が見せた牌に男達はギョッとビックリした表情となる。何故なら……。
「全牌……白だけだと……!?」
「四暗刻、大三元。13面待ち……これぞ、「
伝説のあの一手を打ったのだ。これを実現した事にグレイ達は大笑い。本当にマジでやりやがったと。これには男達も怒りが沸いていた。
「ふざけるな!貴様の牌はそう簡単に揃わない雑魚同然の牌だぞ!どうやってそんな大量の牌を持っていた!?イカサマにも程があるだろう!!」
「おや、おかしな事を言いますね。何で俺の手牌が雑魚だって分かるんですか?仮にアレを打たなかったら、確実にロンやツモすら起こさせまいと言わんばかりに」
「……ッ!?」
「やっぱりか。入る前にちょっくら調べて貰ったが、お前の言う通り遠隔操作されてたぞ。イカサマの細工されてたのはその麻雀台らしいけど」
「へぇ……」
そう軽く笑った後、ドンッ!!と強く叩いてから怒りの表情を見せる鷹山。彼の表情に男達はビクッと震え上がった。
「何が運だ!あぁ!?俺の最後の一手はともかく、テメェ等は揃いも揃って連続でイカサマか!!何が勝負だ!こんなモン負け前提かイカサマ前提じゃなきゃ無理じゃねぇかよ!!堕ちる所まで堕ちた屑野郎に俺達の仲間を奪われて堪るか!!とっとと消え失せろ!!」
言い切った後、再びヘリアンが歩け!と強く言い、男達は表情を暗くしながら連れて行かれたという。
これが切欠により、上層部による黒い一面が明るみになってからは上層部の総入れ替えが行われたりして大騒ぎとなった。当然、男達は懲戒免職となった後は刑務所に連れて行かれた。
その後、念の為にあの場所で一体どういうイカサマが行われたのか詳しく説明。まず、麻雀台に関するイカサマについてザックが話した。
「ちょっくら分解して分かったが、マジで予想外だった……あの麻雀台、別の所で動かしていたパソコンと連動してあったらしいぜ?任意に動かす事によって予めツモとかロンとか出来やすくする為に細工してあった他、鷹山の様に面子が揃ってない状態にする事も可能だったらしいぜ」
「だからあんなにツモばっかりポンポンと出た訳だ……どうりでロンが来ないと思ってたら。その上、俺の牌が雑魚だった理由も納得だ」
もっと言うならば天和も可能と言えば可能なのだが、それは流石に怪しまれると思ったのだろう。実現する確立すら最も一番低いものだから、実質不可能な役をいきなり出した所でイカサマとバレて終わるのが目に見えている。
ただし、相手がそうしなかったのが救いだったのか鷹山が最後にやった「アレ」は本当に苦肉の策とも言うべきであったが。それに関してはK5からこんな質問が。
「ねえ、鷹山指揮官。貴方どうやってイカサマなんて出来たの?あの白牌を大量に出すのって無理だと思うんだけど」
「簡単だ。轟盲牌を使っただけ」
「轟盲牌……?何それ?」
「元々天地創世は実現不可能なイカサマだ。麻雀だと白牌は4つしか無いのに、何故12個+ツモで1個という感じに成立出来たのか分かるか?あ、ポケットから出したとかそういうのは無理だからな。即バレる」
「じゃあ、どうやって……」
「ストレートに言うと、指の力で表面の文字を消した。ただそれだけだよ」
「はぁ!?」
試しに鷹山が東と書かれた麻雀牌を取り出し、指先だけで摘む。この間たった数秒なのだが、その数秒の間に東の文字が削り取られている。
その後、スッと指先を離すと……本当に東の文字が消え、何も書かれていない白牌となった。これには事情を知らない戦術人形やヘリアンやペルシカも驚く。
「嘘……!?本当に消えてる……!」
「鷹山指揮官……どんだけ力あるのよ……」
「バレない様に1個1個やった甲斐があったよ。そうして出来たのが、あの天地創世。イカサマの麻雀だとアレが世界一点数が高いらしいぜ?ただ、青天井ルールじゃない場合あの点数だったけど、あった場合908溝6519穣5024禾予3594垓8349京9283兆6857億6135万1700点まで行くぞ」
一同唖然。最早イカサマの領域を超えた何かである。ともあれ、あの男達も結局はケンカ売る相手を盛大に間違えたので、自業自得とも言うべきだろうか。
ちなみに、彼等が賄賂とかした情報を何時抜き出したかというのは、鷹山がゴルフをやっている間。実はあの時パソコンでM4やROが見ていたはその男達に関する情報で、UMP45が持って来た重要書類というのはハッキングして分かった事を完結に述べた紙だったのだ。
これが分かった為、直ぐに彼等は上層部達を逮捕するという行動に出たのだ。
「というか、イカサマだって分かったのって何時?」
「最初から仕掛けて来ると薄々勘付いていたから、グレイにメール送ったんだ」
チラッと見せたメールの本文には「んじゃ、よろしく」と書かれた文が1つ。だが、着眼する点はそこじゃない。件名の所を見ると、何やら文字化けみたいに書かれた文字の羅列が並んでいた。
「『@adp55,555/ほ,,a,,@g55,555*g,,』……?コレって何?」
「ちょっとした暗号みたいなもんだ。ヒントはスマホの文字にある特殊な文字の一部だ」
「スマホ……?何だろう……」
「……あ、もしかして……」
「お?分かったかUMP45?」
「何となく……だけど、これってアレじゃない?それぞれに何故か@とかの記号があるけど、それを前提で入力すると……「イカサマのぼうがいたのんだ」?」
「正解!」
例えば、「い」を入力すると候補の中に何故か「@」が入っている。それを踏まえた前提で鷹山は地道に文字を考えていたのだ。
特に「ぼ」は流石に入力不可だった為、文字の「ほ」の後に「,」を二つ入れる事で「ぼ」という意味合いにしたそうだ。ちなみに「の」は何故か「55,555」という文字が入っていたという。
「流石に遊びで文字化けのメールを寄越すなんて考えは浮かばなかったから、何かの暗号だと思ってな。パソコンじゃなければ携帯か?と考えたら見事にヒットしたよ。で、あそこに入る前に他の部屋を回ってたら、近くに居た男がパソコンを操作していたのを発見してな。そこで妨害成功って話」
「けど、もう既に始まってた頃だったから今更妨害防いでも仕方無いから最終手段でイカサマした。良くも悪くも、イカサマしたのはアレで最初で最後だったかもな。まあ、イカサマのアレも重要な証拠にもなったから問題無かったし」
「そうだったんだ……でも、実力で勝負したと言っても最後は運に助けられたわね!認めたくはないけど、やっぱり指揮官は勝利の女神に愛されているんだわ!最後まで諦めなかったから勝負のツキが回って―――」
「そりゃ無いわ。大体俺がやると必ず確定で良い事起きる様なモノだから、勝利の女神より俺の方が幸運というか何というか……予定調和って感じだな。勝利の女神?それなら俺の隣で寝てるけどって感じ」
「なぁ!?」
サラリと否定した上、寝取り発言。勝利の女神よりも鷹山が唯一幸運を呼び寄せる人物(乱数調整アリ)とは認めたく無かったのか、ムカッと怒り出すK5。
「そう言うなら勝負しなさいよ!幾ら指揮官でも運命を予知する私よりも優秀とか信じないから!」
「言うと思った……しょーがねーな。3本勝負で良い?」
「望む所よ!」
という訳で、急遽3本勝負という形となった。1本目は某狩りゲーの「イヴェルカーナ」の剥ぎ取り素材勝負。剥ぎ取れる確立の低い素材ほど高得点という感じでプレイしてみたものの……。
「冰龍の零玉1個と冠角1個!これなら負ける要素は無い―――」
「あー、スマン。俺が剥ぎ取ったヤツ全部零玉だったんだが……。」
「」
ちなみに、零玉の確立は本体が2%で尻尾の部位破壊から取れる確立は3%。それを一気に3個以上も入手したのだ。勿論イカサマは使ってないし、チートコードも使用していない。
ただ、乱数調整と言って何処かしらでウロウロしてたり、わざとダメージ受けたりしてやってたとか。
「次の勝負よ!!」
2本目、ドラ○エ6のカジノにあるポーカー。どれだけ高得点を叩き出せるかで勝負となったものの……。
「ロイヤルストレートフラッシュ!ダブルアップはやらなかったけど安全策!これなら―――」
「これとこれを交換して……はい、ロイヤルストレートフラッシュ」
「!?」
「で、ダブルアップ2回成功。コイン18000ゲット」
「」
4500で終わったK5よりも、4倍の掛け金をゲットした鷹山。何よりも鷹山の場合、出るまで勝ち続けたK5に比べて、たった一回目でロイヤルを出した上にダブルアップを2回も成功させたのだ。これは泣かざるを得ない。
「だ、だったらコレで勝負よ!!」
次に選んだのは「○のカービィwii」にある真・格闘王への道。ボスラッシュで且つタイムを競うというアレだ。
K5はボスの戦い方を前提にコピー能力をコロコロと変えながらも10分近くでクリア。しかし、鷹山の場合は「ニンジャ」オンリー。操作もある意味ヤバく、画面のカービィが物凄い勢いで荒ぶり、ありえない早さで敵を爆発四散。
多少のダメージを受けたり、乱数調整は当たり前。動きも完全にドゥエリストとなっていた。
「えー、結果。6分21秒85」
「そ、そんな……」
「流石鷹山。何1つ容赦しねぇな」
「剥ぎ取りでレア素材を3回連続出した時点で運とか通り越してお察しだろ」
「何か色々とゴメンな。でも、俺ってこういうのが見える!って分かってるから、どういう流れでどうするべきか頭の中で把握してるモンだから分かっちまうんだよな……」
「た……」
「ん?」
「鷹山さんの……バカァァァァァァァァァァッ!!!!」
「あべしっ!?」
プルプルと震えた後、K5は泣きながら鷹山を殴った。まさかの攻撃に鷹山はモロに喰らい、ピクピクと震える。
泣きながら去って行く彼女を全員は見届けるしか無かった。彼女の予知よりかは鷹山の予知の方が一番正確でドンピシャに当たるものだから、彼女のポテンシャルを奪っている様にも思えた。
故に、こればかりは全面的に鷹山が悪いとしか言い様が無かった。戦術人形とTASが勝負しても比べ物にならないし、本気出し過ぎじゃない?と言われても反論出来ずに罪悪感を感じたという。ただ、K5も鷹山の実力に関しては理解しており、彼以上に予測とか出来る人物は他に居ないと認めているらしい。
彼と彼女が組めば敵の情報とか戦況とかも網羅出来るんじゃないか?とそんな話も出たりしたが、それは別のお話……。
後半はコレがしたかっただけが故に麻雀出しました。賭け事においてTASさんを出したらマズい。
・亜空間リーチ
実際に使った事があるとか無いとか。TAS関連ではSFC「プロ麻雀・極」において「
【麻雀】ありえない手筋でプロをフルボッコしてみた【TASさんの休日】」というのがある。ちなみに、早い段階でのリーチとか満貫とかそういうのも含めてここから持って来た。細かく書くと本当に辛いとしか言えない……色々とごめんなさい。
・
本来なら有り得ない牌の役。元ネタは「ムダヅモ無き改革」にて小泉ジュンイチローが対プーチン戦において使った技。轟盲牌と呼ばれる指の握力だけで牌の表面を削り取るという荒業でおきながら最強のイカサマ。4回槓(明槓子1回、暗槓子3回)した上で、18枚の全ての手牌を白にしたという。言うまでもなく、青天井ルールでは本編に書かれた通り、字一色(13飜)、三暗刻(2飜)、四槓子(13飜)、嶺上開花(1飜)白(1飜)×4、ドラ72であの結果だという。恐ろしい。
ちなみに、これを実現させた麻雀ゲームのTASが「【TAP】麻雀RPG ドラドラドラ (RPGモード)」。青天井ルールなのかどうかは不明だが、始まる前の得点9000から一気に105000という、正に毟るだけ毟り取れと言わんばかりの鬼畜としか言い様が無かった。総理恐るべし。
・某狩りゲーの「イヴェルカーナ」
これは今で言うモンスターハンターアイスボーン。ただ、ツールが無いのかプレステ4以降はTASが不可能となり、代わりにRTAとかやる人とかが増えた。
モンハンにおけるTASでは実質乱数調整としか言い様が無い。モンスターを仕留めるまでは素材がランダムで決まり、トドメを刺した瞬間に素材が決定される。TASだとレア素材も当たり前の如く入手出来る。
・ドラ○エ6のカジノにあるポーカー
言うまもなく、麻雀RPG同様にサムネホイホイと言わざるを得ないアレである。開始早々ロイヤルストレートフラッシュ引くとか誰が予想出来るか(白目)
・真・格闘王への道
カービィwiiのTASでは全てのコピー能力においてニンジャが一番最速だという。アイエエエエエ!?
ちなみに、実機……つまりはガチでコントローラーを操作しながらやった人がいるのだが、その人の場合だとニンジャでは6分54秒68。本当に人間か!?