味方からも敵からもヤベー奴扱いされた指揮官達のいるドルフロ   作:ホワイトアクア

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ふぇぇ……ドルフロのストーリーとか用語とかがまた新しく追加されて混乱して滅茶苦茶だよぉ……仮にもドルフロ公式のストーリーが完全に終えたら一度再構築して書き直す予定もあったんだが……終わるんだろうかコレ……(白目)

パン屋少女は……正直どうしようか迷ってる。ただ、続編ポジションとしてアークナイツは面白そうだったり。そこにはインペリアルクロスという陣を作り、突入するグレイ達の姿が!なんてとか良いかも。


「開発技師募集中!」 下

 ザック達が製作を始めて数時間。ガラクタの方は減っているという様子はまだ見受けられないが、そこそこの量で良い感じの機械が作れた。

 

「本当に足軽とか歩兵みたいなのを作っちゃった……」

 

 パッと見で分かる通り、例の歩兵や忍者やらを作ってしまったのである。こんな事をやってるから正規軍とかに変な勘違いされるんじゃ……とユウトは不安で仕方が無かった。最終的には巨大ロボットや戦艦も随時着手するという大掛かりな計画も考えているとか。そう考えていたらスーッとザックが戻って来る。

 

「おう、お疲れさん。にしても、結構良い腕前じゃないか」

 

 ほれ、と言いながらザックが手に持っていた物をユウトに渡す。渡されたのは一本の缶コーヒーだった。

 少し喉も渇いていたのか、飲むには丁度良いタイミングだった。プルタブを開けてゆっくりと飲む。喫茶での味と比べると、まだあっちの方が美味しいかなと思うが、これはこれでまた良い味が出るので悪くない気分で、働いているという実感を感じさせる。

 

「ありがとうございます。僕、少し前は鉄血で技術開発担当みたいなものでしたから。蝶事件とか色々起きて、今じゃ運命なのか必然なのか分からないですけどあそこに辿り着きました……それでも、またこうして会えたのを嬉しく感じてる自分がいるんです」

「ほう、そいつはまた偶然だな。俺も技工士みたいなモノをやってたが、5年経っても階級が上がらず、ただひたすら同じ事の繰り返しで自分の望んだモノが作れないという鬱憤があってか、自分から辞職願出したけどな。結果として職場を脱け出した後は貯金切り崩しながらもロマン兵器みたいなのを作って、後は何とか少しだけでも稼ごうとする努力はしたがな。その後に鉄血で働いていた職員達は皆、暴走した鉄血人形に殺されたってのを知らされた。良くも悪くも、俺は運良く逃げ切れちゃったのさ」

 

 衝撃的な話だったのか、気まずそうにするユウト。だが、ザックはそれを知ってからか「気にするな。もう過ぎた事だから」と優しく呟いた。

 

「ちなみにだが、ユウトはパイルバンカーとかドリルは好きか?ゴッテゴテの重量オーバーしそうな武装だったり、オーバードウェポンはどうだ?」

「え?えっと……僕は、変形とか合体要素とかの方が好きですかね……」

「お、それも悪くないな。何だよ、中々良い趣味持ってるじゃないか。やっぱり時代はロマンだよな!」

(言えない……考えが思い付かなくて適当に言ったなんて口が裂けても言えない……!)

 

 心配するだけ野暮だったのか、それとも元からこんな性格だったのか。どっちにしろ、この人はそんな簡単に落ち込む様な人物ではないのは確かだ。ただ、急に振られた趣味の話に関しては到底追いつきそうに無いが。

 

「っと……長々と話してる暇は無いな。これが終わったら次はオーニタルフレームを作るぞ」

「お、オーニタルフレーム?何ですかそれ?」

「ホバー移動しながら刀を振り回す鬼の兵隊。というか軍勢って言った方が良いか」

「それって本当に戦国とか関係あるんですか!?ホバー移動出来るとか最早それって近未来とかそこ等の話ですよね!?」

 

 何をどう突っ込んだら良いのか分からなくなり、何処ぞの変態技術者達と同類の様な気がしてならなかった。とりあえず雑念とかを追い払っては開発に集中して数時間。気付けば夜になりかけていて、ガラクタの山も一気に減っていた。

 

「ふぅ……これで良いかな」

「どれどれ。ふむ……よし、良い感じに仕上がったな。後は稼働出来れば問題無しだ」

「ザック、こっちの方は何とか量産出来たぜ。残ったパーツとかはどうする?」

「……倉庫に溜め込んでおけ。現状、使い道が思い付かん」

「ほいほーい」

「せめて最後まで使って処理しましょうよ……」

 

 だから機械のゴミとか溜まるのでは?と思ったが、大体は戦場とかで落ちていた物を拾っただけに過ぎず、余っても何処かで使う予定。中にはスピーカーとかバイクやら見付けたりするので、これを再利用しない手は無いとザックなりに計画している。

 

「途中から鷹山さんともう一人来た人の作業量が凄かった筈なのに、割と結構早めに作れたというのが……」

「クラウスの事だろ?お前さん、初見でビビッてたしな」

 

 それを思い出したユウトは若干引き気味になる。そりゃいきなり顔面を包帯で巻かれている状態で且つダイナマイトとかの爆発物を持っている人物を見たら誰だってビビる。しかし、何よりも凄かったのか彼のクラフト能力だった。

 

「設計図を軽く見ただけで、しかも指定数の材料を投入するだけであんなに大量に作れるとか……これ、ホントに僕って必要でしたか……?」

「これでも重要だぞ。基本、クラフトする際のレシピが無ければ作る事が出来ないから、その設計図と完成した姿を作れば後はどうにかなる」

「それって作ったって内に入るんでしょうかね……ここまで見ると凄いですけど、こんなのを僕達が作ってたなんて。ん……?」

 

 ユウトが呟きながら作り上げた機械の山を全て眺めていると、人型とは違って動物の姿をした機械がちょこっとだけ置かれてあったのが見えた。こんなモノを作っただろうか?と疑問に思った為、これについて聞いてみる事に。

 

「あの、ザックさん。これは一体……?」

「コイツか?コイツはストーカーって名前の機械動物でな。ちょっとある民族が住んでる周辺地域に生息しているヤツを分解して、構造を全部把握した後に組み直したヤツだ。必要な素材とかも全て記録してあるから、いざとなれば作れるぞ」

「作れるって……え?じゃあ、これって持ち帰ったヤツですか!?」

「平たく言ってしまえばそうだな。まあ、あの世界じゃこういう機械動物なんてわんさか居るからジャパリパークと化しているがな」

「すっごーい!君は滅んだ世界に住む機械獣のフレンズなんだね!」

「そんなのと友達になるのは絶対お断りなんですけど!?」

 

 暴走したら絶対にコレ殺されるヤツだ!とユウトは本能で察する。何せ、この機械獣の着けている兵器が完全にミサイルランチャーとかを出しそうな雰囲気があったからだ。下手すれば普通の鉄血兵が束になっても圧倒出来そうな……そんな予感がした。

 

「コイツの凄い機能は光学式のステルス機能が付いててな。完全に風景と同化して襲い掛かる習性がある。取り付いているダーツガンとマインランチャーも中々エグいぞ」

「何でそんな危険なモノを連れたんです!?」

「簡単に言えば、巡回警備とか暗殺向きの仕事とかな。これがうってつけだと思ってな。重火器外したにしても、結構強い力で噛み付くからな。お前さんもどうだ?喫茶店やってるって聞いてるから、泥棒対策として考えればまだ良い方だと思うぞ」

「えぇ……」

 

 明らかに防犯という領域を超えているが、確かにそういう安全面を考慮すれば欲しかったりはする。ただ、これまで喫茶鉄血で強盗が入ったなんて事例は全く無く、逆に慌ただしい問題ばっかり起きていた覚えしか無かった。

 

「まあ……一応考えておきます。所で、これって何ですか?これもまた結構大きいんですが……」

「こっちはサンダージョーとストームバード。中々イカした形してるだろ?コイツも大人しくするには結構時間掛かったからな」

「こんな大きいのを相手にしたんですか!?しかも、持ち帰ったとか……動物王国でも作るんですか……」

「その手があったか!」

(言わなきゃ良かった!!!!)

 

 何気無い一言でピンと思い付いてしまったザックにユウトは頭を抱えた。こんなのに挑むのも正気の沙汰だが、それを難なくやってしまうのが彼等である。もう突っ込む気力も失せようと思った時、ズシンズシンと地響きする音が。一瞬「地震!?」と思ったユウトだったが、それにしては一定の間隔で揺れてるのはおかしい事に気付く。

 

「ん?もう巡回偵察が終わった頃か」

「巡回偵察……?」

「外見れば分かるよ」

 

 言われるがままにザック達と一緒に外へ出たユウト。そこに見えたのは……。

 

「うわっ……何ですかこの大きいのは!?」

 

 目の前に見えたのはキリンの様な形をした巨大な機械獣。その大きさはアメリカ合衆国カリフォルニア州のレッドウッド国立公園にある樹木「ハイペリオン」に匹敵するほどの大きさだ。

 

「コイツはトールネックだ。コイツは戦闘向きじゃなく、一定範囲を歩きながら地図をデータ入力してくれる補助的なヤツでな。性格もこれまでの奴等とは違って大人しいぞ。ゆったりと歩くモンだから、もしかしたらちょっとしたマスコットになりそうだな」

「マスコットって……こんな地響きでうろつかれたら夜眠れないんじゃ……」

「かもな。ってか、もうマスコットになってたわ。ほら、あそこのてっぺんに君のお姉さんと嫁さん達が手振ってる」

「はい!?」

 

 嘘だろ!?と思ったのも束の間。目を凝らして見ると、言われた通り本当にトールネックの頭の部分からサクヤとM16とRO635がはしゃいでた。

 

「おーい!ユウトー!」

「姉さん!危ないから!というかどうやってあんな所まで行ったの!?」

「エルさんに連れて行って貰ったのー!ここ凄いよー!景色良いし、遠い所まで見渡せて、オマケにタクシー感覚で乗れちゃうからー!」

「いや、一歩間違ったら落ちるからね!?タクシー感覚で乗らないで!危ないから降りて来て!!」

「ここで飲めるジャックダニエルは最高だな。けど、揺れて少し零れちまう」

「M16さんもそこで飲まないで!!酔った勢いで落下なんてしちゃったらもっと洒落になりませんから!!」

「ユウト君もこっちに来て見たらどうですかー?ほら、あそこの人なんて自ら登ってますよー」

「無茶言わないで下さいROさん!!というか、登ってる人スゲェ!?」

「あ、登ってたのフラン君か。流石だな」

 

 蝶事件以来の気が気じゃない緊張感にユウトはただただ落ち着かない様子で見る事しか出来なかった。その後、無事に降りたのは数分後になる。

 

 

 

 

 

「うーん、美味しい!グレイさんって料理上手なんですね!」

「褒めてもおかわりしか出ませんよ。けど、培った経験がここまで響くなんてな。料理続けて良かったわ」

「この極上の肉も美味い!かぁーっ!酒持って来て正解だったな!」

「わぁ、このカボチャのケーキも美味しいです!濃厚な甘さで口の中が広がる……!」

「………」

 

 彼女達をトールネックから降ろし、気付けば時間は夜になっていた。夕食はグレイが作ってくれるという事もあり、サクヤ達も含めて今日はこっちでご馳走になるという事に。

 一方でユウトはもう色々とあり過ぎてツッコミ疲れになったのか、かなりグロッキーな状態になっていた。ただ、差し出された料理はとても美味かったのが唯一の癒しでもあり救いでもあった。

 

「というか、何で姉さんが料理貰っちゃってんのさ……」

「あ、いや、別に深い意味じゃないわよ?こっちの仕事も終わってそろそろユウトの所に行って手伝おうかなーって思ってたら大体終わってたって話を聞いたし……それに、あのトールネックが歩いていたのを見たら誰だって目離れないでしょ。丁度都合良くグレイさんとエルさん、それと新人フラン君がトールネックの起動確認に付き添いで居たんだから」

「その新人がトールネックを平気で軽々と登っていた点については言わないの……?」

「あ、あははは……」

 

 痛い所を突かれて苦笑いで誤魔化すサクヤ。ユウトもフランが新人というには有り得ないフットワークを見せている所から絶対グレイ達と同類の人だと察していた。

 そんな会話もありながら、食事も終えて軽く片付けを済ます。折角だからこれだけは自分も参加しようとサクヤも一緒になって片付けを始めるが、その際にあるモノを見つける。

 

「ん?これって……」

 

 サクヤが見つけたもの……それは金の装飾で赤い宝石が組み込まれているタイプのものだった。しかも、同じ指輪が大量に。あまりの多さに気になったのかサクヤはグレイに声を掛ける。

 

「ねえ、この指輪って何なの?」

「ん?この指輪か?これは守りの指輪ってヤツでな。とある旅先でちょっと手に入れたブツなんだが訳あって大量に手に入っちまった。ただ、有効活用が薄いと思ってたんだが、もしかしたら……今このタイミングで十分重宝するかもしれないな」

「どういう事?」

「そうだな……ユウト、その指輪を嵌めてみろ。で、俺がエアガンでお前の胴体に目掛けて撃つ」

「ええっ!?僕がターゲットですか!?というか何で!?」

 

 突然ユウトに話を振られては堂々と発砲宣言をしたグレイ。まだ実弾じゃないから大丈夫なものの、それでも割とエアガンの弾は痛かったりする。

 

「コイツは対銃撃及び対砲撃に対応した素敵な機能が備わっているらしくてな。まあ、一度その身を以て味わってみろ。死にやしないから大丈夫だ」

「いや、エアガンでも十分痛いですよ!?BB弾ですし!防具も無しで当たるとかなり痛み走りますから!」

「タンスの角に足の小指をぶつけて悶絶するよりかはマシだろ」

「嫌に具体的な例ですねそれ!?」

「んじゃ、行くよー。ほいっ!」

 

 パンッ!と軽い音が響き、エアガンからBB弾が発射される。このまま行けば直撃は免れないだろう。そもそもエアガンでも発射された弾はかなり早い為、近ければ避けれるという確率は低く、絶対に当たってしまうのが見えている。

 

「おわっ!?」

 

 だがしかし、その常識いとも簡単に覆す光景が見えてしまった。グレイが撃ったBB弾がユウトに当たるかと思った矢先、突如としてユウトがグイッと身体を動かしてはBB弾を避けたのである。

 

「な、何だ!?」

「ユウト君が……クルッと回りながら弾を避けた……?」

「え……?一体どうなって……」

「次はフルオートだ。それそれそれ」

「わぁぁぁぁぁっ!?」

 

 今度はフルオートに切り替え、BB弾を発射するグレイ。いきなりフルオートに切り替えたのか終わったと悟っていたユウトだったが、飛んで来たBB弾すら全て避け切れた。

 ユウト自身、一体何が起きたのか理解出来なかった。まるで「自分の意志とは関係無く誰かに動かされている」かの様に。

 

「ぜ、全弾……避けた……」

「はぁ……はぁ……な、何なんですかもう……グレイさん……もしかしてこの指輪と何か関係あるんですか……?」

「おう、当たり。そいつは「ジャミング」という能力を持っていてな。敵や味方からの銃や砲撃による攻撃を完全に避ける力が備わってるんだわ。だから、至近距離だろうがスナイパーライフルで遠くからだとか暗い所からでも絶対に避けれる優れものだ」

「実弾を避ける事が出来るんですか!?」

「だからあんな動き方してたのか……」

 

 フルオートであんなに射出したのにも関わらず、一発も当たらないまま避け切れたのは驚かざるを得ないだろう。これさえあれば今後安全に戦えると思われるかもしれないが、そうとは限らないのだ。

 

「ただし、欠点がある。あくまでも避けれるのは銃や砲撃のみで、それ以外の攻撃は機能を果たさない。つまり、近接攻撃や弓とかそれ以外は自分で何とかしろって話だ」

「何だよそれ。けど、銃と砲撃が避けれるのはデカいな……」

「旅先で買ったあの世界は比較的に剣やら槍やら魔法やらで使用する事が多くて、完全にこのスキルは浮いてた存在だったが……こっちの世界だと完全にチートアイテムと化したな。基本、銃でドンパチしてるこの世界においては絶対必須になるのは間違い無いだろうな」

 

 ゴミカス扱いに等しかったモノがここに出て化けるというのは良くある話。それ以前に彼等が旅立った世界は一体何処までだったのか、そっちの方が気になってしまう方だ。

 

「そいつは持っとけ。今回の報酬として受け取りな」

「え、こんな貴重な指輪良いんですか?」

「また買いに行くか、寧ろこっちが大量に作るかでどうにかなるわ。これで少しは任務も楽になるだろうしな。後はダイヤモンドにストーカー。それと……」

 

 ガサゴソと何かを取り出すグレイ。取り出したのはピッチリした謎のスーツと謎の液体が入った瓶。何だか嫌な予感がしたが、もう遅い。

 

「はい、ユウト君の嫁さん用の対魔忍スーツと感度3000倍薬。これでしっぽりと夜を楽しんで!」

「ちょっと待ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!何でそんなモノがあるの!?僕の恋人に何をするつもりですか!?」

「え?何ってナニだよ。君、一度も奥さんと[ピーッ]してないの?勿体無い!きっと君との間に出来た愛の結晶を家族一同は絶対見たい筈だよ!!」

「サラッと言ってますけど、やってる事は完全にド外道ですからね!?」

「ユウト……お姉ちゃんはデキちゃった婚になっても大丈夫だから!安心してしっぽりと楽しんで来て!」

「姉さんんんんんんんんんん!!!?」

 

 もう勘弁して欲しいと、ひたすら頭を抱えたくなるユウトだった。絶対こんなの受け取るものか!と心で誓ったのだが、目を輝かせたM16とRO635が是非ともヤりましょうという雰囲気でスーツと瓶を奪い、両サイドをガシッと掴まれてはユウトを何処かへと連れて行った。

 最後にユウトの叫び声と数分後に彼女達の喘ぎ声が聞こえた所で一同は手を合わせて祈った。頑張って生きろ……!と。

 

 

 

 

 

クエスト「開発技師募集中!」 成功!

報酬:ストーカー×1 ダイヤモンド×5 まもりの指輪(とにかく大量に) 対魔忍スーツ×2 感度3000倍薬×2




マインクラフトでドルフロのMODがあるけど、中々良いクオリティだったのは正直凄かった。製作者さんマジでスゲェわ。

・オーニタルフレーム
字幕実況プレイヤー「どんたこす」氏が鬼武者3で織田の軍勢と戦う際に召喚した幻魔の鬼の事を示した。西洋甲冑っぽく見えてしまい、鬼要素何処って言いたくなるが、最大のポイントはまさかのホバー移動。見た目やら浮き方やらがZ.O.EやらANUBISやらに似てるという事からその由来だと思われるが、ぶっちゃけ兵量としてはオービタルフレームというよりかはLEVぐらいのレベルなのだが。

・ストーカー/サンダージョー/ストームバード/トールネック
どれも全部「ホライゾンゼロドーン」に登場した機械獣の事。特にサンダージョーとストームバードはザコ敵な筈なのに、やけにクッソ強い攻撃力と防御力を持っており、一回の攻撃で体力を半分以上持って行かれるなんて事は当たり前。ストーカーも対処法を知らなければ格好の的になる。しかし、トールネックだけは本編に書いた通り、敵対行動はせずうろつき回る程度なので安心出来る。

・ハイペリオン
実はコレ現在でもガチで存在している樹木です。日本で大きいとされる屋久島の巨大杉よりも2倍の大きさを持っているとされ、世界ではこのハイペリオンが一番大きいんだとか。

・守りの指輪
元は「ファイナルファンタジーシリーズ」から。ただし、性能はFFTAとFFTA2の両方を兼ね備えたタイプで。作品ごとに性能が違うが、FFTAでは睡眠と死の宣告、FFTA2では死の宣告だけを防ぐアクセサリとして扱われている。

しかし、FFTA2のまもりの指輪は砲撃士と魔砲士が習得出来るリアクションアビリティ「ジャミング」というのがあり、これは同類のリアクションアビリティ「矢かわし」と同じ性能を持っている。そもそもの話、本来ならば矢かわしはFFTAだと「矢による攻撃&アクションを避ける(ただしリアクションアビリティ無視のファストブーストは回避不可)」という力を持っていたのだが、FFTA2では矢の攻撃のみ避けるという性能落ちをしてしまい、弓矢のアクション攻撃が通ってしまうハメに。故にそれと同じ様にジャミングもFFTA2仕様と同じになった。(ただし、FFTAでは砲撃士と魔砲士というジョブは無かった。)

今回グレイ達がまもりの指輪の性能は「砲撃と銃による攻撃及びアビリティを回避」するという優れもの。つまりはウロボロスのスティンガーバーストもエージェントのKey of Omensもアーキテクトのラストカーニバルも完全に回避してダメージゼロで済むというトンデモ性能を持っているのである。しかし、欠点は銃と砲撃以外の武器とかは性能を発揮しないという事なので、近接に持ち込まれたら一気に危なくなるが、対処してたらどうにかなるレベル。

・とある旅先
グレイ達が大量購入した先は「イヴァリース」という場所。FF知ってる人ならば大体察せる場所である。

・対魔忍スーツ/感度3000倍薬
察して。

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