ユニバースが違うシャンフロ   作:蛇ヤミー

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シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~
の3周年まで、後4日。

リクエスト返し第三弾
もらったリクエストはこれで最後ですね(本当はもう一個あったけど、ハードル高すぎてダメでした……すみません)

鉛筆ifになります。
内容としては、聖杯使って性別逆転デート……キツカッタデス……。

二次創作ですので(ry


ペンシルゴンifルート 聖杯とデート(楽永)

「……一体全体どういうつもりの呼び出しだか……しかもわざわざ聖杯まで使わせて」

 

 ある日シャンフロを始めようとする前、天音永遠――アーサー・ペンシルゴンからメッセージが入っていた。

 内容は、聖杯使ってファステイアで待て……のみ。

 

 とりあえず目下急いでやらなきゃならんクエストもなかったので、一応は指定された場所に来たはいいのだが、どうにも嫌な予感がぬぐえない。

 

 付き合いだして一ヶ月は経ったのだが、やはりゲーム内だといつものバカみたいなやり取りになりがち。

 

 

 だから――。

「今回も、なんか厄介ごとに巻き込まれるんじゃねぇかなぁ」

 

「信用ないねぇ」

 

 口に出して言っていたので誰が聞いていてもおかしくはないが、唐突に後ろから声がかかり、反射的に距離をとる。

 

 鉛筆だってならそこまでする必要はないが、聞こえたのは男の声(、、、)だ。

 振り向いて顔を確認。

 

 イケメンがニヤニヤと笑っていやがった。

 

 …………あれ、どこかで見たことがあるような…………あ。

 

「ハロー♪ サンラク君? あ、今はサンラ子ちゃんの方がいいかな?」

 

 警戒したものの、それは前に一度だけ見たことのある、ペンシルゴンが聖杯を使った姿だった。

 

「……なんでお前も聖杯使ってんの」

「んー? たまにはこうやってシャンフロ内でデートするのも悪くないんじゃないかなって思ってさ」

 

「だったら普通にすればいいんじゃねぇの?」

 

「……君さ、自分の知名度忘れすぎじゃない?」

 

「あー……悪い」

 確かに俺は自分の捜索板が立つほど目立ってしまってるので、正直まともに出歩きづらい。

 だいぶエムル頼りになってる。

 

「こうして聖杯使ってしまえば余計なごたごたは減るんじゃないかなって思ってさ! まあ? 君は聖杯使っても大暴れしてるから、それでもバレる可能性を考慮して、この街を指定したんだよ? さすがに初心者に紛れればイケるでしょ」

 

「まあ……」

 前に用が合ってここに立ち寄った時は、聖杯すら使ってなくても気づかれなかった。

 とは言え最近はまた大きく目立ってしまったので、用心に越したことはないのは確かだ。

 

「さ! わかったらさっさとロールプレイングしてよね! サンラ子ちゃん?」

 

「…………は?」

 

 ~~~~~~~

 

「んー……やっぱりこの装備の方が似合うんじゃない? サンラ子ちゃんの装備一通り見たけど、結構かわいい系の服が多かったし、これ似合うと思うな」

 

「あ、ありがと……! 嬉しい!」

 

「ふふ、可愛いね……サンラ子ちゃん?」

 

「も、もう……恥ずかしいな! ……………………って何やらせんだよ」

 

「ノリツッコミにしては随分ノッてくれたね」

「流石に限界だわ」

 

「いやいや、ほんとに可愛かったよ? さすが板についてる」

「そりゃ最適解のためならなんだってやってきたからな……つかほんと、なんでロールプレイまで要求されにゃならんのだ」

 

「だってせっかく聖杯使ってるんだからこういう遊びしなきゃもったいないじゃん。サンラク君も慣れてることだし」

 

「いや疲れるわ。後、ネタにしたって長々続けるのは…………流石に照れる」

 

「うんうん……そのサンラク君が見れただけでも大満足だよ」

 

「てめっ、まさかそのために……!」

 

「ふふ、冗談だってば!」

 本人はそう言うが、目は本気で楽しそうだし、何割か本気だなこりゃ。

 

 よく考えれば俺は確かに聖杯必要かもしれんが、鉛筆は別にいらねぇじゃん。

 してやられた感。

 

 

「なぁ、もうよくね? だいぶ見て回ったろ」

 

 

「えー? もうちょっとこの状況を楽しみたいかなぁ……?」

 

 

 そう言ってこいつ、俺に壁ドンしてきやがった……あ、顎クイまで。

 

 やめろ! ……くそ、気取ったイケメンが目の前に迫ってくる!

 

 

「近い! 俺はいつから乙女ゲームをプレイして――あ」

 

 ――スパァン!!

 

 ペンシルゴンとわちゃわちゃやってるうちに時間制限が来たことで、服装備が爆散する。

 

 

 つまり現状、俺は半裸で壁ドン顎クイされてる状況で……。

 

 

「……………………おいコラ、凄まじく注目されてるぞ」

 

 

「そりゃまぁ……だいぶ犯罪チックだからねぇ……でも知ってる? これ君のせいなんだけど」

 

 

 リュカオーンって奴のせいだよ!!

 

 

 注目されないようにしたって結局こうなるんだ。

 俺たちはそそくさとその場を離れてログアウトした。

 

 

 ~~~~~~~~

 

 

「いやぁ楽しかったね! 楽郎君!」

「そちらは確かに楽しそうでしたねぇ!!」

 

 ログアウトして少し後、永遠から連絡が入り、会うことになった。

 とはいえ、ゲームとは違い今度は逆に永遠の方の知名度が高すぎるので、いくら変装していても、不用意には出かけられない。

 

 なので今は急遽、俺の家に凸ってきやがった。

 マジで邪教徒(瑠美)がバイト行っててよかった。

 

「ったく……」

 

「いやでもほんとに面白かったよ? 何だったら今度、私が男装して楽郎君が女装してデートを――」

 

「天音永遠さんお帰りでーす」

 

「まあまあ楽郎君。小粋なジョークじゃないか」

 

 目が本気で企んでそうだったんだよ……!

「絶対イヤだからな」

「ブーブー……絶対面白いのに」

 

「どっかの外道さんはそうでしょうねぇ!」

 

「カッツォ君の事? 確かに魚臣慧の女装企画は人気だねぇ……あ、また見たいって各お偉いさんに連絡入れとこ。もしかしたら企画になるかもしれないし」

 

 突拍子もない流れ弾が飛んでった気がする。

 ……まあいいか。それは俺も見たいし。

 

 

「じゃあ仕方ない! 私は最近撮影が重なって疲れてるし、ここで一休みさせてもらおう」

 

「いや、疲れてんなら帰って寝ろよ」

 

 

「全く、楽郎君はレディの扱いがなってないなぁ……ほら、さっさと膝貸して」

 

「は?」

 

 

「膝枕。やってみたかったんだよねぇ……恋人っぽいでしょ?」

 

「お、おう……」

 

 

 唐突にそんなことを言われ、少し戸惑う。

 

 さっきまで外道だ何だとバカやってたのに急に恋人感出してきやがった。

 

 

「んー……ちょっと硬いけど、悪くないかも……じゃ、お休みー」

 

「え、マジで寝んのか」

 

 

 そのまま本当に眠りについた永遠。

 

 

 俺は手持無沙汰のまま、少しの間固まることになった。

 

 

 

 

 

 

 そして数十分後、バイトが早く終わった邪教徒(瑠美)にこの場を見られ、永遠が帰った後地獄を見ることになった。

 

 

 




これが限界でござい……!
難しいリクでした……。

これでリクエストは返し終わりました……そして次は40話ですね。


ちなみに、現在うちのユニバースで楽郎君との絡みがあるのは

ヒロインちゃん
光属性
外道鉛筆
ポテト
ほうれん草

ですね。(エムルは相棒感強めなので別枠)

今回のリク返しで3人出てますね……次は……?
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