この上がりまくったハードルどうする……。
それはさておき、わたし、まいなーかぷ大好きなんです。
ナルトで言うとナルト×イノみたいな。
そんな訳で、サンラクさんまさかの夏目氏ifルート……書きたくなって書いてしまいました……。
一応、まだ恋愛ってほどではないですが。
というか本編で絡みの多い秋津茜でさえ、サンラクの口調考えるの難しいとか言ってるのに、ただでさえ本編絡み少ない夏目氏とサンラクで話を作る我が無謀さよ……。
世界線としては、ヒロインちゃんの恋の芽生えが遅く、本編よりも歩みが遅い上で、JGEの後で分岐するユニバースってことで……。
……そういう意味では、ヒロインちゃんごめんなさい……ただでさえ恋愛クソ雑魚なのに、もっと弱くしちゃった。
まだちょっと仲良くなる程度だからゆるしてね……。
夏目恵ifルート 友人として(楽恵)
とある休み。
散歩がてら、VR機器のメンテ用のもろもろを買いに電気屋に出掛けた。
業務用の機器を貰えたのはありがたいけど、メンテがクソメンドイんだよなぁ、あれ……。
デカいだけあって清掃も一苦労だ。
まあ手早く買い物を終わらせ、地味に量が多くなったので発送してもらう。
後は帰るだけなんだが、ついでだしゲームコーナーでクソゲーでも漁ろう。
といっても、大手の電気屋なので滅多なことがない限り、好みのゲームに出会えることはない。
今日も同様で、俺は電気屋を後にする。
「で、クソゲー手に入らずも、何故か新しい面が手に入る、と……」
そう、新たな面を被って。
扇風機型全頭面。
あからさまに扇風機の形をしてるのに、風が来るのは面の中というなんとも個性あふれる面だ。
しかも口の所があいていて飯まで食える構造。
何やら創立記念のくじ引きをやっていて、ちょうど券があったので回してみたらこれが出た。
乱数の女神は変な仕事をしやがる。
まあ、せっかくなので被って帰る。
いつもどおりな。
「なんか小腹が減った」
そう思い、あたりを見渡すとそこには一軒のハンバーガーショップ。
「……まあ、たまにはいいか」
とまあ気軽に入ったジャンクフード店だったが、ことのほか注文に手間取ってしまった。
まさかレジのお姉さんが合法堕ちしてるとは思わないじゃん。
昼飯時なのに割と空いてる理由あの人じゃねーの……?
若干の疲れをチーズバーガーとライオットブラッドで癒す。
しかし、モソモソとポテトを口に含んでいると、毎回思う。
「こう、ジャンクフード食ってるとどうしても夏目氏の顔が浮かんでくるな」
「え?」
「え?」
声のした方を向くと、申し訳程度の変装といった感じの見たことのある顔と、その手元にある特盛×3ぐらいのポテトの山があった。
俺はそのポテト山を凝視し、向こうは明らかに俺の顔、もとい面を凝視している。
「「え?」」
互いに互いが何者かわかった瞬間である。
で、そのまま互いにスルーすればよかったものの、何故か相席してしまった。
夏目氏はものすごい勢いでポテトを消費しつつ語りかけてくる。
「ねぇ」
「はい」
「
「いや偶々……というか顔隠しはやめてもらっていいです?」
「じゃあ……サンラク君?」
「まあ、それなr「今何処か例のあの人の名前が聞こえた気がする!!」……」
「おい、落ち着けよ。シャンフロ内ならともかくリアルでツチノコさんを捜そうとすんな」
「……すまん、最近常に神経とがらせて例のあの人を探し続けてたから……」
「ツチノコ捜索板の中でも屈指のガチ勢だよな、お前」
「……………………やっぱりその名前もやめてもらっていいです?」
「いいけど……私あなたの名前知らないんだけど」
「あー……陽務楽郎です。よろしくお願いします」
「……随分と普通に名前言ったわね。隠してたんじゃなかったの?」
「いや、おたくの会社にはもう住所もバレてるんであんまり意味ないかなと」
「ああ……何か結構本気で引き入れようとしてるって話は聞いたかも」
「こちらとしてはあまり聞きたくなかった」
「それはごめんなさい、えぇと……陽務くん? ……なんか言いにくいわね。楽郎くんでいい?」
「構いませんが、夏目氏的にはあまりよろしくないのでは」
「そこまで気にしてないわ。というか、貴方こそなんか喋りにくそうだけど?」
「あー……どこまで崩していいのやら」
「敬語の事? 別に気にしないわよ……というか、あの時は普通に話してなかった?」
「いやまあ、あんときは多少テンションに任せたところがあるのと、周りにいつも軽口叩ける奴らがいたんで、そのノリそのままって感じ……?」
「なにそれ……意外とシャイなの?」
「ぐ……と、とりあえず慣れたら戻していますわ……」
「そ」
「…………………………」
「…………………………」
共に大舞台で戦ったり、二度ほど飯を一緒に食ったものの、基本的には俺と夏目氏の関係性は薄い。
ふとしたタイミングで沈黙が訪れる。
これはまずい。
このままだと速攻ピザ留学だ。
「ションフロは始めたんで?」
「え? ああ、まあ」
「ちゃんとキャラメイク女キャラにしました? 流石にガチムチキャラでカッツォに迫るとかはやめた方がいいと思いますが」
「してないわよ! 普通わざわざゴツイ男キャラで意中の相手の所にはいかないでしょ!」
「ですよねぇ」
「……あ……というか私は別に、自分のプロゲーマーとしての実力をあげるためにシャンフロを始めただけで」
「ああはい、そうっした。それで、どんなキャラメイクなんです?」
「………………金髪青眼……」
「…………夏目氏も日本人ですなぁ」
「う、うるさいわね」
「いやぁ、別に大したこと言ってないじゃないですかぁ」
「……あなたと話していると、ふとした瞬間に天音さんが頭に浮かぶわ……」
「なんてひどい悪口を……ッ! そんなこと言われたらカッツォだってキレる」
「え、そこまで? …………ねえ、さっきもカッツォって言ってたけど、ケイの事でしょ? 貴方色んなゲームに手を出してるって聞いたけど、どんなゲームでケイと出会ったの?」
「へ? ああ……何とも言い難いんだけど……」
便秘の事をそのまま伝えていいものなのか?
とりあえず掻い摘んで教えたけど……。
「へえ……そんなゲームあるんだ……」
「おススメはしません。絶対に」
「そんなに?」
「はい」
いやぁ……夏目氏に向いてるゲームとは到底思えない。
というか、夏目氏をそんな沼に引きずり込むわけには……。
「まあ、いいけど……というかよくゲームで知り合って、リアルで連絡取るくらいに仲良くなれたわね。ケイってファン層がアレなだけあって、そう言うのには気を付けてたと思ったけど」
アレ……ね……。
「あれはまあカッツォの凡ミス中の凡ミスで。その、例のゲームでボッコボコにしてやったら、自分で「こちとらプロゲーマーだぞ!」ってキレだして、そこから芋づる式に」
「ぷっふふ……何それ。ケイらしくもない」
「まああの時は舐めプで五連勝決めた後だったから」
「ケイ相手に? その事実だけ聞くととんでもないわね……」
「クソゲーですけどね」
その後も、カッツォの暴露話をネタにことのほか話は盛り上がった。
今日ほどアイツを煽るためにネタ拾っといてよかったと思ったことはない。
気が付けば割と話し込んでいたようで、夏目氏も帰るそうだ。
その際テイクアウトでポテトを買っていたのは見なかったことにする。
「そうだ、楽郎くん」
「はい?」
「一応連絡先交換してくれる? どうやらシャンフロで今先頭を走ってるのは貴方みたいだし、相談することもあるかも」
「そりゃ構いませんが……恋愛相談は受け付けてません」
「そこまでしないわよ」
「まあでも、確かにたまにカッツォに関して口が軽くなることもあるかもしれないですね」
「あら、そう言う事なら、たまにくらいであればご飯もご馳走するわよ?」
「…………でもジャンクでは」
「貴方も天音さんも私にそう言うキャラを植え付けないで」
「違う、と?」
「…………別にジャンクでもいいじゃない」
「ほら」
「言ったわね。そう言うなら、今度信じられないくらいおいしいハンバーガー屋さんに案内してあげるんだから」
「まあ、期待しないで待っておきます。……それじゃあ」
「ええ、また」
そう言って俺は夏目氏と別れる。
まあ、プロゲーマーだし、そうそう暇な日もあるわけじゃないだろうから、さっきの口約束はあってないようなものだろう。
――とはいえ。
「…………ことのほか次を楽しみにしてるな、俺……そんなにジャンクフード好きだったっけな……?」
とあるタイミングとあるお屋敷。
「くしゅんっ! ……?」
ヒロインちゃんごめんなさい。これまだ序章なの……。
サンラクさんが、全然助けてくれる印象ないにもかかわらず、事あるごとに「助けて夏目氏!」ってなってたのとか、ほんと好きで……。
まあ、それは他のメンバーがメンバーだったから他に頼れる人がいないってだけなんですけどね。
てかこの組み合わせ大丈夫ですかね……怒られないですかね……不安。
とりあえず秋津茜とは違うデレを書きたいです!
……この後は書こうとして書けなかったこぼれ話……てか余談です。
正直いらない話なので、読まなくてもOKです!
多分夜くらい。
バーガー注文時の短い小話を一つ。