の3周年まで、後3日。
ええ、ええ。
前回のあとがきは関係ありません。
初めて書いてみました、サイナif。
書いてみたかったんですよね……書けないかとは思ったんですが……思いついたのがあったので。
40話目のお話です。
世界と世界を奪い合う光景。
巨大な建物が広がり、まっすぐ続く道がその間を抜けていく。
そして、崩れ行く世界の中、天高く伸びる一つの建物と、ひたすらまっすぐ続く長く広い道。
――これは、あの戦いの光景――。
この光景は、あの戦いの後に幾度となく
オルケストラ――エリーゼ・ジッタードールとの世界の奪い合い。
エルマ・サキシマとの対峙。
冥響のオルケストラの本当の姿。
そして、あの時の涙。
あの一戦だけで、多くの出来事があった。
そしてその中で、
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~~~~
~~
「――イナ…………サイナ!」
「あ…………すみません……」
フラッシュバックの最中、
今は、リリエル=217の契約者の指示により、素材を集めている最中でした。
「お前がボーっとすんのは珍しいな」
「その……あの時の事が頭に浮かんでまして」
「あの時? ……ああ、オルケストラ戦か?」
「はい。既に終わった出来事で、今はフラッシュバックの必要性はないと言うのに、
「ほー」
「
「いや……どうもこうもねぇよ。要するにそりゃあれだ…………楽しかったんじゃねーの? あの時さ」
「たのし……かった……?」
「ああ、俺も楽しかったわ。全力でぶつかり合って…………………………まあ、その後色々と突き落とされた感はあったけどな」
「……これが、楽しいという感情なのですね」
「そうだな。これでまたインテリジェンスポイント10点だ」
「なるほど。これで
「いつの間に二周目カンストした……!」
笑いながらそう言ってくる
「? なんだよ」
なに、と聞かれると、
そのせいなのか、
「
「あん? なんだよ急に」
怪訝な顔をされた
「あの時です。
「おお……手短にって時に、長々と命令を求めたあの時か」
「今は手短に話す必要はありません。ですので、もう一度言わせて欲しいのです」
「もう一度って……何のために」
「
「聞けよ」
「……
しかし
「だから……あんときも言ったが、わざわざ口に出す事じゃねぇって。てか――」
そう、あの時と同じ言葉を――それと――。
「――そんな事、改めて言わなくても、当たり前の事だろ? お前は――――俺のものだ」
――あの時、
「ふふっ……
今また、胸部内に原因不明の熱が検知される。
そして、返事とともに思わず笑みがこぼれた。
これらも、もしやパッチによる変化なのでしょうか。
「っ…………さぁて、そろそろ行くかぁ……!」
話は終わりだと言わんばかりに、
その後ろ姿を追いながら、
「……~~~~♪」
「お。鼻歌…………摩天楼か……あの時はゆっくり聴いてる暇はなかったけど、やっぱいい曲だよな、それ」
「
「おいおい、何で他人ごとなんだよ……それはお前の歌、だろ?」
「え……あ…………そう、ですね。……ありがとうございます」
そう、今口ずさんでいるこの
「おーやっぱテンション上がるな…………気分がいいからそのまま曲、続けてくれよ?」
「
でも今は、その熱はそのままに曲を奏でる。
歌詞をのせず、曲だけ口ずさんでいるけれど、込めた想いはあの日と同じ。
ただ一人、貴方に向けて捧げた歌。
――近く、近く、駆けるその背をいつも見る
不屈の眼光、決して折れぬ情熱。
共に旅をして、世界を拓く貴方の姿を
どうか今こそ空へ、わたしは貴方を送り出す。
この想い声に込めて届いて
――摩天楼――
最後に使用させて頂いた『摩天楼』の歌詞ですが、ちゃんと先生に使っていいかの許可はいただいてます!
割と気に入ってる話ですが、問題は内容が短い所ですかね……。
サイナ初書き、いかがでしたでしょうか。