桂ヒナギク in the 仮面ライダーカブト 作:桂ヒナギク
負犬公園にやってきたヒナギク。ハヤテはまだいない。
待つこと十分。ハヤテはやってきた。
「待ちましたか?」
「今来たところよ。で、どこへ行く?」
「取り敢えず、食事でもしますか。何も食べてないし、ヒナギクさんもそうですよね?」
「ええ」
「僕、美味しいお店を知ってるんですよ。案内しますね」
ハヤテはヒナギクを連れて銀杏商店街の一角にあるレストランへ向かう。
レストランに着き中へ入る。
「いらっしゃいませ! 二名様でよろしいですか?」
「はい」
「ではご案内しますね」
ウェイトレスが空席に案内する。
二人は向かい合って座る。
「ご注文が決まりましたらお呼び下さい」
ウェイトレスは水入りコップを二つ置いて立ち去った。
「ハヤテくん、ここは何が美味しいの?」
「うどんです。うどんが一番美味しいですよ」
ヒナギクはお品書きを開いた。
「私これ」
ヒナギクはハンバーグセットを指差した。
「僕は牛肉ステーキです」
「うどんは頼まないの?」
「うどんっていう気分じゃないです」
「そうなんだ」
ヒナギクは呼び出しボタンを押した。
「ご注文を伺います」
「ハンバーグセットと牛肉ステーキをお願いします」
「
ウェイトレスが機械を操作して去っていく。
そして、少ししてから注文の料理が運ばれてきた。
「いただきます」
ヒナギクは料理に箸をつけて食べ始めた。
「んー! 美味しい!」
ヒナギクはあっという間に料理を平らげた。
続けてハヤテも食べ終わる。
「ごちそうさま」
少し休憩をし、伝票をレジへ持って行き、支払いを済ませるヒナギク。
「ハヤテくんはどこ行きたい?」
「映画館に行きたいです。今、“ナギのごとく!”っていう恋愛映画やってるんです」
「私も見たい。行こっか」
ヒナギクはハヤテと一緒に映画館へ向かう。
その途中、サリスに襲われている男性を見かけた。
「ヒナギクさん!」
ヒナギクは飛来したカブトゼクターを掴んだ。
「貴方の相手は私よ!」
「変身」
カブトゼクターをバックルにセットする。
{Henshin}
ヒナギクは電子音と共にカブトに変身した。
駆け寄ってくるサリスに対してカブトクナイガン・ガンモードで応戦するカブト。
サリスは脱皮してアラクネアワーム・ニグリティアになり、クロックアップをした。
空中へ投げ出されるカブト。
カブトはカーブミラーを銃で粉砕し、サーチライトを照射した。
無数の鏡の破片にサーチライトトが反射し、そこにニグリティアの姿が浮かび上がる。
カブトは着地すると、接近して来たニグリティアに斧を叩きつけた。
「ぐっ! ぎゃああああ!」
ニグリティアは悲鳴を上げて爆裂霧散した。
カブトは変身を解除すると、ハヤテと共に映画館へと向かっていった。