桂ヒナギク in the 仮面ライダーカブト 作:桂ヒナギク
喫茶店どんぐり。
ヒナギクが入ってくる。
「いらっしゃいませ」
「紅茶お願い」
「畏まりました」
ハヤテがキッチンへ入っていく。
ヒナギクは空席に座った。
「お待ち
ハヤテが紅茶をヒナギクの前に置く。
「ヒナさん」
キッチンから
「何、歩?」
「私、昨日、告白されちゃった」
「誰に?」
「ヒナさんと同じクラスの東宮くんに」
「へえ。で、OKしたの?」
「うん」
「よかったね」
ヒナギクは紅茶を
「あれ? 東宮くんって、確かヒナギクさんに気があったんじゃないですか?」
「親分と子分の関係だわ」
「子分って……」
ヒナギクは紅茶を飲み終えた。
「ハヤテくん、お会計」
「三百十五円です」
ヒナギクは紅茶の代金を支払った。
「じゃ、またね」
ヒナギクは店を出ると、カブトエクステンダーに跨がって帰路に就く。
「ん?」
何者かの視線に気付いたヒナギクは、バイクを止めて振り向いた。
しかし、そこには誰もいない。
ヒナギクは再び走り出した。
そして家に着き、バイクをガレージにしまおうとした所で、カブトゼクターが飛来する。
ヒナギクはカブトゼクターを追跡した。
辿り着いたのは、負犬公園だった。
そこで、サリスの軍団が子ども達を襲っていた。
ヒナギクはバイクのまま敵陣に入り込み、降りて正宗を手に戦う。
「皆、早く逃げて!」
子ども達は逃げていく。
「変身」
{Henshin}
カブトゼクターをバックルにセットしたヒナギクはカブト・マスクドフォームに変身した。
カブトはカブトクナイガン・アックスモードでサリスを切りつけていく。
だがサリスは減るどころか、その数を増やしていく。
「きりがないわね」
カブトはキャストオフしてライダーフォームに。
「クロックアップ」
カブトはサイドバックルを叩きクロックアップを発動し、目にも留まらぬ速度でサリスを次々に粉砕していく。
と、そこへアラクネアワーム・ルボアとアラクネアワーム・フラバスが現れる。
「ニグリティアを殺ったのはお前か?」
全てのサリスを倒したカブトは、ルボアとフラバスを見た。
「三体いたのね」
ルボアとフラバスはクロックアップした。
カブトもクロックアップで対抗する。
カブトは二体のワームを圧倒し、アバランチスラッシュで止めを刺した。
ルボアとフラバスは爆裂霧散した。
ゼクターが外れ、変身が解けるヒナギク。
ヒナギクはカブトエクステンダーに跨がり、家に向かって走り出した。
その様子を離れた所からスズメバチのライダーが見つめていた。