桂ヒナギク in the 仮面ライダーカブト   作:桂ヒナギク

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第09話

 都内某所。

 サリスが通行人の前に現れる。

 通行人が驚き戸惑っていると、サリスが襲いかかった。

 サリスは通行人を殺害。それを見ていた女性が悲鳴を上げる。

 悲鳴に気付いたサリスは女性に擬態し、そこへパトロール中の警察官が現れる。

「何してる!?」

 女性に擬態したサリスが振り返る。

 その隙にオリジナルの女性は逃げていった。

「違う……私は殺してない! もう一人の私が殺したのよ!」

「何を訳の分からないことを言ってる! ちょっと来い!」

 警察官は擬態女性を最寄りの警察署へ連行した。

 擬態女性は事情聴取の後、勾留所へと入れられた。

 そこへZECTの宮本が現れる。

「貴方が葛葉(かずらば)さんね」

「貴方は?」

「宮本よ。貴方がもう一人の私がやったって(わめ)いてるから来たの」

「私じゃないって信じてくれるんですか?」

「ええ、信じるわ。貴方がワームのはずがないもの」

 擬態女性、元い擬態葛葉はほくそ笑んだ。

 そこに現れるヒナギク。

「貴方は?」

「桂 ヒナギク。白皇学院高等部二年、生徒会長です」

 ヒナギクは鍵を開け、擬態葛葉を(おり)から出す。

「こっちよ」

 ヒナギクは擬態葛葉を警察署の外へ連れ出した。

「貴方は自由よ。行きなさい」

「ありがとうございます」

 擬態葛葉は歩き去る。

 ヒナギクは擬態葛葉の後をつけた。

 擬態葛葉は先にオリジナル葛葉と落ち合っていた男の前に着いた。

「山田くん、お待たせ」

 山田と呼ばれた男は驚き戸惑う。

「君たち、双子?」

 擬態葛葉が本性を現す。

「やはり貴方がワームだったのね」

 と、ヒナギクが言う。

 サリスはヒナギクの方を向いた。

「お二方、今の内に逃げて下さい」

 葛葉達は逃げていった。

 サリスはヒナギクに襲いかかる。

 そこへカブトゼクターが現れ、サリスに攻撃する。

「変身」

 ヒナギクはゼクターをバックルに装着し、カブトへ変身した。

 サリスはノミに似たプレクスワームへ脱皮してクロックアップ、カブトを宙へ投げ飛ばした。

「キャストオフ」

 カブトはゼクターホーンを展開。ライダーフォームとなってクロックアップした。

「ふっ!」

 プレクスワームを圧倒するカブト。

「はっ!」

 吹っ飛んだプレクスワームが観覧車の窓ガラスにぶつかってヒビが入る。

 カブトは落下してくるプレクスワームに向かって歩きながらフルスロットルを押す。

{One two three}

「ライダーキック」

 ゼクターホーンを反対側へ倒し、元の位置へ戻す。

{Rider kick}

 カブトは落下してきたプレクスワームに必殺技を叩き込んだ。

「ギャアアアア!」

 と、悲鳴を上げながら爆裂霧散するプレクスワーム。

 カブトはゼクターをバックルから外して変身を解いた。

 

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