ファイアーエムブレム覚醒~炎の紋章と蒼の魔道書~   作:生徒会長月光

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久し振りのシリーズ更新になります。それではどうぞごゆっくり。


第三章 聖王との邂逅 自警団アジトへ

前回謎の存在からの襲撃を受けたクロムたち。リズに振り下ろされた凶刃をマルスという仮面の戦士が守り、クロムたちに合流したソワレと流れの弓兵ヴィオールの力もあり無事に殲滅した。

 

その後マルスはクロムに気を付けろと言いその場を去った。そうしてクロムたちはイーリス聖王国へと向かうのであった。

 

クロムたちは休息を取りながら無事にイーリス王都へ辿り着いた。

 

「此処がイーリス王都。最初に行った町よりも人が溢れていますね。 」

 

「どうやら大きな混乱はないようですね。謎の地割れの被害はあの森に限られたもののようですね。」

 

「もしこっちに被害があったら慌ただしくなるしな。それにしても良い王国だな。町に活気がある。あとは人との交流に笑顔。良いところなんだな。」

 

そして辺りからエメリナ様だとの声がしたのでその方角を見ると、一人の女性が民に手を振っているのが見えた。

 

「あの姉ちゃん何もんだ?あんなに兵たちが周りにいるってことはこの国の重鎮なのか?」

 

「あの方はイーリス聖王国の聖王エメリナ様であらせられます。」

 

「王がこんな町中にいらっしゃるのですか?」

 

「聖王はこの国の平和の象徴なのです。遥か昔に世界を破滅させんとした邪竜を神竜の力によって倒した英雄の血を引くのがあの方でその初代聖王のお姿を民はエメリナ様に重ねているのでしょう。」

 

「今は隣国のペレジアとの関係も緊張していて皆不安になっているからな。ああやって表に出ることで民の心を鎮めているんだ。」

 

「そうですか。エメリナ様のような良い王がいるこの国の人々は幸せですね。」

 

「えへへー!でしょー。だって、私のお姉ちゃんなんだもんね!」

 

「そうかリズの………ん?待てよ。姉ってことはクロムとリズはまさか?」

 

「イーリス聖王国の王子と姫様なのです」

 

「えぇぇー!お二人とも自警団だと」

 

「王族が自警団をやって悪い法はない。まぁ気にせず普通に接してくれ。」

 

「てことはフレデリクは御付きの騎士ってことなのか?」

 

「えぇその通りです。クロム様あるところにこのフレデリクありという所です。」

 

「姉さんが王城に戻るようだから俺たちも行こう。」

 

こうして途中でソワレ、ヴィオールと別れ一同はエメリナのところへ向かう。

 

王城を進むとエメリナの姿が見え声を掛けられる。

 

「ご苦労様でした。クロム、リズ。それにフレデリクも。」

 

「山賊は無事に倒した。町の皆も無事だった。しかし、辺境には賊が蔓延ってる。その多くが隣国のペレジアから流れてきた連中だ。」

 

「そうですか…」

 

「大丈夫だよ。お姉ちゃん。これからはルフレさんとラグナさんがいるから。」

 

「そちらの方々が?」

 

「山賊退治に手を貸してくれた自警団の✨仲間だ。」

 

「弟たちがお世話になったのですね。ありがとう。ルフレさん。ラグナさん」

 

「い、いえ」

 

「俺がいたところに偶々アイツらが来てそれをぶちのめしただけだ。」

 

「?クロム、言葉遣いが荒いですが何かあったのですか?もしかして私に何か不満があったのですか?!私がもっと貴方を見ていたらこんなことには。」

 

「いや。姉さん❗今のは俺じゃないぞ。それと姉さんに不満なんてあるわけがないだろう。姉さんは最高の姉だ。」

 

「お姉ちゃん。今のはラグナさんだよ。お兄ちゃんと声が物凄いそっくりなんだよ!」

 

「そうだったのですね。ビックリしました。てっきりクロムが言ったのかと。」

 

「まぁそう言うわけで色々と世話になる」

 

「恐れながらエメリナ様。ラグナさんはともかくルフレさんは記憶喪失とのことでして、賊の一味とは考えられませんが他国の密偵の疑いが完全に解けたわけではありません。」

 

「フレデリク!」

 

「ここへ連れてきたのということはクロム貴方はその方たちを信じたのですね。」

 

「ああ。ルフレは俺と共に、ラグナは賊に人質にされた子供を守るために命を懸けて戦ってくれた。だからルフレやラグナは信頼できる。」

 

「ならば何も心配いりませんね。フレデリクもありがとう。心からクロムたちを心配してくれているのね。」

 

「いえ、クロム様とリズ様の安全を守るのは騎士にとって当然のことです。」

 

そうして話しは森で出た謎の存在の話しになりクロムはその話し合いに、フレデリクはそのあとを付いていくことになった。

 

そのあとリズに連れられて自警団のアジトにルフレとラグナを連れていくのだった。

 

そうしてアジトに着いたリズたちはそこにいた三人に話をすることになった。

 

「此処が私たちのアジトだよ!」

 

「ほぉ。中々広いところだな。それに腕っぷしの強そうなのが結構いそうだな。」

 

「おう。リズ帰ってきたのか。」

 

「あっヴェイク。お兄ちゃんも一緒に帰ってて今はお姉ちゃんと会議してるよ。」

 

「ん?だが今クロムの声がしたと思うんだが?」

 

「私も聞こえました。」

 

「スミアさんも。えっとね。お兄ちゃんは居ないんだけどね。新しく入ってくれた二人。ルフレさんとラグナさんなんだけどね。ラグナさんは何とお兄ちゃんと声が似てるんだよ。」

 

「そんなわけあるか。またお前のイタズラなんじゃないか?」

 

「人の声がイタズラとは言ってくれるじゃねぇか。」

 

「わぁ。本当にクロム様と同じ声なんですね。クロム様がワイルドな雰囲気で喋ってるみたいで良いです。」

 

「まじか!わりぃ。まさか同じ声だったとは、所であんたは強ぇのか?」

 

「何ならここで試すか?」

 

「もう二人ともストップ。アジトの中でやったら物が壊れちゃうでしょ。」

 

「それもそうだな。ヴェイクって言ったな。後で外で組み手といくか?」

 

「いいぜ。どっちが強ぇか確かめようじゃねぇか。」

 

「もう二人とも血気盛んなんだから。」

 

「まぁリズさん。ああいうコミュニケーションだってあるんですから良いじゃありませんか。」

 

「リズ帰ってきてたのですね!」

 

「あっマリアベル。」

 

「心配していたのですよ。何処にも怪我はありませんか?」

 

「大丈夫だよ。それとね新しく入るルフレさんとラグナさんだよ。」

 

マリアベルはラグナたちを一瞥する。

 

「私庶民の方とお付き合いする気はありません。リズに馴れ馴れし過ぎるんじゃありませんこと?失礼させていただきます。」

 

そう言いながら二人の前から去っていく。

 

「何だあの高飛車女は。」

 

「あ、あの…あまりお気になさらないでくださいね。マリアベルさんちょっと人見知りなんです。」

 

「だからってあの態度はないだろ。俺はともかくとしてルフレには普通に接すれば良いだろうに。」

 

「ラグナさん。私は気にしてませんよ。これからマリアベルさんとは仲良くなっていきますから。」

 

「そうか。頑張れよ。」

 

そう話していると、クロムが入ってきた。

 

「クロム様!」

 

とスミアが近付こうとしたとき足元の紙束に足を滑らせて転けそうになる。

 

丁度側にいたラグナが咄嗟に受け止めたので転けることはなかった。

 

「おっと大丈夫か?もうちょい足元をしっかり見ないと危ねぇぞ。」

 

「あっありがとうございます。」カァー

 

「だ、大丈夫かスミア?」

 

「すみません。私ったら何時もこうで。」

 

そしてクロムは話し合いで決まったことを伝える。イーリスより北にある、フェリア連合王国という軍事国家に助力を求めにむかうとのことだった。

 

付いていくことになったこの場のメンバーはリズ、ヴェイク、スミア、フレデリク、ソワレ、ヴィオールの六人だ。

 

あとで他の仲間にもどうするかを確認するとのことでこの場は解散になった。

 

そうして寝泊まりする部屋に案内されたラグナとルフレ。外に一度出てヴェイクと腕っぷしを競い合い、その後に部屋に戻り部屋を片付けて落ち着いてから、ラグナは自分と共にいた仲間(ポケモン)たちを確認する。その内の一つから出てきたのが

 

「ヌゴン!」

 

「ヌメルゴンどうしたんだ?」

 

「ヌメッ ゴン‼️」

 

「ウレシガッテルノ。」

 

「V-SW嬉しがってるって。」

 

「アノトキラグナ タスケルノニ ジブンヲギセイニシテセカイスクッタ ミンナカナシカッタ。デモマタアエタ ダカラ ウレシイ。」

 

「そういうことか。悪かったヌメルゴン。それにお前たちも。」

 

カタカタと揺れるボール。それはまた会えて嬉しいという表現だろう。

 

その時、部屋をノックする音が聞こえた。

 

「ラグナさん。クロムさんが風呂が空いたって言ってましたよ。」

 

「ああ、悪いなルフレあとで入るわ。」

 

「ヌメッ」

 

「?誰か一緒にいるのですか?…入りますね。」

 

とルフレが入るとラグナと2メートルはあるだろう不思議な生物を見た。

 

「わっ。ラグナさんその大きな生き物は一体?」

 

「こいつはヌメルゴンって言うんだ。ポケモンって言われる生物の一つなんだ。」

 

「ポケモンですか。この世界にはこんな生き物がいるんですね。」

 

「いや、多分今現時点では俺しか知らないしポケモンたちもこっちにはいないだろう。」

 

「どうしてですか?」

 

「俺はこことは違う世界に生きててな。そこの世界でやるべきことをやって消えたと思ってんだが、何故かこの世界に着いてな。こっそりクロムに聞いたら異界の門って所が別の世界に繋がることがあるって言われてな。それで俺もこの世界に来たんだろうさ。」

 

「そうだったんですね。所でラグナさん、その、ヌメルゴンが離してくれません。」

 

「ヌメッヌメメゴ」

 

「はっはっ気に入られたみたいだな。」

 

「このヌメヌメしたようなそれでいてひんやりとした感触は何とも言えない良い感じになります。」

 

「ヌメメゴン!」

 

「まぁ少ししたら落ち着くだろ。」

 

そうしてると今度はクロムが入ってきた。

 

「ラグナ、風呂が空いたから行くぞっと何だこの生き物は?」

 

「メゴ?メゴゴ?ヌメッ 」

 

「うぉっ、表面がヌメヌメしてるが冷たい感触が…」

 

「あーヌメルゴン、俺と同じ声だからと思って抱きつきに行ったな。」

 

そうして十分程楽しんだヌメルゴンはボールに戻る。そこにはヌメヌメになったクロムとルフレの姿があった。

 

「ラグナ今の奴は一体?」

 

「ヌメルゴンっていうポケモンで俺と同じ異界の存在なんだ。」

 

「そうだったのか。おっとルフレお前もヌメヌメになってるから風呂にいくぞ。」

 

「あのクロムさん。私は女ですよ。」

 

「…そうだったな。すまん!」

 

「とりあえずルフレは先に入ってきな。それから俺たちも入る。というか他のやつらが入らないように外で見張った方がいいか?」

 

「すいませんがお願いします。」

 

「いくぞクロム。」

 

「そうだな。」

 

そうして風呂に入りに行く三人。トラブルもなく普通に風呂に入り部屋へと戻る。

 

明日はフェリア連合王国へと出発だ。




あとがき
今回はファイアーエムブレム覚醒を投稿しました。月光です。最近ヒーローズで覚醒キャラが多くきたので投稿しました。

今回はイーリス王城へ着いてエメリナに会い自警団メンバーに会いました。やっぱり声が似ていて普段からの言動でないと動揺しそうだなと思いました。

そしてラグナは祐希からポケモンも受け取っていて今回はその内の一体のヌメルゴンを出しました。因みにラグナは6体持ってるので他のポケモンもその内に出します。

今のところヌメルゴンとリザードン、ロトムは決まってます。シリーズ初期の方のバイクロトム(鋼 電気 タイプ)はそのまま続投してラグナの陸の移動手段になります。

剣盾で自転車にロトム入ってくるとはこの当時思わなく始めたときはビックリしました。そろそろ鎧の孤島が配信されるのでそちらからも何体か作品に出していきたいですね。

FGOでは水着剣豪復刻なのでイベント消化しつつ投稿していきたいと思います。

このポケモンをラグナの手持ちにという方がいたら活動報告にコメントしてください。それではまた次回も見ていただけると幸いです。

クロムの結婚相手について

  • ルフレ一択
  • ルフレ、スミアの一夫多妻制
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