再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』 作:金宮 来人
最近暑くなったり、朝方寒かったりと大変ですよね。
とりあえずは本編へどうぞ。
「ふむ、時間はまだあるな。それでは軽く武器の説明でもしよう。」
時計を確認した織斑先生がそう言う。
「それでは・・オルコット、射撃武器を構えろ。」
「はい!」
そう言ってオルコットは銃を出した。・・俺に向けて。
『何?打たれたいの?向けられたら打ち返すけどいい?』
そう言って俺は装備を変えるためにクリスタルを構える。
「な、そ・・そのようなことは・・。」
「オルコット・・。前に構えて出せるようになれ。いらん癖をつけるな。」
「しかしわたくしのかっこよく・・」
「要らんものだ。必要のないものは排除しろ。いかに早く出せるかだ。・・ダインスレイフ、行けるか?」
『えっと、装備を変えてもいいです?別な装備はあるんですけど、あえて面白くいきたいので。』
「・・嫌な予感がするのだが?」
『そのようなもの、ごみ箱にでも捨てておきましょう。これを単独で使うのは久々ですがね・・。では・・【Killiter Ichaival tron~】♪』
そう言って俺はアキレウスを解除して零式装者装甲で上から【イチイバル】をIS状態で展開する。
はっきり言えば胸板や上腕などは特殊なフィルムに包まれた見た目で、正直な見た目、体のラインがほとんど出ている。申し訳程度に装甲が増えているのが目につくぐらいだ。
「全身装甲ではないのか・・。」
「別にアキレウスの上から展開できますが、それ単体での能力が落ちるので、こういう場合にはアキレウスと併用ではなく単体で使う方がいいのですよ。」
「な、なるほど・・。しかし・・その・・装備は見た目に刺激が強くないか?」
「慣れです。」
「そ、そうか・・。では、オウマ、武装を・・。」
『えっと、とりあえずコレを。』
そう言って手に持ったのはカタカナで『ケン』と書かれた剣だ。それを折りたたむようにすると銃に変わった。『字換剣銃・ジカンギレード』という物らしい。
「それでは各自武装をターゲットに向けて撃ってみろ。」
オルコット・オウマと普通に撃つ。
「残るはダインスレイフだ。何をもたついている。」
「では・・、行きます。」
そう言って俺は両手を横に伸ばすと手にハンドガンが二丁現れる。そして装甲から音楽が流れてソレに合わせて俺は動く。
◆BGM【魔弓・イチイバル】
「~♪」
俺は歌いながら両手の銃を乱射する。次に手のカバーがスライドしてボーガンになる。
「【疑問、愚問・・~♪】」
それを前と上に打つ。前の分は連射、上に打った分は空中で分解されて降り注ぐ。
「【モット!モット!~♪】」
ボウガンを戻してガトリングを出す。上下二連装の両手打ちで目のまえがハチの巣になっていく。
「~否定してやる!~♪」
腰からも多連装のミサイルがスライドして現れて一気に連続で発射されていく。
そして、歌い終わり息を肩でしながら目の前のターゲットを全部撃ったのを確認する。
「はぁ・・はぁ・・、ふぅ・・。これで終わりです。」
「やりすぎだ!!」
怒鳴られた。そしてイチイバルを解除して、目の高さにクリスタルを持ち上げる。
「なんだその、歩く武器庫並みの兵装は!?」
「えっと、・・これが俺の力、シンフォギアの能力です。歌と共にフォニックゲインと言われるエネルギーを放ち、それを使って武器を作るある意味での永久機関ですね。まぁ、今は俺一人なのでこの程度ですが。」
「この程度!?これ以上の規模で破壊ができるというのか!?そうなれば戦術兵器並みだぞ!?」
「・・シンフォギアとは聖遺物。『神の残した遺物』であり、人が『人ならざる物』に対して使うその存在以上の力を得るための物。つまりはある意味で神の力を使うようなものです。それは彼ら、仮面ライダーもある意味同じ。神の力を宿したものである仮面ライダーも存在する。そう言う意味では俺たちは戦略兵器どころか、破壊者とでも言えるでしょう。しかし、それを使うのは人の意思がある、ちゃんとした存在です。ならば、悪用しなければいい。俺達はそう言う存在なので、それを自覚しておいてください。」
そう言って俺は指を鳴らし、姿をローブと帽子の姿に変える。
「ま、そう言う事で俺は研究に戻らしてもらいます。後は、あの二人に任せるので。あぁ、クロノス君も居ましたね。それでは、御先。」
そう言って今度はワープジェムを取り出して地面に投げて割る。
赤い光で魔法陣が現れて、俺はワープした。
◇
どうにも常識があるが、あえてそれから外れているような感じがする。
「あの・・」
「なんだ?」
オルコットが手を上げて申し訳なさそうに、そして顔を青くして発言する。
「ターゲットどころか、辺り一面壊れているのですが・・?」
「・・・なんだとぉ!?」
先ほどまでは土煙でよく見えなかったが、ミサイルやその他の衝撃でなのかターゲットがあった背後がボロボロになっている。
「・・あいつ、まさかこれを見越して逃げたのか?」
「そうじゃないのか?調子に乗ってやり過ぎたと気が付いたからとか・・。」
「・・明らかにシールドバリアを軽く貫いてますもんねぇ・・。」
男子三人がそろって会話をしている。
「ぬぅ・・。普段がしっかりしているから、ついつい気を抜いてしまったが、そもそもアイツも規格外だった・・。」
そう呻きながらどうしたものかと考えていると、
「アラー・・、これまた派手にやっちゃったもんですねぇ・・。」
「資材はここに置いて置くゾ。」
「マスターも、久しぶりにはしゃいだのですかね?」
「私よりも、派手で、地味に悔しいな。」
そう言いながら四人・・いや、もう一人小さい子供がいる、五人のカラフルな集団が現れた。
「それでは、皆さん。作業を開始してください。ボクはシールドの修理と強化をしますので。」
そう言って管理室へと一番小さな子供が入って行った。
「あれは?」
「あぁ、ダインスレイフの従者だな。」
「それぞれ、属性の四大天使の名前が元になって付いているらしいぞ。」
「へぇ・・すごいですね。」
そう言って答えたのはまた男子三人。
「なるほど・・。後処理は考えていたんだな・・。」
そう思うとまだ信用できるな。初めは逃げただけかと思ったが、急いで帰ったという訳か・・。
「ならば・・、時間もいいぐらいだ。これで実習は終了だ。各自解散!!」
そう言って解散を促すとばらばらと移動し始めた。
私はため息をつきながら管制室に向けて歩き出す。
その背後で嫌なセリフが聞こえた。
「・・ついでだし、少し動いておくか・・。」
「オレも・・少しだけ・・慣らしておこうじゃねぇか・・。」
「「さぁ!!」」「行くぞ!」「行くぜぇ!!」
一夏は二本のメモリを取り出し、アナザーはフルボトルを二つ、手に持っていた。
一夏は二本のガイアメモリ【T2メモリ】を取り出す。
ベルトはダブルドライバー。メモリのボタンを押すと音声が流れる。
『ヒート』『トリガー』と音声が鳴る。
普通なら二人必要なダブルドライバーも片方はIS化したベルトが肩代わりしてくれる。
ベルトに二本差して手を添える。
「変身!」
声と共にベルトのバックルを両サイドに開くと音声が鳴る。
『ヒート・トリガー!!』
【H】と【T】の文字が浮かび上がり、赤と青の仮面ライダーダブル【ヒート・トリガー】へと変身した。
『さぁ、お前の罪を数えろ・・。』
一方、アナザーは紫色の似た拳銃のようなものにボトルを差し込む。
「チョコみたくやってみるか・・。さて、はいはい、取り出したるは禁忌の武装『ネビュラスチームガン』!そいつで得たるは帝王の力!」
『ギアエンジン!』
【赤い】ギアのボトルを挿す。そして、抜いた。
「さて、もういっちょ!」
『ギアリモコン!』
【青い】ギアのボトルを挿す。すると銃からエネルギーが吹き溢れる。そして待機音声と音楽が流れる。
【ファンキーマッチ!・・フィーバー!!】
「んじゃ、イッツ・ファンキーターイム!!・・変身!!」
引き金を引くと目の前に二色のギアが表れて各部位に装着されていく。そして半々の色のギアが顔について眼が光ると同時に火花が出て、全部位のギアが回転し真正面から半分ずつの色で止まると、機体からエネルギーがあふれだす。
【・・パーフェクト!】
『【カイザーリバース】と【カイザー】の合わさった【真のカイザーシステム】。これこそ帝王、【バイカイザー】!』
二人の変身した姿から異常な数値が検出されたのか、警報が鳴った。
【危険なエネルギーが検出されました】
そう、機械音声で声がするがこいつらは目の前しか見ていない。
お互いに武器を構えた。一夏は青い銃。アナザーは手に持つのは銃だけだが各部の歯車が武器に見える。
『『・・はぁ!!』』
同時に走り出し、銃を打ち合う。全員が避難した後なので各部に緊急バリアや避難用のシールドが展開された。
しかし、それすら貫きそうなエネルギーの応酬だ。
お互いに当たらないので、近接に変えたのか燃える手足で格闘技と各部の歯車をぶつけ、火花が散りながらパンチにキックの応酬だ。
【ドガガガガガガン!ガリガリガリ!ガガガッ・・ゴン!ガシャン!】
そんな音がしているアリーナの管制室にいち早くつくために走る。
隔壁が下りているので遠回りになる。
「クソが!!ハァハァ・・!」
管制室に行くと音が止まっていた。
「いったいどうなった!?」
そう叫ぶと、エルフナインという少女が申し訳なさそうな顔で・・、
「えっと・・、止めてもらいました・・。」
「止めたでなく、止めてもらった?」
見ると、二人の見た目は普通に戻っており、地面に頭を突っ込んでいた。
そして、その傍らに腕を組んで立っていたのは・・、
「まさか、【オウマ】が?」
『二人とも・・さすがにやりすぎです!!迷惑をかけ過ぎなのはダメです!!』
その姿は少し変わっていた。
『【ジオウⅡ】・・これで何とか出来たからよかったですけど。まったく。』
そう言いながら二人を引っ張り上げた。
二人とも目を回して気絶していた。
「同じ仮面ライダーなら止めれると思いまして・・。勝手にしてすいません。」
「いや、良い判断だ。」
そう言って頭をなでると、一瞬びっくりした表情の後、嬉しそうに笑った。
(か、かわいいじゃないか・・。)
そう思って、昔の後ろをついてきていたマドカを思い出しながら頭をしばらく撫でた。
うむ、いろいろと満足した。
そして、一夏とアナザーはしっかり説教し、ダインスレイフに対処を任せた。
翌日の二人は蒼い顔をしていた。
という訳で銃の青と赤をメインで、出しました。
なんとなくですが、シンフォギアの方は青が剣、赤が銃なので、真逆なのが面白く感じています。
ISではオルコットが青で銃、箒が赤で剣ですからね。
ではまた次回。
もっと遅くなると思います。