再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』   作:金宮 来人

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どうも、私です。
お久しぶりです。最近精神的な方が調子悪く執筆に時間がかかりました。
続きを期待していただいていた方には、大変申し訳ありません。

早速ですが、続きをどうぞ。


融合世界 14 命の輝きとは・・

俺が壊したから修理部隊を向かわせたのに、治すからと【馬鹿二人】が暴れたらしい。

さらにシステムの中枢部までボロボロになるほどに暴れたと来たものだから流石に俺もキレた。あの馬鹿どもにはかなりきつい説教と色々としてやった。

これに懲りてくれることを願う。

 

さて、俺のやる事は多々あるのだが、その中でも気になることが・・、

「せいやぁああ!!」

背後から蹴りが飛んできたので右腕で受けて弾き飛ばした。

「ふん・・、奇襲なら、声は出すな愚か者。」

空中で態勢を整えて着地した後で俺を睨む少女・・。

「・・朝っぱらから、襲撃とは何だね?お嬢さん・・いや、『鳳 鈴音』さん?」

「篠ノ之博士を拉致しISを兵器と変えようとしている男と聞いたわ・・。それに、千冬さん・・いえ、学校では織斑先生ね。織斑先生を困らせる奴と、聞いたからにはその報いを取らせるために・・」

「・・ふむ、情報操作してあるな。」

俺は顎に手を当てて少し考えた後で答えた。

「先ずは、篠ノ之博士は俺と共に新しい機体の研究をしているのであって、拉致などは一切していない。確かに許可がなければ建物内に入れないが、織斑先生でも入れるパスを渡している。完全なる興味と善意による協力だ。他国へ拉致されないようにここに居る。これは国際的にも認められたことで、IS委員会にも提出した正式な決定だ。さらに、困らせる人物は人違い。見事に顔から声から何もかもが似ているが、性格だけは別。俺は『イチカ・ダインスレイフ』。異世界から来た来訪者にして、錬金術師とギア装者であり、奇跡の殺戮者だ。」

帽子とローブを見せる。手袋を音を鳴らせて握り込む。

「・・さて、まだケンカを売るなら買ってやろうではないか。しかし、高くつくぞ?俺の歌は・・。」

左手を伸ばし、空間からダウルダブラの竪琴を取り出す。それによって二人の居る周囲五十メートルに高エネルギーの衝撃波がはじける。

「えっと・・どういう事・・?」

「・・・ふん、戦闘は無しと見ていいようだな。ガリィ、レイア、下がっていいぞ。」

「はぁい、わっかりましたぁ!・・・命拾いしたわね、おチビちゃん?」

「はっ!!・・地味に待機は面白くないものだ。」

そう言い残して青と黄色の影は下がって行った。

「では、場所を移すことにしよう。おそらく偽の情報を握らされたのだろう哀れな子猫に少し話でもしてやろう。職員室にもよるので心配はいらん。ついて来い。」

そう言って背を向ける。

「えっ、えぇ?わけわかんない・・。まぁいいわ、人違いで、問題の人間は別にいると言う事ね?」

「あぁ、しかも二人もいる。俺にそっくりの人物で、『アナザー・イチカ』と『織斑一夏』という人物だ。現在は『ダインスレイフ』『アナザー』『一夏』の呼び方だ。織斑は織斑教諭の妹がいるので名を呼びやすくするためだ。他に質問は?」

「さっきの二人は?」

「俺の部下でオートスコアラーという存在だ。ガリィ、ミカ、レイア、ファラと居るが、青、赤、黄、緑の色で見分けれる。俺と同じようなローブの小さい少女が『キャロル』、気の弱そうな見た目のよく似た少女が『エルフナイン』という。全員錬金術で生まれた存在だ。俺も含めてな。こんな見た目だが精神年齢は三桁ぐらいになっているだろうな。完全な人間ではない体を造り替えてきたホムンクルスの人体錬成への記憶の書き写しで何度も死んだ存在だ。今こそ、人の体ではあるが、中の魂からすれば化け物だ・・。さて、そろそろ話すこともないところで職員室だ。・・ダインスレイフだ、入室するぞ?」

そう言って中に入る。メガネの童顔な教師、山田教諭が近くにいた。

「あぁ、ダインスレイフくんですか。どうかしましたか?」

「どうも、山田教諭。おはようございます。さて、本題だがどうやら俺の情報が操作されて偽の情報が出回っているようで、朝から襲撃が三件、未遂が一件、観察が多数いるようだ。確かに危険人物とみられるのは仕方ないのかもしれないが、いささかやりすぎなようで少し学園内に反乱分子がいると感じた。学園長や生徒会長には俺が伝えるが、織斑先生にも伝えておいてくれ。それと・・未遂の人物はこの後ろの鳳鈴音。どうやら、馬鹿二人が騒ぐ話を聞いたらしいので二人に合わせて、ぶん殴らしておいてくれ。俺はこれから動くので頼みます。」

「はぁ・・。えっと、とりあえずアナザー君と一夏君に合わせればいいと言う事ですね?」

「それでいいです。もし、クロノスにあったら、違う人物だと言って止めてください。・・鳳鈴音、相手は俺に似た二人だがもう一人男子生徒がいる。そいつと勘違いするなよ?そいつにはSPが付いているから逆に痛い目に合うかもしれないからな。」

「わかった。ありがとう、ダインスレイフ・・でいいのよね?」

「あぁ。では、また会おう。」

そう言って俺は職員室を出る。携帯から連絡を取り、数回のコールで相手が出た。

『はぁい、どうしたのかしら?』

「どうやら校内に不穏分子が居るようだ。見つけて背後関係を洗え。それから、学園長にも教師関係を洗って貰え。外部は俺が行う。」

『あらあら、トラのしっぽを踏んじゃったのね。いいわよ、すぐに動くわ。代わりに・・。』

「終わり次第、生徒会の仕事の手伝いは行おう。」

『オッケー!それじゃ、さっさとお仕事しますか!』

そう言って通話を終えると俺もポケットへと収める。

「さぁ、俺の獲物は・・どいつだろうな?」

帽子のつばを下げて、表情を隠す。

その場でワープジェムを取り出してそれを割りながら口元がニヤリとしていた。

 

それから、ある意味でチフォージュシャトーと同じように作った自分の施設内で荷物を持ち、外へと向かいギアを装備する。

ISを展開するために服をISスーツに変え、口を開いて聖詠を口にする。

「『Killiter Ichaival tron~♪』」

それは、イチイバルのIS状態。

そして、背中に巨大なミサイルを背負い打ち出す。

ソレに乗りバランスを取って一度成層圏まで上がり、移動する。

 

『ダーリン、相手が判明したよ?』

「あぁ、中国の女権団と同等の組織、そのリーダーの『王 拍龍〈わん・ぱいろん〉』だな。」

『知ってたの?』

「キャロルとエルフナインを中心に危険な行動に動きそうな主要人物は調べるよう指示していた。」

『さすが、手が速いね!』

「おい、馬鹿。やめろ。」

そう言いながらもミサイルの操作をして軌道を変えた。

急降下して目的の人物が隠れている施設の上部を吹き飛ばす。

そこは中国の山間部にある、兵器開発用の秘密基地だった。

例の中国の女権団が所持する違法施設なので破壊しようが関係ない。

中国政府は金と権力で黙っていたが、俺を怒らせたことが藪蛇だった。

雉も鳴かずば撃たれまい。俺に攻撃を仕掛けてきた・・、かかる火の粉は火元から絶つ。

そう言う事で一気に全部破壊する。

さらに、女権団の兵器を破壊して、その爆薬などに誘爆し施設が燃え盛る。

「これはいったい何が!?」

そう言った声が聞こえたので銃を向ける。

「王・・。貴様が俺を侮ったからだ・・。」

「な!?ダインスレイフとか言う、胡散臭い奴が何で・・!?」

「残念ながら、俺には人の命の重さなど・・、たかが知れているのだ。俺にかみついたのが運の尽きだったな。」

そう言ってギアを解除する。足踏みをしてこの敷地内に術式を展開する。

「『~♪』」

ドイツ語で『エヴィヒカイト』を歌う。

「何が起きて・・、えぇ!?貴女、足元が光って・・」

「リーダー!?」

「か・・かゆ・・全身がかゆいい!?」

そう言ってその敷地内にいる人物は全員が光りだす。

「何が・・」

「うわぁあああ・・!?」

そう声がして光の粒になり、その場には衣服だけが残った。

「ひぃ!?やめぇ・・・・」

「消えたくな・・」

「きゃぁああ・・・・」

その場に生きていた人物は全員が消えていく。

「かゆ、かゆいいぃ・・でも、ちょっと気持ちいぃ・・・」

最後に女権団のリーダーである王が消えて。俺は歌を終わる。

手に光る球を出して持ち上げると、そこへ光が集まり、珠がわずかに光る。

「これで、二十五人・・。革命への礎・・。」

それを収めた後、手に錬金術の魔法陣を出してエネルギーを注ぎ込み、魔法を発動させながらその場から去る。

【エンシェント・バースト】で巨大な爆発と共にその場一帯は荒野と変わった。

 

「せめて、この世界はキレイな世界であってほしいものだな・・。」

 

 




ここまで遅くなり、すいません。
コロナの影響もあり、精神負荷が増えていたようです。
あまり悩まないように、少しずつでも執筆したいと思っています。
話は考えているのですが、どうにも前の作品の設定と、この先の展開のつなぎがうまくいかなくて難航してしまいました。
また遅くなるかもしれませんが、失踪はしないつもりです。
完結するまで緩く見守っていただけるとありがたいです。

では、また次回。
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