再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』 作:金宮 来人
お久しぶりです。私です。
コロナのせいでいろんな騒ぎの中、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は太りました。
医者から脂肪肝と言われました。
せめて五キロはやせることを目指したいと思います。
では、どうぞ。
「では、転校生を紹介する。二人とも、入ってこい。」
「「はい。」」
そう言って入ってきた二人は、金色と銀色の髪をした美少女。
「どうも・・元、フランス代表候補生で現ドイツ・フランス協力制作機、テストパイロットのシャルロット・デュノアです。」
「テストパイロット?」
「はい。私は元フランスの代表候補生でしたが実家のデュノア社が倒産寸前になりました。そのせいで買収の話も多かったのですが、クロノス様の実家であるオウマ家の方からの打診で協力制作となりました。えっと、『ホワイトナイト』という敵対企業に買収されることを阻止して、同盟企業が買収する行為・・でしたっけ?まぁ、それでオウマ様の実家のドイツとフランスが協力体制を取り、双方の機体の長所を探し協力して組み合わせることによって完成した機体が今回の私の機体になります。そのために性能チェックのテストパイロットと言う事になりました。ですので、オウマ様ともどもよろしくお願いいたします。」
そう言ったあと日本式に頭を下げる。もう一人は、じっと黙っていた。
「おい、ラウラ。・・ラウラ・ボーデヴィッヒ!!」
「あ、はい!申し訳ありません!」
そう言って敬礼をした。
「ドイツから来た、『ラウラ・ボーデヴィッヒ』だ。階級は少佐・・と言ってもここではただの学生、一般生徒だ。ドイツ軍人ではあるのだが、いささか普通や常識という物に疎い。幼少時代より軍規に凝り固まった生活をしていたためか、固まった精神をほぐすようにと上司に言われて、織斑先生預かりと言う事になり同年代との交流を目的に留学に来た。よろしく頼む・・と、言いたいところだが!!」
そう言って急に一歩踏み出す。大きく腕を振り出して、人差し指で一人の人物を指さす。
「何故ここでのうのうとしているのだ!?『アナザーイチカ』!!」
「・・は?オレ?・・ていうかお前・・ラウラ?記憶が・・あれ?」
「ふん。どうやら本当にあのアナザーのようだな。間抜けが。私はこの世界に来た際にどうやら同じ存在と混ざったようだ。記憶が混濁して一時期、精神的に不安定になった。その際に織斑教官・・此処では織斑先生だな・・。先生に会ったのだ。どんな顔をすればいいかわからなかったが、どうやら向こうとは性格が違うようで友好的に接することができた。」
「なるほど・・。お前だけなのか?他は・・」
「私だけのようだ。おそらく、ビルドジーニアスなどの影響と最後辺りまで残っていたことが考えれるが・・それも仮定の域を出ん。」
「そうか・・。まぁ、いい。これからもよろしくな。」
「あぁ、しっかりこき使ってやる。」
ニヤリと悪い顔で笑うラウラ。
「勘弁しろよ・・はは・・。」
そう言って笑いあって自己紹介を終えた。
そして、休憩となり知り合い同士が近く集まる。
デュノアはオウマ関係で集まり、クロノスの元へ。
そして、ラウラ・ボーデヴィッヒがこちらに来て、先ほど話したアナザーと握手をした。
その瞬間だった。
『ドクンッ・・!』
「ぐ・・、ぐがぁああああ!?」
アナザーが首をかきむしるように苦しみだす。
「おい、どうした!?」
一夏がすぐさま近くに寄るが、さらに早くラウラ・ボーデヴィッヒが掴む。
「アナザー!?どうした!!何が苦しいのだ!?」
そう叫んで手を握るとその間から、赤く濁った液体のようなものが流れ出た。
「え?」『きゃぁああ!?』「何が起きたの!?」「何アレ?血!?」
どう見ても血の色だ・・。それが流れる。
いや、流れ出るなんて生易しいものではない。
濁流のような勢いで流れ出て、それが形作る。
そして、液体が固体となり。赤い人型になった。
それは・・
「・・ふぅ・・、この姿になるのは、初めてだねぇ・・。アナザー・・それに、ラウラ・・。」
「その呼び方・・まさか!?」
「クロノス!?」
そう呼ばれた人物は振り返る。オウマ陣営のクロノスもこちらを向いていた。
「いや、もう俺はクロノスではない。アナザーに織斑一夏の因子をすべて分けた時点で俺は別の存在となった。・・今の姿ならスターク・・ブラッド族となったし、【ブラッドスターク】と呼んでもらおうか。何なら【エボルト】でもいいぜ?」
そう言って数歩こちらに近寄って歩くが・・、
「っぐぅ・・!」
その途中で地面に崩れ落ちた。体制を変えて地面に座り込む。
「この姿は完全でないし、アナザーとラウラに埋め込んでいた俺の一部を集めただけの物。所詮は数分の一の力しかない。」
手を開いたり閉じたりと繰り返す。
「もう少し、ゆっくりさせてくれ・・。えっと、姿は・・」
そう言って一瞬光ると見た目が人になっていた。
織斑一夏をベースとして結構なパーツがアナザーとも違う事がわかる。
【眼帯をつけた銀髪の少年】で明らかに成人はしていないし、日系の顔ながらも西洋系の髪と肌の色をしていた。しかしその眼の色は赤く、普通ではない。
最後にサングラスをしてテンガロンハットをかぶった。
「こんなもんでいいだろう。んじゃ、これからもよろしくぅ!」
そう言って軽く手を上げた。
「よろしくって・・」
「えっと、・・アナザーの中から見ていたが、ダインスレイフ・・だっけか?お前さんに頼みがあるんだ。」
「ふむ、・・とりあえずの生活できる空間は保証しよう。部屋は用意するし、着替えなどの生活必需品はそこへそろえておく。後は身元引受と言ったところか。この学園内での一番信頼が高い男子生徒は俺だろうしな。」
「やっぱり、頭が冴えてるなぁ。そう言う事だ。いくらかの裏の仕事は請け負うぞ?」
「・・よし、ならば交渉成立と行こう。いずれ動いてもらうが・・今はまだ騒ぎを起こさないでくれよ?学園などに交渉する。」
「おーけい。んじゃ、とりあえず、ベッドで久しぶりに寝させてもらうよ。部屋は誰に聞けばいい?」
「・・キャロルに連絡した。一人用の少し狭い部屋だが。くつろぐには十分だろ。」
「あいよぉ。そんじゃ、またあとでな。ちゃお!」
そう言ってエボルト・・スタークか?アイツは部屋に向かって行った。
「・・はぁ、アナザー関係の面倒でも、俺に来るんだよなぁ・・。」
ため息しか出なかった。
それから各所に動くこととなった。
「あの、スターク?・・エボルト?よくわからないけど、新しく出てきたのは何者?信用しても大丈夫なの?」
生徒会の仕事に来た俺は書類仕事をしながら楯無に質問され続けている。何度もそれに答えるがそれでも心配らしい。
「はぁ・・、ガリィ・・。」
「はぁい、マスター。お呼びですかぁ?」
天井からするりと降りてきた青い影、ガリィが俺の横にお盆と飲み物をもって立つ。
その飲み物を受け取りつつ、声をかける。
「スタークに関する書類と人間関係、それからアナザーとボーデヴィッヒから事情聴取。俺の知る限り危険度はないが、おそらくは人間ではない。だから、信用に足りるだけの情報を集めろ。校内の監視はエルフナインでの機械観測、キャロルの校内に点在させた投影用魔法陣での観測。何か起きた際にはすぐにミカとファラで抑えろ。レイアは高いところが好きだから、塔の上から外に出たときの監視だ。」
「分かりました。ガリィちゃんはマスターとのつなぎ役でよろしいのですね?」
「補佐は一人は欲しい。性根は腐っているが、一番人当たりがいいのはお前だ。」
「ではマスター、一度下がります。手が必要ならご連絡くださいねぇ。」
そう言ってバレエを踊るドールのように片足を上げた形で、ワープジェムを使い消えた。
「・・本当にあの子でいいの?」
「自分の性格をもとに特出した性格を作り上げたのだが・・、自分の中にあんな性格の人格があると思うと頭が痛い。俺は、どこかであそこまで性根が腐っているのかと心配になる。」
そう言って片手で頭を抱えた。
「あらー、・・が、頑張ってね。」
「あぁ、とりあえずこの書類は終わらせる。」
そう言ってパソコンと書類の山と格闘した。
実は毎回血液検査でカリウムの値が低く緊急性の治療が必要と言われます。
でも、今回言われなくて安心です。
サラダに野菜ジュース、自作の漬物にナムル。生の果物なども。
健康に気を付けて、皆様頑張りましょう。
では、また次回。