再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』 作:金宮 来人
ずっとほっておいてすいません。
いくらか書きまとめをしておきたかったのですが、気が付けば令和ライダー三代目も始まる状況・・。
ここまで放っておいたのは申し訳ない。
だが、私もどうにもできないのです。すいません。
つたない文章ですが、せめてこの作品だけはどう遅くなっても書き終わるつもりです。
応援してくれる人はよろしくお願いします。
では、本編へどうぞ。
調べることはいくらでもあるが、とりあえずは・・
「スターク・・それともエボルトの方が呼びやすいか?」
「どちらでも・・。そう言うお前さんはダインスレイフでいいんだよな?」
目の前でコーヒーを入れて飲んでいる男、アナザーの世界の正式な【織斑一夏だった】男だ。
その時はクロノスという名前に変えていたらしいが、現在はその因子も捨て完全なる人外の種族、ブラッド族という存在になったらしい。
「ブラッド族は元々は星々を回る宇宙人でその星のエネルギーを吸収し、破壊していた・・。そういう風に調べた結果が出たが間違いないのか?」
そう言うとエボルトは手を振った。
「ある意味では間違っていないがそれは違うとも言える。」
「ふむ・・、聞かせろ。」
「そも、それは【仮面ライダーという存在の居る世界の設定】に過ぎない。」
「ほう?それはどういうことなのか、・・真実は違うと言う事なら聞きたいな。」
そう言うとまた一口飲んでいる。カップからいい香りが上がる。
「俺達は、そういう存在ではない。実際にここに居るが、外にいる存在の描く物語に存在するキャラクター、役目を与えられた道化にすぎん。」
「俺は神が上に居るが?」
「その神すらも描かれた存在だとしたら?外の存在が自分の意思を伝える物だとすれば?」
俺は唖然とする。
「そも、俺達の存在というのはいかに言ってもあやふやすぎる。【織斑一夏の因子を持つ存在】?そんなものはただのこじつけだ。その外なる者【アウター】が描く人物像につけた付属設定。」
「それは事実なのか?」
「だが、逆ともいえる・・それもまた事実。」
「また意味が分からないな。詳しく話せ。」
エボルとは、何かを考え、カップのコーヒーをテーブルにこぼす。
「今、俺はコーヒーをこぼした・・。これは俺の意思である。」
「それはそうだ。お前の腕を誰かが操作したわけではない。」
「だが、【コーヒーはこぼれる】と言う結果が決まって居たらどうする?俺が自発的にこぼすか、地震が起きて揺れたときにこぼすのか、はたまたお前が怒って俺につかみかかり、その際にこぼれるのか・・。」
「確定事象・・。過去から未来への干渉ではなく、【確定した未来から過去への干渉】か?」
こぼれたコーヒーを眺めて俺は呟く。
「事実、時間は顔から未来へ進む。それを決めたのは誰だ?もし、外なる者【アウター】が【この人物はこうなる】と決めていたとしたら、・・そして、それを決めた後にストーリーを作る。それは未来から過去への干渉だと言えるのではないか?」
「外なる者・・アウター・・か。」
「存在の確定は無い。だが、面白い話もある。」
「面白い?」
「描く人物こそが【外なる者が描くシナリオを決めている】としたらどうだ?」
「どういう事だ?」
「外なる者が自身で書いていると思っているものは、実際にはその物語の存在が起こした事実で、それを外なる者に書かせている・・。そう言う事さえも言える。」
「まるで悪魔の証明だ・・。」
「そう、コレはすべてが事実であるとも言え、偽りともいえる。まさに矛盾とも言える証明。パラドックスとも、パンドラともいえる。ロジックを解かすものではない。設定と言うのはこういう事だ。理解できたか?」
「無理だな・・。」
「その通り。すべてを理解できることは誰にもできない。それは第三者の監視がない。本当にその世界があるのかと言う事を誰も証明ができないし、存在を否定することさえもできない。故の多次元並行世界と言う考え方の存在はある。」
「つまりは・・お前はとりあえず、そういう存在だと言う事でいいんだな。」
「んー・・言うなれば、俺だけではなく、人類皆・・いや、存在する者皆等しく、と言う感じだな。宇宙人ともいえる俺だが、この世界に同じ存在がいるともいないともいえる。」
「面倒くせぇ・・。」
頭を押さえた。
「あっはっは・・。まぁ、そういうもんだ。難しく考えるよりも、敵か味方かで考えろ。その場合には味方をしてやる。」
「わかった。それで納得し、報告しておく。」
「おう、お勤めご苦労さん。」
「・・ついでだ。俺にもコーヒーを入れてもらおう。」
「ん?・・あぁ、まぁいいか。」
そう言って座り直し、入れてもらったコーヒーを口にする。
「ブッフゥ・・!!」
思いっきり吹き出した。
「ごっほ・・っクッソまずい・・」
「あー、やっぱりか・・。俺って今人と違うから味覚も違うようでなぁ・・」
「なら先に言ってくれ・・。」
余計に疲れただけだった。
とりあえずこの後は自分で居れた上手いコーヒーで口直しをするのが一番先決だな。
・・それからまた生徒会室に戻る。
「・・以上で、元アナザーの本体クロノスであった、ブラッド族であるスターク・エボルトの情報報告を終了する。」
「・・つまりは、あまりわかっていないと言う事か?」
「言いづらいが、そういう存在であると言う事しか言いようがない。こちらからすれば理外の位置にいる存在であることも確かなのだが、そもそも、俺も理外の存在であるのだ。一応は人間の形をしているのだが、神の使徒ともいえる俺は聖書的に言えば天使みたいなものだ。あんなきれいなものではないが、そういう意味ではスタークと同じ存在である俺がこの件を任されるのが一番であると思う。」
「・・そう、ですね。我々の手に負える相手ではないようです。ダインスレイフ君にはまた面倒をおかけしますね。」
そう言ったのは学園長、轡木十蔵であった。
「敵対の意思は無いのね?」
「本人としても、このように戻ることは期待してはいなかったそうですが、【もしもがあれば】と言った希望的観測だそうです。現在は力の大半を失っているそうで十分武力対応可能かと。ただし、その場合は我々に一任してもらいます。他方からの攻撃は認めません。」
「何故ですか?面倒が減るなら分担して・・」
「異常な存在をこれ幸いと攻撃する輩がいるからに決まっているでしょう。その場合はもちろん、迎撃側として参戦するつもりです。女尊男卑の世界・・、わからないとは言わせません。」
俺がそう言って手を握る。
拳を見せてはっきりと徹底交戦の意思を見せ、それに対するこの場にいる人物の反応を見る。
面白いのが織斑先生だ。顎に手をやり考えているようだが、口の端が少し上がっているのが気にはなる。
呆れた顔が楯無と轡木、それに山田先生。
そのほかもいろんな表情だが、気になるのは通信先の二カ所、IS委員会は問題ないが、日本政府とIS学園教育委員会だ。
この学園は各国の代表が習熟度などを完投し教育課程を決めている。それが教育委員会であり、それを最終的にまとめるのが学園長の轡木なのだ。
だが、教育委員会には女尊男卑の人物がおり、それが明らかに険しい顔をしている。
「まぁ、今後の動きに対応するしか手はないでしょう。」
『しかし!その宇宙人が害悪だったらどうするのです!?』
ヒステリックな声を上げたのは最近変わった中国の代表だ。まぁ・・それでもこれなのだが。
「それを止めるのが俺の役目だと言ったのを聞いていなかったのでしょうか?」
『うるさい!貴様のような存在が・・』
「ならば貴様らが責任を取れ。すべての、生徒を、完全に、守れるというのならば、その方法を上げるがいい!もしも、彼を捕まえてというのであれば、それを行った際にだれが被害を受けるというのか、誰が行うのか!それがわかって言っているのだろうな?中国代表、レン・ロンファ!」
『な!?それはあなた方の仕事で・・』
「だから、そのような事をしないための監視だと何度言えばわかるのだ!?ならば貴様にこの仕事についての危険手当を出してもらおうではないか!ライダー二人分、さらにドイツ代表候補生を相手取り、完ぺきに生徒に被害を出さず、施設にも被害を出さず、確保する方法があるというのならば言ってみるがいい!そのようなものは、有りなどしない!理外の存在だと言ったことを一度で理解しろ!一度の抵抗で島ごと沈められる可能性もあるのだ!どうやったら問題なくできるというのか、それがわからぬものの言葉など聞く耳を持たん!いらぬ言い訳などたくさんだ!」
そう言って俺は通信を強制的に切った。
「以上だ。これ以上は話す事は無いので帰らせてもらう。」
そう言って否応を聞かずワープジェムで俺は部屋に戻った。
◇
キレてましたねぇ・・。あの温厚な彼が・・。
「あのキレようはやばいわね・・。明日、仕事頼めるかしら?」
「お嬢様はご自分で努力された方がよろしいかと。」
「ふむ。無断欠席は認めないと連絡はしておくか。あの様では怒りで気晴らしに逃亡しそうだ。」
「それよりも八つ当たりで施設の破壊がないかを気にした方が・・」
「あぁ、そうか。シンフォ・・ギア・・だったか?それによっての攻撃はISを凌ぐからな。各管理部に通達を頼めるか山田君?」
「えぇ、わかりました。」
一人の生徒が怒っただけでこの騒ぎ・・。やはり、彼を上手く使うのが一番なのでしょうね。
「おいしいお茶と、お菓子を用意して将棋でも気晴らしに誘いましょうかね・・。」
後日、学園長室でぱちぱちと言う音と共に朗らかな笑い声があったという・・。
最近、親知らずを抜く手術をしました。
横向きに生えてて、なおかつ奥歯を侵食していたので掘り出して抜くことに・・。
一週間で3キロやせるほどにものが食べれなくなりました・・。
そして、まだ逆方向にも同じく横向きの親知らずが・・。
急ぐ必要はないと言われたので覚悟が決まってから抜くことにしました。
話には聞いていましたが、本当に痛いんですね・・。
ではまた次回。
チャオ!