再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』   作:金宮 来人

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どうも、お久しぶりです。私です。
もう令和三代目のライダーと言うのに、まだ平成を書いているのはどうなんですかね?
まぁ、誰か読んでいただけるなら幸いです。

それでは、本編へどうぞ。


融合世界 18 『合体世界の副産物』その名は・・

天気のいい朝、外へと出てきた俺『イチカ・ダインスレイフ』。

「あぁ、良い朝・・」

 

『テメェ!?本気で言ってんのか!?』

『あぁ!そんなに気に入らないなら勝手にすればいい!』

『二人とも落ち着け!あぁ、面倒だ!ぶっ飛ばすぞ!?』

『応!やってやるぜ!』『手加減は必要か?』

『『『変身!!』』』

 

「・・・(^^#) ビキビキ・・」

すがすがしい朝は一瞬で壊れた。

いつもの通りのイラつく日常が始まっただけだった。

 

それからしばらくした教室で、

「・・なぁ、ダインスレイフ?」

「なんでしょうか?織斑先生。」

「あ、いや・・その・・怒っていないか?」

「どうして織斑先生に俺が怒るのでしょうか?大丈夫です。気にしないでください。」

本気で暴れられる前に一夏、アナザー、エボルトを氷漬けにしてそのままの状態で教室に持ってきたために、教室内の空気が冷えていた。

因みに周りの人の肝も冷えていた。

『心胆を寒からしめる』とはこういう状況かもしれない。

そして、三人は十分に頭を冷やせた。

 

授業はそのまま開始し、三人は授業終了までそのまま氷漬けであったが、休憩中に解凍して正座をさせられて説教を受けた。授業を受けずに時間説教を続けた。

そして、昼となり昼食時に解放された。次の授業は実技と言う事で大急ぎで三人は食事をとりアリーナへと向かう。

俺【イチカ・ダインスレイフ】は食事の際に織斑マドカに誘われていた。

「ダインスレイフさんは姉さん・・、織斑先生の事をどう思う?」

「・・はっ?」

どういう意味か分からずにそう返す。

「えっと・・ダインスレイフさんと姉さんは仲いいよね?」

「いや、まぁ・・担任教師で俺の話を聞いてもらえるからな。」

個人的には昔の世界での記憶があるため『織斑千冬』と言う存在に対しての思いは複雑なものである・が、ソレも前の世界であり、この世界の人物は他人と言う認識はできている。

だが、あまり深くは考えた事は無かった。世界の違いで性格が大きく違うと言う事の認識はしていた。

「えっと、もしもだけど・・恋愛対象としては?」

「む?・・ふぅむ、どうだか・・。一応俺は『元織斑一夏』と言う存在で【その姉が織斑千冬という世界】にいたからな。その世界では相当に嫌いあっていた。そのせいか比較してしまうんだよな。」

「それじゃぁ・・」

「そういう風に考えたことが無いからわからないというのが、正直な答えだなぁ。」

正直なところ、元が姉弟だったところがあるから意識した事は無い。

そもそも女性としてはあまり認識はしていないのが普通だったが、こちらに来てからは同じ人間じゃないと思い、そういう風に一人の女性として意識して対応するようにはしていた。

それも、【元の世界にいた人物とは別人だから】という理由があったからだ。

『それ』をあえて意識していたことが、こちらの世界の織斑先生を女性として扱った理由だ。

それが原因で、俺の事を意識させてしまったと言う事なのだろうか・・。

「ふむ・・、そうか・・。」

「あぁ、面倒だが・・俺もあのバカたちも含めて並行世界の人間だ。・・一人は人間ではなくなっているが・・。まぁ、俺達は普通ではないからなぁ、あまりお勧めはせん。特に俺なんかはいろんな世界を渡り歩いているが、この見た目のせいでいまだに子ども扱いされることが多い。実年齢は三桁、もしかしたら四桁届くかもしれんというのに・・。まぁ、そういう事であまりそう言う関係には向かないと言う事だ。相当に特殊な奴でもないと、な。」

そう言って、俺はこの話を終わらせる。

何か考え事をしているマドカはそこから動かない。

「まだ何か?」

「・・だから束姉さんならいいのか?」

「・・いや、別に・・誰がいいとかではなく・・なんとなく、拒んでいないだけだが・・。」

俺も昔の記憶が薄れつつあるから、無意識下ではあるのだがその分、昔の面影のある人物を求めているのかもしれん。

「そうなのか・・。なら、その・・」

「なんだ?はっきり言えばいい。」

 

「私ならどうだ?」

「ふぁっ!?」

 

奇声を上げてしまった。予想外過ぎる一言だったのだ。

「いや、その・・もし!もしもの話だ!!姉さんがダメなら私ならどうなのかという純粋な疑問というか・・なんと言うか・・。」

「あ、あぁ・・。そう言う事なら・・む、難しいな。」

「そうなのか?」

「あぁ。お前は俺の妹と全く一緒の顔なのでな。つい妹扱いをしそうになるが、そいつではないという感情が何とも処理しづらいんだ。相棒で、双子の妹扱いだったあいつとお前は違うとわかってはいるのだがな。」

苦笑いしながらそう答える。

「ふーん、そうなのか。」

「まぁ、あいつとかなり性格が違うから最近は別と認識してきているがな。それでも、昔の記憶がふと思い出されたときに・・な。」

そう言って俺は席を立つ。

 

その理由は・・、

 

『パリン』と音がしてワープジェムが割れて視界が変わる。

その俺の目の前には銃を持った女がいたのだから。ビルの屋上からスナイプしている最中の様だ。ターゲットは誰かは知らないが・・。

「さて、やっとのことでしっぽを出したなぁ?【亡国機業『ファントムタスク』】さんよ?」

俺の視界には他のオートスコアラーの視界も見えていた。ガリィの視界の端に見えた物が銃と気が付き、その人物を過去のデータから検索したら、ファントムタスクの一人と分かった。驚いている状態の相手を掴み、組み伏せる。

「き、貴様・・!?イチカ・ダインスレイフ・・だと!?」

「そのような反応は見飽きた。・・さて幹部連中に連絡を取れ。以降、俺の周りを嗅ぎまわるな。うろつくな。ちゃんとした手順なら対応してやろう。と伝えろ。」

そう言って組み伏せている目の前に缶の飲み物が入った容器を置く。

「さもなくば・・」

 

俺は水の錬金術を操作して氷にする。

内部が膨張し缶が裂けて中身が膨らむ。その後熱を加えれば中からその液体がこぼれ出る。

 

トマトジュースにしたのであちこちから赤い液体が流れ出る様を、人間に見立てたようで自分がそうなることを思い、顔色が一気に青ざめた。

「ひぅっ!?」

「どうだ?武器を使う必要すらない。一瞬でこれになりたいか?」

そう言うと涙目で首を振った。

「では、言った通りにしろ。あぁ、武器は没収だ。あと・・水分を失ったようだ。コレでも飲みたまえ。」

そう言ってさっきと同じジュース缶を渡して、俺はそこから去る。

去り際に、

「あぁ、スコールとオータムによろしくな。」

幹部の一部を分かっていると宣言した。

 

戻った俺は新装備を作ることにした。それは俺や三馬鹿に使わせるものではない。

「月詠、暁・・立花・・か。やっぱり他の人物も居るのだろうか?」

そう言いつつ、一度行ったシンフォギアの世界と並行世界。それらを思い出した。

と言っても、古い事なので記憶のかなり奥底にあるが・・。

それから知識を拾い上げて、装備の元となるギアをもとに改造し、インフィニット・ストラトスにシンフォギアを合わせた、俺の元のギアと同等のものを作り上げる。

「・・しかし、少し装備に力が足りん・・。どうしたものか・・。」

そう愚痴をこぼしながら作業をしていると、

「それならば、良いものがあるぞ?」

そう声がかけられた。

「・・勝手に入るんじゃない、エボルト。」

「まぁまぁ、良いじゃないか。お前さんと俺さまとの仲だ。」

「はぁ・・。」

ため息をついて椅子ごと後ろへ振り返る。肘置きに肘をついて頬杖をつく。

「それで、何があるって?」

「それはこの世界が融合した際に生まれた存在だ。加工して使えば体に影響を少なく、さらに強化できるもの・・それがある。」

「世界が、融合した際にできたもの・・だと?」

俺が知らないものがあるらしい。真面目に話を聞く気になり、体勢を変える。

「それで、どういうものだ?それはどこにある?」

「ククッ・・、俺達はどこに現れた?この世界はどこを中心にしていると思う?」

「それは・・この島か!?」

「屋内プールができてから、現在使っていない屋外プール。其処にたまっている液体がそれだ。」

「・・マジか・・。一体それはなんだ?」

 

「そいつの名は『ファントム・リキッド』。ライダーのハザードレベルを上げる『ネヴュラガス』よりも強力な存在だ。」

 




ということで、Vシネ版のグリスで出てきた『ファントムリキッド』でした。
まぁ、タイトルで予想できた人もいるでしょうね。

では、また次回。

チャオ!
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