再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』   作:金宮 来人

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どうも私です。
暑い・・そして、熱い・・!
運転する際に日向に車を置くだけでハンドルが熱い。
日本各地が大変ですから皆さんも気を付けて。
水分はこまめに取りましょう。
では、本編へどうぞ。


融合世界 21 『培養・・』デッドゲーム!!

アリーナでの装備が終わった俺は寮に帰り、そこからチフォージュシャトーの自身の部屋に戻った。

「ふむ、自分の作った物があのように使用されて、喜ばれるのは存外、面白いものだ。」

そう言いながら俺はモニターを開き、そこに他の作成予定なウォッチの計画図を展開する。

「それでは・・、未来を拓くための新たなる力を作るとしよう・・。あいつら的に言うならば、『歴史に大いなる革命をもたらす力。それは過去、歴史をたどるならば原点である力を指すのだろう。』と言ったところか。さぁ、俺も、クロノスも、一夏も、アナザーも、エボルトも巻き込んで・・。力を集約し、新たなる歴史を作ろうじゃないか。」

そう言って今までに集めたサンプルに、クロノスの血液を加えた。

それぞれの遺伝子、因子、記憶、素質をデータ化したものが画面上に揃う。

「ふむ・・、掛け合わせで行けそうだな・・。」

俺はとあるギアウォッチの制作を目標とし、とりあえずの目処をつけて制作順に並べてソレの通りにスケジュールを作った。

「ふむ、これがすべて完成すれば、新たな歴史が開くかもしれんな。」

それは俺以外には全く意味が分からないだろうことだ。

それから俺はまずスケジュールに移行する前の、初めの準備段階を行う事にした。

 

「で?俺が呼ばれるのはなんでだ?」

「オレも一緒というのには何か意味があるようだがな?」

エボルトとアナザーを呼んで俺の実験室でいくつかの機材をつないだベッドに寝かしている。

「それは、これからわかる。まずは、エボルト、お前を一度強制的にアナザーの中に入れる。」

「なぁ!?どういう事だ!?強制的じゃなくても同意があれば・・」

「必要な事だからだ。」

そう言って俺は機械を操作してエボルトとアナザーをつないだコードが反応する。

「ぐぅ・・あぁあああ!!」

「ぐあっ・・くぅ・・、ぎぃ・・」

二人が苦悶の声を上げて、そのあと液体化したエボルトがアナザーの中に入る。

「がぁ!?・・ぁあ・・。」

「ふむ、それではアナザー、コレを使用しろ。」

そう言って渡したのは紫のバグヴァイザー。目の焦点の合わないアナザーが、それを構えて反対にはハンドルを構える。Aボタンを押すと待機音が鳴る。そしてハンドルを挿した。

「・・培養・・。」

【インフェクション!レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?・・ザ・バグスター!!】

そう鳴りやむとその姿が何度かジラジラとノイズが走るようになる。

「それじゃ、次はコレを使え。」

そして、ゲーマドライバーに【マイティブラザーズ・XX】を挿して開いた。

【レベルアーップ!マイティ・ブラザーズ!二人で一人!マイティ・ブラザーズ!二人でビクトリー・X!】

二人のマイティ・ブラザーズで一度一人になったのがまた二人になった。

「そんじゃ、最後だ。アナザーは変身を解いて休め。エボルトはコレを使え。」

片方はベルトからガシャットを引き抜く。もう一人は俺が渡した白いガシャットを差し込んでハンドルを開く。

【ガッチャーン!レベルアップ!ドクターマイティ!二人で作る!ドクターマイティ!二人でメイキーングX!!】

「ぐぅ!?がぁああ!?あがぁああ!?」

エボルとはその場で倒れて苦しみながらもがき、だんだんと光の収支が現れてそのうめき声は弱くなる。

【・・治療完了。】

俺のつないでいたモニターから音声が流れて、エボルトの変身が解ける。

「ぐぅ・・、俺は・・一体?」

「オレ達に何をしたのか説明してもらえるよな?ダインスレイフ?」

二人がにらむが、まったく俺に恐怖心は無い。

「それは、二つ理由がある。一つはエボルト、お前はこれでブラッド族であり、人間である状態にできた。」

「・・は?」

先ほどまでにらんでいた二人が目を見開いて驚いて居る。

「そしてアナザー。お前にはコレを使える体になってもらうためだ。」

そう言って紫と黒の大きなガシャットを渡す。

「【ゴット・マキシマムマイティ・X】・・確かにオレには強すぎて使えない・・。」

「ブラッド族の俺にも無理だ。それにはバグスターウィルスが・・そうか!!」

エボルとは顔を上げた。

「分かったようだな。これは二人の強化プログラムだ。エボルトはより強く、さらに多くの力を使えるように・・。アナザーはお前自体を強化した。さらにエボルト、元クロノスの因子を多くするための【培養】だ。ウィルスだけでなく、人の皮膚組織、人体を構成する物質、遺伝子さえも増やした。それを二人でもう一度分け合い、その後エボルトはウィルスの抑制から除去まで行った。」

ふむ・・どうも二人ともびっくりしているようだ。

「「 ( ゚д゚)ポカーン 」」

と言った感じの顔をしている。

「そんなことができることに驚いて居るんだよ。オレがこんな体でも最強を誇っていたのは『前の世界のクロノス』の体の力だからな。」

「そうだな。しかし、エボルトとなった俺は破壊の限りを尽くす『ブラッド族』で人間とは違う体・・。それに人間の要素を加えて何になる?」

俺は三つ指を立てる。

「一つは味覚。エボルトは宇宙人の因子だろ?人間とは違う味覚だと言う事を知っている。それでも、日本人よりも欧州に近い状態だがな。イタリアやフランスのあたりの味覚ぐらいだ。」

俺がそう言うとエボルトは顎に手をやり、

「確か・・味蕾の数が違うんだったか?欧州と言ってもイギリスの英国とフランスやスペイン系も違うらしいが?」

そう言って来たので、自分の考えも含めて、

「アングロサクソン人とラテン系の違いがあるらしいが・・詳しくはっきりと解明されてないな。ただ、味蕾の数で味覚の差をいうのは違うかなぁという印象が強い。遺伝子学的な味蕾のreceptorの差異が重要だろうなぁとも思う。」

「あー、すまん。オレにはわからんのだが・・つまりはどういう事だ?」

「「分からないなら黙って置け。」」

「ヒデェ・・。」

 

「とりあえずは、礼を言っておく。・・だが、一言でも説明が欲しかったな。」

「あ、確かに。オレも急にやられてマジでビビったんだからな!」

そう言う二人に、

「あぁ・・それは悪かった。」

とだけ答えた。それで二人は部屋を出ていった。

「・・本当に悪いな。」

そうつぶやき、エンターを押すと、画面全体に大量のデータが現れた。

「ライダーウォッチと、ギアウォッチ用のデータをもらって・・。俺の実験のサンプルご苦労さん。」

そう言いながらもデータを精査し、必要なものを取り込んでいく。

俺の座っている席の足元には、多くの機会が接続されていて、それの中にブランク状態のライドウォッチとギアウォッチが収まっている。

一つそれにデータを書き込んで、ファイナライズをするとデータが書き込まれたウォッチは輝き、色がついて絵柄が変わる。

「・・ふむ、2016・・『エグゼイド』・・か。」

今回の二人を合わせたデータだったからエグゼイドのライドウォッチができた。と同時に横のライドギアウォッチも光る。

「む?・・これは、『ゲンム』のウォッチ・・。あぁ、ゴッドマキシマムXによって反応したか。・・ついでだ。ゲイツ用にしよう。」

そう言って俺はソレも取り出してケースに収めた。

「・・なんだろうか・・。最近の俺の立ち位置が錬金術師と言うより科学者的になってきたような?・・確かに昔、自分の人格を『コピー&ペースト』して増やしたりしたが、科学者よりの錬金術だよな?・・ま、気にしない方がいいか。」

 

後はついでにエルフナイン用の装備を作った。

正確にはすでに既存の装備をエルフナイン用に変えるだけなのだが・・。

それでも十分に力となる。

あいつ自身は知能という意味では力があるが、武力としての力を持たしてはいない。

何かあった時に自身を守れるようにしておくべきだと思った。

「あいつ等が見たときの顔がどうなるか・・?見物だな。」

俺の笑いが部屋に小さく反響した。

 




熱すぎて、クーラーが無いとすぐ熱中症になりそうです。
皆さんも、個人で気を付けてください。
テレビで見たんですが熱中症のため、救急車の出動件数が増えているそうです。

では、また次回。
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