再構成の新世界 融合世界『インフィニット・エターナル・ギア・ライダー』   作:金宮 来人

28 / 33
融合世界 27 新たな力『オンステージ』!

それから話し出し、終わったのはかなり後。

夕日が海に沈み帳が下りたころに終わった。

「・・それじゃ、世界は時計の針を進めたと言う事だね?」

「あぁ、終焉への針を・・だがな。」

世界は融合している。それはいくつかの理由があるが、俺がこの世界に来た理由それが一番大きい。それはおそらく世界が終わる瞬間だ。それまで俺はすべてを準備しないといけない。

 

コレはクロノスにも言っていない事だが・・おそらく俺は死ぬだろう。

その時のために準備が必要なのだ。

クロノスが去った部屋で一人作業をする。

俺が終わる瞬間のために。残しておくものを・・。

 

 

【奇跡】は起こる物じゃない。だから奇跡だ。

俺は【軌跡】を残し、それを【輝石】に変える。

そんなことを思いつつ俺は力を込めた『石』を造る。

これこそが俺の『意思』だから・・・。

 

そうして作業を終わらせてリビングに行くと騒がしい。

「あ、ダインスレイフ!ちょうどよかった。呼びに行こうと思ってたところだ。」

「どうした?アナザー。」

アナザー一夏は、リビングにある大型のモニターを指さす。

「あのテレビを見てくれ!」

「ん?」

近寄り見ると、今の状況を映しているようだ。LIVE映像と書いてあり、『中継先の~』とも言っている話声がする。

映像は暴れている人影・・いや、化け物の姿。

「あれは・・アナザーライダーだな。」

「そうなんだよ!また現れやがった・・。」

そう言っているアナザーを見ながら、何のアナザーライダーか考える・・、と思っていたらテレビの中が騒ぎ出す。

『大変です!?もう一体化け物が・・。』

「ふむ・・あれは、『エグゼイド』それに『ガイム』だな。」

エボルトが壁にもたれかかり、モニターを見ながらそう告げる。

「よぉう、同士。クロノスからは面白い話は聞けたかな?」

「まぁ、ソレは後から話そう。それよりも、ライドウォッチを造らないと・・。」

そう言って俺は簡易ライドウォッチ制作装置を取り出す。

「あぁ、それなら大丈夫だろ?なぁ、エグゼイドのウォッチはもっているはずだ。前の俺たちを強化した実験の際になぁ。」

エボルトにそう言われ、首を振りながらケースを取り出す。

「まったく、抜け目ないねぇ。こういう事もあろうかとってか?天才の因子とゲーマーのアナザーがあればできる。そう言う事だろう?」

「お見通しか。その通り。そして、それを元に解析して作ったのがこの簡易ライドウォッチ制作機だ。以前ビルドウォッチを造る際に使った。・・だが、それは因子がある事がわかったからだ。今回、ガイムのための因子は見当つかないが・・どうする?」

そう言って俺はエボルトを見る。

「うーむ、あまり好きではないがアイツに頼るかぁ。」

そう言って手招きしながら外へと出る。

校舎を歩きとある場所で一人の生徒を見つけた。

それは剣道場。そこに居たのは、

「ふむ・・侍の因子・・と言うべきか?」

「そう言う事だ。おそらく、ガイムには必要だ。それと、・・コレだ。」

そう言って取り出したのは・・、

「果物・・?」

「ガイムの因子には必要そうだからなぁ。さぁて・・篠ノ之箒!」

そう声をかけるとこちらを振り向く。

「む?どうした、えっと・・あぁもう!顔が似ていてよくわからん。」

「エボルトとダインスレイフだよぉ。それより少し協力してくれないか?」

「協力?私がか?」

そう言って振っていた木刀を手にこちらへと来てもらう。

「木刀はそこらに置いて。手にこれを持ってくれ。」

「これは、・・ミカン・・ではなくてオレンジか?何故・・」

剣道着姿で片手にオレンジをもって首をかしげる光景・・シュールだな。

「そんじゃ、これを掴んで。」

「う、うむ・・。」

簡易ライドウォッチ制作装置を握るとブランクウォッチが光り、形を変える。

『ガイム!』

そうしてライドウォッチができた。・・こんなことで・・。

「あまり納得できないな。」

「そう言うな。ちゃんとできたんだ。文句は無いだろ。・・そんじゃありがとうよ、篠ノ之さんよ。また礼はいつかするからな。チャオ!」

「この程度で、礼をもらってもな・・。まぁ、何かの際には頼む。」

そう言ってオレンジを返してもらい篠ノ之箒は素振りを再開した。

「それじゃこいつを持ってクロノスの元に行きますか。おそらくジオウⅡで戦っているだろうが、二体相手じゃ分が悪そうだ。まぁ、アナザーに行ってもらったがな。」

「いつの間に・・。ホントに抜け目ねえな。」

そう言って俺とエボルトは走り出した。

 

そして、目的の場所には、

『グワァアア!!』

『ガァアア!』

暴れる二体のアナザーライダー。

「『アナザーガイム』は『ジオウⅡ』でどうにかなるかもしれないが・・、アナザー二体なら一度放してから、それぞれで倒した方が楽だろう。アナザー!俺も加勢するから『アナザーエグゼイド』を連れて離れていくぞ!・・・変身!」

【コブラ・ライダーシステム・・エボリューション!アーユーレディ?】

「おっしゃ!オレだけじゃ抑えるのがやっとだ。攻撃が効いても効果的じゃないからか?」

そう言っているが、『仮面ライダー・アナザーパラドクス』はエグゼイドの世界のはず・・。攻撃が効かないはずは無いんだが・・?

『とりあえずは一度ぶっ飛ばしてぇ、・・考えるぞっ!』

そう言って思いっきり殴りアナザーエグゼイドは転がって離れる。

とりあえず二対一で別れたが、俺にはライダーの力は無いから攻撃しても衝撃で吹き飛ばせるかもしれないが、一切ダメージは与えられないだろう。

アナザーが更に相手を吹き飛ばしたりして遠くに行く。

それを見届けて俺も行動することにした。

「ふむ・・。まぁ、それじゃ、クロノス!受け取れ!」

『これならどうにか・・、って、受け取れ!?うわぁ・・おっと!?あぁ、ライドウォッチか。確かに確実に倒せそうだ。ジオウⅡでもいけない事は無いけど、・・やっぱり本家で行かなきゃね!』

『ガイム!アーマー・ターイム!ソイヤ!鎧武!』

ジオウ・ガイムアーマーになった。両手に剣を持ち、肩からも剣がある。足にもついているらしい・・六刀流?

どこかのゲームに出てくるのは六爪流だっけ?むしろ独眼竜・・?

『ソ、ソノカブトカザリ・・ソノブキノカズ・・!?アナタハ・・!!』

急に相手の動きが止まった。そのタイミングを逃さない。

『行くぞ!細切れにしてやる!』

【スカッシュ・ターイムブレーク!】

『ソイヤー!!』

そう言って肩と両手を使って切り裂いた。

『グワァアアアア・・!!』

・・そう、切り裂いて抜けたのだ・・。まっすぐに・・。

「おい、輪切りにしてるぞ・・。」

『・・あれ?』

そしてアナザーライダーは爆発し、人が倒れて、アナザーライドウォッチが砕けた。

「大丈夫ですか?・・って、あれ?貴女は・・」

クロノスが抱えた人物は女性、・・しかも前回と同じく知っている人物だった。

「あれれ?なんで私ここに居るんですか?たしか~、ずんだ餅を買いに出たはず・・。」

それは歴史の教師、『東北ずん子先生』だった・・。

 

前回に続いて今回も学園関係者・・。

コレはおそらくアナザーエグゼイドの方も・・。

そう思わずにはいられないのだった・・。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。