ということは。後書きも書いてたのにどっかに行ったってことです。許せる!!
あらすじと一緒にぶっ飛んだ修正箇所が一部あります。(5月16日時点)
「おお!ここが兄様の今のお家でいやがりますかっ!」
五河家の前に辿り着くなり、少女が短いポニーテールを振り回しながら、敬語になっているんだかなってないんだかよくわかんない言葉を弾ませた。
自称・士道の妹。名前は崇宮真那というらしい。
胡散臭いことこの上ない少女ではあったが、路上で突然士道に抱きついたあと、その場にへたり込み、涙を浮かべながら、自分がどれだけ士道に会いたかったかを切々と語り始めたため、仕方なくここに連れてきたのである。
無論、琴里にも許可はとった……というよりも、真那を五河家に連れてこいと言ったのは、他ならぬ琴里の方だった。
「む、しかし驚いたぞ。シドーにもう一人妹がいるとは……」
と、十香が真那をまじまじと見つめながら言ってくる。
「いや……そんな記憶は無いんだけどな」
「そうなのか?シドーによく似ていると思うのだが……」
「当然です!妹でいやがりますから!」
真那が自信満々といった様子で腕組みをする。
ドアノブに手を掛け、玄関を開ける。すると──
「──おかえり、
玄関で待ち構えていた私服の琴里(黒リボンモード)が、妙に『おにーちゃん』の部分に力を込めて言ってきた。
「お、おう……ただいま」
士道は言い知れぬプレッシャーに汗を滲ませながらも、小さく手を上げて返した。
「あら、そちらはどなた?」
ずっと家にいた(ということになっている)琴里が、真那について尋ねてくる。
「あ、ああ……ちょっとそこで出会ってな。なんでも──」
「お家の方でいらっしゃいやがりますか!?うちの兄様がお世話になっていやがります!」
士道の言葉を遮り、満面の笑みで琴里の手を取り、わっしわっしと握手を交わす。このモードの琴里にしては珍しく、辟易気味に汗を垂らしていた。
「兄様?士道が?」
「はい!私、崇宮真那と申します!兄様の妹です!」
琴里は鼻から息を吐き出すと、真那の手を払って家の奥を示した。
「まあ、とりあえず入って。詳しい話を聞かせてちょうだい」
「はい!」
真那が元気よく返事をして、琴里の後について行く。
一応、十香には夕飯のハンバーグに目玉焼きを乗せるという約束付きでマンションに戻ってもらった。
2人の後を追って靴を脱ぎ、リビングに入っていく。既にテーブルにはお茶とお菓子が用意されていた。
すると、キッチンの方から声が聞こえてくる。
「おう、士道。おかえり」
「おかえり」
声の主は、先に帰ってきていたオルガと三日月だった。
オルガはエプロンを身に付け、夕飯の準備を進めており、三日月はソファでくつろいでいた。
「そちらの方々も兄様のご家族でらっしゃいますか!?兄様の妹の崇宮真那です!よろしくお願いします!」
2人の姿を見るや否や、琴里と同様にすぐさま2人の手を取ると、半ば無理矢理握手をする。
オルガは「お、おう……よろしくな」と困った反応を示し、三日月は表情を変えずに座ったままで手を握る。
琴里に促され、真那が琴里と向き合う形で椅子に腰掛ける。
「──さて、と。じゃあ話を聞きたいんだけど」
「はい!」
「真那、っていったかしら。あなたは、自分が士道の妹だっていうのよね?」
「その通りです」
真那が深々と頷く。琴里は咥えていたチュッパチャプスの棒をピンと立てながら真那の反応をうかがうように言葉を続けた。
「私は五河琴里。──私も、士道の妹なのだけれど」
「……?」
琴里の言葉に真那は一瞬首を傾げ──
「はっ……!ということはまさか、姉様……!?」
「違うわっ!」
「あ、これは失礼。──ごめんね琴里。お姉ちゃんてっきり」
「妹でもないわよ!?」
琴里が、司令官モードには珍しく大きな声を発する。
すると真那はオルガの方に顔を向けた。
「なら、こちらの方は──」
「あ?どうかしたか?」
「琴里さんのお父様……?」
「ちげーよ、俺も琴里の兄貴だ」
「そうでやがりましたか、これは失礼しました!いやはや、あんまりにも凄みのある方でしたので、てっきり年長者の方かと……」
真那が頭を搔きながら、苦笑を浮かべる。
「俺は五河御留我。そんで、こっちが三日月・オーガス、こいつも俺たち家族の一人だ」
三日月は「よろしく」と小さく真那に手を振った。
「こちらこそよろしくお願いしやがります」
「しかし……妹、ねぇ……」
琴里が半眼を作り、真那を睨みつける。
普通に考えれば、突然「私はあなたの妹だ」なんて言われても信じられるはずがない。
だが士道には、そんなことあり得ないと言い切れない事情があるのである。
士道は、この五河家の本当の息子ではないのだ。
幼い頃に、実の母に捨てられて以来、この家の子供として育てられた。
だから真那の言葉を、完全に嘘や妄言だと断ずることが出来なかったのである。士道が覚えていないだけで、真那が本当に血の繋がった妹という可能性も否定しきれないのだから。
……まあ、それにしたって、士道でさえ記憶が曖昧ら幼少期に離れ離れになったことを、より年下の真那が覚えているというのも信じ難い話しだが。
「ええと……真那。ちょっと質問いいか?」
「はい!何でしょう、兄様!」
「その……すまん、俺は君のことを覚えてないんだが……」
「無理もねーです」
真那が腕組みをし、うんうんと頷く。
しどうはごくりと唾液を飲み下すと、もっとも気になっていることを口に出した。
「一つ訊きたいんだが──君のお母さんって……今は」
そう。もし真那が士道の実の妹だといつのなら──ほれを知っているはずなのである。
士道を捨てた、実の母。
だが──
「さあ」
真那は首を傾げると、あっけらかんとした調子でそう言った。
「え……?」
士道は眉根を寄せた。まさか、真那も士道の後に、捨てられたということなのか?
と、士道の表情から思考を推し量ったのか、真那が首を横に振ってくる。
「あ、ちげーますちげーます。そういうことじゃなくって──」
真那は恥ずかしそうに苦笑すると、手元に置かれた紅茶を一口飲んでから言葉を続けた。
「私──実は昔の記憶がずぱっとねーんです」
「……なんですって?」
その言葉に、琴里は不審そうに眉をひそめた。
「昔のって、一体どれくらい?」
「そうですね、ここ二、三年のことは覚えてやがるんですが、それ以前はちょっと」
「二、三年って……じゃあなんで士道が自分の兄だなんてわかるのよ」
琴里が問うと、真那が胸元から銀色のロケットを取り出し、中に収められている、やたら色あせた写真を見せてくる。そこには、幼い士道と、 真那の姿があった。
「これ……俺か……?」
士道は驚きの声を上げる。しかし、琴里は怪訝そうな顔を作った。
「ちょっと待ってよ。これ、士道十歳くらいじゃない?その頃にはもう、うちに来ていたはずでしょ?」
「あ……そうなのですか?不思議なこともあるものですねえ」
琴里に言われて頬を掻く。
二人の話を他所に、オルガは別の場所に視線を向けた。
三日月が訝しげに眉を寄せていたのだ。
「……ん。どうした?ミカ」
三日月の視線の先を見ると、真那の写真だった。
「いや……この写真、オルガが写っていないなって思って」
三日月の言う通り、写真に写っているのは、あくまでも幼い士道と真那だけだった。
「真那が士道の妹だっていうんだったら、オルガの妹でもあるんじゃないの?」
少し思考した後に、オルガは口を開いた。
「いや……その線は薄いかもな」
「どうして?」
オルガの言葉に、疑問そうに首をかしげる。すると、オルガは少し重々しい様子で口を開いた。
「なにせ俺と士道も──血を分けた実の家族って訳じゃないからな」
そう。──オルガもまた、五河家の本当の実子ではない。
それに加え、
オルガも、同様に母から捨てられ、士道と同じ孤児院で幼少期を過ごしていた。この時点で、血の繋がり関係なく、士道とオルガは親友のようであり、家族のような関係だったらしい。
しかし、士道が五河家に引き取られることになった際、オルガは士道との別れを理解しつつも惜しんでいた。
それを見た琴里の両親は、無理矢理引き離すよりも、オルガも共に引き取った方が良いと、そう判断したのだ。
このような経緯があって、士道とオルガは共に五河家に引き取られることになったのである。
「仮に、士道と真那が本当の家族だったとしても、士道と血が繋がってない俺は関係ないだろうさ」
そう自嘲気味に呟いて、三日月の横のソファに腰を下ろす。
その一方で、琴里は真那への疑念を隠さずにいた。
「不思議って……他人の空似なんじゃないの?確かに、かなり似てはいるけども」
「いえ、間違いねーです。兄様は兄様です」
「……何でそう言い切れるのよ」
琴里が問うと、真那は自信満々に胸をドンと叩いた。
「そこはそれ、兄妹の絆で!」
「…………」
琴里は話にならないといった調子で肩をすくめ、はふぅと吐息した。
すると真那は、感慨深げに目を伏せて言葉を続けた。
「いや、自分でも驚いてやがるのです。本当にびっくりしました。兄様を見た時、こう、ビビッときたのです」
「何それ。安い一目惚れじゃあるまいし」
「はっ!これは一目惚れでしたか──琴里さん、お兄さんを私にください!」
「やるかッ!」
琴里は反射的に叫んだあと、ハッとした様子でわざとらしく咳払いをした。
「とにかく、よ。そんな薄弱な理由で妹だなんて言われても困るわ。第一、士道はもううちの家族なの。それを今更連れていこうだなんて──」
「そんなつもりはねーですよ?」
「え?」
あっけらかんと答えた真那に、琴里が目を丸くする。
「兄様を家族として受け入れてくれやがったこの家の方々には、感謝の言葉もねーです。兄様が幸せに暮らしているのなら、それだけで真那は満足です」
言って、真那がテーブルを越えて、再び琴里の手を取る。
「む……」
琴里が、ばつが悪そうに口をへの字に結ぶ。
「ふん……何よ、一応わかってはいるみたいじゃない」
「ええ──ぼんやりした記憶ではありますが、兄様がどこかへ行ってしまった事だけは覚えています。確かに寂しかったですが、それ以上に、兄様がちゃんと元気でいるかどうかが不安でした。──だから、今兄様がきちんと生活できていることがわかってとても嬉しいです。こんなに頼りになる
言って、真那がにっと笑う。
オルガと三日月は満更でも無さそうに笑みを浮かべる。琴里は頬を染め、居心地悪そうに目を逸らした。
「な、何よ、そんなこと言ったって──」
「まあ、もちろん」
と、真那が琴里の言葉の途中で口を開く。
「実の妹にはかなわねーですけども」
「…………」
瞬間。空気にヒビが入るような音が聞こえた気がした。
「琴里……?」と士道が声をかけても、耳に入って無かったようだった。
「へぇ……そうかしら?」
「いや、そりゃそーでしょう。血に勝る縁はねーですから」
「でも、遠い親戚より近くの他人とも言うわよね」
琴里が瞬間、にこやかな笑みだった真那のこめかみがピクりと動いた。
真那が琴里の手を放し、テーブルに手を突く。
「いやっはっは……でもまあほら?やっぱり最後の最後は、血を分けた妹に落ち着きやがるというか。三つ子の魂百までって言いやがりますし」
「……ぐ。ふ、ふん、でもあれよね、義理であろうと、なんだかんだで一緒の時間を長く過ごしてるのって大きいわよね」
「いやはや、でも結局他人は他人ですし。その点実妹は血縁ですからね。血を分けてますからね!まず妹指数の基準値が段違いですからね!」
真那が、「妹指数」などという謎の単語を口にする。琴里は特に疑問を差し挟むことなく言葉を返す。
実妹vs義妹対決は明らかにヒートアップしていた。
「血縁血縁って、他に言うことないの?義理だろうかま何だろうが、こっちは十年以上妹やってんのよ!どっちが妹指数高いかだなんて明白でしょうが!」
「笑止!幼い頃に引き裂かれた兄妹かまら時を超えて再開する!感動的じゃねーですか!真の絆の前には
時間など関係ねーのですよ!」
「うっさい!血縁がナンボのもんよ!実妹じゃ結婚だってできないじゃない!」
『え?』
その場にいた士道たちの声がハモる。なんか、おかしな事を聞いたような気がする。
琴里はハッと目を見開くと、頬を真っ赤に染め、誤魔化すようにテーブルを叩いた。
「と、とにかくよ!今の妹は私なの!」
「何を!実の妹の方がつえーに決まっていやがります!」
「強いって何よ、妹関係ないじゃない!」
「ま、まあ落ち着けって、二人とも」
士道が頬に汗を滲ませながら2人をなだめようとすると、琴里と真那は同時にバッと士道に顔を向けてきた。
「士道、あなたは!」
「実妹、義妹、どっち派でいやがるのですか!?」
「え、ええッ!?」
突然予想外の問いを振られ、情けない声を発する。
「い、いや……どっち派って言われても……」
「俺は義妹でもアリだn……」
オルガが口を挟みかけた瞬間。
「──ヴグゥ゙ッ!?」
お前には訊いてないと言わんばかりに、2人から腹にキックをお見舞いされた。
オルガは痛みに耐えかね、例のセリフを口にして倒れた。
「だからよ、止まるんじゃねぇぞ…………」
二人してふぅ、と小さく息を吐いた後、琴里と真那がじーっと見つめてくる。先程のオルガのことを鑑みると、どう考えてもどっちの方に答えてもろくな事にならなさそうだった。
「!そ、そうだ、真那!」
「はい?」
ポンと手を打って声をかけると、真那がキョトンとした様子で首を傾げた。
「お前、さっき昔の記憶が無いって言ってたよな?じゃあ、今はどこに住んでるんだ?家族と暮らしてるって訳でもないんだろ?」
「あー…………っと…………」
と、そこで初めて、ハキハキとした受け答えをしていた真那が口を濁した。
「ま、まあ、ちょっと、いろいろありやがるんです」
「いろいろって……」
「えーと……ですね。こう特殊な全寮制の職場で働いているというか……」
「職場……?真那、今歳いくつだ?琴里と同じくらいじゃないのか?学校は?」
士道に問い詰められ、真那は気まずそうに目を泳がせた。
「そ、その……えーと……ま、またお邪魔しますっ!」
「へ……?ちょっ、待っ──」
真那はそう言うと、士道の制止も聞かず、脱兎のごとく去っていった。
「な、なんだったんだ、一体……」
頬を掻き、真那が消えた扉を呆然と眺める。
と、そんな士道の横で、向かいの席から立った琴里が、何故か真那の使っていたティーカップを回収していた。
◆
「ふー……あぶねーところでした」
五河家から抜け出してきた真那は、少し離れた道の途中で息を吐いていた。
「兄様には、言えねーですよ……」
自分は、
兄の為にそれだけは、なんとしても避けたかった。
と、突然。
「──崇宮真那か?」
背後から若い男の声で名前を呼ばれる。
「……!?」
バッと背後を振り向くと、声の主が立っていた。
「あなたは──マクギリスさん、じゃねーですか!?」
そこに居たのは、スーツに身を包み、メガネをかけた金髪の男。
真那の姿を確認すると、マクギリスは真那の近くの位置へ歩み寄る。
「やはり、君だったか」
「お久しぶりでやがります。所でどうしてあなたが、この街にいやがるんですか?」
「私か?今は、この街の来禅高校で教師をしている。これから職場から家に帰ろうとしていたところだったんだ」
「へぇー、この街で先生をやってやがるのですか。」
「君こそ、何故天宮市に?」
マクギリスが問い返すと、真那の表情が神妙なものとなった。
先程のあっけらかんとした雰囲気とは打って変わって、剣呑とした様子だった。そしてゆっくりと口を開く。
「──とある精霊を殺すために」
「ほう……」
真那の言葉に興味深そうに目を細める。
「私がこの街に来たのは、そいつを殺すために来たんです。そいつを野放しにしてしまえば、大勢の人がそいつによって殺されることになる。そうなる前に私が……」
「…………」
淡々と呟く真那。その言葉は焦りとも、使命感とも違う別のものに感じとれた。どこか、諦めともとれるような言い草だった。
「本社からの出向とはな。それだけ君の実力も上の連中から認められているということなのだろう。素晴らしいことじゃないか」
そんな異質さを感じつつも、かつての同僚の仕事ぶりを褒める。
精霊は、ASTが束でかかっても勝てない相手。
そのような存在を単独で殺せるのは、
そのような実力があるのなら精霊退治を頼られるというのは明らかな話だった。
「いやぁ、その精霊はちょっと特殊でして〜……」
真那は頬を掻きながら、自嘲気味に苦笑する。「それに」と言葉を続ける。
「私なんてまだまだですよ。
その言葉にマクギリスは、小さく眉根を寄せる。マクギリスにとってその言葉に抱く思いはあまり良いものではなかった。
〈アデプタス2〉、その肩書きは
しかし、今のマクギリスにとってその肩書きは過去のものだった。
「その呼び方はよしてくれ。今の私には過ぎた名だ」
「本当に会社に戻るつもりはねーのですか?」
「……ああ」
一瞬の沈黙の後、真那の言葉に首肯する。だが真那は、それに引くことなく口を動かす。
「未だに貴方を慕う人々だっていますよ?それに、妹さんだって──」
「──崇宮真那」
真那の言葉を遮り、マクギリスが口を開く。
「すまないが、今の私はあそこに戻ることはできない」
「…………」
「君には悪いが、私は疑ってしまったのだ。DEMのやり方を。そんな私が〈アデプタス2〉を名乗り続けるのは不敵だろう。そんな疑念を抱き続ければ、私のせいで部下も巻き込みかねん。だから私は辞めた」
今の自分にその立場は相応しく無い。DEMへの疑念を抱いたままでは、いつか任務に支障をきたす、そう思ってしまったのだ。
そしてその疑念もまた、マクギリスにとっては、簡単に晴らすことができるようなものでも無かった。
「…………」
二人の間に暫しの沈黙が流れる。先に沈黙を破ったのは真那の方だった。真那は「はぁ……」と小さく息を吐く。
「それがあなたの考えだっていうのなら否定しねーです。あなたの決意も固そうですしね。それに、私の目的は貴方を会社に戻すことじゃねーですし」
流石に折れたのか、先程のあっけらかんとした態度に戻った。そして、改めてマクギリスの方に向き直る。
「それじゃさようなら、マクギリスさん。また縁があったら会いましょう」
そう言い残し、手を振りながら去っていった。マクギリスも、しばし真那の背中を見送ると元々の帰路に着いていった。
「すまない真那、俺にはまだやらねばならないことがある──俺自信の贖罪の為に」
ポツリと呟いたその独白は、誰の耳に入ることなく、夜風と共に消えていった。
今回、どうだったでしょうか。タイトルは「シスターズ・ウォー」と言っておきながら、内容としてはこの作品におけるオルガとマクギリスの過去について触れました。
一応、補足すると真那とマクギリスは、普通の同僚ってだけです。この二人には特に何かあるという訳では無いです。
以前(第10話)、三日月の過去について触れましたが、より詳しい説明についてはもう少し先です。気長に待ってくださると幸いです。
それではまた次回。感想、評価お待ちしてます。
ここまで読んでくださりありがとうございました!(5月16日時点)