程々にありふれた職業で世界最速(ガバがないとは言っていない) 作:神影 森羅
お気に入り50…だと…?
なんだこれは…たまげたなぁ。
(投稿時間に深い意味は)ないです。
ちなみに作者はノンケ兄貴。
◆◇──────◇◆
…む?
しまった。一瞬気を失っていたようだ。
「………おお、これは。」
目を開けると、まさに壮観。
美しい彫刻が彫られた巨大な柱に支えられ、天井はドーム状になっている。いやはや何とも、大聖堂という言葉が自然と湧き上がるような荘厳な雰囲気の広間である。
…この狂信者どもがいなくて、クソ神の壁画がなければ……?
「……二人?」
壁画の方を見て気がついた。
素晴らしく美しいが不思議と不気味、と原作では言われていた。
それは変わらない。恐らく、だが。
しかし、そこに描かれているのは本来エヒトのみのはず。
しかし、この壁画にはエヒトらしきものと
黒髪黒目。短髪で、この世界の人間と比べて黄色がかった肌。
おいおい、これじゃあまるで…
「日本人…?」
「おや、さすがは神の使徒。お目が高いようだ。」
手に持った錫杖をシャラシャラと鳴らしながら、外見によく合う深みのある落ち着いた声音でクソ狂信者の纏め役、イシュタルが話しかけてくる。
当然、クラスメイトの視線はそちらへ向かう。
「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ。私は、聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ。」
では、計測開始だ。
time 0:01:05:457
◆◇──────◇◆
ふむ。
この世界に来てから、不思議と時間が分かる。
といっても午前と午後という超アバウトなものだが。
しかし、今どのくらいだろう、と思考すると、不思議と今は午後だ、と確信的な思考が生まれる。
…せめて何時かぐらいは知りたかった。
さて、現在場所を移り、十メートル以上は余裕でありそうなテーブルが幾つも並んだ大広間に通されていた。
私は最後の方に座…ろうとしたら、香織達に連行され、かなり上座に座ることになった。
ちゃっかりハジメも付いてきている。
全員が着席すると、狙ったような(恐らく実際狙っている)なタイミングでカートを押しながらメイド達が入ってきた。
こんな状況でも思春期男子の飽くなき探究心と欲望は健在である。
クラス男子のほぼ全員がメイド達を凝視している。
まぁ、至極当然のようにそれを見た女子達の視線は、氷河期もかくやという冷たさを宿していた。
ちなみに私の所にもメイドはやって来たのだが、
なんだか申し訳ない。
「さて、あなた方においてはさぞかし混乱していることでしょう。まずは私の話を最後までお聞き下され。」
さて、上座に座ったことによる短縮ポイント。
ここで『いかにも余裕です』アピールをしておくと、狂信者の総長のセリフをほんのすこし短縮できる。
理論値でしかなかったので成功してよかった。
さて、イシュタルの話だが。
その話は実にファンタジーでテンプレで、どうしようもないくらい勝手だった。
ああ、苛立つ。
スキップできない長いムービーのような……そうか。これが人力TASの領域か。
イライライライライライライライライライライライライライライライラ
time 0:29:47:662
◆◇──────◇◆
話長い。
超要するに。
人間と魔人がドンパチやってんだけど、最近魔人側がいろいろやばくて人間ピンチだから殺ってくれない?ただし亜人、テメーらはダメだ。
ということらしい。
たぶんこれがいちばん早いと思います。
しかしまぁ、その話を聞いた先生は…
「ふざけないで下さい!結局、この子達に戦争させようってことでしょ!そんなの許しません!ええ、先生は絶対に許しませんよ!私達を早く帰して下さい!きっと、ご家族も心配しているはずです! あなた達のしていることはただの誘拐ですよ!」
と、小動物のような抗議をする。
…しかし、今の段階での抗議は私達の立場を悪くすることにつながる。
最悪の場合、神の使徒ではなく不穏分子として反逆者と同じように神敵として抹消される可能性がある。
「お気持ちはお察しします。しかし……あなた方の帰還は現状では不可能です。」
そして、狂信者の(ryによる無情な宣告。
クラスメイト達がどこか私を想起させる現実逃避をしている。
「ふ、不可能って……ど、どういうことですか!? 喚べたのなら帰せるでしょう!?」
「先ほど言ったように、あなた方を召喚したのはエヒト様です。我々人間に異世界に干渉するような魔法は使えませんのでな、あなた方が帰還できるかどうかもエヒト様の御意思次第ということですな。」
「そ、そんな……。」
そして、パニックになるクラスメイト達。
「うそだろ? 帰れないってなんだよ!」
「いやよ! なんでもいいから帰してよ!」
「戦争なんて冗談じゃねぇ! ふざけんなよ!」
「なんで、なんで、なんで……」
嗚呼、何とも無情だ。
しかも真実を知ってる私からすればさらにたちが悪い。
しかし、それは『特異』。
この場でそれをいえば、よくて頭おかしいやつ扱い、下手すればこっそり始末。泣いていいだろうか?演技というものはわりと疲れるのだぞ?
「しかし、エヒト様も
カナト様?かなと?
恐らく壁画の日系のような人物だろうが…。
というか寛大って。
カナトとやらは知らんがエヒトはなぁ…。
「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。彼にだってどうしようもないんだ。……俺は、俺は戦おうと思う。この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。それを知って、放っておくなんて俺にはできない。それに、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。……イシュタルさん? どうですか?」
「そうですな。エヒト様もカナト様も救世主の願いを無下にはしますまい。」
「俺達には大きな力があるんですよね? なんだか、ここに来てから妙に力が漲っている感じがします。」
「ええ、そうでしょう。ざっと、この世界の者と比べると数倍から数十倍の力を持っていると考えていいでしょうな。」
「うん、なら大丈夫。俺は戦う。人々を救い、皆が家に帰れるように。俺が世界も皆も救ってみせる!!」
⑨勇者めぇ!!
なにが『なら大丈夫』だ!
原作で元値最高にして何度も死にかけてんじゃねーか!
…と、心でつっこんでも意味はない。
てか最悪普通につっこんでも意味はない。
「へっ、お前ならそう言うと思ったぜ。お前一人じゃ心配だからな。……俺もやるぜ?」
「龍太郎……」
……ん?香織と雫は?
そう思い二人の方へ目をやると思いっきり目があった。
…えっ、何それは…。
あー、うん。分かるよ?あれでしょ?俺についてくるとかそういうやつだろう?
「…はぁ。全く。選択肢を提示しているようで、実質一択じゃないか。正直非常に、非常に気に食わないが……抹消されたくはないからな。やるさ。それで満足かい?」
クラスメイト、とくに⑨勇者から鋭い視線が刺さるが、別にいい。
ここで全力参加を表明してしまうと、クラスメイトが軽い気持ちで参加をケツイしてしまう。
もっとも
「確かに、今のところ、それしかないわよね。……私も気に食わないけど……やるわ。」
「雫……。」
「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」
「香織……。」
二大女神によって徒労となったが。
そして⑨、なんか感極まってるけど、それ、お前のためじゃないんすよ。
愛子先生はオロオロと「ダメですよ~」と涙目で訴えている。なんかすまない。
結論・狂信者の話は長い。
time 2:48:59:273
◆◇──────◇◆
戦争参加のケツイをした以上、我々は戦いの術を学ばなければならない。いくら規格外の力を潜在的に持っている(絶対とは言っていない)と言っても、元は平和主義にどっぷり浸かりきった日本の高校生だ。いきなり魔物や魔人と戦うなど不可能である。
まぁ⑨に至っては最後の最後まで魔人を殺せなかったが。
さて下山だ。
ここで短縮ポイント。
台座の巨大な魔方陣のうち、南南西方向中央付近の所定の位置にある部分を消すことで、10%ほど台座が加速する。
理由は説明すると長いのでカット。
「彼の者へと至る道、信仰と共に開かれん――〝天道〟」
詠唱と共に動き出した台座にクラスメイト達は興味津々だ。
「あれ、いつもより魔力が…ぶつぶつ……。」
ふーん、そうかい。
お前達の魔力が減っても私は一向に構わん!(魔方陣戻す気は)ないです。
time 3:02:21:574
◆◇──────◇◆
王宮に着くと、我々は真っ直ぐに玉座の間に案内された。
教会に負けないくらい煌びやかな内装の廊下を歩く。道中、騎士っぽい装備を身につけた者や文官らしき者、メイド等の使用人とすれ違うのだが、皆一様に期待に満ちた、あるいは畏敬の念に満ちた眼差しを向けて来る。我々が何者か、ある程度知っているようだ。
まぁ、ステータスが低いとばれれば…うん。
扉の前に到着すると、その扉の両サイドで直立不動の姿勢をとっていた兵士二人がイシュタルと勇者一行が来たことを大声で告げ、中の返事も待たず扉を開け放った。さすがはクソ狂信者、我々にできないことを平然とやってのける。そこに痺れない憧れない。
ちなみに大幅カット。理由?見せ場さんがないんだよ察しろ。
王様も相変わらず話は長かった。
イライライライライライライライラ(人力TAS)
time 5:12:17:481
◆◇──────◇◆
さて、晩餐だ。はむっ、もっきゅもっきゅ。
まぁ、何となくお察しだろうが、はむっ、もっきゅもっきゅ。
ホットドッグが、大量にあった。はむっ、もっきゅもっきゅ。
一ダース食べたところ辺りから、はむっ、もっきゅもっきゅ、ンン!?…ぷはぁっ、つまりかけた…。
なんか周りの人がみんな引いている。はむっ、もっきゅもっきゅ。
ホットドッグは無敵だぞお前。はむっ、もっきゅもっきゅ、あっ胡椒噛み潰した辛い!
▼かおりたち が ホッコリとした目で こちらを 見ている
▼かおりたち の ほうへ いってみますか?
選択肢の意味?ねぇよんたなもん(引用)
「…楽しんでるか?皆。いろいろおかしなことが続いているが、こういう場面では楽しんだほうがいい。あまりはりつめていると、いつかもたなくなるぞ。」
「…そうね。ありがとう。」
「ねぇ、新君。」
「ん?どうした?ハジメ。」
「新君はこの国のこと、どう思う?」
ふむ。
女になっても原作通り観察眼は健在、か。
「まぁ、かなり歪だ。神の使徒、と言われている今ならともかく、仮に私達を神敵とされれば…まぁ、間違いなくなんの躊躇いもなく私達を殺すだろうね。端的に言って、危険だ。」
「!そんなの…」
「充分にあり得るだろう。エヒト様とやらとカナト様とやらへの信仰はもはや、盲信や狂信のそれだ。」
「まぁ要するに、僕たちにとっての新君みたいな感じじゃないかな?」
「「「「ああ、なるほど。」」」」
いや、なんでそれで理解してんだ…?
time 6:22:43:376
◆◇──────◇◆
晩餐が終わり解散になると、各自に一室ずつ与えられた部屋に案内された。
無駄に豪華だ。無駄に。
さて、明日からがRTA本番だ。ゆっくり休もう。
…寝苦しくて目が覚めるとハーレムメンバーが布団に潜り込んでいたのは完全に余談だろう。
あれ、今回カット多すぎ…?
time 11:45:14:810
◆◇──────◇◆
───ほう…?
───これは興味深い。
───私の正体に、こんなにも早く気がつくとは。
───素晴らしい。
───君は、とても優秀だよ。
───しかし、
───残念ながら、それは無意味だ。
time @&:*%:+=:-]/
◆◇──────◇◆
Q.こんなペースで大丈夫か?
A.大丈夫だ。問題ない。(天使)
え?これじゃあ不安?なら
A.はい!作者は大丈夫です!(高速戦艦)
皆さんが過労ルート選ぶから…
ちなみに最後のやつは伏線です。これがないと氷雪洞窟辺りまで真実を読者も主人公も知りようがないからね仕方無いね。
某変態黒竜、どうする?
-
ケツパイルする(変態ルート)
-
ケツパイルしない(真面目ルート)
-
いいから続きはよ(作者過労ルート)