ダイに大転生   作:液体クラゲ

17 / 17
17(最終) さらば! 大魔王バーン

 そして遂に、俺たちは大魔王バーンの玉座に辿り着いた……!!!

 しかし、そこには誰もいなかった。

 

 探さないでください。

 

 ただ、そう書かれた置き手紙だけがあった。

 

「帰るか」

「うーん」

 

 俺たちは来た道を戻り、ハドラーとフレイザードと合流した。

 ザボエラは死んでいた。

 

 ジャッジ空間に消えたミストとキルはいろいろと確証がないため、その件だけが懸念だが、とりあえず戦いは終わった。

 俺たちは勝ったのだ。ゴメちゃんも生きてるし。

 

 勝った……。勝った。

 なんか釈然としない感じはあるが……。

 

「首は? バーンの首は????」

 

 フレイザードがしつこいし。

 

「ねえ、バーンはたぶん魔界に逃げ帰ったと思うのよ」

 

 レオナが言う。

 

「だから、魔界に殴り込みましょう!」

「それもそうだな。オラァ!!!!!!!!!!!!!!」

 

 俺は大魔宮を掘り始めた。

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラl!!!!!!!!!!!!!!」

 

 地下の更に地下へ。地底へ。それすら超えて――大地の下の暗い空に出た!

 魔界だ。

 大魔宮が魔界へと落下していく。

 

「ドルオーラーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

 

 地表に届く前に、搭載されたピラァの黒の核晶(コア)ごと消し飛ばす。

 これでもう安全だ。

 

「行くぜバーン! 俺たちの戦いはここからだ!!!!!!!!!!!」

 

 数日後、俺たちはバーンを発見した。

 ガッシ! ボカッ! バーンは死んだ。

 スイーツ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 数百年後――

 

「ついに最強の軍団の完成だ! 地上に打って出るぞ……! この大魔王バーン2世がな!!! 今度こそ地上を消し去ってくれる!!」

 

 気炎を揚げる魔族の青年の前に、ふと、少年が立ちはだかった。

 額にゴリラの紋章を輝かせて――

 

「げえーっ! ゴリラの騎士!!!」

「俺は勇者ダイナ。地上の平和は俺が守る!!!」

 

 地上の平和を脅かす者は、ゴリラの力、ゴリラの魔力、ゴリラの心を併せ持つ究極の存在、ゴリラの騎士に退治されるという。

 その開祖は(ドラゴン)の騎士なる存在で、彼と結婚した人間の女が、新たな騎士を地上に産み落としたと伝説には語られる。

 

 人は皆ゴリラなのだ。心にゴリラを飼っている。

 暴力の衝動を。筋肉で全てを解決したい気持ちを。

 心のゴリラを解放しろ!

 

「オラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「はぐおがあああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 悪は滅びた。

 

 完!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

暗黒の勇者姫/竜眼姫(作者:液体クラゲ)(原作:ダイの大冒険)

アルキード王国第二王女――ソアラの妹に転生。▼時は魔王ハドラーによる地上侵略中。▼国に尽くされる王女たる者、国に尽くさねばならぬ。▼せっかくドラクエ世界に生まれたのだからと鍛えていた戦闘力は、ならば魔王軍と戦い国を守るために使うのだ。▼バラン事件にバーンの侵攻、危難の種はその後も尽きない。▼戦い抜こう、心折れ力尽きるまで。或いは――


総合評価:11486/評価:8.47/完結:112話/更新日時:2019年10月30日(水) 19:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>