気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める   作:生徒会長月光

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今回は異世界魔王とフィラが未来の世界に降り立ち双子の魔法使いに出会います。
それではごゆっくりどうぞ。


真なる魔王と大魔導師は双子の魔法使いに出会う 前編

真なる魔王と大魔導師フィラが出雲祐希に送り出された頃。

 

???

「早く行くよー」

 

「……待って…」

 

「メシ~」

 

「今日はお姉ちゃんにドラちゃんを貸してもらったんだから今の内に遊ぶよ。××」

 

「…うん…××」

 

「メシ~」

 

と言いながらその二人と一匹は外に出て新しく出来たショッピングモールへ向かっている。

 

屋上ではヒーローショーをやっていて子供だけでなく大人にも人気のあるのでそれを見に行くのだった。

 

 

シュタッ

久し振りに人間界の地を踏みしめた、真魔王(今世界の魔王と区別のため真魔王とこれからは表記)とフィラの二人。

 

降り立ったのは海が近い浜辺でまだ海開きではないので人はいないようだ。

 

「青い空、美しい砂浜、適度な潮風そして綺麗な嫁うーん完璧なムードあるところだ!!祐希には感謝だな。」

 

「(〃▽〃)ま、魔王恥ずかしいのでやめてください。もうっ」

 

「恥ずかしがるフィラちゃんもやっぱり良いな!」

 

「それより魔王。祐希さんの言ってた娘を探してみましょう。」

 

「確か未来って言ったよな。でも簡単には見つからないだろうな。」

 

「簡単に見付けられるほど私たちもその娘を知らないのですから…気楽に探しましょう。」

 

「そうだな。」モミモミ

 

「っやぁ(///∇///)魔王…駄目ですよ。こんな外でなんて。」

 

「良いじゃないか。人もいないんだし、それに漸くムードあるところに来れたんだ。だから一発したいんだ。」

 

「もうっ変態魔王…っ」

 

「フィラちゃんだって期待してたんじゃないか。ここだってほら。 」

 

「あっ駄目っ」

 

「そんな変態に発情する悪い嫁は誰かな 」

 

「私です。変態魔王に欲情しちゃう悪いお嫁さんです。変態魔王に種付けして孕ませて欲しい淫乱なお嫁さんです❤️」

 

「フィラちゃんっ…」

 

「魔王…❤️」

 

そうして人の居なさそうな岩影へ移動する二人。

 

数時間後、二人とも汗だくになりながらも満足したようで、ベトベトになった身体をどうするか考えていると岩影に大きめのバスタオルと夏間近なので涼しそうなワンピースと帽子と半袖短パンとパーカーが置いてあった。

 

「なんでこんなところにバスタオルとか色々あるんだ?まぁちょうど良いから使わせてもらうか。」

 

「魔王…もうちょっと優しくしてください。腰が抜けちゃいますよ。」

 

「フィラちゃんだって満更じゃなかっただろ。」

 

「あんなに求められたら嬉しくないわけないじゃないですか(〃▽〃)もうっ…」

 

「さてとっ一先ずここから移動してみるか。他にも色々見てみたいし。」

 

「そうですね。これからこの世界で生活するのですからまず服を何着か見繕いましょう。」

 

「そうだな。フィラちゃんに色んな格好をしてもらってコスプレしながらっていうのもありだな。」

 

「魔王駄目ですよ。まずは普通の洋服を買ってからです。」

 

「え~。」

 

「落ち着いたらいくらでも着てあげますから。」

 

「よっしそうと決まれば早速探すぞ。」

 

「待ってください。魔王。まずは魔王モードを解除しないと怖がられちゃいます。」

 

「おっとそうだったな。よしっ!」

 

シュュュュン

 

「これで良いな!行くぞフィラちゃん。」

 

「はいっ!」ギュッ

 

「おっフィラちゃんから抱きついてくれるなんて珍しいな。」

 

「だって今の魔王は格好いいのですから誰かに取られないようにしっかり私が握ってます。」

 

「美人な嫁にそう言われるのはやっぱり良いな!!」

 

そう言いながら二人はショッピングモールを探しにいく。

 

「まったくあやつらはこんなところでおっぱじめおって!儂が人避けと替えの服を持ってかなければどうなっておったか。お節介が過ぎるとおもっとったが案外、主の予想通りじゃったのぅ。」

 

その後ろを歪な形の両翼を持った女性が見守っていた。

 

 

「今日は人がいっぱいだね。はぐれないように手をつなご。マル!」

 

「…うん。メルも迷子にならないでね。」

 

「メシっ!」

 

「大丈夫だよ。私に任せてください。」

 

「…不安です。」

 

「メシ~(--;)」

 

そうして暫く歩いていくとショッピングセンターが見えてきた。

 

「マル行くよ。ヒーローショーまで時間あるからヒーローグッズを見に行くよ!」

 

「…行く」

 

「メシ~」

 

「あれ?あそこで歩いてるのは…お兄ちゃん?と未来お姉ちゃんかな?」

 

「…後ろ姿だけどそうかな?」

 

「メシ?」

 

「行ってみるのです。」

 

「行くです。」ピュ~

 

一方の真魔王とフィラ

 

「この世界は俺たちのいたところとあまり代わりがなさそうだな。」

 

「そうですね…人が行き交って賑わいがありますね。」

 

ヒソヒソ あの人モデルかしら、あっちの男性は俳優かしら ヤダダカレタイ

 

「何か周りが騒がしいな。」

 

「魔王が…格好いいから周りが羨ましがってるのですよ!」

 

「それを言うならフィラちゃんだってそうだろ。こんなに綺麗なんだから男なら振り向くぞ。」

 

「むっ!振り向かせたい相手は魔王しかいないので他は良いのですよ」

 

「嬉しいことをいってくれるぜ。」

 

そうしてショッピングモール付近についた二人。周りでパンフレットを配っていたので内装を詳しく見るため一度手を離すフィラ。

 

「どうやらここは最近出来たばかりで色々な服屋が建ち並んでるみたいですね。」

 

「おっフィラちゃん!ここ屋上でヒーローショーやってるぜ。」

 

「本当ですね。……魔王見たいのですか?」

 

「まぁ見てみたいけど、フィラちゃんと服を見て決めたいから今回はいいさ。」

 

「資金の方は偶々あった質屋で祐希さんから頂いた貴金属を少し売ったので大丈夫ですしね。」

 

「まさかあれだけで数百万になるとは思わなかったな。」

 

「そのままだといけないのでお財布を途中買いましたけど凄い種類がありましたね」

 

「祐希様々だぜ。」

 

そうして目ぼしい服屋に行こうとしたとき、

 

「お兄ちゃん!」「…お兄ちゃん」

ドーン

 

「ま、魔王っ!」

 

「グォッ 一体なんだ?!」

 

「お兄ちゃん学校はどうしたんですか?」

 

「サボりですか?」

 

「お姉ちゃんと一緒じゃないんですか?」

 

「未来お姉ちゃんと…浮気?」

 

「お兄ちゃん。お姉ちゃんとは遊びだったの!??」

 

「だったの?」

 

「メシ~」

 

「でもなんだかいつものお兄ちゃんじゃないような?」

 

「いつもより筋肉質?」

 

「身長もちょっと高いような?」

 

!!!!!!

 

「もしかしてメルとマルか?」

 

「そうだよ!お兄ちゃん。」

 

「この前会ったばかりだよ。」

 

「魔王、この娘たちはもしかして」

 

「あぁミルの妹の双子の姉妹のメルとマルだな。こっちの世界でも俺は交流があるんだな。」

 

「魔王…どうするのですか?」

 

「任せといてくれ。」

 

「メルとマル、実は俺様はお前たちの知ってるお兄ちゃんとは少し違うのだ。」

 

「?そうなの。」

 

「わからない。」

 

「俺様は…そうお兄ちゃんの親戚のそのまた親戚の兄貴分なんだ。二人のことはあいつから聞いてな。」

 

「(魔王…流石にそれは苦しいですよ。)」

 

「(仕方ないだろフィラちゃん。咄嗟に出たのがこれだったんだ。)」

 

「(全く )」

 

「じゃあ魔王おにーさん?」

 

「あぁそうだ。」

 

「なんだか親近感があるね。」

 

「そうだね。」

 

「何とか誤魔化せたか…」

 

「未来お姉ちゃんは何でおにーさんといるのですか?」

 

「未来お姉ちゃんの彼氏ですか?」

 

「メシ~」

 

「えっと私もそのお姉ちゃんとは違う人でフィラと言います。」

 

「フィラお姉ちゃん!」

 

「未来お姉ちゃんにそっくりです。」

 

「でも良く見ると背が大きいです。」

 

「おっぱいもちょっと大きい。」

 

「世界には同じような人が三人いるとも言われてるんだ。それと彼女じゃなくてお嫁さんなんだ。」

 

「なるほど!結婚してて夫婦なんですね」

 

「夫婦…アツアツです。」

 

「…そんなにそのお姉ちゃんに似てますか?」

 

「瓜二つです。」

 

「…同じです。」

 

「(魔王…この娘たちの言う未来っていう娘が祐希さんが言ってた娘ですかね?)」

 

「(正直わからんな。まぁ容姿がフィラちゃんそっくりって分かったから一歩前進したな。)」

 

「おにーさんとフィラお姉ちゃんは買い物ですか?」

 

「あぁ服を買いにきてな。二人はどうしてここにきたんだ?」

 

「屋上でヒーローショーをやるから見に来たの。」

 

「…それとヒーローグッズを買いに」

 

「そうだったのか。所でその上に乗ってるのは?」

 

「ドラちゃんだよ。」

 

「お姉ちゃんから借りてます。」

 

「メシ~」

 

「魔王…この子ポケモンです。」

 

「そうだったのか。世界が違うとこうも変わるんだな。」

 

ポーン

 

「エルル~」

 

「ってエルフーン!?」

 

「わぁ~可愛い」

 

「もふもふ✴️」

 

サワサワ モフモフ

 

「エル~」

 

「もふもふさん柔らかいです。」

 

「メル…そろそろ行かないと。」

 

「あっそうだね。おにーさんまたね。」

 

「…またね。」

 

「またなっ!行っちまったな。」

 

「……懐かしいですか?」

 

「あぁ二人とも良く俺になついてくれてから余計な。でも今はフィラちゃんがいるんだ。」

 

「そうですか。寂しくなったらいつでも胸を貸しますからね。」

 

「寂しくなくても俺は借りたいな。」ムニュ

 

「魔王…!今は駄目ですよ。」

 

「メシー」ノシッ

 

「あぁ悪いフィラちゃ…………ん?」

 

「あっ!」

 

「メシ?」

 

「おまっ!メルとマルと一緒に行かなかったのか?!」

 

「メシャっ!」

 

「魔王っ!エルフーンがいません!」

 

「何だって?!まさかメルとマルに付いてっちまったのか。」

 

「とにかく探しましょう。」

 

「確かヒーローグッズを見に行くって言ってたな。」

 

一方のメル、マル

 

「新しいのは出てるかなぁ~」

 

「持てる分だけ買う」

 

「エル~」

 

「分かってるってば。」

 

「そう言っていつも買いすぎちゃう。」

 

「マルは心配性だなぁ。ねぇードラちゃん!」

 

「エルル?」

 

「あれっ?ドラちゃんじゃない?」

 

「もふもふさん!」モフモフ

 

「エルル~」

 

「もしかしてドラちゃんはぐれちゃった?」

 

「メル、ドラちゃん探さないと。」

 

「さっきのおにーさんたちと一緒かな?」

 

「服屋に行くって言ってました。」

 

「服屋に行って合流しよう。」

 

「おー!」

 

「エル~!」

 

真魔王とフィラはこの世界でミルの妹の双子、メルとマルに出会ったものの、お互いのポケモンが入れ替わってしまった。

 

果たして無事に合流出来るのか?

 

メル、マルはヒーローショーに間に合うのか?魔王たちは服をゲット出来るのか?

 

つづく。




あとがき
今回も読んで頂きありがとうございます。
月光です。

今回は異世界魔王とフィラがこちらの世界に降り立ちました。そして二人とも抑えきれずに…

一緒に付いてきていたお節介な王様が人避けと着替えを用意していました。どうやら彼女はこうして真魔王たちを見守りつつ未来をサポートしていく予定です。

今回はミルの妹の双子姉妹のメルとマルの二人です。彼女たちは魔王のことも知っていてとてもなついていてお兄ちゃんと呼んでいます。彼女たちも魔法使いとして治療魔法など高度なものを使うことが出来るのでまだ子供ながら病院などで活躍したりなどしている。

姉のミルともう一人の姉を慕っていてミルの連れてきた魔王に兄以上の感情があったりなかったり……

そして入れ替わってしまったドラメシアとエルフーン。

メルたちはヒーローショーに魔王たちは服屋に無事に辿り着けるのか。

次回に続きます。

今回も読んで頂きありがとうございました。また次回も読んで頂けると幸いです。

さてと次回の原稿は……………

原稿は預かった。返してほしければ、魔王とフィラのイチャイチャを書くのだ!
キテルグマより

キーテェルグマァァァァァ

女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)

  • 見たい
  • どちらでも良い
  • それよりも未来と雫の甘々Hを見る
  • ティナの真魔王とフィラの見守り日記を見る
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