気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める   作:生徒会長月光

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久し振りの投稿になります。
今回は日常回でのハプニングになります。
それではごゆっくりどうぞ。


ミルと未来の不思議な一日①

 皆さんお久し振りです。魔法を極めるために勉強している未来です。

 

 今日は学校が休みなので、家にミルちゃんを招いて家の魔法具の整理を手伝ってもらってます。

 

 家の家系で代々継承されている珍しい魔道具があるのですが種類と数が多くて埃を被ってしまうので2,3ヶ月に1回のペースで掃除をしています。危険性のあるものは母様が整理をするので残っている危険性の低い物の掃除がメインです。

 

 その話を聞いたミルちゃんに色々な魔道具を見てみたいと言われて家に招きました。

 

 こうして整理をしていると火を出すライターのような魔道具に水を生み出せる桶に冷却保存魔法の容器など多岐に渡ってあります。昔は結構重宝されていたものであるが時代が進むにつれて科学も発展して使わなくなってしまったのかと少し寂しく思いながらも掃除をしていく。

 

 一時間程経って一段落して休憩をしようとミルちゃんに声を掛ける。

 

「ミルちゃんにどこにいますか? 少し休憩を挟みましょう」

 

「あっ! 未来ちゃん」

 

「ミルちゃん? そんなに一杯に広げてどうしたんですか?」

 

「え~と どんな魔道具かなって広げてたらこんなになっちゃって。この電球魔力を通すと七色に光るんです。凄いですよね!」

 

「はぁ~取り敢えず広げた物は片付けますよ。それから休憩をしましょう」

 

 そう言い片付け始める未来。

 

「それとね未来ちゃん。この魔道具なんだけど試しに魔力を込めたんだけどうんともすんともいわないのがあって」

 

「どれですか? 見せてください」

 

 と大きな手鏡のような魔道具を受け取った未来。

 

 すると突然鏡が光りはじめた。咄嗟に鏡の光を遮断しようと魔力を込めるとさらに光が増していき二人を包み込んだ。

 

 

 時は少し遡る。

 

 未来の住む家にルンルン気分で向かう一人の幼い人影があった。

 

「♪ ねーねぇビックリするかな♪」

 

 彼女タキツヒメことヒメちゃんが何故一人で未来宅に向かっているのかというとアマテラスが仕事で忙しいのでミヤビにヒメちゃんが泊まりに行って良いかを確認して途中までアマテラスが同行して未来宅まで一本道のところでヒメちゃんが後は一人で大丈夫と言いこうして歩いているわけである。因みに未来はヒメちゃんが泊まりに来るのは知らない。

 

「ねーねぇと沢山遊べるの楽しみだな~」

 

 そうして門のあるところまで辿り着き最近新しく付けられた低いところにあるブザーを押そうとする。

 

 その時

 

「あらっ可愛い娘ね♪ こんにちは!」

 

 と声をかけられる。

 

 突然だったためビクッと驚きブザーのある門の少し突き出た石垣にそそっと隠れるヒメちゃん。少し石垣から顔をだし声が聞こえた方を見る。

 

「ごめんね 驚かせるつもりはなかったの! ただミヤビちゃん家に入るのが見えてね」

 

 それでも警戒するヒメちゃん。その声をかけてきた女性の被った帽子がサササッと揺れて帽子がヒョイッと持ち上がる。

 

「メシー? メシシッ♪ メシー!」

 

 とヒメちゃんに近付くその影。

 

「あっドラちゃんだっ! わーい♪」

 

「メシー」スリスリ

 

 と少し警戒を解いたヒメちゃん。

 

 そしてヒメちゃんと目線を合わせて再度話しかける女性。

 

「ドラちゃんの知り合いだったのね(^.^)はじめまして。わたしは……」

 

「うにゅ? ミルお姉ちゃん? ……じゃない?」

 

 頭に? マークを浮かべながらヒメちゃんは話しかけてきたミルに似た人を見つめる。

 

「ミルともお友だちなのね♪ 私はミクル。ミルのお母さんなの!」

 

「ミルお姉ちゃんのママ?」

 

「えぇそうよ。気軽にミクルママでもミクルちゃんって呼んで! 貴女のお名前を聞かせてくれるかしら?」

 

「ミクルちゃん! 私タキツヒメ。ヒメって呼んで!」

 

「宜しくねヒメちゃん。所でヒメちゃんは一人でどうしたの?」

 

「んーとね。ママが忙しいからねーねぇとばぁばのお家にお泊まりにきたの!」

 

「そうだったのね♪ 私もミヤビちゃんに用事があってきたの! 一緒に行きましょ!」

 

 そう言いながらミクルはドラちゃんを頭にのせたヒメちゃんに手を出してヒメちゃんもその手を握り手を繋ぎながら歩いていく。

 

「そういえばヒメちゃんばぁばって?」

 

「ばぁばは、ばぁばなの!」

 

(んーまぁついてから確認しましょ。多分だけどミヤビちゃん……のことなのかしら? それにしても昨日見た夢だとミルもミヤビちゃん家に来てると思うけど……何か身に覚えのある鏡を持ってたような)

 

 と考えている内に家に入る。

 

「? にゃあお客さんですか?」

 

「雫お姉ちゃん!」ギュッ

 

「ヒメちゃん遊びに来たですか?」スリスリ

 

「雫お姉ちゃんあったかい!」フミュウ

 

「まぁこれまた可愛い娘ね」

 

「はじめまして。私は雫。時の死神をしている悪魔です」

 

「ミヤビちゃんの友達のミクルです。それにしてもミヤビちゃんは相変わらず色んな人を惹き付けるのねぇ」

 

「? そうなのですか? 私の場合は未来お姉ちゃんに惹かれてなのです」

 

「未来ちゃんもミヤビちゃんに似て色んな娘を惹き付けるのね。斯く言う私もミヤビちゃんに惹かれた一人なのだけど」

 

「ねーねぇとばぁばのこと?」

 

「未来ちゃんはそこまで知らないけどミヤビちゃんを慕う娘は凄く多かったわ♪ それこそミヤビちゃんに甘えようと争奪戦になって大変だったわ。その中の一人の息子さんと私の娘が今では恋人になって付き合いがあるけどあの娘4人子供がいても時々ミヤビちゃんに会って甘えたいって言ってたのよね」

 

「にゃあ。ミヤビさんは凄い母性があると言うことですね」フニフニ

 

「うにゅ。ばぁば優しいの!」

 

「うふふ、そうね。さぁミヤビちゃんを探しましょう」

 

 そうしてリビングに向かう。

 

 ガチャ

 

「ばぁば遊びに来たよ!」タタタタタッピョン

 

 ギュッ「いらっしゃいヒメちゃん。良く来てくれたわ♪ 途中大丈夫だった?」

 

「うん! ママが途中まで一緒で玄関でミクルちゃんに会ったの!」

 

「あらっミクル珍しいわね。今日はどうしたの?」

 

「ミヤビちゃんこんにちは。この間メル、マルにお小遣い上げたって聞いたからお礼にきたの!」

 

「成る程。本音は私に会いに来たと」

 

「それもあるわ♪」

 

「ミクルちゃんもばぁばに会いたかったの? 」

 

「そうよ。それにしてもミヤビちゃんいつの間にこんなに可愛い孫が出来たの!」

 

「本当の孫と言うことではないですが……」

 

「ばぁば?」ウワメヅカイ

 

「孫みたいなものです」キリッ

 

「目が据わってるわよ」

 

「にゃあ!」

 

「雫も孫みたいなものよ」ナデナデ

 

「にゃあ~ゴロゴロ もっと撫でてください」

 

「随分賑やかになったわね! そういえばミルも今日来てるわよね?」

 

「えぇ。今は倉庫の魔道具の整理と清掃を未来としてると思うわ」

 

「ミヤビちゃんの家の倉庫って確かご先祖様の残した色んな魔道具があるんだったわよね」

 

「そうよ。中には珍しい物や危険なものもあるから注意しないと危ないけど二人に頼んだのは比較的危険度が低いものだから大丈夫よ」

 

「昔を思い出すわね。良く私もミヤビちゃんと綺麗にしたものね。何回かハプニングはあったけど楽しかった思い出だわ♪」

 

「ミクルちゃんばぁばと仲良しなの!」

 

「ありがとう♪ ヒメちゃんは可愛いわね私も孫が欲しいわ!」ナデナデ

 

「その内ミルちゃんと魔王君の間に産まれるでしょうから大丈夫よ」ナデナデ

 

「うにゅ~」

 

「ふわぁ~何だか賑やかねぇ」

 

「ハデスさんおはようです」

 

「あらぁ雫おはよう」ムギュ ナデナデ

 

「ぬくぬくします。ゴロゴロ」

 

「雫を抱き枕に寝ようかしらぁ」ファー

 

「ほらハデスさん寝癖ついてるから直してきた方が良いわ」

 

「ん~ミヤビにお願いしたいわぁ~」

 

「しょうがないですね」

 

「そういえばこっちのピンクちゃんは誰かしら~」

 

「私の親友のミクルよ。良く共同で魔法の研究をしたり色々してるわ」

 

「はじめまして。ミクルと申します。ミヤビちゃんとは学生時代から交流があって魔法の研究も一緒にしてます」

 

「そうなの~私はハデスよぉ。寝ることが趣味の悪魔よ~何か見覚えあると思ったらサタンの坊やの恋人ちゃんのお母さんね」

 

「そこまでわかるんですか!」

 

「魔力の質もそうだし似たような魂だから分かりやすいわ」

 

「ハデスお姉さん!」

 

「あらぁアマテラスのところのヒメちゃんじゃないの! どうしたの~」

 

「お泊まりにきたの!」

 

 

「そうだったのねぇ。私が言うのもなんだけどゆっくりしてってねぇ」ナデナデ

 

「はぁい」

 

「ミヤビちゃんあのハデスさんとはどこであったの? 物凄い魔力量だしのんびりしてそうだけど大丈夫なの? 契約してたりするの? 代償とかないの? 大丈夫?」

 

「ミクル落ち着いて」

 

「私は落ち着いてるわぁぷ」

 

「まったく心配性ね」( *´д)/(´д`、)

 

「スンスンんー久し振りのミヤビニウムの補給だわハスハス」

 

「やっぱり親子ね。ミルちゃんも魔王君にマオウニウムの補給とかやってるものね」

 

「ハデスさんは家で居候してるのよ。元々は未来が魔界の深層で見つけたらしくて、色々あって家にいるの。ハデスさんとても頭も良くて魔法で行き詰まったとき何気ない一言で上手くいくようになったりとても助かってるわ」

 

「そうだったのね。良かったわ♪」ハスハス

 

 そうして話をしているとリビングの扉が開く。そこには倉庫の魔道具を掃除していた未来とミルの姿があった。

 

「あっ、ねーねぇ♪」タタタタタッ

 

 未来の姿を確認したヒメちゃんが小走りで駆け寄っていく。

 

 ミクル以外良く見る光景なので微笑ましく見守っている。

 

「ねーねぇ!」ピョンギュッ

 

 そしていつも見守っている故にとても驚いた。

 

 何故ならヒメちゃんは………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ミル(……)に抱きついたのだから。

 

 …………!? 

 

 




あとがき
皆さんお久しぶりです月光です。

今回は日常回の中でのちょっとしたハプニングを書いていきました。書いていたら長くなったのでキリの良かったところで分割で出します。

続きは12:15頃に投稿予定です。

今回はヒメちゃんが未来宅に遊びに来る話で途中にミルの母ミクルとドラちゃんに出会います。

最初知らない人で驚いたヒメちゃんですがドラちゃんと自分に優しく接してくれるミルの母だからなのか直ぐになつきます。

そして雫やハデスからもヒメちゃんは可愛がられている感じです。

そして最後にまさかの展開。

一体ヒメちゃんはどうしてしまったと言うのか?

それは次回で判明します。

ミクルが見た予知夢などが関係あります。


FGOでは卑弥呼がついに登場!スターを大量に出しつつ自分も殴れて宝具でオーバーチャージを上げられるのはとても良いでしょう。しかし相性有利をつけるのが少ないのはダメでしょう。

キャストリアと並べれば対粛清防御の回数が増えるので個人的にはありですね。

そして新撰組の物語はよかったです。

斎藤一ときくとどうしてもるろ剣を思い出してしまいますね(笑)牙突零式は印象的です。

さて次回はヒメちゃんのくだりから始まります。それではまた次回も読んで頂けると幸いです。

女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)

  • 見たい
  • どちらでも良い
  • それよりも未来と雫の甘々Hを見る
  • ティナの真魔王とフィラの見守り日記を見る
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