気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める 作:生徒会長月光
そして最奥には…
それではごゆっくりどうぞ。
前回までのあらすじ
転送悪魔のエクシィによって誰も攻略したことのない測定不能ダンジョンに来てしまったミル、ヒメちゃん、ベルフェゴールの三人。道中でヒノアラシ、ボスゴドラ、祐希ことユーさんと出会いダンジョンの奥へと進み、レジスチルのいた部屋にてレジ系の三匹と合流した。
「とりあえず先に進む前にレジスチルの呪縛を解くとするかな。」
とユーさんは言い、そのままレジスチルへと近付いて、腰に差した刀を一瞬で抜き放つ
バリン!
「あれっ?何だか身体が軽いような?」
「レジスチルをここに縛っていたものを解放したんだ。これで奥まで共に進める。」
「うにゅ!ルーちゃんも一緒なの!」
「ありがとうございます。私たちが出られないように縛られていたものを解いてくださって。でもいったいどうやって?」
「俺の能力、封解を操る程度の能力で縛られているという封を解放するっていう解釈でな。何かに囚われているものを解放したり、制限されたものを封として解放することが出きるんだ。」
「あなたいくつ能力を持ってるのよ?さっきのもあったけど能力持ちすぎで使いこなせてないのとかあるんじゃない?」
「そういうことにならないようにちゃんと制御する修行はしてあるから大丈夫だ。」
「ご主人の身体柔らか~いzzZ」モニュモニュ
「ぅんぅ あぁん♥️クーちゃん!?」
「うにゅ?スーちゃん?どうしてお目眼隠すの?」
「マスターにはまだ早いです!」
「こらレジロック。ミルの嬢ちゃんが困ってるだろ。いい加減起きろ。」ズドン
「うぅ~痛い。」
「すいませんユーさん。」
「良いってことよ。…そうだ。ミルの嬢ちゃん少しこっちに来てくれ。」
「はい。」
とユーさんはミルの額に手をかざす。
すると、ミルから光が溢れる。そうして数十秒すると光が収まる。
「ユーさん今のは一体?」
「あぁ。ミルの嬢ちゃんの中に眠っている潜在能力の封を少し解放したんだ。ミルの嬢ちゃんに負担の少なく、力を磨いていけばさらに強くなれるだろう。最初のうちは慣れなくて軽い頭痛がする可能性もあるが慣れてくればなくなる。」
「ねぇ。それって私には出来ないのかしら?」
「今のはミルの嬢ちゃんの中で眠っている力を呼び覚ましただけなんだ。ベルフェゴールは長く生きているだろうから眠っている潜在能力はほとんどないと思うぞ。」
チョイチョイ「にーにぃヒメは?」
「まだヒメは早いな。もう少し大きくなってからの方がいいから我慢してくれ。」
「はぁーい!」
「まぁベルフェゴールはあとは知識を広げて様々な分野を納めていけばそれだけでも今よりは強くなるだろう。さてそろそろ行かないとな。」
「ソーナンス(^-^ゞ」
「ヒノノ~」ピョン
「うにゅ!ヒノちゃん。」スリスリ
「あの!貴方はいったい何者なのですか?私たちのことをよく知っているみたいなのですけれども。特に姉さんの傷の修復なんて特徴を知っていなければ治せないはずなのにそれに点字は私たちのいたとても古い時代のものなのに読めたのですか。」
「ん~何だか前よりも頑丈になった気がする~。」
「こことは違うポケモンたちの住む世界をよく知ってるからっていうのと君たちとは別の個体に出会ったことがあるからっていう理由だな。点字は昔から読めたとだけ言っとこう。」
「私たちの他にもいるのですか!?」
「あぁ。ただ出会った個体は擬人化なんて出来なかったからもの凄く驚いてる。」
「ポケモンたちの住む世界っていうのは気になるわね。まだまだ他にもたくさんの種類のポケモンがいるっていうのは興味深いわねぇ。」
「にーにぃ、ポケモンさんいっぱいいるの?」
「あぁ。確認されてる中でも898種類いるしなんならもっと増えるかもしれない。」
「うにゅ!ヒメ、ポケモンさんともっと仲良くなりたいの!」
「ヒメならなれるとも」ナデナデ
「うにゅ~」
「所で貴方は他にポケモン持ってるのかしら?さっき見た氷の子やソーナンス以外にもいるんでしょう?」
「勿論だ。他には」ポーン
パチパチ「ピカチュゥ」
「すごいかわいい子ですぅ!」
「中々可愛らしいわね。」
「うにゅ!ピカチュウ?」
「ピッカッチュウ!」
「ピカチュウは見た目は可愛らしいがとても強いんだぞ。」
「撫でても良い?」
「チャア~」
「うにゅ~、気持ちいいの!」
「何だか癒されますね♪」
「そうねぇ。貴方意外に可愛いもの好きなのかしら?」
「まぁ妹がすごく好きだったのもあるから自然とな。」
「そうなんですねぇ。記念に一枚取っておきましょう。」パシャ
「さて先へ進むとしよう。」
と祐希はピカチュウをそのまま肩に乗せて先へと進み全員がそれを追っていく。
そして扉の先にはだだっ広い部屋へと繋がっていてそこにはパネルのようなものが何ヵ所にも散りばめられ石像のようなものが置かれていた。
「これはいったい何でしょうか?」
「この部屋…点字がないな。」
「まさかのノーヒント?」
「にーにぃ!上になにかあるよ。」
と上を向くと二つの点字のマークが画かれていた。
「あれは!?エレキとドラゴの印です!」
「エレキ?ドラゴ?」
「レジエレキとレジドラゴのことだ。なるほどあのマークがあるということはこの部屋の何処かにいるってことなのか…」
「それよりもこの部屋が、どうなっているかを調べ…」
「はうあ」ドッシーン
「うにゅ!ルーちゃん大丈夫?」
「だ、大丈夫ですぅ~。」
「!スチルその下のパネル光ってるわよぉ」
「本当です!」
「もしかしたらこのパネルをあの点字のマーク通りに光らせれば何か起こるのかもしれないな。」
「早速やってみましょう!」
・ ・
・・・
・ ・
と光らせると目の前に合った石像から電気が迸り石像が勢いよく壊れる。
バゴーン
「わーい!漸くお外に出れた~!あれ?お姉ちゃんたちだ!わーい!」サササッ
ギュッ「エレキ!良かった無事だったんですね!」
「うん!ずっと閉じ込められてたけど元気だったよ!あれこの人間たち誰?」
「この方たちが私たちを解放してくれた恩人です。」
「へぇ~そうなんだ!」ピョンピョン
「うにゅ!ぴょんぴょん跳ねてるの。ヒメもぴょんぴょんする~」ピョンピョン
「元気そうな娘ねぇ。」
「エレキは私たちのなかでも一番足が早くてとても元気なんです。」
「zzZいつも元気だから、僕たちも疲れるの~。」
「エレキは素早くて中々私たちも遊んでいても追い付けなくて苦労してるんです~。」
「そんなに早いんですか?」
「レジエレキは今確認されてるポケモンたちの中でも断トツで早いんだ。最速のポケモンと言えばレジエレキだからな。」
ピィン
レジエレキ
エレクトロンポケモン
電気エネルギーの塊。体のリングを外すと秘めた力が解き放たれるらしい
「凄いのねぇ。それにしてもここの部屋…」
とさっき石像が壊れた衝撃で気づかなかったものの階段が出現していた。
「次の階層への階段ですね!」
「それにしても上の点字に何でドラゴのマークがあったのでしょう?」
「もしかしたら只のブラフなのかもしれないわねぇ。」
「とりあえず、先へ進みましょうか?」
と先へ向かおうとするミルたちだが何か気になるのかユーさんは中々進もうとしなかった。
「どうしたのよ?早く先へ進みましょう。」
「………可笑しい。」
「うにゅ?にーにぃ?」
「何か気になるのですか?」
「この遺跡に入ってから悪意ある罠が多かった。ここの部屋にも何かありそうだが何もなかった。いや仮定の話しだがここのパネル自体になにかあるのではないかと思うんだ。」
とパネルが光りっぱなしになっているものを見る。
「もし、もしだがこの部屋にはエレキとドラゴの二体が同時に封印されていたんじゃないか?そして片方が出たら片方は出れない仕組みになっていたとしたら…」
「それってどっちか片方しか出れないじゃないですか!」
「そんな!もしそうならドラゴはもう…」
「……全員俺の後ろにいてくれ。」
とその身体から途轍もない力が溢れ出す。
「な!?何て言う力よ。」
「上級魔法?それ以上の力です!」
「うにゅにゅ!」
そして部屋に出現していた階段が消失、いや巻き戻ったようになくなり、壊れた石像も元に戻り光りっぱなしになっているパネルも沈黙しまるで最初に入ってきたように部屋は戻った。
「ふー。流石に疲れるな。」
「貴方何をしたの?あんな魔力感じたこともないし上級魔法よりも髙難易度のようだったわ。まるで」
「時が戻ったか?」
「そうよ。普通時なんて戻せないものよ。」
「ベルフェゴールさん?時を巻き戻すってそんなこと可能なんですか?」
「無理よ。時を戻すってことは世界の理に干渉するってことよ。どんな存在だって理の中に……まさかさっき言った能力って理からも解放出来る?」
「正解。プラスで俺は時空を操る程度の能力もあるから時に干渉することは案外魔力、霊力があれば簡単だ。時空の力はあるポケモンたちの加護でもあるけどな。」
「ポケモンの力って…だからってそんな途轍もない力を持つなんて信じられないわ。」
「伝説と呼ばれているポケモンで片方が時を司ってもう一匹は空間を司るポケモンでその二体がいたから時が動き出して、空間が広がったとポケモンたちの世界では言われているからな。あともう一匹いてそちらは世界を支える役割があるがそれはいつか話そう。」
「何だか実感がわかないですね。」
「うにゅ~?すごいポケモンさんなの?」
「そうだ。すごいポケモンなんだぞ。ミルの嬢ちゃんのポケモン図鑑で調べれば一発で分かる。シンオウと呼ばれる地方のポケモンだから帰ってから見ると良い。今はパネルをレジドラゴの通りに光らせないとな。」
そうしてミルたちは手分けしてパネルを光らせていく。
・ ・
・
・ ・
・
・
それらしい形のパネルを光らせるとエレキの時は電気だったが今度は生命力溢れる力が一帯に広がる。そうして石像が割れると体育座りをしているツインテールの少女が出てきた。
ピィン
レジドラゴ
りゅうぎょくポケモン
全身がドラゴンエネルギーの結晶。すべての ドラゴンポケモンの力を持つらしい。
「やっぱりだったか…しかしエレキの時と違って動かないな。」スタスタスタ
とレジドラゴに近付くユーさん
「あっ!待ってください。ドラゴは私たち姉妹や顔見知りでないと…」
「大丈夫か?何処か悪いところは…」
ガブッ!!モグモグ
とレジドラゴは両サイドに合ったりゅうの顎を合わせてそのままユーさんを丸かじりしてしまった。
ーーーイメージとしてはまどマギにてまみった魔法少女のようなかんじである。
「ワァーーーーーーー!?ゆ、ユーさんが食べられちゃいました!!!」
「ちょっ!?あれ不味いんじゃない!?」
「にーにぃが食べられちゃったの!」
「こらドラゴ!その人は私たちの恩人なんです!早く離しな…」
「ほぉ中々の噛みつきだ。ドラゴンタイプだけあって強靭な力でなおかつ鍛え抜かれいるな。顎の部分もざらざらとした中でも癖になりそうな触り心地…うん至って健康的だな。」サワサワ
・・・・・・・・
「ソォォナンス!」
「………ねぇソーナンス。もしかして前にも何回かああいうの有ったりした?」
「ナンス!何回か他のポケモンに噛みつかれたり技を食らったりしてるけど大体ピンピンしてるし健康状態も分かるからか何回注意しても直らないナンス。」
「どんだけタフなんですか!?」
「うにゅ?にーにぃ大丈夫?」
「大丈夫だぞヒメ。これはレジドラゴなりの挨拶のようなもんさ。ポケモンなりのコミュニケーションは独特的なことが多かったりするから慣れてる。」
「す、すごいです。ドラゴは人見知りで恥ずかしがり屋なので私たちの誰かがいないと初対面の方は大変なことになってしまうんです。」
「zzZドラゴは末っ子だから僕たちの後ろに引っ付いているのが多いの~」
「私もドラゴの前ではちゃんとお姉ちゃんをしてるんです。結局最後はドラゴに助けられたりはしますけど。」
「ドラゴは人に慣れればすごい可愛いんだよ!」
「ゴ、ゴドォ 」
「ヒノヒノ~!」
そうしているとレジドラゴは噛み付いていたユーさんから離れ、お腹の辺りへ抱き付く。
スリスリ「……(///∇///)」
「ドラゴも気に入ったみたいですね!」
「ああいう接し方もあるのね。ちょっと真似は出来ないけど(汗)」
「うにゅ!にーにぃすごいの!」
「あはは(汗)まぁ何にせよこれで皆さん揃ったということなんですかね?」
「はいっ!姉妹全員揃いました!」
「zzZでもあと母さんがいないな~」
「うにゅ?スーちゃんママ?」
「えぇ。多分お母様もいると思うのですが一体何処に…」
ズザザザザッ ドッシーン
「何だかさっきとは違う雰囲気がするな。この奥には何があるのか?」
「何があっても私たちは進まないと行けないわ。行きましょう。」
ツンツン「…………これ……何ですか?(///∇///)」
「ん?これが気になるのか?」
コクン
とユーさんが取り出したのは小さな球体もといモンスターボール。
「これはモンスターボールっといってこことは違う世界ではポケモンをゲットするのに使う道具なんだ。ただしポケモンの意思に関係なくゲット出来るものだから、俺の持ってるのはそのポケモンに合意を取ること又はその人になら付いていっても良いと思わなければボールは開かないようにしてる。」
「成る程!それならポケモンも誰に付いていきたいのかを選べますね。」
「…………」テシッ ポォーン ユラユラ カチッ
「…ファッ!?」
「ドラゴさんが入っちゃいました!」
ポォーン「…これから…宜しくお願いします
m(_ _)m」
「此方こそ宜しくな!」
「あらら、本当に気に入ってたのね。自分から入るなんて相当ね。」
「…ヒノノ~」チョイチョイ
「ん?どうしたんだヒノアラシ?」
「ヒノ!」ヒョイ
「ん?モンスターボール?」
「ヒノ!」ピョコピョコ
「?……あぁそういうことか。」
「ヒノノ~」スッ
コトン「うにゅ?どうしたのヒノちゃん?」
「ヒィノ」ポスッ ポォーン カチッ
「うにゅ!」
ポォーン「ヒノヒノ~!」
「もしかしてヒノちゃんはヒメちゃんと一緒に付いてきたかったからボールを?」
「そうだろうな。ヒノアラシはヒメになついてたからこうなるんじゃないかとは思ってた。」
「ヒメで良いの?」
「ヒノヒ!」ピョン
ギュッ「うにゅ!これから宜しくね。ヒノちゃん!」
「ゴドラさんは良いんですか?」
「ゴド ゴドォ! ゴドラァ」
「可愛い子には旅をさせよっていうのと孫には外の世界を沢山見てもらいたいのとヒメなら安心して任せられるのと放っておくと危なさそうなのがいるからそれを見ないとだそうナンス。」
「ん?放っておくと危なさそう?……………あぁもしかしてミルのこと?」
「うぇ!?私は別に大丈夫ですよ。ねっユーさん!」
メソラシ「そ、そうだな。この遺跡でしか見てないが頑張り屋なのは分かるし好きな彼氏のために自分を磨くのは悪くはないんだが、如何せん罠とか身近な危険を自分から呼び込みそうという心配がありそうだな。どう思うベルフェゴール?」
「概ね合ってるわ。ミルったら妹分のベルゼブブと悪魔契約結んじゃうし、最近は魔王様と婚約したからこれから色んなことに巻き込まれるのは確実なのよね。それに魔王様と活動してるヒーロー部で色んな厄介事に関わるから心配ねぇ。その割りにはミルに直接被害が行ってないような気もするわね。」
┐( ̄ヘ ̄)┌
「ミルお姉ちゃん優しくて暖かいよ!魔王お兄ちゃんとも仲良しなの!でもおっちょこちょいなの!」
「Σ( ̄ロ ̄lll)ヒメちゃんまで………でも未来ちゃんは可愛いって言ってくれますし、そんなに迷惑もかけてないもん。」
ヒソヒソ「……それってミルの嬢ちゃんがそんな目に合いそうになる前に処理してるからとかじゃないよな(汗)」
ヒソヒソ「あり得ない話じゃないわね。未来ってレヴィアタンと確か魔王様とミルを見守る会何て言うのを立ち上げたとかって言ってたし何なら会長が未来だからそうなのかも。」
(未来にとって初めての親友がミルの嬢ちゃんだからものすごい過保護になってるだろうな。そんでもってここに来た理由と原因を考えるとこんな目に合わせた奴を放っておくわけがないから)「ミルの嬢ちゃん…ちゃんと帰れたら未来に程々にしておくように言っといた方が良いぞ。多分何も言わないままだととんでもないことになるから。」(言ってもとんでもないことになりそうではあるが。)
「?はい。分かりました!」
「ゴドォ」
「あぁ済まないボスゴドラ。」パス
キャッチ「ゴドォ」ポスッ ポォーン カチッ
「えーとボスゴドラゲットですぅ。」
ポォーン「ゴドォ」
「…恩人~僕たちにもちょうだい!」
とレジアイス、ロック、スチルが次々とユーさんにモンスターボールをねだる。
そうして通常のモンスターボールとは違う色のボールが出てくる。
スーパーボール、ヘビーボール、ハイパーボールの3つだ。
「私はこれにします!」スーパーボール
「僕はこれ~」ハイパーボール
「私はこっちです。私と同じ色です~」ヘビーボール
「エレキにもやろう。」
と今度はスピードボールを渡すユーさん。
「わーいありがとう!」
「もし着いていきたいと思う人がいればそれを使うと良い。」
とエレキ以外がそのままその人物たちのところへ行く。
「マスター!私も一緒にいたいです!」
「ご主人~僕も一緒がいい~」
「ご主人様!私も連れてってくださぁい」
と言いそのままボールを渡す。
「うにゅ!スーちゃんも一緒なの嬉しい!」
「クーちゃん私で良ければ一緒に行きましょう。」
「宜しくねスチル。」
ポォーン カチッ ……ポォーン
とそれぞれボールに入りヒメちゃん、ミル、ベルフェゴールの三人のポケモンになった。
「早く奥へと行くかな。」
と中央に出現した階段を下りていよいよ最新部へと進む。先ほど同様何も罠がないままに大きな広間へと辿り着く。今までの部屋よりも大きく天井も限りなく高いそこには白い巨人が佇んでいた。
「お母様!!」
「あれがクーちゃんたちのお母さん?」
「あぁレジギガスだ。レジギガスはその昔大陸を引っ張り動かしたという逸話があるぐらい力は桁違いといえる。」
ピィン
レジギガス
きょだいポケモン
縄で 縛った 大陸を 引っ張って 動かしたという 伝説が 残されている。
又特殊な 氷山や 岩石 マグマ 雷 竜の結晶から 自分の 姿に 似たポケモンをつくったと言われる。
「でも何だか様子が変な気がします。アイスさんの声が聞こえてるはずなのにどうして返事をしないのでしょうか?」
「それにこの部屋は今までのどの部屋よりも障気が段違いだ。正直テキオー灯使ってなかったらヤバイぞ。」
「そうねぇ。私たち悪魔は耐性が付いてるけどこれは予想以上ねぇ。」
「……うにゅ?どこにいるの?」
「?どうしたんだヒメ?」
「にーにぃ…おいでって言ってるの。」
「ミル何か聞こえた?」
「すいません。私には何も…」
「ヒメにしか聞こえていないのか?レジギガスじゃないとしたら一体?」
「フッフッフ、まさかそちらから出向いてくれるとは、手間が省けたわい。」
「誰だ!」
そうしてレジギガスの背後から巨大な骸骨のような怨霊が現れる。
「何者かしら?」
「名など当の昔に捨てている。昔はこう呼ばれていた。教授とも。」
「その教授が一体何でこんなところにいるんだ?それに普通は怨霊っつうのは狂ってたり正気を失っていて自我なんて持ってるわけがないんだが。」
「それは儂こそが世界を納める王だからである。この巨人の仲間の力を吸収し、我が物とし巨大な力。制御出来る完璧な存在である。岩の巨人の力を取り込めそうだったが巨人の王が他の巨人諸とも隔離したせいで完全には取り込めずにいたがそれも今日で終わり。今度こそ完璧な存在になり世界を話が手中に納めるのだ。そのために5体の巨人、最後に巨人の始祖を取り込み儂に従わないものは皆殺しする。」
「そうはさせないわよ。少なくとも魔界を統治するのは魔王様と決まってるわ。あんたみたいな奴に支配される謂れはないのよ。」
「それにクーちゃんたちは今生きてるんです。この子たちを犠牲にして世界を支配するなんて間違ってます!ヒーロー部としてクーちゃんのパートナーとして貴方の野望を阻止します!」
「ご主人…」
「どうして完璧だから支配するの?」
「完璧な者による支配は世界を円滑に進める。正しい選択をすることによってより良い未来を掴み世界をコントロールできるものがする。そうするには完璧に判断を出来るものでなければならないのだ。」
「より良い未来を掴むのなんて人それぞれでしょうに。あんたに決められる未来なんて御免よ。」
「なんとでも言うが良い。私が世界を支配すればその時に思い至るのだ。完璧な存在こそが世界を動かすのだと。」
「………はぁ…くだらねぇ。」
「…何だと?」
「聞こえなかったのか?くだらねぇと言った。」
「くだらないだと。私のどこにそんなものが…」
「そもそも完璧な存在なんてこの世の中には必要がないんだよ。それに俺は完璧っていう言葉は嫌いなんだよ。」
「どうしてですか?誰だって完璧を目指すものではないのですか?」
「目指すだけなら良いんだよ。でも完璧になるべきではないということだ。完璧というのは一種の終わりなのだから。そこから先へ進もうにもそこで完結しているからどうあっても進歩がない、ある科学者はこういった。完璧とは絶望だと。俺も物を作るものとして日々どういう改善点がありそこから進歩させて新しいものを生み出し時として人からの意見を取り入れて新しい発想で前に進む。例えそれが小さくても前に進んで行くことによって世界というのは回りそして剪定をされないように生きていかなければならないのだから。」
「剪定ってどういうこと?」
「ここの世界がどうかは知らないがあるところでは並行世界等といったものが増えすぎたものを世界の存続のために宇宙にとって善い流れの世界を選んで、他の並行世界が剪定つまり元から存在していなかったことにしている。重要なのは今後も様々な派生を生む可能性に満ちた、正解と失敗のバランスが取れた安定した流れの世界のこと。そして逆に悪い流れの世界とは、過剰な滅び・過剰な進化によって他の世界よりも先鋭化し過ぎて、何を選んでもこれ以上変化することがない、結末が決まった世界のことでそれらは排除して大本の良い流れを存続させるためのエネルギーになる。例えるなら一本の木に何本も枝があって増えすぎれば木そのものに良くないから枝を取り除いて大木を長生きさせるようなもんだ。」
「それって…世界そのものがなくなってしまうってことですか!?」
「有り体に言えばそうだ。しかもそれは気づかない内に行われるから例え世界がなくなってもその終わる瞬間までその世界に住む者たちは気付かない。」
「私たちの世界でもそれが起こる可能性はあるということね。…やはり私たち魔族の未来は魔王様たちに掛かってるわね。今の魔族は初代魔王様を欠いてる。新しく指導者…導いてくれる方がいる。そのためにも魔王様を、引き込まないと…ね。」
「だからこそある程度の周期での統治者の入れ替りや新体制の構築っていうのは必要になってくる。完璧ではないが進歩のあって成長性の余地のある世界ならば容易に世界から剪定されることもないからな。」
チョンチョン「にーにぃママね、一人でお仕事してるの。みんなの分もやっててね。ママいつも疲れてるの。そういうのはダメってこと?」
「あぁそうだよ。少なくとも今のアマテラスは一人で頑張りすぎだろう。だからこそ自分の仕事を任せられるような体制を作ってアマテラスが動けないときに仕事が回らなくなるなんてことがないようにリスクを軽減させないとそのうち大変なことになる。」
「確かに最近までは神界はアマテラスさん一人のワンマン状態の体制だった気がします。未来ちゃんが他の神様たちを絞めて今では大分他の神も仕事をするようになったと聞きます!」
「…そうなのか( ̄□ ̄;)相変わらずだなぁ」ボソッ
昔に祐希が学校の行事で色々頼まれたりで忙しく未来に構えてなかったとき、突然未来がやってきて次の日には各自自力で仕事をしていてなんとなく未来が何かしたのだとその時の祐希は気付いたがその後疲れもあって未来に抱き付いたり構いまくってなどですぐに頭の片隅に追いやられた。その時の未来の顔はとても穏やかで満ち足りていたことは秘密である。
「そんなもの認められるものか!我が野望が世界を終わらせるだと…ならばより力を付けて世界そのものをコントロールしこの世界を大筋にして他を滅ぼせば良いのだ!」
「それを決めるのは少なくともお前じゃない。これからを生きる若者たちや夢を追い続ける者、諦めず進もうとする勇気のあるものたちだ。故にここでお前は倒れろ。」
こうしてダンジョン最奥にて教授と呼ばれたゴーストと操られたレジギガスと戦うことになるミルたち果たして無事に帰ることが出来るのであろうか。
後書き
どうも皆さんお久しぶりです。
今回でレジ系は全員出揃いました。そして祐希は恥ずかしがり屋なレジドラゴに噛みつかれましたがアニポケサトシのように大した怪我もなく普通に接していました。レジドラゴも自分を怖がらず普通に接してくれる祐希を気に入り自分からゲットされました。
それを見たヒノアラシは祐希からボールをもらってヒメちゃんに持たせるとこれまた自分からゲットされました。ヒメちゃん初のゲットです。
ボスゴドラは遺跡でのミルの所々危なっかしい所を見てほっとけないと思いミルの手持ちに加わりました。
そしてレジアイス、レジロック、レジスチルたちもそれぞれヒメちゃん、ミル、ベルフェゴールの手持ちになることを選びました。
レジエレキはまだ誰の手持ちにもなっていないのでその内誰かと一緒になります。
そして祐希はミルの潜在能力を引き出しました。どのような能力が発揮されるかは次回以降になります。
そして未来がミルの安全を守るため日々見守る会のメンバーと共に危険を事前に察知して被害が行かないように注意していて魔王とミルの仲を取り持ったり、二人をサポートしているがミルと魔王は気付いていないので普通に日々を過ごしています。そして前世から変わらず大切な人のためならどんなこともするのも躊躇わない未来。ミルの笑顔を守るため今日も暗躍しているようである。
そして時を戻すといったことは祐希にとっては加護と能力もあり簡単ですが普通はそんなことできないのでとてもベルフェゴールは驚いていました。
そして最奥にはレジギガスがいてレジギガスたちの力を取り込もうとする教授というゴーストのような存在。
そしてヒメちゃんだけに聞こえた声は一体?
次回はレジギガスとの戦いと謎の声に迫ります。
それでは次回も読んで頂けると幸いです。
聞こえる
無垢な少女の声が……
助けて…
私の友達を助けてほしい
どうか…どうか気付いてほしい
その小さい存在は待ち続ける
女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)
-
見たい
-
どちらでも良い
-
それよりも未来と雫の甘々Hを見る
-
ティナの真魔王とフィラの見守り日記を見る