気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める 作:生徒会長月光
今回は導入に当たり短いです。
どうぞごゆっくり。
???
タッタッタッタッタッ
その足音は酷く焦っていた。
本来なら二人で安全にジャンプする筈が敵の軍勢に見つかりそれを振りきるために二人は急ぐ。
「ハァハァ××お母さん…今度にしよう!このままだと二人とも危ないよ!」
「いいえ、今日でないといけないのです。今日ほど魔力が満ち溢れているのを逃せば次は数十年先になってしまいます。だから何としても!」
しかし敵の数は多く親娘は次第に追い込まれてしまう。そして母親と思わしき人物は娘を守るために苦渋の決断をする。
「…×××良く聞いて。これから向かう先でまずミクルさんを頼って。彼女なら未来が見える筈だから貴女の言うことも信じてくれる筈。そして出来れば昔の私にこれを渡して。」サッ
「どうしてそんなこと言うの!お母さんも一緒に!」
「このままでは二人とも危ないです。ならば一人だけでもあちらに跳んで…こんなことにならないように…
私はあの娘を助けられなかった…あの時側にいられればあんなことには…まだ幼い貴女に任せなければならない不甲斐ない私を許して欲しい。」
「そんなことないよ!××お母さんは私に色んなことを教えてくれた!優しくて愛情を注いで育ててくれたお母さんだよ!」
「ありがとう×××愛してる…」
ヴゥゥゥゥゥン
「おかあさぁぁぁぁぁぁん」
「どうか生きて…×××」
魔界サイド
「久しぶりにこちらに来ますね。あの娘たちは元気にしていますかね。」
七つの大罪マモンは魔界のある場所へと来ていた。会社を起こす前、人間界の文化を教えてくれたある悪魔に会いに魔界の海の見える場所まで来ていた。
「フォォォン!」
「久し振りですねラーちゃん。元気そうで何よりです。あの娘はどうしてますか?」
「フォン」クイクイ
「あちらですか…」
と少し歩いていくと小さくもちゃんとした母屋がそこに建っていた。
「マモンさん!お久し振りです!」ギュウ
「久し振りですねミヤム。合成士としても魔法使いとしてもかなり成長したそうですね。」
「はい!師匠に教わって合成士として日々精進してます!魔法は独学も多いんですけど以前お知り合いになった魔法使いの方に教わってます!」
「そうでしたか。マミヤはどうしてますか?」
「…お母さんは今日も海を見てます。やっぱり寂しいのか時々上の空になってます。」
「人間界の燃え尽き症候群とは違いますね、黄昏ているといえば良いのか…」
「お母さん昔に助けてくれたある人のことを待ってるって、その人は私にとってもう一人のお母さんだって言ってました。」
「ミヤムのもう一人のお母さんね…」
「朧気ではあるんですけどそれでも私を愛してくれていたのは覚えているんです。それにそのお母さんが残してくれた魔道書で魔法を学んだので先生みたいな人でもあります。」
「昔に聞きましたが一体何者なのでしょうか…マミヤに聞いても余り詳しく話そうとしないですし…」
「あら…マモンさんお久し振りです~」
「…マミヤそんな無理に笑おうとしなくて良いのですよ。それに知ってる仲なのですから取り繕わなくて良いのです。」
「すいませんマモンさん。今日はどうしたのですか?」
「今度人間界でカーレースが行われまして一緒にどうかと。お店も多く出すので気分転換にも良いかと。」
「…いえ私は良いですよ。私よりミヤムちゃんを連れていってあげてください。」
「お母さん一緒に行きませんか?」
「ごめんねミヤムちゃん…私が行ったって困らせちゃうだけだもん。」
「無理にとは言いません。気が向いたら来てください。私の交友相手で取引相手でもある未来という娘も中々興味深いですし…」
「…………………えっ!?マモンさん!今未来って言いましたか!魔法使いで色んな道具を製作してピカチュウって子とふわふわした羽の子を連れてませんでしたか!」
「どうしてそれを?確かにマジックアイテムやポーションといったものの製作やつい最近知ったことですが小さいふわふわした羽の子と鳴き声が特徴的なピカチュウを連れてましたが…マミヤが何故未来を知って?」
「あぁ…漸く…漸く会える!!マモンさん!そのカーレース、未来様も来られるのですよね!私も絶対に行きます!」
「お母さん?どうしたの?」
「ミヤムちゃんのもう一人のお母さんに会えるんです!未来様の言ってた通りです。また会えるって!ラーちゃん!未来様に会えますよ!」
「フォォォン♪」
「未来様に会える…未来様にまた甘えられます。会ったら何してもらおうかな♪膝枕とか一緒にお食事したり♪」
「お母さん…なんだか元気になりました。私が知ってる中でもあんなにはしゃいだお母さんは知らないですね。
私を守るために色んな所を転々としてた時のことを思うと良かったです。もう一人のお母さん…どんな人なんだろう?」
「未来ってばいつの間にマミヤと?それに臆病なあの娘にあんなに慕われているなんて…私でもそれなりに時間がかかったというのに。」
魔界でも新たな動きが出始めた。
それは各陣営の胎動といえるのかもしれない。
「これが成功すれば我等魔法協会の権威は上がりアインハルトの未来を見通す力を有効活用できる。
ふふ、フハハハハハハハハハハハハハ!」
「では、手伝う対価として先にこちらはもらうわ。」
「そんなもんで良ければいくらでも持ってくがいい。残りは成功報酬で渡す。」
「えぇこちらとしてもそれで構わないわ。カースドアイテム…呪いの道具…私たち悪魔なら平気だけど天使ならいい効果が期待できそう。」
「ではデビルズデッドGPを開催しアインハルト側が要求を飲まなければ見せしめをすれば良い。それにこちらには奴がいるのだ。」
「こちらとしても大助かりだから良いでしょう。会場全体に術式を刻んでおきましょう」
果たして魔法協会の企てとは一体何なのであろう。様々な陰謀渦巻く中で始まる物語。
デビルズデッドGP開幕
あとがき
今回は導入に当たるのでかなり短くなりました。
今回はデビルカーニバルにて合成士メロウに弟子入りしている同じく合成士のミヤムとその母親のマミヤが登場です。
マモンは彼女ら二人とは昔から知り合いで会社を興すのに必要なことや人間界の文化をマモンはマミヤから教わったこともありマモンにとっては恩人の一人に当たります。
マミヤは娘のミヤムが成長するまで力で支配するような時代の魔界や人間界での魔女狩りや悪魔祓いといった強力な力を持つものたちから常に逃げ続けてミヤムを一人で育てながら今まで生きてきました。
魔界の強力な悪魔たちからは腰抜けや逃げのマミヤと言われているもののマモンからしたら今まで強大な力の持ち主たち必ず逃げ娘を守り続けてきたマミヤは尊敬に値する悪魔であります。
それは化物揃いの悪魔やその当時強大な力のあった四大天使に狙われたとしても必ず逃げ切るマミヤだからこそ。
マミヤは最初から逃げることに全力を注いでいるので相手が攻撃や相手からの攻撃に思考を費やす間に逃げるまるではぐれメタルの素早さ特化である。
彼女を攻撃しようとしても瞬きの間に逃げているため見掛けることが珍しい悪魔と言えます。
彼女が逃げるのは娘を守るためでもありもうひとつ…大切な約束のため…また会いたいという願いのために彼女は生きる、
そして不穏な動きを見せる魔法協会の者と協力する悪魔。
そして冒頭の二人がデビルズデッドGPにて重要な役割を担います。
内一人は直接的には関わりませんがもう一人の存在にとって母親であり生きてほしいと願ってある魔法を行使しました。
それはまた次回で語りましょう。
そしてFGOではハロウィンライジングがそろそろ終わりぐだぐだ邪馬台国が復刻し討伐イベントという美味しいイベントが復刻。
リンゴをかじってやるしかないですね!
それでは次回も読んで頂けると幸いです。
女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)
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見たい
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どちらでも良い
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それよりも未来と雫の甘々Hを見る
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