気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める 作:生徒会長月光
今回はリエルとミルの出会いとクーちゃんがミクル宅へと行きます。
良く晴れた青空
リエルはお使いで商店街へと来ていた。
その腕の中にはエルフーンも一緒であった。
「ミクルおばさんもそろそろ帰ってきます…何とかミル様のことを助けられるかな…」
「エルル~♪」
「もふもふさん…そうだよね!よし!」
とフィラから頼まれたお使いは今日の夕飯で使う予定の食材でロースカツの材料であった。
「こっちのデパートで合ってるのかな?」
「エルル?」
と人間界のことに疎いリエルはデパートの位置がわからず困っていた。そこへ
「何か探してますか?」
と声をかけてきた少女が。
「えっと…ここに行きたいのですが…!?」
「ここでしたら私も行く途中でしたから案内しますね!」
「ミル様!」
「ほぇ?私を知ってるのですか?」
「あっ!?その…」
「エルル~♪」ピョイ
「おぉもふもふさん!お久しぶりですぅ!」
とその少女ことミルはエルフーンを撫でる。
「ご主人~どこ行くのだ~」
「クーちゃん!今日はデパートで買い物をして精のつく夕食で先輩に元気になってもらうんですぅ」
「お~そうなのか~」
「エルルル~」
「ん?お~もふもふの久しぶりなのだ。そっちのは…?未来に似てるなぁ?」
「えっとその」
「エルル!」
「ん?未来のむ」「エルル~」「モガモガ」
とエルフーンはクーちゃんの口を小さな両手で塞ぐ。
「エルル~エル!エルルゥ」
「そうかそうか…もふもふのには旦那を助けてもらったこともあるからな~黙っておくのだ~」
「もしかして未来ちゃんの親戚?」
「えっと」
さすがにこの時代のミルに未来の娘だと言うと
「ふぇぇぇぇぇぇみ、未来ちゃんの娘ぇぇ!?いつ生んだのですか!?旦那は誰なんですか!?」
となりかねないので
「もふもふのが言うにはそんな感じらしいのだ~」
「エルル!」
とクーちゃんが答えた。
「そうなんですね!とても可愛い娘ですぅ」ナデナデ
とリエルの頭を撫でるミル。
「はぅ…優しい手触りです…」
「それじゃあレッツゴーですぅ!」
「お~」
とデパートへと向かうことになったリエルとミル。
手早くデパートで材料を買い求める二人。
大体買い終わったところ
「そうだ!リエルちゃん一緒にアイス食べませんか?」
「でも私お金…」
「私が奢りますから平気ですよ♪」
「い、いただきます」
と照れながらもミルの好意に甘えることにしたリエル
そうして計四人分のアイスを買い公園で食べることにしたミルたち。
「ん~まだ冷えますけど中々美味しいですぅ」
「ご主人~ありがとなのだ~」
「エルルゥ♪」
「ミル様ありがとうございます!」
「いえいえ良いんですよ。未来ちゃんの親戚のようですし何度も未来ちゃんに助けられてるのでこういう時にこそお返しをしたいんです!」
「…あの…ミル様…良いですか?」
「ほぇ?」
「ミル様は悪魔のことどう思ってますか?…その、先ほども困ってる悪魔や暴れてた悪魔を宥めて人間界に溶け込ませようとしてるのを見てどうなのかなって…」
「う~んそうですね…前は先輩と一緒にヒーロー部の活動の一環ではあったのですけど今は悪魔も私たち人間とそんなに変わらないんじゃないかなって。」
「変わらないって?」
「好奇心が強くてでも人間界のことを知らないから知らないなりに悪魔らしいコミュニケーションを取ろうとしてたりね。私はそういう悪魔たちの架け橋になりたいって。そう思ったの。」
「ミル様…」
「先輩は魔王として将来は魔界へ行ってしまうと思います。だから私は私なりに出来ることをして先輩を支えたいんです。」
(ミル様の悪魔への思い…凄く真っ直ぐで一緒にいて安心できる…そんな雰囲気を感じます…)
「ご主人なら大丈夫なのだ~僕も一緒に頑張るのだ」
「エルル~」
「ありがとうクーちゃん」ナデナデ
「ご主人~」
とクーちゃんの頭を撫でるミル。
改めてミルのことを助けたい思いが深まったリエル。
母である、未来の言うとおりとても素敵な人なのを知れて満足であった。
そうしてアイスを食べ終わり途中まで一緒に帰るミルたち。
「それでは私はこちらですので失礼しますね。気を付けて帰るんですよ?」
「はい!ミル様!」
「エルルル~」
とリエルたちはミルと別れる。
「…クーちゃん、リエルさんの後を付いていってあげて。」
「ご主人?」
「…何だかいやな予感がするの…お願い。」
ポォーン「ゴド、ゴドラァ」
「ゴドラ爺…わかったのだ~ゴドラ爺ご主人をよろしくなのだ~」
とリエルを追うクーちゃんであった。
ーーーーーーーーーー
そうして帰る途中のリエルであったが
「グフフフフ幼女…幼女…幼女は持ち帰る~」
「ひぅ。な、何ですか!」
「さぁこっちに…」
「痺れてしまえ~」ビリビリビリ
「ギャァァァァァ」
と変質者に襲われかけたもののクーちゃんが雷パンチの要領で痺れさせ、
「凍れ~」カキーン
と凍らせた。
「クーちゃんさん!」
「クーちゃんで良いのだ~」
「エルルル?」
「ん~ご主人がいやな予感がするって言って心配だから僕が追いかけてきたのだ~」
「ありがとうございます!」
「いいのだ~リエルは未来の娘だし、ご主人も僕もお世話になってるから~」
「…えっ!?ど、どうしてそれを?」
「もふもふのが言ってたのだ。それにエレキとも遊んでくれてたみたいだからお礼も言いたかったのだ。」
「エレキさんのことも知ってるのですか?」
「エレキは妹なのだ~」
「クーちゃんもポケモンなんですか?」
「そうなのだ。リエルのお家は何処なのだ~?」
「えっと…ミクルさんのお家でお世話になってます。」
「ご主人の実家なのか~久し振りにメル、マルに会いに行くのだ。」ムギュ
とリエルに抱き付きながらクーちゃんはミクル宅へと進んでいく。
未来から持たされていた端末で通報をしたので不審者は無事に捕まったそうである。
その間にリエルと話しをする。
自身が未来からやってきたこと、魔王、ルシファー、未来の血を引いてることなどだ。
「リエルは優しいんだな。こんな良い娘と一緒にいるのは嬉しいことなのだ~」
「クーちゃん暖かいですぅ…はふぅ」
「エルル~」
そうしてミクル宅へと帰ってきた三人。
「あっ!お帰りリエルちゃん!」
「リエルちゃん…大丈夫だった?」
「メルさん、マルさん!途中でミル様と会って帰りに不審者がいたけどクーちゃんが助けてくれました!」
「お~メル、マル久しぶりなのだ~」
「「クーちゃんだ!わーい」」
とクーちゃんへと抱き付くメル、マルの二人。
「リエルお帰りなさい。」
「フィラお母さん!ただいま!」
とフィラへ抱き付くリエル。
「リエルは未来ちゃんとフィラちゃんが大好きだな。」
「おぉ若旦那とフィラなのだ~」
「クーちゃん?どうしてここに?」
「ご主人がリエルが危ないと思って僕も付いてきたのだ~途中不審者がいたけど凍りつかせたから大丈夫なのだ~」
「クーちゃんありがとうございました。」
「良いのだ~」
「ロックおね~ちゃ~ん!!」
とエレキが遠くからパッと現れるとクーちゃんに抱き付く。
「おぉエレキ元気だったか~皆に迷惑かけてないか?」
ムフゥ「大丈夫だよ!皆遊んでくれて楽しいよ!」
「そうかそうか」
とエレキを撫でるクーちゃん。
「うにゅ!メルお姉ちゃん、マルお姉ちゃん遊びにきたの!」
「ヒメちゃん!いらっしゃい!」
「いらっしゃいヒメちゃん。」
「ヒメも久しぶりなのだ~」
「クーちゃんなの!」
「姉さんどうしたんですか?ミルさんはご一緒では?」
「実はカクカクシカジカ」
「成る程……嫌な予感でしたか…何だかミクルさんみたいですね。」
「?お母さんみたいって?」
「まるで未来を見てるような何かを感じとる所とか似てる気がしまして。」
「ん~お母さんの予知の力って初代アインハルト家の当主様が持って以来だって言ってたからどうなんだろ?」
「まぁそれは追々分かることですよ。さぁ皆さんご飯にしましょう。」
「ロックお姉ちゃんも一緒に食べよう!」
「姉さん久しぶりにどうですか?いつもスチルばかりズルいのでその…」
「おぉ良いぞ~ご主人に電話するのだ~」
と電話をかけるクーちゃん。
プルルルルル カチャ
「メシシシ?」
「ん~ドラゾウか?」
「メシシ~」
「ご主人はどうしたのだ~」
「メシシシ~メシシ~メシ」
「おぉ料理中だったか~側に誰かいるのか~」
「メシシ~」
と誰かに変わろうとするドラちゃん。
ドラちゃん?お母さんの電話勝手に出ちゃダメだよ。
メシシ~
「……もしもし?」
「おぉベルゼ~僕なのだ~」
「クーちゃん?どうしたの?」
「実はご主人の実家に来ててエレキとアイスが寂しいから泊まってってほしいから今日は泊まるのだ~」
「は~い!お母さんに伝えとくね!」
「宜しくなのだ~それと」
「ん?」
「今日は僕がいないからスチルのドジに気を付けるのとご主人のおっちょこちょいには気を付けるのだ。」
「えっ!?ちょっクーちゃ!」
ツーツーツー
「これで大丈夫~」
「ミルお姉ちゃんのおっちょこちょいは相変わらずなんだね!」
「…ミルお姉ちゃんらしいね。」
「スチルったらまた…」
「スチルお姉ちゃんも相変わらずだね~」
「まぁ一日くらいなら平気だと…思う。」
「…魔王…」
「あぁミルがおっちょこちょいなのは変わらないんだな。」
「…エルル?エルル~」
「もふもふさん?どうしたの?」
とエルフーンは何か気になったのかリエルにクーちゃんに近付いてもらうと
「エルルル~」ファサァ
とクーちゃんの服を大っぴらに拡げてしまった。
「ん~もふもふの~大胆だな~」
「もふもふさん!?ダメだよ!」
というリエルがクーちゃんを見ると胸元に光る何かが見えた。
「クーちゃん何か光ってる?」
「…綺麗な色です。」
「わーーーーーーー見ちゃダメーーーーー!!!」
とエレキが素早くクーちゃんに抱き付く。
「おぉエレキから抱き付いてきてくれたか~」
「姉さん!呑気なことを言ってないで隠してください!」
「そうだよ!早く……あ、あああああアイスお姉ちゃん!大変!ひ、ヒビが!?」
「えっ!?…た、たたたたた大変です!?ど、どうしましょう。スチルに連絡してあの娘の体で溶接して!?」
「落ち着くのだ二人とも~これは傷痕だから。」
「傷痕?」
「僕がダンジョンに閉じ込められる前に受けた傷…あれで実はコアが殆ど壊れかけたのだ…」
「!!!」
「でも恩人が僕を完治させてくれたから今も活動出来てるのだ。だから二人とも心配しないで」
と二人を撫でるクーちゃん。
「にしてもその恩人は凄いんだな。」
「余程ポケモンに詳しくなければ治せないですね。」
「この間恩人の知り合いの変な翼の奴に会ったのだ~恩人はお人好しでお節介だって言ってたのだ~」
「「ん?お人好しでお節介……あ、!?」」
(フィラそれって祐希のことじゃ?)
(間違いないですね…)
「ユーさんに改めてお礼を言わないと!」
「そうだね!」
「それにしてもクーちゃん落ち着いてたね」
「そりゃあスチルが見たときは家中大騒ぎになってドジるしご主人が旦那に向かって転けるし大変だったのだ~」
「あぁ成る程…経験済みでしたか。」
「うにゅ!クーちゃん元気なの!」
「ヒメも元気なのだ~」
とヒメの頭を撫でるクーちゃん。
そうしてクーちゃんも交えて夕飯を食べる真魔王とフィラたちであった。
あとがき
こちらのシリーズはお久し振りになります。
そろそろデビルズデッドGPに入りたい所ですね。
今回はリエルとミルの邂逅になり改めてミルを助けたいとリエルは決意しました。
そしてミルはクーちゃんをリエルの後に付いてかせました。それはまるで未来が見えているかのようであった。
そうして変質者を撃退したクーちゃんはリエルと共にミクル宅へと帰りメル、マルを抱きしめて久しぶりにエレキとアイスの姉妹と触れ合いました。
アイスが甘えてくれたのでクーちゃんはミルに連絡をするとドラちゃんが電話に出てベルゼブブに変わりスチルのドジに気を付けるように言い切りました。
いつもはストッパーなクーちゃんがいないので魔王宅ではスチルのドジが炸裂し主に魔王が被害を被るのでした。
そしてエルフーンが興味本位でクーちゃんの服を拡げると胸元に光る何かコアがありました。
多分レジ系なら何処かしらにコアがあるかと思いますのでこうしました。
エレキは咄嗟にクーちゃんに抱き付き弱点でもあるコアを見られないようにしアイスが服を元に戻そうとしてエレキがコアに亀裂が入ってると勘違いしアイスも仰天しテンパりましたがクーちゃんが落ち着かせました。
そしてクーちゃんコアは傷痕があるだけで何ともないとのことで安堵しました。
そして治してくれたお人好しでお節介な人で変な翼のある人と知り合いというのを聞き真魔王とフィラは祐希が治したということに気付きました。
そしてクーちゃんも食卓で一緒に食べることになりました。
本編では唐突に異世界転生物に話しが変わり何だか書くペースが落ちました。600年後の中未来に戻ってほしいものです。エンジェルビッチ編も中々進展はないからかモチベが上がらないですね…
こちらは更新できるときにしていこうと思います。
今回も読んで頂きありがとうございました!
おまけ
「そういえばスチルさんはどういう反応だったのですか?」
とフィラが訪ねる。
「ん~とだな…」
と回想に入るクーちゃん。
魔王宅にて風呂に入っていたクーちゃん。
「ロック姉!背中流しますね!」
「お~スチルありがとうなのだ~」
と背中を流しお風呂に入る二人
「はふぅ~ロック姉と二人きりですぅ~今は私が独占です~」
「よしよし、スチルもドジがなければ頑張ってるから撫でるのだ~」
と撫でるクーちゃん。
そして振り向いてお喋りしようとスチルが見たのはクーちゃんの胸元のコアに亀裂が入っているところであった。
「スチル?どうし…」
「あ、あわわわわわわ!?た、大変ですぅぅぅぅ!!ロック姉のコアに亀裂が!?ご、ご主人様~!魔王様~大変ですぅ~~~~~!」
と言いながら身体を拭かずに一目散に出ていってしまった。
そうして居間へ行ったスチルは魔王を見つけると
「魔王様大変ですぅロック姉が~~はぅ!」
と水に勢い良く滑り魔王の履いていたズボンを
スポンと脱がせてしまう。その勢いで魔王の横を滑り壁にぶつかってしまうスチル。
「おお!?スチル大丈夫か!?」
ガチャ
「先輩どうしたんですか?ってスチルさん!?」
と居間入ってきたミルはスチルを助け起こそうと近くまでいくがスチルが湯船からそのまま来てしまったせいで濡れた床にこれまた足を捕られ
「にょわっ!?」
と今度は魔王のパンツを脱がせてしまったミル。
「アイタタタ…先輩大丈夫!?」
そこにはスチルの裸を見たのと水に濡れたミルの透けた下着を見たことにより大きくなった…
「せ、先輩…こんなところで駄目ですよ…でも…私でこんなに…」
「み、ミル…!」
ガチャ「今凄い音がしましたけど大丈夫ですか?」
「メシシ?」
とドラちゃんとレナスが入ってきた。
レナス視点だと唐突にパンツを下ろした魔王の魔王をミルが見つめているように見える。
「お、おおおおお母さん!?お父さんも何をしてるのですか!私も混ぜてください!」
と混ざりそうになるレナス。
「こらこらそういうことじゃないでしょ。まずはそっちで目を回してるスチルを助けないと。」
とベルフェゴールが止めに入り魔王とミルも我に返りスチルを起こす。
「スチル大丈夫か?」
「ぅぅ大丈夫ですぅ~」
「それよりどうしたのよ?服も着ないでびしょ濡れで?」
「そ、そうです!大変なんです!ロック姉が!」
「スチルの勘違いなのだ~僕は大丈夫だぞ~」
「クーちゃん!」
「で、でもコアに亀裂が!」
「良く見るのだ傷痕だぞ~」
「あら?これって…」
「おぉこれは綺麗な輝きですね。これほどの光りと潤沢は中々お目に掛かれないですね。」
「そうなのルシ姉?」
「これは僕のコア…心臓部なのだ。僕たちは各々コアがあって僕はコアが無事なら身体は再生させられるのだ~」
「メシシ~メシシ?」スリスリ
「ドラゾウくすぐったいのだ~」
「もしかしてあの時の?」
「恩人が身体とコアも治してくれたから今は平気なのだ~」
「よ、良かったですぅ~~~~」
とクーちゃんに抱き付くスチル。
「さて、解決したみたいなので…スチル正座なさい!」
「ひょえ!?ど、どうしてですか?」
「いくらなんでも慌てすぎです。家中びしょ濡れですし魔王様とミルさんにも迷惑をかけてるのですよ!」
「た、助けてくださいロック姉~」
「ん~今回は黙って怒られるのだ~」
「そんなぁ!」
とこの後ルシファーに説教されるスチルなのであった。
その夜魔王はスチルの時の続きとばかりにミルにご奉仕してもらうと何処からともなくレナスも混ざり三人で朝まで楽しんだのであった。
ーーーーーーーーーー
「という感じなのだ。」
「そうなんですね。」
「ミルのおっちょこちょいとスチルのドジが合わさると大変なんだな。」
「そうなのだ~」
と言いながらフィラに抱き付くクーちゃん
「ん~ご主人と同じ温もり~安心するのだ~ご主人がもう一人いるみたい~」
(あながち間違いじゃないんですよね。)
(確かにな。早く俺らも会いたいな。)
(そうですね。そのためにも頑張りましょう…あなた。)
(あぁ…愛してるぜフィラ。)
女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)
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見たい
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どちらでも良い
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それよりも未来と雫の甘々Hを見る
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ティナの真魔王とフィラの見守り日記を見る