気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める   作:生徒会長月光

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此方は久し振りの投稿になります。

遅くなり大変失礼しました!

それではどうぞごゆっくり。


デビルズデッドGP 6節

クーちゃんの泊まった日の夜。

 

「ふぅ…漸く帰ってこれたわ…メルとマルはもう寝てるわね…」

 

とミクルが自宅へと帰ってきた。

 

「魔法協会も何だか最近は可笑しい気がするし…娘との時間を取れない…駄目な母親だわ。」

 

とリビングへと入ると

 

「お~ミクル~お帰りなのだ~」

 

「あら?クーちゃん?どうしたの?」

 

「「むにゃむにゃ…おか~さんおかえり~」」

 

「今日はお泊まりに来たのだ、それとメルとマルがミクルを待ちたいって。」

 

「ありがとう二人とも…お母さん嬉しいわ。」

 

と二人を撫でるミクル。

 

「ミクルさんお帰りなさい。ご飯温めますね。」

 

「ミクルママ仕事お疲れ様だぜ。」

 

「真魔王ちゃん!フィラちゃんも…ありがとう。」

 

「ミクル~おかえり~!」

 

ギュゥとエレキはミクルに抱き付く。

 

「エレキちゃんも遅くまでありがとう。」

 

「うにゅ~ミクルちゃんなの~♪」

 

「ヒメちゃんもお泊まりに来てくれたのね。」

 

「にゃあ…ミクルさん」

 

「雫ちゃんまで?どうしたの?」

 

「ご飯を食べた後で大事なお話しがあるのです…にゃあにゃあ。」

 

と言う真剣な表情の雫を見て何かあったのかと思うミクル。そして見慣れない娘がいるのに気付く。

 

「?こっちの娘は初めましてかしらね。」

 

「初めまして…です。ミクルおばさん…」

 

「…何だか未来ちゃんに似てると言うかミヤビちゃんとも似てる…?」

 

「それも含めてお話しするです。」

 

とまずはご飯を食べるミクル。

 

一つ一つが心を込めて作られているのが分かる料理ですっかり完食したミクル。

 

「美味しかったわ!ありがとう二人とも。」

 

「いえいえ居候してますからこれぐらいはさせてください。」

 

「それでお話しって?」

 

「実は…」

 

とリエルが話し始めた。

 

これから行われるレース大会でミルが意識不明の重症を負い未だ未来でも目を覚まさないこと。

 

魔法協会が宣戦布告の準備をしていること。

 

未来が命懸けで未来を変えようとし娘である自分が来たこと。

 

「…そんなことが…!確かに最近の魔法協会は可笑しいと思ってたけど…アンドロイドの増産に弱点を付ける武器…あり得なくはないわね。来月に魔法協会がカーレースをやるからと言ってたけどそんな目的が…」

 

「信じてくれますか…?」

 

「えぇ貴女が未来ちゃんに似てるのもあるしそれに」

 

とミクルはリエルの目を見て

 

「その眼差し…ミヤビちゃん、未来ちゃんと同じだもの。信じるわ」

 

「!ありがとうミクルおばさん!」

 

とミクルに抱き付くリエル。

 

「あとはカーレースにミルを連れていかないようにするかだな…」

 

「そうねぇ…カーレース前に魔法協会での顔合わせがあるけど…どうにかしたいわね。」

 

「もういっそのことこっちの俺とミルを何処かに旅行に行かせて遠ざけるなんてどうだ?」

 

「成る程…ミルなら魔王が大好きですし…何とか注意を引けるかも?」

 

と話していると

 

ガチャ「マオーさん、フィラさんお邪魔します…!ミクルさんも一緒ですね。」

 

「未来ちゃん!」

 

「お母さん!」

 

とリエルが未来に抱き付くのだが

 

「…?お母さんこっちの娘は?」

 

と後ろに抱き付いていた悪魔…エクシィに気付く。

 

「…み、未来様…」

 

「?どうしましたエクシィ…」

 

「エクシィ…捨てられちゃうんですか…もういらない娘なの…」

 

と勘違いしているリエルを未来は優しく撫で

 

「そんなことしません。エクシィから離れないのなら私は離れる気はありませんしエクシィの居場所になるって言ったでしょ。

 

大丈夫…貴女はいらない娘なんかじゃありません。」

 

「みらいしゃま~」

 

と泣きながら未来に抱き付くエクシィ。

 

「あの娘…相当 未来さんに懐いてるんですね。」

 

「にしても…捨てられるって…何かトラウマがあるのか…」

 

「…お母さんの使い魔なの?」

 

「そうですよ。エクシィこの娘はリエル。ややこしいですが未来の私の娘です。」

 

「未来様の娘様ですか?」

 

「うん!宜しく!」

 

「よ、宜しくお願いします…エクシィです。」

 

「二人とも未来ちゃんが好きなのね!」

 

「お~エクシィ久し振りなのだ~」

 

とエクシィを抱きしめるクーちゃん。

 

「ロックさんも暖かい…」

 

「エクシィも無事に馴染めたようで良かった。」

 

「リリ~ン♪」

 

とイエッサンはメルとマルにタオルケットを、掛けるとエクシィとリエルの前に行く。

 

「どうしたんですか…イエッサン?」

 

「リン♪」

 

とイエッサンはエクシィとリエルの側に寄ると二人にマフラーをプレゼントした。

 

「ありがとうイエッサン!」

 

「あの…私なんかに良いんですか?」

 

「リン!リリ~ン♪」

 

とイエッサンはエクシィを優しく抱きしめる。

 

「わぁ…柔らかい」

 

「イエッサンが私なんかじゃないよって。エクシィにあげたいって思ったから渡したんだよ。」

 

ムギュ「ありがとうございます…」

 

「そうだぞ~エクシィは可愛いんだからもっと自信を持つのだ~」ナデナデ

 

「そうですよ。エクシィさんは努力家で一生懸命なのは知ってますからね。」ナデナデ

 

「エクシィは未来の自慢の使い魔なんだからね!」

 

とクーちゃん、アイス、エレキは各々エクシィを優しく撫でる。

 

「ロックさん、アイスさん、エレキさん…ありがとうですぅ」

 

と少し涙ぐむエクシィ。

 

「仲良しなのは良いことです。エクシィは将来的にどんな悪魔になるか楽しみですね…」

 

「何かクーちゃんたち妹みたいに接してるな。」

 

「ん~僕たちがご主人と出会えたのはエクシィのお陰でもあるんだ~」

 

「詳しくはまた今度話すよ~」

 

と言うロックたち。

 

そしてエクシィはフィラに気付くと

 

「あのクリスマス島の時は挨拶が出来なくてごめんなさい…私未来様の使い魔のエクシィです…未来様のお姉様」

 

「…ん?」

 

(魔王?どういうことでしょうか?どうしてこの娘は私を未来さんのお姉さんだと?)

 

(フィラは未来ちゃんが大きくなった姿そのままだから勘違いしてるんじゃないか?)

 

「えっとですね。エクシィさん私は未来さんのお姉さんでは…」

 

「エクシィ、フィラ姉さんは此方のマオーさんと婚約してますのでマオーさんは義兄になるんですよ。」

 

「そうなんですね!魔王様に似てます…」

 

「ちょっ!?未来さん!何を言ってるのですか!」

 

「?フィラ姉さんですが?私、姉っていたことがないので新鮮ですし母様が近々養子縁組をしてフィラ姉さんを娘にマオーさんを息子にするんだって張り切ってましたよ?」

 

「ミヤビさんまで!?」

 

「つうか俺も!?」

 

「あ~ミヤビちゃん、やると決めたら行動が早いからね~」

 

「そんなわけですのでフィラ姉さんとマオー義兄さんです。」

 

「フィラ様宜しくお願いします!」

 

「…お願いしますね。」ナデナデ

 

と半ば行動力の高い二人に押されながらもエクシィの頭を撫でるフィラ。

 

「…フィラ様も暖かいです~」

 

「む~フィラお母さん私も!」

 

「リエルもおいで」

 

「むにゅぅ……暖かいです~」

 

「娘が二人出来たみたいたぜ。」

 

「マオー義兄さんなら二人や三人もっと増えますよ」

 

「未来ちゃんもありがとな。俺たちのために…」

 

「二人に何かしてあげたいと母様に相談しただけですから気にしないで下さい。」

 

「うにゅ~ねーねぇにくっつくの~」

 

「エルル~~」

 

「ふふっとても和むわね。」

 

「………ヤド~」

 

「チルル~」

 

そうしてミクルへと伝えたリエルたち。

 

その夜

 

ミクルはエレキを抱えて眠っていた。

 

そしてある夢を見る…爆炎に包まれる車とミルがそれに巻き込まれる場面。

 

更にメル、マルも魔法協会に人質に取られる。

 

そして世界が戦争へと一直線になってしまう。

 

「いや…いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

「ミクル!?だ、大丈夫…怖くない、怖くないよ。」

 

エレキはミクルを抱きしめて落ち着かせる。そうして暫くすると落ち着いたミクルが話し始める。

 

「エレキちゃん…ミルが…メル、マルが…」

 

「もしかして予知夢でミルのことが見えたの?」

 

「うん…あの娘が…爆発に巻き込まれて…それで…私のせいでメル、マルも…私が…」

 

「ミクルのせいじゃないよ。大丈夫!みんな一緒にいるしマオーもフィラだっているもん!きっと変えられるよ!」

 

「で、でも私の予知夢…殆ど当たって…」

 

「殆どってことは変えられるかもしれないってことだよ!ミクルの不安なことは私も一緒に背負うから泣かないで。」 

 

「エレキちゃん…ありがとう。」

 

「ミクルが怖い夢を見ないようにくっつくね!」

 

むぎゅうとミクルを抱きしめるエレキ。

 

「エレキちゃん…」

 

「暗い顔してると気持ちも嫌なことばっかり考えちゃう。それにミクルの笑顔が私は大好きだよ!」

 

無垢な瞳でミクルを信じるエレキ。

 

「エレキちゃん今日は甘えて良いかしら…」

 

「うん!」

 

とミクルもエレキに抱きつき今度は穏やかそうに寝息が聞こえてきた。

 

「ミクル…メル、マル、ミルもちゃんと守る…大丈夫」

 

そしてエレキも寝ていると鏡に波紋が広がり

 

「…なるほどのぅ。これはちと異常事態かもしれん。主に連絡を取るのがよさそうだのぅ。それにミクルの助けになるじゃろうからな。」

 

とティナは寝ているミクルを優しく撫でその隣のエレキを見る。

 

「レジギガスの娘の一人がミクルに懐くとはのぅ。純粋な心がミクルに寄り添うのならば安心じゃな。」

 

とティナはそのまま反転世界へと戻るのであった。

 

 

真魔王とフィラはリエルと雫と一緒に布団へと入っていた。

 

「ミクルさんにも伝えたし後は俺たちの頑張り次第だな。」

 

「そうですね…ミルには幸せになってほしい…絶対に守ってみせる。」

 

「フィラお母さん…大丈夫かな…」

 

「大丈夫ですリエル。私も魔王も全力でミルをこの世界を守ります。」

 

「にゃあ…フィラお姉さんとお兄ちゃんを信じるです。ナァゴ」

 

「うん!フィラお母さん…………スースー」

 

「リエル…最初にあった時より寝顔も穏やかそうです。」

 

「だな。近未来の未来ちゃんが繋いでくれた切っ掛け…リエルの頑張りに応えないとな。」

 

「そうですね…」

 

「ニャウ~」

 

「二人とも疲れてたみたいですね…寝顔も可愛い…♪」

 

「嫁と子供がいて穏やかな日常…誰にも壊させやしない。フィラもリエルも雫も守ってみせる。」

 

「頼りにしてます。あなた♪」

 

「あぁ。任せてくれフィラ。」

 

リエルがもたらした希望。

 

そのバトンをしっかりと受け取った各々はきたる日に備えるのであった。




あとがき

久し振りの投稿になります!

今回やっとミクルへ未来の出来事を伝えたリエル。

しかし予知夢でミルだけでなくメル、マルにも危険が迫ることを見たミクル。

怯えるミクルをエレキは抱擁し一緒に変えようと励ましました。

それを見たティナはある人物へと連絡を取り、真魔王とフィラは未来の娘であるリエルと妹同然の雫を守る決心を改めてしました。

そして然り気無くミヤビがフィラと真魔王を養子にしようとし、未来も二人を気に入ってるので義兄、義姉と呼ぶようになりました。

エクシィも未来に似ているフィラと魔王似な真魔王に懐きました。

スローペースではありますが何とか此方も投稿はしていきますので宜しくお願いします!
そしてデビカ本編ではifという形ではあるものの600年後の中未来も再び始動し始め少し書く意欲は復活していきましたが不定期更新になります。

今週のイベントも中々悪くないストーリーではあるので楽しみではあります。

次は少し跳んでデビルズデッドGP前日ぐらいから書こうかと思います。

そしてマスターデュエルも融合フェスが始まりデストロイフェニックスは中々強敵ですね。デスピアとのマッチが半端ではなく当たると半々の勝負になりますね。

エクシーズ、NR、シンクロ、融合とくるとペンデュラム、リンクと来るとは思うので楽しみです。

今回も読んで頂きありがとうございました

次回遅くならない内に投稿していきます!

女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)

  • 見たい
  • どちらでも良い
  • それよりも未来と雫の甘々Hを見る
  • ティナの真魔王とフィラの見守り日記を見る
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