気楽な転生者の妹は兄に会うため魔法を極める 作:生徒会長月光
今回は前回ミクルへ連絡していた未来たちの行動を書きました!
ポケモン金銀にて初登場したあのポケモンも登場します!
それではどうぞごゆっくり!
場面は未来たちの方へと移る。
レース大会の控え室方面を進みピットまで行こうとする未来たち。
しかし
「これは…!」
爆発の影響で道が塞がれてしまい中へと入ることが出来ていなかった。
「これでは先へと進めませんね。ベルゼ、ミルさんは此方に…」
「ううん。こっちから気配がしないの。何というか離れていってるみたいな?」
「一先ず引き返しましょう。」
と一度来た道を戻る一行だが
「…タチ タッチ」
「?…何か声がする?」
「ベルゼ早いとこ行くわよ。」
「ベル姉…何か声が聞こえるの。」
「ん~?」
立ち止まったレナスに言うベルフェゴール。
そんな中でクーちゃんはレナスのいう声が聞こえるか耳をすませる。
すると
「タッチ…タッチィ(タス ケテ)」
「助けてって言ってるのだ…!」
とクーちゃんはその声のした方へと進む。
「クーちゃんも聞こえたの?」
「おう!…多分…ここだ!」
とそこを見ると
「タッチ…タッチィ」
「大変!瓦礫に挟まれちゃってる!」
「ベルゼ僕が持ち上げるからベルゼは素早く引っ張り出すのだ!」
とクーちゃんは力一杯瓦礫を持ち上げる。
すると挟まれていた生物との間にスペースが出来上がった。
「せーの!」
とレナスが引っ張りだすことに成功した。
「タッチィ…」
「怪我してる!待っててね!ちょっと染みるけど我慢してね」
と消毒液を掛けようとするレナスに
「ベルゼ~こっちを使うのだ。」
とドラママからもらっていたいいきずぐすりを手渡すクーちゃん。
「ありがとうクーちゃん!」
シュー、シュー
「タッチ…!!」
とその生き物は暴れるものの怪我を治したいレナスは暴れた拍子に当たる爪で傷付きながらも懸命に治療する。
そして
「これで…大丈夫…!」
と尻尾に包帯を巻いてあげるレナス。
「タチ…タッチ!」
と元気良く走り回る生き物。
「良かった!大丈夫?えっと~…たぬきさん!」
「タッチ!タッチ~!」
ミョンと尻尾の上に乗っかるたぬきさん。
「おぉ~バランスがいいのか~」
「タチチ!」
とバランスを崩してしまうがレナスがキャッチする。
「まだ怪我してるから無理しちゃダメだよ。」
「タチチ…!」
と自分を治療するときに付いた傷を見てその部位をなめるたぬきさん。
「平気だよ。たぬきさんが無事で良かった。」
「もう大丈夫なのだ。」
「タッチィ!」
「良いのだ~元気そうで安心したぞ~」
「取り敢えず戻らないとね。」
「術式娘ちゃんたち何か怪しいのがいたから話しを聞くわよ。早いとこ来なさいな。」
「はい!」
「タチチ!」
ピョンとそのままレナスの胸に飛び込むたぬきさん。
「たぬきさんも一緒に行く?」
「タッチ!」
とこうしてレナスにたぬきさんが付いていくことに。
そして魔王たちは控え室をしらみ潰しに探していたところ何故か簀巻きにされた半裸の青年を見つけるのであった。
「さて何でしょうかこの男は?」
「…この子確か協会の戦闘部隊の参謀だったかしら」
「何かしら知ってそうですね。」
と未来たちが話していると魔王の端末が鳴った
ピッヴゥン
とそこに映し出されたのはもじもじしながらあわあわしている少女だった。
「あ………その…うぅぅ…」
「えっとゆっくりで良いからな?焦らなくて良いぞ。」
「め、メル、マル保護したの…だ、だから無事…ぅぅ」
サッと恥ずかしいのかメル、マルの二人の影に顔を隠してしまう少女だが
「ホントか!!メル、マル無事なんだな!」
「「お兄ちゃん!!」」
「二人とも!無事で良かったぜ!」
「うん!お姉さんが助けてくれたの!」
「お姉さん…悪い人懲らしめてくれた!」
「そうだったのか…!ありがとうな!」
とメル、マルの背中に隠れながらも頷くドラゴ。
とそこへ
「お父様!」
「坊やどうかしら?」
「魔王様!」
「タッチィ~」
「ん~~~?」
とレナスたちも合流するとクーちゃんは画面に映っているメル、マルの後ろに顔を隠しているもののすぐにドラゴだと分かり
「おぉ~~~い、ドラゴ~~~僕だぞ~クー姉だぞ~」
「!クー姉!」
ピョンと顔をあげるドラゴ。
「えっ!?クーちゃんの妹なのか!?」
「あら?ドラゴじゃないの!元気そうねぇ。」
「…ベルフェ…ゴールなの!」
「ドラゴはなんでメル、マルと一緒なのだ?」
「う~んとねカクカクシカジカだよ」
「成る程~恩人と一緒に来てて困ってたところをメル、マルに助けられたのか~」
「主…そういえばノッキングと自白剤入れて…控え室にほっぽり出したって言ってた!」
「コイツのことか~」
「…うん…主のもらった薬良く効くから何でも答えると思うよ。」
「早いところ喋った方が身のためよ。」
「私が喋るとでも思い」
「タチチチ~~」
フリフリとたぬきさんは尻尾を揺らして青年をくすぐる。
「ぶぁはっはははははははは」
「おや?どうしてオタチがここに?」
「タッチィ!」
みょんと尻尾に乗り未来に挨拶をする。
「可愛い子ですね。…そうだ!オタチ」
「タチチ?」
「思いっきりくすぐって良いですよ。何か喋るまでそのままでお願いします。」
「タチチ!」
とそのままくすぐりはじめる。
「ミラ姉たぬきさんってポケモンなの?」
「たぬきさん!?……まぁポケモンですよ。それと一応この子のモチーフはイタチだったと思います。」
「そうなの!」
「でもたぬきにしか見えないのよねぇ。」
「しかしどうしてオタチが?」
「瓦礫に挟まれてたのクーちゃんと一緒に助けたの!」
「えらいですよベルゼブブ。」
と未来はベルゼブブの頭を撫でる。
ピィン
オタチ
みはりポケモン
遠くまで見れるように尻尾を使って立つ。敵を見つけると大声で仲間に知らせる。
眠るときには交代で見張りをする。危険を察知すると 仲間をおこすのだ。群れからはぐれると怖くて眠れなくなる。
暫くすると観念したのか話し始める青年。
自立崩壊魔方陣のこと、四ヶ所ある装置を破壊しかつその四つの場所の中心部分の装置を破壊しなければ止まらない仕組みになっていること。
「しかし私に知らされているのは三ヶ所のみ…到底破壊できるとは思えません。ならば一人の犠牲で多くの者を救った方が良い…」
「聞きたいことは聞けましたのでさっさと向かいましょう。
一人の犠牲で多くの者を救ったとして貴方はその一人の命を背負えますか。そんなことして救っても同じことを繰り返せば救った命よりも犠牲にした命が上回ります。
それにそんな考え反吐が出るほど嫌いですので。」
と未来は冷徹に言うとそのまま眠らせる。
「早いところ行かねぇと!」
「お兄ちゃん!私たちそこに近いよ!」
「…私たちも力になりたい!」
「メル、マルは避難してくれ!二人ともまだ幼いんだ、俺たちに任せてくれ!」
「「ミルお姉ちゃんのこと助けたいの!」」
「……ミルの旦那さん…二人のこと見守る…だから一緒に連れてって良い?」
「ドラゴ!?何言ってるのだ!」
「だって二人とも…このまま避難しても行っちゃうよ?だから私が二人を守るから連れていってあげた方が安全…」
「それなら私と術式娘ちゃんでそっちに行くわ。」
「ハデス!」
「子供の成長は早いものよ。それに私と術式娘ちゃんなら確実に守れるから。」
「そうね。魔王様私たちで行って破壊もしてくるわ」
「……わかった。メル、マル二人とも三人の言うことを聞いてくれ。それと絶対に危ないことはしないって約束してくれ!」
「「お兄ちゃんありがとう!」」
「…ミルの旦那さん素敵な人…ミルとおんなじで優しい!」
「そうだぞ~旦那は良いやつなのだ~」
「な、なんか照れるぜ…」
「…うん。それにそっちの子が噛みついてても笑顔…いい人…」
「……ん?噛みついてる?」
「にしたって何だが頭が重いぜ…ミルを助けるのとメル、マルのこと…確りとしねぇと!」
「カフカフ」カプカプ
「っつうか何か頭いてぇような…」
「…ん…おおう!?サメゾウいつの間にいたのだ~」
「カフカフ~」
とカプカプと魔王の頭を甘噛みしているフカジロウ。
「なに!?お前はクリスマス島で助けてくれた…確かフカジロウだったか?」
「カフカーフッ!」
「ん~ご主人いない。ご主人に似てる人ご主人どこ~だと?」
「もしかしてフカジロウは迷子になってマオー義兄さんに似てる魔王に付いてきていたということでしょうか?」
「わぁ、新しいポケモンさんですね~可愛いです~」
「タチチチ?」
「カフカ!」
「タチィ!」
そしてミクルの端末へと通信を入れる未来。
(………?ルー姉…いない?…また何処かで転んでるのかな?ルー姉ドジだから…心配…)
とドラゴが心配するのはいつの間にか未来たちとはぐれていたスチルのことであった。
ハデス、ベルフェゴールはメル、マル、ドラゴのもとへと急ぎ未来たちも自立崩壊魔方陣の破壊へと動き出すのであった。
あとがき
今回はここまでになります。
前回ミクルへと通信をいれた未来たちのその前の状況になります!
瓦礫に挟まれていたオタチを助けたレナスとクーちゃん。
偶々開いた反転世界の入口を通り抜けてやって来て爆発に巻き込まれたものの軽症で助けてくれたレナスとクーちゃんに懐いています。
そして自立崩壊魔方陣の4箇所の内の三ヶ所の情報を得てメル、マルたちの方へはハデス、ベルフェゴールが向かい残りの一ヶ所に未来たちは向かいます。
果たして未だに所在不明な最後の一ヶ所を探し当てミルを、救うことは出来るのか
そしていよいよポケモンの新作が発売されます!
パルデア地方の新たなポケモンたちと新しいリージョンフォルムに謎の巨大な姿のポケモンなど気になることが目白押しです!
次回も遅くならない内に投稿できるようにします!
それでは今回も読んで頂きありがとうございました!
おまけ
時は遡り
マミヤたちと合流した未来たちはレース会場へと進んでいた。
「う~ん…う~ん…?」
「どうしたんですかミヤムさん?」
「スチルさんでしたね。実はエクシィちゃんのことで何処かで会ったことがある気がするんですよね。」
「そうなんですか!?」
「大分昔なんですけど何時だったかな…?」
「スチルさんお水どうぞ!」
「ありがとうですぅ!」
とエクシィから渡された水を飲むスチル。
「ぶはぁ…エクシィちゃんに会ったことがあるならいつか思い出したら教えてください!エクシィちゃんは友だちですから!」
「スチルさん…ありがとうございます!」
「スチルさん良い人ですね!」
「いやぁ~私は人ではほにょわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
と話していたスチルはスポッと空いていた穴のような所に落ちてしまう。
「す、スチルさーーーん!?」
「あわわわわわ、お、追い掛けないと!」
「今行きますスチルさーーん!」
とそれを追い掛けるエクシィとミヤムなのであった。
ドラゴの心配した通りいつものドジで災難な目に遭うスチルなのであった。
女体化した真魔王と男性化したフィラのR18見たいかどうか。(いつしか書く予定)
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見たい
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どちらでも良い
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それよりも未来と雫の甘々Hを見る
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ティナの真魔王とフィラの見守り日記を見る