まぁ、第一部完みたいなものやし
ええかな?
この話は俺とフミが音ノ木坂に入学した時だ。中学の頃、俺とフミ、それとレンは世間から見たら、いわゆる不良と呼ばれてる奴らだった。けど、俺とフミは高校の入学を期に不良を辞めた
ヨウタ「お前が眼鏡とか似合わねーな」
フミ「お前も黒髪なんて似合わねーぞ」
ヨウタ「髪は元々、黒だっただろ」
フミ「中学の頃から金髪しか見てなかったからな。違和感しかねーよ」
ヨウタ「それはそうと、今日から俺らも普通の高校生だ。ヘマするなよ」
フミ「お前もな」
穂乃果「え!ヨウタ君って髪染めてたんだ!」
ヨウタ「当たり前だろ。俺は外国人かよ」
海未「けど、どうしてまた不良に戻ってしまったのですか?」
シオン「髪の色も昔と同じようにしなくても良かっただろ?」
ヨウタ「俺が不良に戻ってしまったのは夏休みが明けた時の事だ」
場所は変わり保健室
ヤヨイ「それで、眼鏡を掛けてたんですね」
フミ「伊達眼鏡だけどな。けど、さっきの喧嘩で壊れてしまった」
ことり「でも、どうして2人は仲悪くなったの?」
フミ「夏休み明けにある事件が起きた」
ヨウタ「普通も案外、退屈だな〜」
フミ「我慢しろ。俺達は不良をやめたんだぞ」
ヨウタ「喧嘩はしたくねーけどさぁ〜。普通って、もっと…こう楽しい物だと思ってたのによ〜」
フミ「たく、それぐらいは自分で考えろ」
ヨウタ「ハイハイ」
俺とフミはたわいの無い会話をしながら帰宅していると不良がカツアゲしている所に遭遇した
ヨウタ「なんだ、アレ?楽しそうだな」
フミ「どっからどう見てもカツアゲだろ」
ヨウタ「たく、ジャバい事するね〜。なら、ここは俺が…」
フミ「よせ!関わるな!」
ヨウタ「はぁ?何だ、困ってる人を見放せって言うのか?」
フミ「そうじゃない。このままお前が手を出すと不良に逆戻りになる。ここは警察を呼んで…」
ヨウタ「ポリ公待ってる間、アイツらを指咥えて見てろってか?俺は嫌だね」
フミ「おい、馬鹿!止めろ!」
俺はフミの忠告を無視して不良に殴り掛かった。3対1だったか余裕だった
ヨウタ「よし、終わり〜。お前ら大丈…って、いねーし」
俺が不良3人と喧嘩してる隙を見てカツアゲされていた学生は逃げ、フミも呆れて帰ったのか、その場にはいなかった
ヨウタ「なんだよ、みんなして置いて行きやがって。俺もかーえろ」
そして、翌日。俺は職員室に呼ばれた。担任の話によると俺と不良が喧嘩していたのを他の音ノ木坂の子が見ていた為、学校に報告が入ったらしい
担任「喧嘩したのは本当か」
ヨウタ「確かに喧嘩はしましたが、アレは他の学生がカツアゲされてたので…」
担任「けど、報告した生徒が言うにはお前と他校の不良しかいなかったそうだ」
そうだった。あの時、助けた奴逃げたんだよ。そうだ!フミが証人になってくれるだろ
ヨウタ「なら、フミに聞いて下さい。俺、昨日アイツと一緒に帰ったので」
担任「それが、フミにも聞いてみたんだが、この件は知らないと言っていた」
ヨウタ「え?嘘ですよね」
担任「本当だ。フミは昨日、1人で帰ってお前の事は知らないと言っていた」
なんだよ!アイツ!意味わかんねーよ。
俺は教室に戻ると机に座っていたフミの胸ぐらを掴んだ
ヨウタ「おい!テメェどう言う事だ!」
フミ「離せ。みんな見てるだろ」
ヨウタ「テメェ!何、昨日の事。しらばっくれてるんだよ!」
フミ「あの時、俺は止めたよな。穏便に済ませようとしたのに、お前が聞く耳持たないからだろ?自業自得だ」
ヨウタ「はぁ!ふざけんなよ!」
俺はこの時フミを殴った。その後、すぐに先生が来て止められた。一方的に殴った事により俺は職員室に連れてかれた。この時は指導として反省文だけで済んだのだか、他の生徒からの視線は冷たい物に変わった
ヨウタ「それで昔の頃の俺に戻った訳だ」
シオン「それにしてもアイツ、酷い奴だな。自分だけ助かりやがって」
ヨウタ「いや、フミを責める事は出来ない。だってあの時、アイツは最善策を尽くそうとした。それなのに俺はアイツの言葉聞かないで喧嘩してしまったからな」
海未「だから、昨日フミにお礼を…」
ヨウタ「昨日みたいにアイツの言う事を聞いてれば俺も不良に逆戻りしなかったと思うしな。それに、昨日アイツが止めなかったら会長ブン殴ってたかも知れねーし」
シオン「サラッと怖い事言うなよ」
ヨウタ「だから、過去の俺達と決着つける為にフミとタイマン張ったんだよ」
穂乃果「けど、それって何の意味があるの?」
ヨウタ「互いに歪み合うのも最後して、今後は関わらない。俺達2人の為にな」
穂乃果「でも、ヨウタ君はフミ君と仲直りしたいんでしょ?」
ヨウタ「はぁ?馬鹿言え。俺はアイツと…」
穂乃果「なら、どうしてシオン君がフミ君を悪者扱いした時庇ったの?」
ヨウタ「それは…」
絵里「全く、素直になりなさい」
ヨウタ「会長。でも…」
希「『でも』やないよ。そうやって言い訳ばかりしてると進む道も閉ざされたまま」
真姫「どうせ、先輩の事だから今更、恥ずかしいと思ってるんでしょ?」
ヨウタ「ウッ!否定出来ん…」
にこ「アンタ、そうやってグズグスしてたら後で後悔するわよ」
花陽「ヨウタ先輩なら仲直り出来ると思いますよ」
凛「きっと、今頃フミ先輩も同じ事考えていたりして」
シオン「ホラ、みんなが背中押してんだ。突っ走るのはお前の得意分野だろ?」
ヨウタ「しかし、俺は不良に戻って…」
海未「ヨウタ。貴方はもう不良ではありませんよ」
ヨウタ「何だよ。急に」
海未「最初は私も貴方の事を不良だと勘違いしていました。けど、ここにいる全員は知ってますよ。貴方は誰よりも友達想いの優しい人だって」
ヨウタ「うるせーな。褒めても何も出ないぞ」
穂乃果「ヨウタ君。ちゃんと謝ったらフミ君も許してくれるよ」
ヨウタ「はぁ?俺は謝る気も無いし、アイツに誤って欲しいとも思ってねーよ」
穂乃果「もう、そんな事言わないで早く仲直りしに行こう!」
ヨウタ「なんだよ!いきなり!」
穂乃果「ホラ!早く行かないとフミ君帰っちゃうよ」
ヨウタ「分かった!分かったから!離せ!」
俺は穂乃果に腕を引っ張られフミのいる保健室へと連れて行かれた
そして、再度。場所は変わり保健室にて
フミ「アイツはいつも自分1人で突っ走る。それがアイツの良い所でもあり悪い所だ」
ヤヨイ「それでヨウタ君と仲違いしたんですね」
フミ「アイツは俺の忠告を聞いていたらこんな事にはならなかった」
ヤヨイ「けど、それでヨウタ君を見捨てるのは酷いと思いますよ」
フミ「それは俺も酷い事したと思ってる。あの時の俺は不良に逆戻りするのが怖かった。周りからまた白い目で見られる事に怯えていた」
ことり「フミ君…」
フミ「あの時、俺がアイツの誤解を解いていればと思うと悔やんでも悔やみきれない」
ことり「だったら、ヨウタ君と仲直りしたらどうかな?」
フミ「俺が?アイツと…?」
ことり「もう、ヨウタ君も怒ってないと思うよ」
フミ「何で分かるんだ?」
ことり「ヨウタ君は穂乃果ちゃんと同じで、どこまでも突き進もうとするから」
ヤヨイ「確かに2人共、後ろは振り向かないタイプですね」
フミ「ことりはそれを迷惑だと思った事ないのか?」
ことり「ことりは思った事無いよ。だって穂乃果ちゃんはことりの友達だから。それに、穂乃果ちゃんについて行く場所には間違いなんて無かったから」
ヤヨイ「2人共、今は別の道を進んでいます。けど、その道は必ず繋ると思いますよ」
フミ「ヤヨイ…」
ヤヨイ「きっと彼も同じ事考えていますよ」
フミ「アイツが?」
ヤヨイ「では、僕はヨウタ君の様子も見て来ますね」
ヤヨイが保健室から出ようとした瞬間、勢い良く扉が開いた
穂乃果「ヨウタ君!フミ君、まだいるみたいだよ」
ヨウタ「それがどうしたんだよ」
あの馬鹿が穂乃果に連れられて保健室に入って来た
フミ「何のようだ?」
俺はベッドから立ち上がりアイツの前に立った
ヨウタ「用なんてねーよ」
穂乃果「そんな事、言わないの!」
アイツが穂乃果に引っ張られ俺に近づいて来た。俺も距離を離す為、後ろに下がったのだが、ことりにぶつかってしまう
フミ「わ、悪りぃ」
ことり「ホラ、フミ君も♪」
俺はことりに背中を押されアイツの前に詰め寄られた。お互いに目線は違う所を見ていた。すると、アイツが俺に向かってアイサインを出して来た。たく、察したよ
ヨウタ「今だ!」
アイツの合図と共にお互い走り出し俺はそのまま扉から、アイツは窓を開け逃走した
穂乃果「ちょっと!どこ行くの!!」
ことり「2人共、逃げちゃったね」
ヤヨイ「けど、なんだかんだであの2人は仲は良いと思いますよ」
それから1週間後。遂にオープンキャンパスが始まり、μ'sはライブを始めようとしていた
穂乃果「皆さん、こんにちは!私たちは音ノ木坂学院スクールアイドル、μ'sです!私たちはこの音ノ木坂学院が大好きです!これから歌う曲は私たちが9人になって初めて出来た曲です!私たちの、スタートの曲です!」
「聞いて下さい!『僕らのLIVE 君とのLIFE』」
フミ「ライブ見なくて良いのか?」
ヨウタ「まぁ、俺が見なくたってライブは成功するだろう。それに、この前の続きやるなら今だろ?」
フミ「そうだな」
ヨウタ「言っとくが手加減は無しだ!」
フミ「じゃあ、コッチから行かせて貰うぜ!」
フミは先手を撃つ為、俺にハイキックをかまして来たが、俺は腕に力を入れ顔の近くに待って来てなんとか防いだ
ヨウタ「相変わらず、いい蹴りだな」
フミ「ありがとよ!」
フミはすかさず殴りかかって来たが、俺はガードしながらしゃがみ、ガラ空きだった腹を殴った
フミ「グッ…!!」
ヨウタ「隙だらけなんだよ!」
俺はフミの顔を殴り、腹に膝蹴りを喰らわした。怯んだフミをもう1度殴ろうとしたが、避けられてしまい、逆に俺が顔を殴られた
ヨウタ「中々やるじゃねーかよ!」
俺はフミに右ストレートを喰らわそうとしたが、フミは俺の行動を呼んでいたのか、避けて俺の腹を思いっきり殴る。俺は殴られた衝撃で怯み後ろに下がってしまった
ヨウタ「やっぱり、オメェ面白れぇーよ」
俺がそう言うとフミは不敵に笑い俺目掛けて走り、飛び膝蹴りを喰らわそうとした。俺もすかさず右ストレートをフミに撃ち込ちこもうと拳を構えた
結局、俺達の勝負はつかず、俺とフミは互いに大の字になって倒れてしまう
ヨウタ「変わんねーな。お前…」
フミ「お前に言われたくねーよ…」
ヨウタ「それは悪かったな」
フミ「これで俺も不良に逆戻りか…」
ヨウタ「いや、お前はいつも同じだ。あの空の様にな」
フミ「フッ。意味分かんねーよ」
ヨウタ「なぁ、お前もアイドル部に入らねーか?」
フミ「唐突だな。けど、俺が入っても大丈夫なのか?」
ヨウタ「何言ってんだ。人数は多い方が楽しいだろ?」
フミ「多い方が楽しい…か。昔の俺達では考えられない言葉だな」
ヨウタ「確かにな。よし、ならみんなの所に戻ろうぜ」
フミ「別に良いが、俺らボロボロだぜ」
ヨウタ「なら、会うまでに言い訳考えねぇとな」
俺とフミは起き上がり、みんなの所に向かった。新たな1歩と共に
つづく
シオン「次の電車まで、後5分か」
帰りの電車を待っている俺に電話がかかって来た
シオン「誰だ?一体」
そう思いながら電話に出た俺は衝撃な事を聞かされた
次回は新展開かな?まぁ、お楽しみに
後、苗字募集してコメントやメッセージから
色々と案を頂いたので近い内に発表しようかな
追記としてフミの苗字も募集します