ラブライブ!〜不良とアイドル〜   作:kick up men

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お待たせしました。色々とあって
8月は1回しか投稿してない
もうちょいペース上げないとな


第23話

放課後の部室にて

 

ヨウタ「暇だ」

 

シオン「お前そればっかりだな」

 

ヨウタ「学校の存続が決まってやる事ねーんだよ」

 

フミ「暇なら寝てろ」

 

ヨウタ「そうだな。寝るか」

 

ヤヨイ「ここで寝るより、家に帰ってからの方が良いかと」

 

ヨウタ「帰ったら怒られるだろ」

 

シュウジ「そこは真面目だな」

 

ヤヨイ「真面目と言いますか。何と言いますか…」

 

いつものように無駄話をしていたら、何故か怖い話をする流れになり…

 

ヨウタ「でさ、港で溺れてる子供の顔は笑ってるんだよ」

 

シオン「アレだろ。その子供が助けた人を海に誘うから立ち入り禁止の防波堤なんだろ?」

 

ヨウタ「やっぱり知ってたか?」

 

シュウジ「有名な話でも、やっぱゾッとするな」

 

ヨウタ「なんだよ怖いのか?」

 

シュウジ「怖くねーよ」

 

ヨウタ「じゃあ、今度肝試しでもする?」

 

シオン「何処でやるんだよ?」

 

ヨウタ「そりゃ、勿論この学校よ。七不思議解明とか?」

 

フミ「けど、どうやって侵入するんだよ」

 

シュウジ「門の柵を飛び越えれば問題無いんじゃ無いか?」

 

ヤヨイ「それを出来るのは貴方達だけだと思いますよ」

 

俺達が肝試しでもすると盛り上がっているとμ'sのみんなも部室に到着する

 

絵里「お待たせ」

 

フミ「お疲れ様です」

 

にこ「随分と楽しそうな話し声が廊下まで聞こえたわよ」

 

ヨウタ「そんな声デカかった?」

 

ヤヨイ「すいません。次からは気をつけます」

 

海未「何を楽しそうに話していたのですか?」

 

ヨウタ「コワイハナシ…」

 

シオン「何故に雰囲気出してるんだよ」

 

希「何?何?怖い話?」

 

俺達の話に耳を傾けたのか、希も加わってきた

 

穂乃果「ねぇ、どんな話なの?」

 

ヨウタ「お、気になる」

 

凛「凛も気になるにゃ。ねぇ〜かよちん」

 

花陽「私は少し…怖いかな…」

 

真姫「馬鹿馬鹿しい。どーせ作り話でしょ」

 

ことり「けど、テレビとかでも芸能人が体験した事を話してるよね」

 

フミ「ことりの言う通り、幽霊は存在するんじゃねーのか?」

 

ヤヨイ「ナスカの地上絵のように、解明されてない物だったりありますからね」

 

シオン「アレは心霊になるのか?」

 

シュウジ「宇宙人も幽霊も似たようなモンだろ」

 

ヨウタ「じゃあ、早速。俺の取っておきの話でもしますか」

 

俺がこれから話すのは、沖縄で有名な怖い話だ。深夜カップルがドライブをしていたのだが、彼氏がトイレに行きたくなり、近く公園で用を足す事にした。公園の駐車場に車を停め彼氏はトイレに向かい、彼女は車で待つ事にしたのだが、数分経過しても彼氏は戻ってこない。すると車の上から『ドスン』『ドスン』と言う男が聞こえて来た。車にはウーハーも付いていない。彼女は不信に思って車を降り、車の屋根を見た

 

ヨウタ「すると車の上には鎌と彼氏の生首を持った男が狂気に暴れ回ってたんだってさ」

 

周りに不穏な空気になってしまった

 

にこ「その後はどうなったって言うのよ…」

 

少し怖がってるのか、にこが震えながら口にした

 

ヨウタ「さぁ、捕まったとか、捕まってないとか真実は不明だからな」

 

絵里「けど、どうして暴れ回ってたのかしら?」

 

ヨウタ「霊に取り憑かれておかしくなったんじゃ無いか?って言われてるけど、俺も取り憑かれた事ないから分からん」

 

この話を聞いてみんながゾッとしている。ぶっちゃっけ俺の話なんてネットでもすぐに検索かけたらヒットする話だ。嘘か真実かなんて知らない。つーか知りたくもない

 

フミ「テメーの話でみんな怯えてるじゃねぇーか」

 

ヨウタ「いやぁ〜すまん。すまん」

 

そんな怖かったか?

 

シオン「そんなに怖がらなくてもいいと思うがな。な?花陽?」

 

花陽「ピャアッ!!」

 

シオンは花陽の肩に手を置いた。すると花陽は驚き悲鳴をあげだ

 

真姫「ちょっと!シオン何してるのよ!」

 

シオン「ゴメン、ゴメン。こんなに驚くとは思ってなかったんだ」

 

シオンは少し笑いながら答えた。アイツ絶対ワザとだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道

 

俺達4人が何故か花陽を送る事になった

 

ヨウタ「な〜んで、俺達も一緒な〜のよ」

 

真姫「自分から話したのが悪いのよ」

 

ヨウタ「みんなが聞きたいって言ったから話したのよ」

 

俺はちょっとした悪意を込めて真姫の真似をして答えた

 

真姫「ちょっと!マネしないでよ!」

 

ヨウタ「真似してないですけど、あ〜はん?」

 

シオン「少し落ち着け。それに最初に無駄話したのはヨウタだろ?」

 

ヤヨイ「けど、花陽ちゃんを驚かせたのはシオン君ですよ」

 

シオン「う、うっせーな」

 

フミ「当分は怖い話は出来ないな」

 

ヨウタ「じゃあ、次はすべらない話でもしますか?」

 

真姫「アンタ達、少しは反省しなさいよ」

 

俺達は真姫に注意されると空返事で答える。そして歩く事数分。真姫が「あッ!」と声を上げる

 

シオン「ん?どうした?」

 

真姫「忘れ物した見たいだから、部室に取りに行ってくるわ」

 

シオン「一緒に行こうか?」

 

真姫「べ、別について来なくて大丈夫よ」

 

ヨウタ「あの話、聞いた後だが怖くないのか?」

 

真姫「こ、怖くないわよ!」

 

 

そう言って真姫は学校へと戻って行く

 

シオン「たく、素直じゃねーんだから。ちょっくら俺も行ってくるわ」

 

そう言ってシオンも学校に戻って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫「まさか、部室にノート忘れちゃうなんて…」

 

真姫は朝とは違い静まり返った学校に到着した

 

真姫「夜の学校って不気味よね…」

 

真姫はため息混じりにボヤく。するとヨウタの怖い話が脳裏に蘇った

 

真姫(ちょっと何を思い出してんの!?どうせ作り話よ!?)

 

真姫が頭から怖い話の事を消そうとした時だった

 

シオン「どうした?入らないのか?」

 

シオンは真姫の後ろに立ち声をかけた

 

真姫「きゃあああ!!」

 

シオン「うお…!?ビックリさせるなよ」

 

真姫「コッチの台詞よ!何なのよ!後なんかつけて!」

 

シオン「心配でついて来たんだよ。そこは礼を言う所だろ。礼(霊)だけに」

 

真姫「つまんないわよ」

 

シオン「ハイハイ。で、忘れ物取りに行かないのか?」

 

真姫「そ、それは…」

 

シオン「もしかしてビビってんのか?」

 

真姫「そ、そんな事ないわよ!」

 

シオン「なら入るぞ。ついて来い」

 

俺は真姫と2人で夜の音ノ木坂の校舎に入った。しかし夜の学校は不気味なものだ。よく警備員は働けるな

 

シオン「何処に忘れたんだ?」

 

真姫「多分、部室だと思うわ…」

 

シオン「部室ね〜。あそこの廊下は空き教室が多いから不気味なんだよな〜」

 

真姫「ちょっと!変な事言わないでよ!」

 

シオン「やっぱ怖いのか?」

 

真姫「そ、そんな訳ないわよ!」

 

シオン「なら、良いんだけど」

 

俺と真姫はスマホのライトを頼りに部室に向かう

 

シオン「ライトつけなかったら真っ暗だな。な?真姫?」

 

俺は真姫の方を向いて質問したのだが、答えが返って来ない

 

シオン「真姫?」

 

真姫「な、何よ…」

 

真姫は少し驚きながら返事をした

 

シオン「やっぱり怖いのか?」

 

真姫「べ、別に怖くなんか…」

 

俺は強がる真姫を手を掴んだ

 

真姫「な、何するのよ!?」

 

シオン「これだと怖くねーだろ?」

 

真姫「う、うん…」

 

シオン「俺の後ろにいろ。後、絶対に手を離すなよ」

 

そして、俺達は学校の廊下を進み無事に部室へと到着した

 

シオン「あったか?」

 

真姫「うん。部室に忘れてたみたい」

 

シオン「良かったな」

 

俺達がノートを見つけて帰ろうとした時、俺達に眩しい光が当たる

 

シオン「眩し!?」

 

警備員「何してんだ?お前ら?」

 

光の正体は警備員だった

 

シオン「すいません。忘れ物したから取りに来ました」

 

警備員「そうか。暗いから気をつけて帰るんだぞ」

 

シオン「うぃす。行こう真姫」

 

真姫「うん…」

 

俺と真姫は部室を後にした

 

シオン「まぁ、何もなくて良かったな」

 

俺は真姫の方に視線を移すと、ふと窓から向かいの廊下が見えた。裏庭を挟む向かいの教室にはポツリと灯りが動いていた

 

シオン「何だ?あの灯りは?」

 

真姫「何って警備員の人でしょ」

 

シオン「けど、あんな短時間であそこまで移動出来るか?」

 

真姫「それって、もしかして…」

 

俺は察しろとばかりに頷いた。それで理解したのか真姫の顔は青ざめていく

 

真姫「きゃああああ!!」

 

真姫は恐怖の余りに悲鳴を上げ、シオンを置いて逃げてしまった

 

シオン「待て!真姫!たく、置いて行くなよ」

 

俺は頭を掻く。しかし、やっぱ不気味だな

 

シオン「俺も怖がってる場合か。真姫を探しに行かねーと」

 

そう思った矢先、廊下から奇妙な呻き声が聞こえて来る

 

シオン「な、何だ!?」

 

俺は呻き声に驚愕した時だった

 

ヨウタ「うおぁ〜。ゾンビだぞ〜!!」

 

シオン「…」

 

俺はとりあえず馬鹿の足にローキックをかました

 

ヨウタ「イデ!!何しやがる!?」

 

シオン「それはコッチの台詞だ」

 

ヨウタ「驚かせようとしたんだよ」

 

フミ「おい!何してんだよ」

 

ヨウタ「フミ、すまん。失敗した」

 

フミ「たく、駄目じゃねーか」

 

シオン「お前ら」

 

フミ「何だ?」

 

シオン「色々と聞きたいが、単刀直入に言う。何でいるんだ?」

 

ヨウタ「だから、驚かせようとしてたんだよ」

 

シオン「はぁ!?」

 

フミ「説明したら長くなるが…」

 

それはシオンと真姫が学校に向かった直後の事

 

ヨウタ「アイツら夜の学校に向かったよな」

 

ヤヨイ「そうですけど、それがどうしましたか?」

 

ヨウタ「よし!フミ、先回りするぞ!」

 

フミ「言うと思ったよ」

 

ヤヨイ「ちょっと!何しようとしてるんですか!?」

 

ヨウタ「怖い話をした後だろ。だから、怖がらせに行くんだよ」

 

フミ「そう言う事」

 

ヨウタ「よぉ〜し。急ぐそ〜!フミ」

 

ヤヨイ「あ、ちょっと!?2人共!!」

 

これが俺とフミが夜の学校に忍び込んだ経緯である

 

シオン「何で、そう毎回変な事ばかり思い付くんだよ」

 

ヨウタ「面白いと思って」

 

シオン「そのせいで真姫が怖がって逃げたんだよ!」

 

ヨウタ「何だ〜。アイツ、強がってたくせにビビってんじゃん」

 

シオン「ごちゃごちゃ言ってねーで探しに行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正門前

 

真姫「どうしよう…シオン置いてきちゃった…」

 

真姫はシオンを置いてきた事に気付き校舎に戻ろうと考えるが、足が震えて動けなかった

 

真姫(シオンなら心配ないよね…?)

 

真姫は自分の心に問い聞かせた。その時、練習の時に聞いていた怖い話を思い出した

 

ヨウタ(鎌と彼氏の生首を持った男が狂気に暴れ回ってたんだってさ)

 

真姫「さっきの灯り…そ、そんな訳ないわよね…でも、もし…」

 

真姫は嫌な予感がしたのかすぐに校舎に走っていく

 

真姫「シオーン!」

 

真姫はシオンの名前を呼びながら探したが、シオンの返事は帰って来なかった

 

真姫「まさか…シオン…!!」

 

不安になりながらも探していると、校舎の階段前でシオンと他2人と遭遇した

 

真姫「シオン…」

 

シオン「真姫、聞いてくれよ。コイツらが…」

 

真姫「シオン…!!」

 

真姫は泣きながらシオンに抱きついた

 

シオン「オァッ!ど、どうした?急に?」

 

真姫「名前…呼んでるんだから返事ぐらいしなさいよ…」

 

シオン「悪かったな」

 

俺は怖がってる真姫の頭を撫でる

 

真姫「馬鹿…心配したんだから…」

 

そうか、俺の事を探しに来てくれたんだよな

 

シオン「ありがとな」

 

探しに来てくれた事に免じて、『真姫が離れなけば』とは言わないでおこう。それにしても…

 

ヨウタ「若いですね。お2人さん」

 

コイツら2人の馬鹿にしたような視線がムカつく。ブッ飛ばしてやりたいがこの状況だと耐えるしか無いな。クソが…

 

フミ「じゃあ、先に校門前で待ってるからな」

 

ヨウタ「落ち着いたら来いよ」

 

そう言って馬鹿2人は先に校舎を出て行った。ちくしょう、後でぶん殴ってやる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫も落ち着き、校舎から出た俺達

 

真姫「アンタ達、本ッ当最低!!」

 

ヨウタ「いや〜すまん!!この通り」

 

フミ「こんな、怖がるとは思ってなかったんだ」

 

シオン「やり過ぎなんだよ」

 

真姫「そうよ!ライトなんか照らして!」

 

ヨウタ「ライト?何の事だ?」

 

シオン「俺と真姫が部室から出た時、窓から見えたんだよ。向かいの廊下から灯りが動くのが」

 

ヨウタ「え?俺、シオンが1人でいたから急いでゾンビの真似やったんだが…」

 

フミ「俺もコイツが何か怖い音を流せって言うからスマホいじってライトは照らしてないぞ」

 

シオン「じゃあ、あの灯りって?」

 

ヨウタ「成る程ね。よし!振り向くな!走るぞ!」

 

フミ「まぁ、そうなるよな」

 

そう言うとあの馬鹿2人は走り出した

 

シオン「真姫、俺達も行くぞ!」

 

俺は真姫の手を掴み走り出す。あの馬鹿の言う通り振り向かず走ったのが、俺の手は震えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

ヨウタ「いや〜走った」

 

シオン「お前が走らせたんだろ」

 

フミ「走ったら腹減ったな」

 

ヨウタ「そうだな。ユウノスケのラーメン屋にでも行くか」

 

フミ「安定の場所だな」

 

ヨウタ「2人も行くだろ?」

 

真姫「私はパス」

 

ヨウタ「何だよ。ノリ悪いな」

 

シオン「じゃあ、俺もパス」

 

ヨウタ「マジかよ」

 

シオン「コイツ、送らなきゃ行けねーからよ」

 

真姫1人で帰らす訳にもいかねーしな。俺は送って帰る事にした

 

真姫「別に私の事なんか良かったのに」

 

シオン「あんな、怖がってたのに1人で帰れるのか?」

 

真姫「シオンこそ、手震えてたわよ」

 

シオン「う、うるせーな」

 

たく、痛い所ついて来やがる

 

シオン「家着いたぞ。早く帰れ」

 

真姫「そうしたいんだけど…」

 

真姫の目線を指す方向に目をやると、俺はまだ手を掴んだ状態だった

 

真姫「いつまで掴んでるの…?」

 

シオン「わ、悪りぃ」

 

俺は咄嗟に手を離す。俺と真姫の間には何かぎこちない雰囲気が流れていた

 

シオン「じゃあな。明日、学校で」

 

俺は真姫を家に送り終え駅に向かおうとした時だった

 

真姫「シオン!!」

 

俺は名前を呼ばれ振り返る

 

真姫「そ、その…きょ、今日はありがと」

 

シオン「おう!」

 

俺は笑いながら真姫に返事した。色々とあったけど今日の出来事はあまり大ごとにしないようにしないとな

 

 

つづく




本当は8月に投稿予定でしたが忘れてました
すいません。さぁ〜て、次は誰を書こうかな?
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