そして深夜投稿
まぁ、正直に言うと
データ飛んだ
作り直した
それだけ
そして、時間掛かった
ユウノスケ「つーか、テメェ何者だ?」
???「俺はユウヤ。ダイを倒して神田最強になろうとしたんだが…」
コイツは名を名乗ると聞いてもねーのに喋り始める
ユウヤ「2日前にダイに勝負ふっかけたんだが俺はこの世界から降りたって言いやがってよ」
ユウノスケ「じゃあ、お前が神田最強って事でいいじゃねーか?」
ユウヤ「はぁ?ふざけてんのか!?テメェ!!さっさと俺と勝負しやがれ!!」
ユウノスケ「てよ、マサ」
マサ「俺か?」
ユウノスケ「お前がダイ倒しただろ?」
マサ「倒したって言いってもな…そもそもダイはボロボロだっし…」
ユウヤ「チッ、何だよ。ただの漁夫の利か」
コイツ、いちいち癇に触る野郎だな
ユウノスケ「ここだと、他の人に迷惑だから一旦外に出るぞ」
マサ「客は俺しかいねーけどな」
ユウノスケ「うるせ!いいから出るぞ!?」
ユウヤ「で、ダイをボコボコにした奴って何処のどいつだ?」
ユウノスケ「音ノ木坂の奴だ」
ユウヤ「はぁ?音ノ木坂って女子校だろ?」
ユウノスケ「意外と知られてないが、生徒不足で去年から一応共学になった」
マサ「それに男子生徒は片手で数えられる人数だ。探しやすいと思うぞ」
ユウヤ「たく、骨折り損かよ」
ユウノスケ「おい、もう下校時刻は過ぎてるから行っても意味ないぞ」
ユウヤ「うるせーな。いちいち」
そう言ってアイツは去って行く
ユウノスケ「たく、ありがとうぐらい言えや」
翌日、スクールアイドル部の部室
フミ「どうぞぉ〜」
ヨウタ「大将、これは?」
フミ「スパムです」
ヨウタ「スパム!!」
ヤヨイ「えっと…その…」
シオン「何やってんだ?」
フミ「コイツが昨日観たお笑い番組のネタを覚えたって言うからよ」
シュウジ「それで、やっていたと?」
ヨウタ「まぁ、そう言う事だな」
シオン「ほら、馬鹿な事やってないで屋上行くぞ」
けど、屋上行っても正直やる事ないんだよなぁ〜
シオン「屋上に来たのは良いんだが…」
フミ「ヤバイ…走馬灯が…!!」
ヨウタ「しょうもない人生!」
シュウジ「まだやってるのか?」
ヤヨイ「ほんと、飽きないですよね〜」
にこ「たく、なにボサッとしてんのよ」
ヤヨイ「にこさん。あの2人がですね」
ヨウタ「しのびねぇな」
フミ「構わんよ」
真姫「さっきから2人は何してんの?」
シオン「昨日やってたお笑い番組の真似だってさ」
真姫「全く、幼稚な事して」
希「けど、2人の仲が良いのは良い事やない?」
海未「けど、アレは少し羽目を外し過ぎな気が…」
絵里「ちょっと!2人共遊んでないで色々とやりなさい」
ヨウタ「ホラ、手伝えってよ」
フミ「ちょっと、何言ってるか分からないですね」
ヨウタ「なんで何言ってるか分かんねーんだよ!」
海未「全く、貴方達は…」
あ、やべ!顔は笑ってるけど目が笑ってない
フミ「よし、練習疲れて喉渇いてると思うから買い出しに行ってくるわ」
ヨウタ「流石に9人分は持てないだろ?俺も行く」
ヤヨイ「何処か行っちゃいましたね」
シュウジ「危険を察知して逃げたな」
海未「心配なのでシオンもついて行ってもらってよいですか?」
シオン「まぁ、そうなるよな」
ヨウタ「たく、何でお前も付いてくんだよ」
シオン「お前らの監視役だ」
フミ「まるで犯罪者の扱いだな」
ヨウタ「それなら、俺達はアンチェインだな」
シオン「意味わかんねーよ」
ユウヤ「おい」
3人でダベりながら校門を出るととある奴に声かけられる
ヨウタ「ん?誰だ?お前」
ユウヤ「俺の名はユウヤ。誰だ?この中でダイを倒したって奴は?」
ヨウタ「ダイって誰だ?」
フミ「知らん」
シオン「お前ら忘れたのか?神田高の頭だよ」
ヨウタ「あー、何かいたな」
シオン「たく、どんだけもの覚えが悪いんだよ」
フミ「もの覚えが悪いつーか、興味ない」
ヨウタ「わかるー!?だって1回や2回会った奴の事なんて…」
ユウヤ「テメェら!ふざけんのも大概にしろよ」
ヨウタ「あ?こっちだって、ただふざけてんじゃねぇよ。真面目にふざけてんだよ」
ユウヤ「んだとテメェ!!」
ヨウタ「何だよ。触んな」
急に胸ぐら掴む奴がいるかよ。制服が破けるだろうが
ヨウタ「つーか、テメェこそふざけんなよ。胸ぐら掴みやがって」
シオン「落ち着け。こんな奴に関わっても損するだけだ」
ユウヤ「はぁ?こんな奴ってどう言う事だ!?」
フミ「世間的にヤベー奴って事だ。俺達はお前に構ってる暇は無い」
ヨウタ「たく、遅れたら怒られるだろうが。行くぞ、買い出しサボってたと思われる」
ユウヤ「待て!テメェら!!」
ヨウタ「何だよ!!さっきから!!」
ユウヤ「ダイを倒したって言う奴がいるなら俺と勝負しろ」
ヨウタ「はぁ?何言ってんだ?」
ユウヤ「勝負しろって言ってんだ!?」
ヨウタ「え〜と…ダイって誰が倒したっけ?」
シオン「俺は別の奴と喧嘩してたから知らん」
フミ「俺は負けたな」
ヨウタ「俺も負けた。アレ?誰が倒したっけ?」
フミ「確かお前が2対1で喧嘩してて…」
ヨウタ「その後、フミが来て…」
シオン「俺が来た時には決着がついてた」
ヨウタ「じゃあ、誰が?」
ユウヤ「あーもう、めんどくせぇ!!テメェら3人係で来やがれ!」
ヨウタ「んな、卑怯な事出来るか!?」
ユウヤ「どうせ、群れてねーと弱い奴らだろ?」
ヨウタ「確かに否定は出来んな」
フミ「つーか、タイマンで自分自身が強いと思ってるなら勝負しなくて良くねーか?」
シオン「確かにな。もう答え出てる訳だし」
ヨウタ「そうだな。お前は俺達より強い!以上!」
シオン「なら、早く買い物行こうぜ」
ユウヤ「テメェら!待ちやがれ!!」
何か叫んでるが関わりたくねーし、俺達は無視してスーパーに向かう事にした
そして、放課後。珍しく野郎メンバー5人で公園にいた
ヨウタ「一体、アイツは何だったんだよ」
ヤヨイ「アイツって絡まれた人の事ですか?」
フミ「いきなり、喧嘩売って来てな」
シオン「全く、何がしたかったんだよ」
シュウジ「俺なら喧嘩買うけどな」
シオン「お前は少しアイドル部の事を考えろ」
ヨウタ「下手に喧嘩すると廃部になる。手出せるか」
ヤヨイ「その自覚があるならタバコ吸うの辞めてもらって良いですか?」
フミ「全くだ。非喫煙者の事を考えろよ」
ヨウタ「てよ、お前ら」
シオン「いや、お前もだよ」
シュウジ「全く、紙タバコなんか吸ってないで俺みたいにiQOSにしろよ」
フミ「オメーも吸うな!紙もiQOSも未成年ダメだろ!?」
ヤヨイ「本当にマイペースな人達ですね…」
シュウジ「けど、次も絡んで来たらどうすんだ?」
ヤヨイ「そうですよ。変な事に巻き込まれないうちに対処した方が良いですよ」
ヨウタ「そう言われてもなぁ〜」
フミ「つーか、アイツの目的って何だよ?」
シオン「確か、神高のダイを倒した奴は俺と勝負しろって言ってた気が…」
ヤヨイ「そう言えば誰がダイを倒したんですか?」
シオン「俺は四天王の1人を倒して、コイツらの所に到着した時には決着付いていた」
フミ「俺は勝てなかったな」
ヨウタ「俺は2対1で勝負して1人しか倒せなかった」
シュウジ「それってどう言う事だ?」
ヨウタ「神高の四天王の1人と喧嘩する予定だったんだけどよ、何故かその場所にダイもいてさ。1人は倒せたんだけど、結局ダイと決着つける前にフミが到着してバトンタッチしたわけ」
ヤヨイ「それで、フミ君が負けて」
フミ「その後にマサが来てダイに勝ったんだよ」
シオン「これ、話聞いた限りだとヨウタが勝負するべきなんじゃないか?」
ヨウタ「はぁ!?嫌だよ!!面倒くせぇ!!」
シュウジ「2対1じゃなかったら勝てた可能性あるだろ?」
ヨウタ「いや、無理だろ!?俺フミと互角よ!!フミが負けてるなら俺が勝てねーよ」
フミ「けど、あの時俺が来なかったらお前、勝負続けてただろ?」
ヨウタ「痛い所突いて来るな…」
シオン「じゃあ、お前がケリつけるしかねーな!」
ヨウタ「何で俺が汚れ役買わないといけねーんだよ!」
フミ「昔のお前なら、こういう時は真っ先に勝負してたのにな」
ヨウタ「中学の時はな。けど、今問題起こすと穂乃果達に迷惑掛かるだろ」
シュウジ「じゃあ、ここは俺が…」
シオン「シュウジ。お前は少し引っ込んでろ」
ヤヨイ「ヨウタ君もμ'sの事も気にかけるようになったんですね」
ヨウタ「当たり前だろ!一応、マネージャーなわけだ。それより、また穂乃果の悲しい顔が見たくねーんだよ」
フミ「ヨウタ。お前、穂乃果と何かあったのか?」
ヨウタ「はぁ?何言ってんだよ?」
フミ「なんつーか、お前らしく無い事言ってたから」
ヤヨイ「確かに、今までヨウタ君の口から聞いた事無かったですね」
シオン「神高の時、穂乃果に怒られても聞く耳持って無かったしな」
フミ「つーか、今までも喧嘩の事を穂乃果に怒られても聞く耳すら立てて無かったよな?」
ヨウタ「勘違いしてるらしいから言うが、俺が喧嘩する時は自分か仲間を馬鹿にされた時だけだ」
そう言って俺は公園から出る。全く、めんどくせぇ事に巻き込まれたよ
そして場所は変わり
ユウヤ「たく!何なんだよ!?アイツ!!」
俺は神田明神の階段で不貞腐れる
ユウヤ「クソが!」
俺はイライラして空き缶を地面に叩き付けた
希「そこの君」
ユウヤ「あ?」
見覚えのある制服を着た女が立っていた
希「ポイ捨てはあかんよ。ゴミ箱があるんやからそこに捨てないと」
ユウヤ「チッ…」
急に絡んで来た女の言う事を聞くのはムカつくが俺は空き缶を拾い直しゴミ箱に捨てる
ユウヤ「これで満足か?」
希「ちゃんとマナーを守らないとバチが当たるからなぁ〜。次からは気をつけてや〜」
ユウヤ「待て!」
希「なんや?まだ、ウチに何か用があるん?」
ユウヤ「お前、音ノ木坂だろ?ちょっと面貸せ」
希「もしかしてナンパ?けど、ちょっと強引やと思うよ」
ユウヤ「ナンパじゃねぇよ!?つーか、お前みたいな女、誰が…ナンパ…する…か…」
俺はマジマジと女を見ると…クソが…!!
希「あれ?急に元気なくなったけど、どうしたん?」
ユウヤ「うるせー!面貸せって言ってんだよ!」
希「そんな乱暴な事するんやったら大声で助けてって言うよ?」
ユウヤ「チッ。なら単刀直入に言う。お前、音ノ木坂にいる不良の事知ってるのか?」
希「知ってるって言ったらどうするん?」
ユウヤ「なら、教えろ」
希「なら、それなりの態度ってあるんやない?」
ユウヤ「チッ。教えて下さい…お願いします」
俺は見ず知らずの女に頭を下げる
希「よろしい♪なら教えて上げる」
ユウヤ「さっさとしろ」
希「そんなに焦らなくてもええんやない?別にウチは逃げたりせぇへんよ」
何なんだよ?この女の子はさっきから
希「ウチの学校に男子生徒って5人いてな、その中でも1人は真面目なんやけど4人がどうも問題児みたいでな」
ユウヤ「そんな話はどうでもいい。誰が強いんだ?ソイツらの誰かが強いってのは耳に入ってるんだよ」
希「なんで、そんな強い人と勝負したがるん?」
ユウヤ「決まってるだろ。勝って俺の名を知らしめるんだよ」
希「ただ強くても意味ないんやない?」
ユウヤ「はぁ?」
希「本当に強い人は無闇に喧嘩売ったりはせぇへんと思うよ」
ユウヤ「何だよそれ…」
俺は自販機に向かい小銭を入れ紅茶のボタンを押した
ユウヤ「ホラよ。教えてくれた礼だ」
希「あ、ありがと」
ユウヤ「ソイツらと知り合いなら伝えておけ。明日も来るってな」
俺は女にそう言って帰路に着く
その夜
シオン「何だよ。急に呼び出して」
フミ「すまない。終電までには終わらせるつもりだ」
シオン「バイクで来たから時間は気にすんな。まぁ、大体呼ばれた事については察しは付くけどな」
フミ「なら、話が早い」
シオン「言っておくが俺はお前にアイツを譲るつもりは無い」
フミ「それは俺も同じだ。アイツが喧嘩しねーなら俺がケリをつける」
シオン「お前らと出会ってから景色が綺麗に見えた事はねぇ。お前らが邪魔でいつも霞んでやがる」
フミ「なら、今日で霧が晴れるといいな!」
俺はシオン目掛けて飛び膝蹴りをかますが、シオンは両手の橈骨で防いだ
シオン「テメェの蹴りも大した事ねーな!」
俺が地面に足を付けたと同時にシオンは俺の顔面に裏拳をかまして来る。そして見事に顔に直撃したが、俺も負けじと顔面を殴り返す
フミ「オラッ!!」
シオン「グッ…!!」
怯んだ隙を見て俺はシオンの腹に蹴りをお見舞いした。蹴られた反動でシオンは後ろに3歩下がる
フミ「何だ?これで地元のテッペン取ったのか?大した事ねーな」
シオン「うるせぇ!」
シオンは俺目掛けて走ってきた。俺はシオン目掛けて後ろ回し蹴りを首に放ったが避けられてしまい、そのまま押し倒されバランスを崩し倒れ込む
シオン「カッコつけんじゃねぇよ!」
俺はシオンにマウントを取られ顔面を数発殴られる
フミ「2、3発はいいの入れるじゃねーか!」
俺は背中に全体重をかけ横にシオンを倒す。そして次は俺が顔面に数発お見舞いしてやった
シオン「うおぁぁ!!」
シオンは全体重で俺を払いのける。しかし、2人共、立ち上がるがやっとだった
フミ「やっぱ、お前…強えぇわ…」
シオン「テッペン取った実力…舐めんじゃねーよ…!」
そして再びシオンは俺目掛けて殴り掛かって来る。疲労からか俺は避ける事も出来ず顔面に右ストレートを喰らう。その後もシオンは容赦なく俺の腹に膝を入れて来た
フミ「グヴッッ…!!」
再びシオンが俺の顔面を殴って来たが俺はその手を掴み、カウンターで腹に2発も拳を叩き込んだが、それでもシオンは怯む事なく俺の顔面に拳を入れて来る
シオン「どうした?終いか?」
フミ「フッ…」
俺は鼻で笑いシオンの脇腹に蹴りを入れる。1発は入ったが2発目は防がれてしまい、俺は陣中に頭突きを喰らわされた。しかし俺は負けじと更に顔面に裏拳をお見舞いする
フミ「ハァハァ…どうだ…?参ったか…?」
シオン「誰が降参するかよ…」
フミ「あー!もうめんどくせぇ!!」
俺はシオンの顎に2段蹴りを入れてやった。シオンは顎を蹴られた反動で上に吹き飛び、そのまま倒れ込んだ
シオン「くそ…立ち上がれねぇ!」
フミ「じゃあ…俺の勝ちだな…」
シオン「ったく…参ったぜ…」
フミ「どうだ?霧は晴れたか?」
シオン「ああ、負けたはずなのによ…目の前の景色がよく見える…」
フミ「それは良かったな…」
シオン「お前…勝てよ…」
フミ「さぁ?どうだろうな」
俺はシオンに言い残し駐車しているバイクに向かう
シオン「手ぐらい貸せよ…起き上がれねぇって言っただろ…」
翌日
ヨウタ「何でお前ら顔ボロボロなんだ?」
シオン「うるせーな。テメェのせいだろ」
フミ「全くだ」
いや、俺のせいって八つ当たりもいい所だよ
シュウジ「喧嘩に巻き込まれたら俺も誘えよ」
シオン「巻き込まれてねーよ」
ヤヨイ「本当に程々にしないと2人共、学校での評価に響きますよ」
フミ「証拠もねーから大丈夫だろ」
そう言うとフミは立ち上がり屋上を出ようとする
ヨウタ「おい、どこ行くんだ?」
フミ「私用だ。私用」
そう言ってフミは屋上から出て行った
ヨウタ「何なんだ?アイツ」
フミ「やっぱり来たか」
ユウヤ「あ?お前はダイに負けたんだろ?」
フミ「ああ負けた。けど、俺に勝てないとアイツに負けるぞ」
ユウヤ「何だ?親玉は俺を倒してからってか?」
フミ「アイツの舎弟になるつもりもなったつもりはねぇ。ただ俺にも譲れない物があんだよ」
ユウヤ「面白れぇ」
フミ「そうと決まればついて来い」
俺は神田明神を喧嘩場所に選ぶ
フミ「ここなら大丈夫だろ?」
ユウヤ「つーか、テメェ顔ボロボロだぜ。勝てんのか?」
フミ「やってみなきゃ分かんねーだろ!!」
ユウヤ「なら、やってみろよ!!」
フミ「流石に昨日…派手にやり過ぎたな…」
アイツ…口だけかと思ったら相当な実力者だ。ダイに喧嘩売っただけはある
フミ「今は少し休むとするか…」
俺は壁に持たれ掛かるように倒れ込み、電子タバコを吸う。煙が消えると同時に俺の視界も暗くなって行った
俺はどのくらい休憩していたのだろうか。目を開けようとしたが、眩しさのあまり視界を横に逸らす
フミ「う…う、ん?ここは何処だ?」
俺が目を開くと見知らぬ天井だった。俺は力を振り絞り上半身を起こすと白いベッドの上にいた
ことり「うわ〜ん、フミ君。良かったよぉ…」
フミ「こ、ことり…」
俺はことりに泣き付かれる。つまり俺は病院のベッドで寝ていたのか
ことり「フミ君が…フミ君がボロボロになって倒れてるって言われたら…」
俺は自分の胸元で泣いていることりの背中に両腕を回した
フミ「ごめんな…心配かけて」
俺はことりの背中をトントンと叩く。すると俺が着ている服の胸元をギュッとする力が強くなる
ことり「あんまり無茶したらダメだからね…」
フミ「ああ、次からは気をつけるよ」
ことりは少し微笑み、顔を真っ直ぐ上げた。その目尻に残る涙を俺は指で拭い同じように微笑んだ
ヨウタ「あの〜?俺はお邪魔ですか?」
フミ「なんだ。お前も一緒かよ」
ヨウタ「あ?その言い方は無いだろ!?」
たく、見れてたく無い所をよりにもよってコイツに見られるとか一生の恥だな
真姫「ちょっと!病院では静かにしなさいよ」
ヨウタ「あーごめん。ごめん」
俺と馬鹿の会話を聞いてか真姫が扉を開け注意して来た
フミ「真姫も一緒なんだな」
ヨウタ「ああ、ここ真姫の親父が経営してる病院だってさ」
フミ「通りで別荘とか所有してる訳だ」
ヨウタ「つーか、お前らはいつまで俺に見せつけるんだ?」
俺がそう言うと2人は数秒固まり、恥ずかしくなったのか咄嗟に離れ出す
フミ「ことり、すまないがコイツと話がしたいから少し外してもらえるか?」
ことり「う、うん。けど、今はゆっくり休んでね…」
そう言ってことりは病室を後にする
ヨウタ「それにしても派手にやられたな」
フミ「この事はアイツらにも話したのか?」
ヨウタ「知ってるのは俺達3人だけだ。あの2人にもショナイにしてって言っといた」
フミ「けど、後々バレねーか?」
ヨウタ「お前が倒れたのが階段途中だったらしいから、階段から落ちたって事にしとくさ」
フミ「それだと俺は間抜けじゃねーか?」
ヨウタ「喧嘩買ってる時点で間抜けだよ」
フミ「お前には言われたくねーな」
ヨウタ「え?そんな事言うの?折角、仇取ろうとしたのに?」
フミ「頼んでもねーよ」
ヨウタ「まぁ、それでもやるんですけどね」
フミ「アイツと喧嘩しないんじゃねーのか?」
ヨウタ「オメーやられて喧嘩しないわけねーだろ」
フミ「おい」
ヨウタ「なんだよ」
フミ「勝てよ」
ヨウタ「あったりめーだろ!バーカ!?」
フミ「前言撤回。負けろ」
ヨウタ「はぁ!?こうなれば嫌でも勝ってやるよ!」
そう捨て台詞を吐いてアイツは病室を出て行った
ヨウタ「たく、アイツも素直じゃ無いんだからよ」
ことり「ヨ、ヨウタ君」
ヨウタ「オッ、ことり。まだアイツに用なのか?」
ことり「うん…フミ君の事、心配だから…」
ヨウタ「そうか。なら、アイツの傍にいてやってくれ。その方がアイツも嬉しいだろ」
ことり「ヨウタ君も無茶しないでね。きっと穂乃果ちゃん心配すると思うから」
ヨウタ「大丈夫だって。俺、意外にタフだから」
そう言って俺は病院を後にする
ユウヤ「クソ!アイツであんなに強いのかよ!!」
俺は喧嘩に勝ったとはいえボロボロだった
ユウヤ「けど、アイツよりも強い奴がいるとは…!!」
俺は音ノ木坂の野郎と喧嘩した時の事が思い出した
ユウヤ「ハァ…ハァ…」
フミ「やっぱ強いな…お前…」
ユウヤ「当たり前だろ…俺は神田最強になるって決めたんだよ…」
フミ「けど、アイツを倒さねーと神田のトップにはなれないぜ…」
ユウヤ「アイツって誰だよ…」
フミ「オメーもあっただろ?金髪野郎に…アイツは強いぜ」
ユウヤ「フッ…ならお前と同じようにボコボコにしてやるよ」
フミ「はぁ〜…言っておくが今のオメーとは格がちげーよ…アイツは…」
ユウヤ「くだらねぇ」
ヨウタ「急に飛び出したのは良いが何処にいるんだ?」
何で運良くコイツは現れるんだ?まぁ、丁度いいか
ユウヤ「おい!」
ヨウタ「うわっ!ビックリした〜ゾンビか?」
ユウヤ「人間だ。テメェ…俺と勝負しろ」
ヨウタ「お前か?フミをボコボコにしたのは?」
ユウヤ「だったらどうする?」
ヨウタ「まぁ、今はパスだな。万全な状態で挑んで来い。それなら何時でも相手してやる」
ユウヤ「上等だよ」
俺はそう言ってフミと勝負した奴の元を離れた
3日後
俺は奴と勝負する為に河川敷に来ていた
ヨウタ「しかし、お前ら2人は傷の治りはえーな」
フミ「昔っから喧嘩してたからな。身体が慣れてんだろ」
シュウジ「2人はタフさだけが取り柄か」
シオン「うるせーな!テメェもだろ!」
レン「けど、本当に来るのかね〜?あのユウヤって奴」
ユウノスケ「俺達に見境なく喧嘩売って来たんだ。逃げるなんてあり得ねーだろ?」
マサ「だな」
フミ「ヤヨイ。頼んだ事調べてくれたか?」
ヤヨイ「はい。バッチリです」
ヨウタ「何頼んでたんだ?」
フミ「ユウヤって奴の事だ。アイツと喧嘩した時、妙にやり辛かったんだよ」
シオン「何だよ?それ」
フミ「アイツと喧嘩していると虚しくなって来たんだよ。それが気になってな」
ユウノスケ「それで、アイツの過去を調べてもらった訳か」
ヤヨイ「彼は学校では1人でいる事が多いみたいです。友達がいないと言うよりは作ろうとしないって感じ見たいです」
シオン「それは、どう言う事だ?」
ヤヨイ「僕も気になって、昔の彼を知る人とコンタクトを取ってみました。調べた所によると彼は両親が転勤族だった見たいです」
レン「それが、どう関係あるって言うのわけ?」
ヤヨイ「小さい頃から両親が転勤続きで彼も転校を繰り返していたみたいです。ここからは憶測になりますが、そのせいで友達がいなかったんだと思います」
フミ「その寂しさからか、喧嘩に明け暮れるようになったってわけか」
ヨウタ「成る程な。まぁ、俺達と似たもの同士って事か?」
シオン「オイ、ヨウタ。お前が考えてる事は大体分かる。ここはガツンと目を覚ましてやれ」
ヨウタ「ああ、1発目覚めの良い奴喰らわしてやるよ」
そうそうしているとユウヤも河川敷に到着した
ヨウタ「よぉ、怪我は大丈夫か?」
ユウヤ「3日もあれば充分だ。それよりテメェ…」
ヨウタ「コイツらの事は心配すんな。立ち会い人でお前とは俺がタイマンで勝負してやる」
ユウヤ「面白い」
ヨウタ「お前ら、ここからはどっちか倒れるまで手出すなよ」
そして、俺とユウヤは向かい合う。先に仕掛けて来たのはユウヤだった。俺に右ストレートをお見舞いするが俺は避ける。すると蹴りを入れて来たが、それも俺は腕でガードし、殴り返した
ユウノスケ「流石、俺達に喧嘩売るだけはあるな。アイツ」
マサ「だな」
ユウヤの顔面に俺の拳が当たると鈍い音がした。ユウヤは吹き飛び倒れるが、すぐに立ち上がる
ユウヤ「野郎…ぶっ殺す!!」
ユウヤは膝蹴りを俺の顔面に入れようとするが、俺は何とか防ぐ。しかし、蹴りの反動でかバランスを崩してしまう
ヨウタ「ヤベ!!」
ユウヤ「オラ!」
俺はユウヤに腹パンを入れられ、片膝を着きそうになるが、そんな事はお構いなしにユウヤは再び顔に蹴りを入れてくる
ヨウタ「のわっ!!」
間一髪で避け、俺はユウヤに卍蹴りを顔面に直撃させた
レン「お、流石ヨウちゃん♪俺っちが教えた卍蹴り使えてるじゃん♪」
フミ「正確には俺がお前に教えたんだがな」
俺は立ち上がりユウヤの顔に再び殴りかかったが、ユウヤはしゃがんで避ける。そして、俺の足を掴み持ち上げ後ろに投げ飛ばした
シュウジ「アイツ、意外にパワーもありますね」
シオン「ああ、喧嘩慣れしてやがる」
俺は再び起き上がるが、ユウヤは俺の顔面に拳を叩き込もうとしていた。だが、俺は何とか避けてユウヤの顔面に右ストレートをお見舞いした
ヨウタ「遅えよ」
ユウヤは再び倒れるが、まだ立ち上がる。鼻血が出ているがおかまいなしだ
ユウヤ「プッ」
ユウヤは血の唾を地面に吐き、不敵に笑う
ユウヤ「オララァ!!」
ユウヤは再び俺目掛けて殴り掛かって来る。しかし、俺も間髪入れず膝蹴りを喰らわす。ユウヤも負けじと俺の腹に殴り掛かる。蹴る殴ると攻防が続き、2人の息は上がっていた
ヨウタ「ハァ…ハァ…」
ユウヤ「ハァ…ハァ…」
そしてユウヤが俺を殴り掛かろうとするが、俺は腕を掴み背負い投げの要領でユウヤを投げ飛ばした
ヤヨイ「これで決着はつきましたね」
フミ「いや、まだだな」
背中から叩きつけられたユウヤだが、意地でも立ち上がる
ユウヤ「うおあおおお!!」
ユウヤは俺の鼻に拳を叩き込んだ。俺はフラフラになり片膝を地面に着き倒れそうになる
ユウヤ「終わりだ…」
倒れそうになる俺の顔にユウヤは蹴りを入れ、倒れた俺の脇腹に蹴りを何発も入れた
ユウヤ「ハァ…ハァ…」
ユウヤは息を切らしながらも立っていた
ユウヤ「俺の勝ちだ…」
ユウヤはそう言うとフミ達の方を向く
ユウヤ「俺の勝ちだ!見たか!クソッタレども!?コイツは負けた!!俺の勝ちだ!?」
ヨウタ「おい」
ユウヤ「!!」
ヨウタ「笑わせるなよ。ユウヤ」
俺は起き上がるとユウヤの胸ぐらを掴んだ
ヨウタ「テメェの事は色々と聞いた。転校続きで友達がいねーなんて知ったこっちゃねーけどよ。そんな捻くれた野郎に俺が負ける訳ねーんだよ!!」
俺はユウヤの顔を力いっぱいにぶん殴ってやった。ユウヤは吹き飛び倒れると起き上がる事は無かった
ヨウタ「おい、生きてるか?」
俺は座り込み、その場でダラダラと口を動かす
ヨウタ「お前は昔の俺を見てる気がするんだよ。捻くれて喧嘩ばかりして、そんなんじゃ楽しくねーだろ?短い高校生活だ。楽しまなきゃ損だぜ」
ユウノスケ「おい、何グダグダ話してんだ?勝負はついてんだろ?」
ヨウタ「オメーら。助けてくれよ。コイツも俺も限界だわ」
フミ「たく、しゃーねー野郎だ」
俺が声を掛けると、みんなが駆け寄って来る
ヨウタ「ユウヤ、一からやり直してみろ。お前から動いて喧嘩以外の楽しい事を見つけてみろ」
レン「そんな事言ってるけど、ヨウちゃん達も喧嘩ばかりしてるじゃん」
ヨウタ「うるせーな。喧嘩以外にも部活があるわ!」
レン「ハイハイ。ほら肩につかまりな。フミちゃんも手伝ってよ」
フミ「分かったよ。お前らはコイツを頼む」
ユウノスケ「おい、立てるか?」
シオン「起き上がれねーと救急車呼ぶぞ」
ユウノスケとシオンがユウヤに声を掛けるとユウヤは起き上がり歩き始める
ユウノスケ「おい!大丈夫なのかよ!?」
ユウヤ「うるせー!1人で歩けるわ!」
そう言いながらもフラフラでユウヤは倒れそうになる
シオン「おい!無茶すんな!」
ヤヨイ「本当、何でこうみんな意地張るんですかね?」
ヨウタ「何でだろうな?」
レン「つーか、ヨウちゃん達腹減ってない?」
ヨウタ「確かに腹減ったな。そうだ!ラーメン食いに行こうぜ」
フミ「また、ラーメンかよ。たまには変わったもの食いに行こうぜ」
マサ「俺、カレー食いたい」
シュウジ「いや、ここはハンバーガーで」
フミ「お前らが決めんな!」
レン「じゃあ、フミちゃんは何処がいいのよ〜?俺っちは甘い物食いたいな〜」
フミ「んなので腹が溜まるか!そうだな。回転寿司とか?」
レン「まぁ、甘い物をあるし俺っちは賛成なりよ〜」
ヨウタ「いや、ここはラーメンだろ」
マサ「俺はカレー」
シュウジ「ハンバーガーだな」
ヤヨイ「全く、皆さん。喧嘩後なのに元気ですね」
ヨウタ「じゃあ、ヤヨイは何が食いたい?」
ヤヨイ「僕は手軽に牛丼とか?」
シオン「お前が牛丼なんて意外だな」
ユウノスケ「俺は米にオカズ乗ってるのはあまり好きじゃない」
ヤヨイ「2人共、いつの間に話聞いてたんですか?」
ユウヤを担ぎながら2人が話に入って来た
シオン「俺は最近流行りの千円から食えるステーキ屋に行きたい」
ユウノスケ「まじか!俺もずっと気になってたんだよ!」
ヨウタ「これで、寿司かステーキ屋に絞られたな」
ヤヨイ「ちょっと、待って下さい!この人はどうするんですか?」
そうだ、飯の事を考えてたらユウヤの事忘れてた
フミ「どうする?1度、コイツを病院に連れて行くか?」
ヨウタ「おい、お前はどうするんだ?このまま病院に行くか」
俺はユウヤに質問すると、ユウヤは呼吸を整え口を動かした
ユウヤ「…レス…」
ヨウタ「何て?」
ユウヤ「ファミレスに…連れてけ…」
ユウノスケ「コイツ、ちゃっかり飯食おうとしてるぞ」
ヤヨイ「けど、良いんじゃないですか?ファミレス」
レン「確かに、今食いたい物全部揃ってるしね〜」
シュウジ「ファミレスより俺はサイゼ…」
シオン「お前は話をややこしくするな」
フミ「じゃあ、ファミレスで決まりって事でいいか?」
ユウノスケ「そうだな。一応、ステーキ食えるし。値段も安いしな」
マサ「だな」
ヨウタ「よし、なら早速行こうぜ!」
こうして俺達はファミレスに向かう事にした
ユウノスケ「おい、何笑ってんだ?お前?」
ユウヤ「別に笑ってねーよ」
シオン「まずは素直になる所からだな」
ユウノスケ「もし、友達がほしいって言うんなら俺のラーメン屋に顔を出してみな。嫌でも友達出来るぜ」
シオン「俺達が殆ど通ってるからな」
ユウノスケ「お前が嫌じゃなければの話だがな」
ユウヤ「迷惑じゃねーのか?」
ユウノスケ「一応、客だしな。クレーム言わねーなら大歓迎よ。勿論、代金はキッチリ貰うけどな」
ユウヤ「暇な時ぐらいは顔出してやるよ」
シオン「そしたら毎日通う事になるぜ」
ユウヤ「チッ。減らず口を…」
フミ「おい、おせーぞ!お前ら!」
ユウノスケ「お前らが早過ぎるんだよ!」
レン「こっちは腹減ってるんよ。早く早く〜」
シオン「たく、おい少しスピード上げるから歩幅合わせろよ」
親父、お袋。ダチが出来ねーのは転校が理由だと思っていたが、そうでも無さそうだ。どうやら俺自身が拒んでいた見たいだ。けど、今は俺にもダチって奴が出来そうな気がするんだ
ユウヤ「フッ…」
ユウノスケ「どうした?おかしな事でもあったか?」
ユウヤ「何でもねーよ」
シオン「変な奴だな」
つづく
新キャラはこれからも
準レギュラーとして
登場するので活躍お楽しみに
そして、喧嘩回、オリキャラメイン回は
相変わらずμ'sの出番が少ない
また、リア友に怒られるよ…